2016/05/23 15:25 | 出張 | コメント(8)
ドノスティア 1
空路、車と乗りついでやってきましたサンセバスチャン。
今日は3つ星のアケラレの予約をやっととったのに、そのランチ前にTボーンステーキを食うという岡ちゃんの暴挙に巻き込まれ、大変なスタートとなった訳です。
いやしかし。うまいんだよ、この牛肉がまた!
「バスク地方で幸せに暮らすには司祭になるか牛になるかだ」と当地ではいうのですが、とても大事に完全なグラスフェッドで育てられた健康な牛が食べられるのです。写真のTボーンをカットするとおよそ2キロくらいになり、こちらの人だとだいたい2人で食べてしまうのだそうです。うーむ、恐るべし。
ランチの予約が14時半なのに13時になんでいきなりステーキなのか・・・・
さてやってきました、ペトロ・スピハナが率いる三ツ星、Akalare.
すごかったの一言に尽きますな。
あれこれ食べ歩きましたがこれはまさに今世界最高峰、といっていいかもしれない。
前菜からメインまでまさに寸分の隙もなし。
素材はほぼすべてバスクのものを使う訳で、このバラエティーには脱帽。
ただ、やる気になればこれ日本でも可能だね。
要はそれだけのパッションとイノベーションを持った料理人が出てくるかどうか。
タラを食べたのですが、フレンチのこのクラスのレストランで出てくる魚料理がばかばかしく見えるほどの出来栄えで、同じく魚介類が得意な日本でもこれは十分対応可能だろう、と思う訳です。
そして3つ星なんですが、目の玉が飛び出るほどは高くない・・・・です。
まあ、ワインの選び方が良い、とういうのはありますが、さすがに素晴らしいワインリストをそろえており、ビスケー湾を望むレストランで海を見ながらゆったりとワインを飲んで・・・・
ここで口説けなかったら男は辞めたほうがいいっすね(笑)。
ということでさらに続きます。
明日はバール特集の予定です!
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
8 comments on “ドノスティア 1”
コメントを書く
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。
Tボーンいいなぁ・・・。私はワインじゃなく日本酒で行きたいところです。
通貨安で輸出増やすって馬鹿がまだ行ってるけど単価10円のバルク品はよそに任せて単価10000円とかを目指さないといけないのにねぇ。
純国産の和食はいいとしてもフレンチやイタリアンはできるかな???純国産を目指したら補助金の関係で近隣県産はだめとか言われそうな。明らかに特産品で旨いに決まってるのにみすみす自県産で妥協なんてありそう。まあ(フォアグラやとかトリュフはもともときびしいけど)いいもの集めてくるにも円高は必須だと思う。
ぐっちーの行動力と食欲に脱帽です。都知事が視察に行ったら5倍は使って旨かった、体重5キロ増えましたで終わり・・・じゃなくその後のダイエット費用まで経費で落とすんだろうな。
そこまで・・
連れて行かれて・・
口説かれるって・・ケースを考えてるな・・
その場合・・
年齢制限あるのだろうか・?
アケラレ前の前菜・・Tボーンステーキねぇ・・
お連れさん・・
余程・・フランクフルトで・・精力遣い果たしたな・・
奥方に密告・・詰め腹だな・・
腹じゃないかも知れない・・御手打ちかも知れない・・
東北初の縫合手術だろうな・・
多分・・成功するよ・・・(笑
共著希望。
>危機の真相
>イギリスの江戸っ子魂 安倍発言でEU離脱?=浜矩子
面白い人ですな、知らなかった…。
浜氏との欧州グルメ紀行、単行本でも、アエラなどでの連載でも、好評間違いなし!
胃袋年齢、若いですね
私は中年成り立て世代ですが、もうフランス料理フルコースとかは、ものによっては脂が強すぎて完食できません。
和食だとその辺をクリアできますが、ヨーロッパ系の人は、中高年になっても脂っ濃いものを平然と食べれるんですかね。
銀座の寿司屋とかにも欧米人らしき人は沢山いるけど、彼らにちゃんとインタビューとかして、潜在需要を探っている人いるのかな?
板前は頑張って片口英語でもてなしてたけど、せっかく来てくれてる欧米人と、まともにコミュニケーションとって、観光客マーケットを探れてるようには見えないんですよね(・_・)
いやあ
エエですな~
トビラ絵で肉塊、三つ星レストランの外壁、中は多分NGですな
ゼニはこういう風に使わにゃ(笑)
若者の半分以上が失業だの、明日にも崩壊しそうなどと煽られてましたが
南欧の雄は健在ですな
客層が違うと言っても、景気の悪いトコのメシが旨い訳はないのでありまして
EU崩壊!
ギリシャの次はスペインだあ!
などと言ってヤツは誰?
あ、グッチー氏でしたな(笑)
読んでる方も楽しめます。ザッツ、エンタテインメント。
ランチをワイン飲みながら、ゆったりと、という文化は日本にはないですから。商社のヨーロッパ支配人だった上司が、イタリアでのランチを夢想する姿を….思い出すますた。
はっきり言って、泥棒ですよ
南米からの銀の持っていき方は、それがスペインを支えたのも
お忘れなく ひでえ話で、日本もそのとばっちりで
格差はあったけど、平和ではあった江戸は終わった
まあ、文明?が加速する時はそんなものかも
アメリカのドル札のデザインがそれを証明してるのご存知?
その理由で海外視察うらやましいです。その結果は有料メルマガでよろしくお願いします。海外のレストラン予約の取り方もご指示よろしくお願いします。私も行きたいとのことで仕事の目標もできました。