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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2016/05/25 23:52  | 出張 |  コメント(8)

ドノスティア 3


これが料理だ。

世界ランキングベスト10に常に入っているムガリッツ。

http://www.sansebastianturismo.com/en/eat/where-to-eat/with-michelin-star?id=627&ids=335

正直ヤバすぎる。

これが料理にはどうにも見えないが、中から緻密に計算されたデザートが出てくるのだ。

料理は食い物・・・ではなくて、まさにエンターテイメント。

25皿を写真のようなスモールポーションで仕上げるというのはまさに日本の懐石のやりかた。

はたまた鮨屋のカウンターである。

日本がしっかりパクられている・・・・という事実に愕然とする。

和食はすごい、というけれど、世界の最先端を目指して進化する努力は正直足りないというしかない。

うまみ・・・・と言えば終わる時代は既に終わっているように思う。

和食は世界の料理人のターゲットになっていて、彼らはそれを追い越そうとしているという事実に早く気が付かねばならない。

要するに、滅茶苦茶うまかった・・・・という感想しかない。

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8 comments on “ドノスティア 3
  1. ペルドン より
    ムガリッツ

    正直・・
    帰りたくなくなっただろう・・
    カルチャーショック・・受けただろう・・
    バスク・・嘗めたらいかんぜよ・・

    ヌーベルから・・ハポン・・行きつく処に行きついたまで・・
    具象画から抽象画辺りかな・・
    いずれ・・
    具象に・・戻るさ・・
    ぐっちーが・・老人ホームに入るまでにさ・・・(笑

  2. パードゥン より
    トランプタワーの雰囲気ですね

     ごつくてえげつないと言ったらいいすぎ?
    投資家グッチーが書くように商売と考えたら外人観光客に気にいられないと
    駄目でアメリカが外国文化を変身させて食い殺してきたようにするのか(笑) 中国ソバを日本がラーメンにしたように別の本物になるのかお手並み拝見。

     牛肉の鉄板焼きをショーにしてアメリカで成功した人はまだうまく
    いってますか?   次々と変化をしてきたアメリカに少し疲れが見えて
    文化的ピークを過ぎた感じがして、食べ物をオモチャにするな!の感もあります
    グッチーの日本応援に気持ちはわかりますので
    5年でなくて、50年後にも存続できる料理改革を紫波町に期待してます
    ドノミチスティアにならないように(笑)  どの道捨てや!?(笑)

     ヒラリーのメール問題、国務省内規に違反と報告されましたが、
    連邦規則との関係はこれから。
    大統領候補になって国務機密にアクセスできるようになったトランプは
    国務大臣ヒラリーのしてきた事を見る事ができますから、戦いは熾烈になります

     日米経済討議も苛烈を極めるようになりますので、早く帰国して~~~

     

  3. dowahaha より
    うまいもん食って、エエ◯・・・

    いやあ、男の本懐ですな
    まあ後者のほうはグッチー氏にはありえませんがな(笑)

    ゼニさえ出せばナンでも食える、手に入る
    なんだかんだキレイ事言っても、要はゼニ儲け
    金持ちまっしぐら!

    あ~
    これもグッチー氏には縁の無いことでしょうが
    ちょっと足を伸ばせば、ローランギャロス
    全仏オープン真っ最中ですわ

    ノドグロが食いたいと名言をはいた錦織も好調ですな
    ユニクロとのウェアの契約が年間12億

    ◯も取っ替え引っ替え、移動はプライベートジェット、車はジャガーときたもんだ、まあ、グランドスラム優勝はちと無理でしょうが

    うらやましい事ではありますわ

  4. カマキリマン より
    エコノミスト劣化?

    エコノミストにRebuilding bridgesという記事が出てます。

    「伊勢でG7だと?神道すなわち国家神道だぞ!危険だから警戒せよ!」
    っていうような論旨ですが、宗教をここまで否定するなんてちょっと極左みたいな見解ではないでしょうか。
    こういうタイプの人って「プロティスタンティズムの倫理と資本主義の精神」も否定しちゃうんでしょうか。
    エコノミストの経済以外についての日本論評については、なんだかガッカリさせられることが増えてきました。

  5. motcy より
    うーん。

    和食の廉価版は中国人、韓国人に適当にコピーされてますがそこにミシュランの2つ星、3星のような所まで攻めてこられるとちょっと気がかりですよね。

     この先和食をどうやって世界にアピールするか、それとも他国の食と融合して新たなステージに立つのかそろそろ腹を決めないと負けちゃうよ。

     個人的には日本酒をもっと世界にアピールしてもいいと思う。日本酒のビンテージも数は少ないですが醸造しているところもあり味もなかなかです。

    日本の四季を感じる和菓子も世界に十分対抗できると思うよ。

    世界を席巻するような素材はまだまだ眠ってると思います。

  6. ぽよんぽよん より
    料理の名前は…

    料理の名前は、タコベルのサイドメニュみたいな名前だけど
    写真見ると、タコベルじゃない・・

    寿司と言っても、銀座のお店と、魚河岸の寿司と、回るのと、発酵させてるのと、いなりずし、いろいろあるのと同じことか…

    写真の料理を妄想しながらタコベルでも行ってくるか…あれ?東京にタコベルあったっけ?

  7. 楽譜 より
    エンターテインメント

    なるほど,和食にはエンターテインメントが足りないと.

    確かにニューヨークでも,ミシュランでたくさん星取っているのは
    「どうじゃー,和食だぞー!(本当は和食じゃないけど)」
    みたいな所で,Nakazawaの様に,和食料理として
    日本人的には非のうちどころのない所は星ゼロですもんね.

    自分は和食カウンターでは(特にお高いところでは)
    料理人とこちらとの適度な緊張感が好きなのですが
    言われてみるとそういうのは簡単には理解されない気がします.

    で…は…

    西洋人が,玉ねぎとかトマトとかえっちらおっちら炒め続けて
    ようやく取り出すうまみ成分を,日本人は5分で取り出す.
    うまみはもうパクられているという話ですが,
    ではこんぶとかつおぶしを20倍使った一番だしはどういう味がするのか,
    そうやってつくった「和風あん」はどういう味がするのか
    単にそういう突き詰め方もあります.

    店づくりならとうふ屋うかいなどは
    外国人に大うけしそうです.

    あと他の方も仰ってましたが,和牛.
    アメリカで和牛食べたって,別物なのは周知の事実.
    本当の和牛のおいしさは日本の鉄板焼きでしか味わえません.

    ただやっぱり日本酒の分は悪い.
    ワインとの共通項は品種と土地のバラエティくらいで
    ビンテージおよびそれを飲むにふさわしい年の探求,
    マリアージュという概念,
    白と赤という大きな品種のバラエティ,
    発泡性の有無,
    などは日本酒できちんと確立されるのは大分先です.

    特にマリアージュの概念の無さは致命的
    日本人にあまり酒豪がいないことが原因かも知れません.
    先付けはこれ,お刺身ならこれ,八寸の時はこれ,と
    料理に合わせて日本酒を出す店ってほとんどないでしょう?

    あまり難しく考えないで,和食の元々の良い所を
    良い方向にぶっ飛び抜けちゃう,というのでも
    十分面白いと思います.

  8. hero より
    伝統文化

    失っているのは、食文化だけではない!日本人が見向きもしない、身の回りに沢山有るものまで、知らぬ内に外国に持って行かれてる!例えば、伝統工芸のあらゆるもの、焼き物、刀剣、鯉、これらは、日本の競争力の原点に成るものだ

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