2009/06/15 03:41 | 有料配信 | コメント(2)
グラフ
こちらのグラフご覧ください。
有料配信の方へ・・・・中で引用したグラフはこれです。出所は最近愛用のShocked Investor
いろいろな見方をする必要がありあますが、30年債券の利回りの推移を簡単にまとめたもの。
チャートばかりではなくたまにはこういうのも見てみると何か気がつくかもしれません。
ご存知の通り、30年債はMBSと密接な関係があります。
ただの固定債券のアメリカ国債はともかく、償還期限や返済率が刻々と変わるMBSをコントロールするのは至難の業。
この3年間でMBSファンドが、保有している債券がクレジットリスクと無縁であったとしても次々と破綻していった事実を忘れてはいけません。
ベアースターンズが倒産したのもこれが原因です。
予測できているはずのものがまったく違う結果をもたらす悲劇。ハイテクデジタル型金融商品の末路でありますが、この件についてはまた♪
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2 comments on “グラフ”
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ご了承のうえ、ご利用ください。
有料メルマガ購買者ですが,最初の1件以外はその価値が無いのではないかと思います。
皆がぐっちーさんのメルマガを「有料」でも読むのは,通常のメディアでは触れることのできない「隠れたリスク」「隠されたリスク」を知ることができるからだと思います。
例えば,最近の長期金利の上昇に関してですが,最初の有料メルマガで書かれていた,GSの国債のロングはどうなったのか。
まだ保有しているのか。それとも金利上昇を見込んで,見事にショートに振っているのか。
連鎖倒産の危険性が減少し,米金融機関の健康状態はかなり回復しているように見えますが,FannieMaeやFreddieMacが保有・保証している住宅ローンは以前悪化し続けているだろうし,AIGやCitiの不良資産は(オフバランスになっているものも含めて)悪化し続けているだろうと思います。
AIGやCitiに比べれば,その規模は小さいのかもしれませんが,Private Equityという名前で呼ばれていたLBOの人たちも,billion単位の借り入れ資金の返済期限が刻々と迫っているはずです。
こういうことについて教えてください。
Lehman shock以降の混乱は,単なるカウンターパーティリスクの表面化による一時的なものだったのか。
それとも今回の事故は,巨大なleverageを積み上げ続けてきたための当然の帰結としての事故であり,株価や債券市場の回復は一時的なものなのか。
例えば,昨年末から現在にかけての長期金利の下落と上昇は,
・銀行預金では保護されない資金が大量に国債市場に流れ込んだ。 (金利下落)
・国債と,地方債やモーゲージ債との裁定取引 (金利上昇)
が原因かもしれません。
こういうことについて教えてください。
どうぞよろしくお願いします。
それらを
840円で知りたいのですか??
0が随分足りないと思いますが・・どうでしょうか?