2017/05/01 09:43 | マーケット | コメント(16)
今週のぐっちー
今週のメルマガは、先週新しい統計が出て来たセンサスの人口統計分析を中心に、妙に低かったGDP速報値、失業保険申請者数の分析、今週発表の雇用統計に関するテーマ、などを取り上げております。
アメリカの人口統計は、今後のアメリカ経済発展において、極めて重要な要素の一つで、これだけ若年人口層がダイナミックに増える先進国はないのです。にも関わらず、日本ではほとんど取り上げらず、ほぼ唯一ワタクシだけが詳細にレポートをしてきている分野です。
経済学といういい加減な学問において(経済学は現状の分析をすることはできても将来を予測するとはほとんどできない)、この人口論だけがほぼ唯一頼りになるコンパスなのに、これをばかにして、きちんと見ない経済学者が多い日本は本当におかしな国ですね。今の日本の低成長も他の理論では全く予測不可、でしたが1980年代の人口論だけは的確に予測していた、という事実があります。
世間は連休のようで、来るメールの数などもめっきり減って、ちょうどいい感じになっています(笑)。
しかし、働き方改革とかいいながら、未だに連休になると一斉に休む、というライフスタイルから抜け出していないのには愕然とします。私がサラリーマンをやっていた1980年代と全く変わらない。世の中これだけ変わっているのに、働き方だけが高度成長期の時と変わらない、というのはどう考えてもおかしいと思います(就業制度に全く変化がないということはそれだけ時代にマッチしていない、ということ)。
本当に変える気があるなら、まずこの連休を見直すことですね。
大体、みんなが休むので、観光地に殺到してバカ高いホテル代を払ったり、飛行機代を払う、というのはどう考えても不合理ですよね。日本の祝日を大幅に減らしてしまえば、当然有給の消化率は増える筈。そうすれば労働者の休みもばらばらになるので、毎年騒いでいるあの成田空港のばか騒ぎもなくなります。
こういうのこそ、政治の力でなんとでもできるのですから、本気でやるべきだと思いますけどね。これで労働者は欧米並みにやっと働き方を自分で決められるようになります。諸悪の根源はこの連休と、あまりも多すぎる祝日。
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16 comments on “今週のぐっちー”
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またまた、ツッコミどころ満載ですな
ブログ主が煽るのもなかなか面白いわ
トランプ流ですかな(笑)
しかしノーコリ
膠着状態
またぞろミサイル空打ちしてもナンも変わらん
地下鉄は緊急停止したらしいが、小生、NHKの報道見るまで知らなんだ
しかも、ネタ元が韓国のメディアの報道って(笑)
官邸は何してんだ
緊急放送のレベルじゃあネエのかねえ
失敗続きなのは米軍のサイバー攻撃とか、もしくは様子見の自爆とかナ
あと、チャイが圧力かけるからどうのとか
そも、チャイにとって何の得があるんだ?
安倍クンがロシアに行ったのも、北方領土の話なんぞじゃあネエだろうが
ロシアが北朝鮮と地続きって事すら知らねえのが多過ぎ
このあたりのとこしっかり言えるヤツがいないわ
かつて唯一人米軍のイラク侵攻あてたのがいたが・・・
まあ、GWに韓国行くおばさんが沢山いる国だからナ(笑)
連休は取引先が休みで資材発注もままならない。営業も先方が繋がらないと嘆き生産STOP。どこ行っても混んでるし、いい加減みんなで休むって風習やめてほしい。
祝日減らす案はいいと思う。無理やり山の日とか海の日とか作って喜ぶのは賛成できない。そもそもお盆の時期でそこは休む奴は有給とるでしょ!!!
分散して休む習慣が定着すれば日本人まじめだから意外と欧米よりもうまくいくんじゃないかと思います。変に月末金曜に早く退社とか推進するより100倍ましなはず。
地域再生の検討は、
欲かいてできた、顔のシミを消すことから始めないと。
ポートランドにステイすれば、
多少は、シミも消えるかも?
motcy さんの言う通りです。
ほぼすべての国民が同時に休むというシステムはまさに高度成長期の残像でしかありません。どこに行っても高くて混んでいる。そのおかげで交通費、宿泊費にお金を取られ、肝心の地元に落とされるお金が少なくなってしまう。旅館などは確かに満室になりますが、それを維持するために膨大な人件費を払っている。挙句の果てにこんなに祝日が多いために、結局有給休暇が消化されない。
さらに企業サイドから見てもすぐ、週末が連休になってしまうので、その週は大きなイベントが打てなくなり、その企業も残った日に殺到する・・・
ゴールデンウィークをやめ、つまらん祝日をなくすことから働き方革命を考えるべきですよね。全く何考えてんだか。
プレミアムフライデー・・・
月末の金曜日に現場で何が起きているのか、わかってない奴が多すぎる・・ということがはからずも露呈された、ということでしょうかね。
あほ、ですわ。
某最高権力者夫人に頼んでみましょう…か…?(笑)
しかし、プレミアムフライデーの公式PR写真に出てましたね…。
さて、なりすましチャンは…。
アルバイト代、稼ぎに来るかな?(笑)
仕事が出来ない管理職ほど時間で成果を計りたがる。
仕事が出来ないヒラほど権利を主張する。
こんな会社は辞めた方が良いのか。
「有給休暇をとりましょー!!」と勧めて休日を減らしても、結局「有給が取りづらく休日の少ない社会」しか実現しないのが現状だと思います。
「能力給です!実績評価です!」とやった結果がタイコモチと変なアイデア(プレミアムフライデーとかふるさと納税とか)出す奴しか評価されなかったように。
社会的な価値観が変わらない限りどうにもなりませんわ…
兼業農家としては、一年中週末は畑、GW?休日ですか、では畑仕事・・・
暇つぶしの為の余暇にどこかに出かけて散財するという発想はありません!
あっ、家の修理とか支出はありますけれどもね。
所詮 勤務収入だけの給与生活者のための休日増加政策の賜物なのでしょう。
景気刺激消費支出のために、バンバン支出してください!
お後がよろしいようで・・・。
日本人は、みんなと同じことをしていると安心する民族なので
仕方ないと思いますよ。 有給で一人だけ休んでもそわそわして
落ち着かないだけです。
取引先が営業していれば、休んでいても電話かかってくるし。
みんな休みなら安心です!
でも、山の日はいらない! せっかく1週間休みだったのに
あれのおかげで変則な休みになって1日減ってしまってます(涙)
連休見直しよりも、一つの会社に働ける最長年数を法律でMAX10年に規制しましょう
MAX10年で、全社員をリストラできるから、会社としては超嬉しい。東証一部上場の有名企業は、「もっとリストラすればもっと黒字が増える」と経営者が宣言してリストラし続けていたから、そうなんでしょう。
経営者は何故か、成績優秀な社員だけは愛社精神を持っていると思い込んでいる。その優秀社員達は転職として自社に再エントリーすると思い込んでいるから反対しない。優秀でない95%は思考対象外。
従業員側としては、再就職先として選抜される人は極少数だから、10年後には転職が当たり前の社会になる。
で、国民(従業員)が転職当たり前の文化になると、人手不足になるので給料が増える。給料安い会社にはエントリーされない。
実現性低いけど、この方が15年後に企業が、95%の従業員に合わせて会社制度を自発的に変えてくる気がする。最初は経営者に飴を与える。
今の40代以上の人は年収半分以下が当たり前になるけど、どう?
夜逃げ、あるいは破産や民事再生の申立てが多いのが、月末金曜日。
特に土日が31日(30日)や翌月月初になる時。
その狙いは、売掛金の回収を進める一方、申立るということは買掛金の支払いや借入返済をしないこと、資金をMAXに出来ることにあります。
反面、営業や銀行は青い顔する訳です。
私の現場での月末金曜日の経験則でした。
ブラックフライデーとは、まさにブラックジョークですよ。
以前は祝日と祭日を意識して区別していた。祝日はグッチー論でいいが、祭日は、その日であることが文化です。アメリカで7月4日を止めろ、といえるのか? いつから祭日を消して祝日だけにしたのか。女系論と並んで27年テーゼ完遂の工作の一環と思ってる。
いつも勉強になっております。初めてコメントします。
私も連休の見直しに賛成です。私はたまに有休をとって、働く人が行き交う街でボーとしているのが好きです。そうしていると、すごく休んでいる気になります。盛夏の昼に食堂でビールを頼んで周りの殺気を感じることもありますが。
ファンドマネージャーの通勤。深い森に囲まれた広い敷地。そこからセスナでニューヨークまで通勤。
セレブの休日とはどんなものか教えて下さい。
ふざけんな、てめーコノヤロー的なコメントが来ると思いきや、みなさん意外と同じご意見であられますな。やっぱ、そうですよねー。
くまさんがおっしゃる通りで、いわゆるメモリアルデーは祝日で然るべきでありましょう。でもそれ以外は本当に必要がない。本当に地方創生というならば、地方が稼ぎやすいシステムを構築するべきで、その意味ではゴールデンウィークほど地方経済を疲弊させているものはないんですよ。
儲かるのはJRだけ!!
活発な議論、感謝であります!
GW休日集中症候群の原因は、製造業セントリックな産業構造(モデルチェンジなどに伴う製造ラインの切り替え工事を行う機会が、GW・お盆・年末年始の年間3回に集中している)と、休校日(子供の休みが休暇取得スケジューリングの最優先事項)じゃないでしょうかね。
アメリカでは、家庭のイベントのために学校は休ませているのでしょうか?
ぜひ知りたいところです。