2017/11/17 08:59 | マーケット | コメント(4)
広島にて
えー、今週は出たり入ったりがあったんですが、結局広島に落ち着いています。まだまだカープロスのようで、広島のみなさんと傷を舐めあってます(笑)。
広島の生活は快適です。
街の真ん中までどこから行ってもおよそ10分も有れば移動できそうです。大体の所は市電かJR、またはどちらかが走っているので十分用事は済みます。特に市電は数も多く、まさに飛び乗り、飛び降りで、地下鉄のような上がったり下がったりする手間が無い分、移動時間は早い。広島市内なら一律180円(最近値上がりした)とお手頃です。
百貨店も地元資本の福屋や三越、そごう と揃っており、スーパーもイオンもありますし、地元資本の You me、マダムジョイなど多数が生き残っており、大手薬品チェーンのウォンツもあちこちにあり、まあ、イメージとしては東京を思い切りコンパクトにしたような感じであります。
わたしにとってむしろ一番便利なのはコストコが広島駅すぐ横にある点かもしれません。東京で行こうと思うと、大渋滞を抜けて川崎まで行くもので、最近コストコはほとんど広島で行っている位です。
食べ物についても私にとって必須のおいしいブーランジェリエ、パティスリーがあちこちにあり、選択の幅は広い。新鮮なフルーツや魚介、野菜なども極めて豊富でこれはむしろ東京よりいいものがあるかもしれません。広島を中心に見てみると、九州、四国、山口、山陰、岡山などの経済圏がすっぽりほぼ同距離の円の中に入ってくるので、距離も近く、それだけバリエーションがある、ということになります。
東京はどうしても距離があるので、新鮮さ、と言う点では一歩落ちる訳ですね。普通のスーパーでも野菜は近郊農家の朝どれ、ってのが普通なので、そりゃおいしい訳ですよ(東京でサラダ食べなくなりました)。
唯一の弱点はレストランかな~・・・・
これは同規模の都市と比べても、バリエーションが圧倒的に少ないです。
スーパーなどの充実度を見ても、恐らく外食、という習慣があまりないんだと思います。外食は何か特別なことがあった時の「ハレ」のもので、毎日どっかを食べ歩く、なんて話は確かに聞いたことありません。
ですから、イタリアンにしても、フレンチにしてももうピンポイントで数件のポートフォリオを回すことになりますが、それも慣れてしまうとあまり苦になりません。
お好み焼きはそれこそどこにでもあります。町中はもちろん、どこの住宅街に行っても必ずある。イメージとしては東京のそばや、でありますな。当然出前もOKでありますし、早い店は朝9時から、遅い店だと深夜3時とか、もういつでも食べられますな(笑)。
私は広島人ではありませんが、しばらく食べないとこのソースの匂いが懐かしくなる、まさに「禁断の味」と言えるでしょう。広島に来ると必ずこれを最初に食べています。
宮島もすぐそこなので、四季折々訪れて楽しむことができます。そういえば奥田シェフが宮島に最近レストランを出してきましたが、彼も「ほぼ最高の条件がそろっている場所」と言っていましたね。
ま、慣れてるというのがあるのかもしれませんが、今の所住みやすさNo.1と言う所でしょうか。ということで、ちょっと広島のご紹介を軽くやってみた、と言う感じです。意味はあまりないんですが(笑)。
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4 comments on “広島にて”
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ぐっちー様のブログは,S級からB級まで網羅しているのがとても良いですね.
ぐっちー様の仰る通り,内食が美味しければ外食しない.
外食する人が少なければ外食が育たない.
http://www.stat.go.jp/data/kakei/5.htm
広島は決して少ない方ではありませんが,
都市の規模の割に少ないと言えそうです.
あと…お気づきと存じますが,イタリアンとかフレンチでなく
和食を開拓された方が宜しいかと.
寿司にしても,最上級の地の物を使った
寿司が御座いますでしょう.
一定以上の歴史のある都市には,名士が行くような
(裏口のある様な)矜持のある店が必ずあります.
あー…牡蠣食べたい….
千駄ヶ谷〜代々木にかけて明治通りの交差点近くのフジタ本社の辺りに広島お好み焼き屋がありますた。今は無くなってしまいますた。
関東に帰るとオタフクソースだけで焼きそばは濃すぎる。ウスターソースを半分ブレンドします。
代々木にカンボジア料理 アンコールワットちゅうのがあります。元々、ガード下で営業。よく飲みますた。初め「カンボジア料理」と聞いて、乾物屋と聞こえた。なんだ乾物屋で飲むのかと思ったのですた。
クメールルージュの大虐殺の折、日本に逃げて来たカンボジア人が商社マンの紹介で始めた店のようだす。
ボチボチ、紫波町からは手を引いて若い者に任せて、御自身は広島に取り掛かるって事ですかね?
それにしてもまあ、食い物の事ばっかり^^
街の規模がある程度大きくないと裾野が広がらないし、次は広島で、世界から富裕層を呼べるぐっちーグルメ街を作るんでしょうか。そのうち功績をたたえて、ぐっちー銅像が立ちそう。サンセバスチャンみたいな町が日本の中に出来るなら、大歓迎です♪
まずはoda さん
え、食い物の話ばかりですかね、宮島の話も書いたつもりなんですが・・(笑) 因みに宮島に行ったらあげもみじ、という揚げたもみじまんじゅうがお勧めです。
楽譜さんはさすがに食通でいらっしゃる。
おっしゃる通り、和食という意味では実は隠れた名店がたくさんあるのですが、一見は断る店も多くありまして、ちょっとここでは取り上げにくいのでありまして・・・・以下自粛。別にその店が態度が悪い、ということではなく、もうそういう伝統、ということですね。
わたしとか、予約するとその日のほかの予約を全部断ったりするので、それは先方のご厚意なのですが、ちょっと申し訳無さすぎるのですよね。さらに言えばそういう店ならば東京にもあるので・・・ということで、あまり広島らしい、という点からははずれるのかなと。
ついでに広島は西条と言う日本3大醸造地があるのですが、そういう名店に限って、決して広島の酒にはこだわりません。白鷹しかださない、なんて店もある位で、おっしゃる通りこの分野はすばらしい・・・・でも高いです。毎日は行けません(笑)。ただ、ご指摘の通りです。
Volcano さん オタフクソースだけでやきそば・・・・
やるなら、広島並みに、刻んだキャベツを麺の5倍くらい入れないとだめだと思います。で、あくまでも焼くんです。炒めるのではありません。この、ある意味フライパン(鉄板)に焼き付ける、というのが広島の文化の一つで、ナポリタンなんかも卵を乗っけて鉄板で焼きつけて出してくる店がたくさんありますよ。さすがにナポリタンにはオタフクソースは使いませんけど、なんとなく、合いそうな味にはなってますね。
でもオタフクは今や日本のシェア一位ですからね。私も東京に戻るとkのソース、何に使うんだろう、と正直思ってます(笑)。