2017/08/23 20:12 | Dear friends | コメント(14)
八雲町
紫波でお会いした方に地方再生事業の可能性をみてもらいたい、と言われ、やっと約束を果たすことができた。
函館空港から車で約一時間。
全く知らなかったことばかりでした。
まず、あの北海道土産の定番、木彫りの熊、ってのはこの八雲町で生まれたんだそうで、それを旭川がぱくってアイヌの人に作らせたらしい。
そして、まあ、北海道というのは基本どっかからきた移民な訳ですが、この八雲町というのは徳川尾張藩の使命を受けて、徳川慶勝と言う徳川の殿様の血縁者が、尾張から様々な技術を持つ人を連れてきて開墾にあたった、というすごくユニークな土地なのです。尾張特有の苗字の方も多く、北海道弁も言われてみると微妙に尾張弁のイントネーションが入っていて、とってもユニーク。
尾張ですから、日本で唯一熱田神宮の分社が八雲神社として存在しているのです。まさにミニ尾張というような場所でびっくりしました。知らない事ってあるんですね~。
二海郡八雲町というのですが、なぜ、二海かというと、日本で唯一太平洋と日本海に面している街だから。
山を越えねばなりませんが、それぞれ、一時間位なので、これは実におもしろい。日本海、太平洋の魚が同時に手に入る訳ですからそれはすごい付加価値が付きますよね。
ただ、そこはさすが尾張のみなさんで、質実剛健、というか、平たく言えば「ケチ」でありまして、金払いは渋い(笑)。でもここは海、すぐ平野、そして山とすべてがいっぺんにありまして、まるでサンセバスチャンのような土地なのです。
ビスケー湾が噴火湾に変わっただけ、と言う感じで、いや、ここはまじでポテンシャルありますね。関心しました。
ということで、もう少し八雲町を研究してソリューションを出してやろうと張り切っている所です。北海道新幹線なんてどうでもよろしい。自分たちでビジネスをやることが大事な訳で、これだけのポテンシャルを持った土地はそうそうないです。
ご興味があればご一報を。一度ツアーでもやりますか?
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14 comments on “八雲町”
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> 関心しました。
は「感心しました」ですかね。
紫波町のオガールの件で、ぐっちーさんのことを知り『勇敢な日本経済』を拝読しました。郵政民営化の中身を初めて知りました。
良い処に目を付けた・・
オガールよりも・・
素材が良いのでは・?!
( ^ω^)・・・(笑
間違えました『勇敢な日本経済論』でした。
八雲なら島根由来かと思いましたが愛知だったんですね。
函館から札幌へ向かう列車の停車駅に、確か八雲がありますが、
あの地ですか。日本海に近いとは意外でした。
海産物もおいしそうですが、八雲は日本で唯一、有機JAS認証を受けた「北里八雲有機牛」も生産しています。
日本短角種とフランス原産のサレール種の交雑美味しい赤身肉を生産していますので、機会がございましたらぜひお試しください。
「素材がいい」というより、「素材が違う」という方が正確かもしれませんね。
紫波は周辺人口が50万程度はあるのが強みで、地域内をメインターゲットにしたのが正解だったわけです。
八雲は紫波の1/3程度の人口で、周辺に大きな町もなく、強みはぐっちーさんやみなさんがおっしゃるようなことなのでしょう。
地域に合った振興や事業創造があるわけで、紫波のやり方を八雲でやっても失敗するのでしょう。メインターゲットは道外や海外になるのでしょうか。そのあたりは、いくら素材が良くても料理をするシェフの腕が良くないと台無しになるのと同じですね。
ただ、ペルドンさんの「オガールよりも素材がいい」には違う含みがありそうです( ̄▽ ̄)
まさか日帰りつうこたないだろうナ
見てもらうだけでナンボ?
まあケチと書いてあるので、エエ結果になったとは思わんが
所詮、田舎モンは安けりゃそれに越した事はネエと考えるし、それに元々アイデアに金払う発想もネエ
熊さんもはっつあんも、困った時だけのご隠居頼み
うまくいっても菓子折りでどうよって(笑)
グッチー氏もサービスなんぞする気は毛頭ネエだろうし
FBの囲い込みサイトでシステムコストがまったくかからんトコで、軽くサラリーマンを年収を上回るってもん
ペライチレポートで領収書回して金額ビックリ鳩首会議とかナ(笑)
世の中ナニをするのもゼニがかかる
良く教えてやってつかあさい
目指せ!
金持ちまっしぐら(笑)
北海道は東北人が圧倒的に多いと思っていましたが、尾張徳川からも行っていたんですね。熱田神宮唯一の分社とは、毛色が違いますね。八幡神と諏訪(出雲)神社は数多いが。
こんな面白そうな場所と人々のなかでビジネスでぐっちーはまた名を上げるんだろうな。会社も支社をだすのかな。笑 最近の気候変動が心配だが。
文章でうまく、この八雲という土地の良さが表現できていると思います
この文章を読んで機会があれば行ってみたいと思うのが普通ではないでしょうか?
新規事業開拓がんばってくだはい
アハハハハ・・
深読みしすぎですよ・・
ただ三河の足軽出だから・・
奥方とこは・・将門を討った一族だから・・
これまた・・観方が全く異なる・・
ぐっちーも肌で感じ始めた・・
( ^ω^)・・・(笑
朝起きると、名古屋のほうに向かってお辞儀をしてから
活動するという話を聞いたことがあります。
戦前の話でしょうけどね。
さすが、ぐっちーさん、新しいこと始めてますね。
涼しい北海道に目をつけるのは流石ですね。
今の時期、夏バテ(右肩下がり)カーブの試合を露天球場で見ても疲れるだけですよ。(笑い)
道南で、海(漁業)、平野(酪農・農業)、山(温泉観光)といった産業がしっかり成り立つ基盤がありそうなのも魅力的です。
北海道はやっぱり、食べ物ですよね、松前漬けや石狩漬け、それに三平汁。ポテトにゆめぴりか、ミルクを加工したバターやお菓子類、ああ食べたい、食べたい、食べたい!!
(だけど、みんな盛岡で食べられるところが、日本って凄いって思う。特にこういう水産加工品、田清魚店さんの得意分野。鰊とか、鮭の塩麹漬け、つい買い込んでしまう。)
それこそ、盛岡からだったら、北海道新幹線がちょうどよく使えそうですね。この再生事業のパターン、成功したら青森でも応用できないかなって、思っちゃいます。
森の熊さんには、くれぐれも気をつけてくださいね。
盛岡では、イオンと盛岡市立高校の間に熊が出たと騒ぎになってました。
しかも猟友会・市役所・警察の合同チームが爆竹鳴らしていたところ、逆に襲われたと新聞記事に出てました。
こっちは月の輪ですけど、北海道は羆でしょうから、さらに怖そうですね。
「羆嵐」(吉村昭)って、北海道の熊害(ゆうがい)事件の実話を元にした小説あるんですが、並みのホラー以上に怖かった記憶あります。
北海道出身の私としては、非常に嬉しいです。