2016/03/27 10:59 | 物申す! | コメント(27)
今週のぐっちー@広島 地方創生における大いなる勘違い
今週はメルマガでも地方創生についていろいろ書いています。
また、3月25日発売の新著、ぐっちーさんの政府・日銀も知らない 経済復活の条件 にても第4章はすべて地方創生の現場のネタを取り上げています。
そして、
こういう話がよく記事になるんですわ・・・・
http://spotlight-media.jp/article/254851786003487896
そりゃ、式典として素晴らしいのは認めるにしても、ここのどこにも地方創生の参考になることは一切書いていない。断言します。
何度も言うけど、夢や希望じゃ食えないの。
だからみんな東京に行くの。
仕事がなくても親の姿を想像すればみんな帰ってくるというのなら、これまで東京に出てきて東京で活躍している人はみんな親不孝もの、ということになりますよ(笑)。
地元に自分たちが活躍する場がないからこそ、東京で頑張っているのであって、戻りたいという環境を作れないのはこの卒業式に出ている親とさらにその前の世代の大人の責任なのであって、それを転嫁してはいけません。
ここを変えない限り、絶対に地方創生なんてできません。
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無駄な税金をもうこれ以上使うな!!
地方創生カレッジ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160326/k10010456971000.html
単純計算すると10億人で500人だから一人当たり150万~200万円位使う訳よね。
国立大学大学院位のコストということですが、こんなこと自分で考えてやらないと全く意味がないのよね。
ほんと、全部削れよ、地方創生関連予算。こういう役に立たないプランに何千億円も突っ込むなら、それこそ現金を配ったほうが余程ましです。
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今週のアエラはちょっとアカデミックに経済における需要サイドの重要性を書いてみました。
こちらもご覧くださいませ!
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27 comments on “今週のぐっちー@広島 地方創生における大いなる勘違い”
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補助金と助成金をすべてゼロし、健康保険の個人負担を
子供を除く全世代を一律50%にすれば、消費税はゼロにしても
余剰が出るんじゃないですかね?
本当にこのままでは日本は衰退していくだけと思います。
グッチーさんの新刊では「日本は素晴らしい」と絶賛していますが
私の知る中・下層の人達はほんとに劣化が激しいですよ(笑)
>こういう話がよく記事になるんですわ・・・・
下品ですが言わせてください。「クソワロタw」と。
「故郷のことは忘れません。お盆のお墓参りには帰ってきます。何年かに1回」ってなるに決まってますやん。
とりあえず平和をもたらして仕事と、イベント(綱引き大会やアイスクリーム配布)、それに壊れた家の屋根の修理の手伝いとか
ISも単なる悪鬼の面だけでないようで、ツボは心得てる
庶民にとっては理念じゃくえない。 正義のためといっても爆弾が飛び交う
状況では困るし
グッチー書くように仕事がなくて家族が養えなければ話にならんということでしょう
少し飛躍しましたが、1%との乖離が世界中で大きくなりすぎましたね
小生のカキコするお題じゃあネエなあと思っておりましたが
木下某なる御仁のサイト見たら
わが県の大仙市の花火大会の事が書かれておりましたわ
これは大曲花火大会として知られておりまして
花火の水準では日本一!って事は世界一!と言ってもエエ大会であります
くそも味噌もドンパチ打上げて玉数だけ日本一とか言ってる、どこぞの大会とは違い、これは花火師のコンクールなんですわ
全国から優秀な花火師が集まり腕を競う訳ですな
賞金の為じゃなくて(大した額じゃあないはず)、日本一の称号をかけた大会なのであります
銭もらっておまけにアゴアシつきなんてモンじゃなく、そのへんの駆け出しは出場すら出来ない
毎年、あの公共放送も必ず放映しますな
当然、小生の子供の頃から有名でして、へんぴな河原でやるもんだから、車は大渋滞、そも県内の人間だけで会場キャパいっぱい
河原に仮設スタンドおったてるだけで、イベントの性格上、あとどこに金かけるんじゃ?
参加者不足や赤字の心配なんぞ無縁でありまして、後継者育成?それこそとって付けた話(笑)
お土産で5千万、観光消費額(こりゃなんでしょうなあ?入場料金でしょうが、仮設スタンドで2万もとってりゃ9億とかいくわな、なにせ80万人も来ますわ)
言ってみりゃこれ以上全国にPRするだとか必要ないわけで、百歩譲って地方創生などはこじつけでしかないですな
であるからして、木下某も書いてるようにこういうイベントに1億交付するなんて、どういう事?
は地元の小生からして?でありますな
イベントとして実績は申し分ないわけで、そりゃ申請すりゃ通るわな(笑)
あと事業資格者数10人ってあるんだが、こりゃなんだ?具体名無しかい?
目標数値が検討中?ってそれでゼニ先出しってビジネスじゃあ絶対ありえんわな(笑)
知り合いの地方料理屋の話です。
製薬会社接待の激減で食べて行けなくなった為、その人の高度な調理技術とその土地の物を組み合わせて、外販用の新商品を作りました。
で、国の何とかコンテストで、企業のお偉いさんとかが審査員になって、何とか賞をその商品が獲得して、はくをつけた。
のだけど、国とのやりとりで、何年間もの売上計画とかまで決められ、物はあるのに売ってはいけないとのこと。もう面倒になって、補助金とかは受け取らずに、そのはくは活用して営業し、百貨店とかの売上やツテも増えてきたようです。
数多くある市町村認定の無名ブランドなんぞには何の価値もないけど、国のブランドは使える。国の言う町興し例だって、中身は失敗でも国が宣伝するから、(見学目的でも)人が寄って来る。
で、今その人が困っているのは人材。熱意があってタフな人は雇えたけど、能力が不十分。賃金も、大企業とかに比べるとずっと少ないので、人材に限界がある。結局、社長ひとりの能力とマンパワーにほぼ全て依存している。
仕事の手を広げて、日々仕事のアピールをして、少しずつ地元で名前が売れて、ようやく他社の実務で核になっているような人が、その会社への転職に興味をもち始めたようですが。
地方社長に起業ネタがあって軌道に乗り始めても、地方は人材層でも苦労して、順当な事業拡大がしにくい。問題が尽きません。
選挙用組織づくり・・カンフル・・
要は・・
金を関係者に・・浸透させればOKなのです・・
知らないのは・・真面目な国民だけ・・・
「真面目な国民」ではなく、「無知な国民」ですよね。
真面目な国民だけが知らない=真面目でない国民は知っている
真面目で知っている国民の立場がないじゃないですか…(苦笑)
どうせ無駄使いで、ろくなものにしか補助金使っていないのなら地方創生事業なんて止めてしまえばいいのにのう。関係者以外誰も困りゃせんよ。
ついでに答弁書を間違えて気付かず最後まで読んでしまった、存在感ゼロの地方創生担当大臣も廃止したらいいのに。この大臣ほんとにヤル気あるのかい。
作詞したのは電通の人のようです。 この感動ストーリーは、テレビ放送もされたとか。 なんか、補助金の匂いが、、しますなー。
日下慶太の名前で検索すると、かなり地方プロジェクトの噛んでいるようで、いろいろ出てきます。
するどいですね。
かつては土建業で行っていた手法
被災地のハコモノ作りにかかりきりの土建業、
地方で土建業の組織票が使えなくなったので、
地方再生と銘打って、
新たな集票スキームを構築する。
いや、
顔にシミのついた、
老害議員も絡んでるか。
これは根が深いですね。
延々と続く、
この構造。
ダメな人間が政治家になり、
官民連携してのたかりの構造。
選挙で勝つために、
中央政府は、
地方のたかり構造を
のさばらせなければいけないのだ。
一体、
何十年前の竹下内閣から
何が変わったのか。
批判は、不可欠。
どんどん暴いてくれ、
ぐっちーさん。
我が町にも今度リニアが開通することになりました。とても賑わいました。
過去形なのは、駅ができるわけではなく(ちょっと離れたところに駅ができるとの事。)、ただ単に素通りするだけなんです。
いわゆる新幹線神話というのか否かは分かり兼ねますが、地元の議員さんたちはこぞって企業誘致とか言って、そのための関連予算を付けております。
ところで地方創生カレッジですが、これって今ある公務員予備校と何ら変わらないと思うのですが、万人が思い付くような施策では上手く行くとは思えません。
と言うよりも、たとえ上手く行く必要などは無く、政策として掲げてしまった以上、何かやらないといけないと思っているだけなのかも知れません。
失礼いたします。
待機児童緊急対策が塩崎厚労大臣から発表されますた。はっきり言ってこの対策0点です。このけち臭い危機感の無さは何なんだろうな。まだ、野党側が言う保育士に5万円ばら撒く方が評価できるよ。老人に一回だけ3万円くばって選挙の票稼ぎする金があったらそっちの方に回せよ。安倍総理は自分で経験したことがないからピンと来てないんだろうなあ。ちっぽけな問題だったアリの一穴がだんだんと参院選の争点になり、タカを括っている自民党に大逆風になるような気がしてきたぞ。この際、補正でも何でもいいから待機児童対策にどーんと1兆円くらい突っ込んだらどうだ。
まだ早すぎる!藤田菜七子騎手「ホリプロ所属」に競馬ファンが
特大ブーイング
いいじゃん、競馬場だけに囲わんでも。
自由を愛し、道ならぬ道が好きそうな競馬ファンまで、”〇〇道”にはずれるとか
いいうんですかね。 こう人達があれこれうるさく言って、本業の方への
集中を邪魔さえするのが多いですけどね 女子ゴルファー・ファンの例だと
もっとも競馬紙が出し抜かれて、批判の扇動してるでけかな?
オトタケさんの”夜の介護問題”で困った自民党が参院出馬依頼なら、
早すぎるはわかるけど(笑)
なんとなく問題の所在が…。
何を今更と言われそうですが、素人考えでは、サンダースやトランプが(昔の)民主党の主張?
で、ヒラリーが民主党ということは、すでに中間層の意識から乖離しており、金持ち寄りというか、ご本人が既に金持ちで、苦戦。
トランプも金持ちじゃんということから行けば、だから彼は共和党?
翻って、日本は?
取り敢えず不満を抑える、票集めでお金をばら撒き。
で、その先の青写真、設計図は「無い」…。
三本の矢とか、ありゃどうなったんじゃ???
で、目先の選挙は自民党が勝つのかどうか知らんが、その先が…。
憲法改正以外、首相がなんにも関心無いんじゃ、いずれ民意は離れ、いよいよ政界動乱…。
民進党そのものには期待出来ず…。
日本再生には、サラリーマン層が期待出来る政党が必要では?
自民党が民進党の一部を巻き込み、二つに分かれる?
その間、日本の財政、経済、持つかどうか、時間との戦いになる?
さて、政治に無関心を装うぐっちー氏、如何に?(笑)
ぐっちーさんの新刊、はじめにの部分からもうショックを受けてます。
どうやったら、沿岸の人たち、元の町で暮らせるようになるのかな、やっぱ水産業の拡充だよなあとか、ショッピングセンターをコアにした住宅街とか、古い考え方が染み付いてしまってます。
東北地方、特に青森、秋田あたりは撤退したショッピングセンターと残された寂れた町があってそれを見てきているのに。
水産業については、海がある町村の内陸に住んでいると、豊かな漁民と貧しい内陸と所得格差を自然に感じます。下北のねこの由来の「下北半島」や北海道なんかはその典型です。町の財政で豊かなのは原子力燃料再処理施設のある六ケ所村ですが、世帯所得はマグロ漁の大間町です。
北海道は内陸に強力な酪農ありますけど、それでも世帯所得は水産の目玉商品がきちんとあるところが強いはずです。海そのものは本当にお金を産むなあと昔から思ってました。
震災復興も、防波堤やほとんど使う人のいない漁港に金かけるより、環境が整っているところを選んで養殖施設の拡充を進めていったほうがいいと感じたりもしてたんですが。
なんか、それもこの間も、つい書き込んでしまった補助金頼みですし。
ぐっちーさんの新刊を読んでいると、自分の考えの甘さを強く感じます。
これも甘い考えかもしれませんが、一つだけ上の記事で、地方創生に繋がるんじゃないかなって、思ったことはあります。
学校卒業レベルでは、地元企業に就職、公務員くらいの話にしかなりませんが、都会の企業や官公庁に就職して専門分野のスキルをつけて、戻ってきた人は本当に強いです。
都会でしか身につけられないものって、確実にあると思います。
オガールプロジェクトの岡崎さんはその最高の成功例だと思いますが、私の身近でも高校時代の応援団長さん(女性)は、疲れて帰ってきちゃったと言いながら、身につけたコンピューターの知識を活かして、こっちでは地元産品のネット通販サイトを立ち上げ、女性経営者としていろいろ表彰されたり、取り上げられたりしてますし、東京の建設会社で働いていた子が自分で自走式クレーン車みたいなのローンで買って(4000万円したそう)、岩手の現場で働いています。
親の時代は地元で活躍する場がなくても、地元を創りたい人を受け入れる、起業できる、それこそ戻りたいという環境を用意してあげることが大切なんだろうと思います。
最近、紫波町役場新庁舎やオガールベース真ん前での店舗併用住宅も建てられる「OGAL TOWN」ってチラシ、自分が感じられるレベルの生まれて初めてのビジネスチャンス見つけたんですが、おそらく、紫波町役場近辺の飲食店の移転も配慮してだと思うけど、もう少し若くて、人雇って使うこと苦手じゃなかったらなあ。
新庁舎に職員食堂あっても、気分転換の外食需要はあるだろうし、仕入れも盛岡中央卸売市場だけじゃなくオガールの産直も使ったオーソドックスな食堂やお弁当屋さんだったら20~30年はいけそう。
チャイや原油下落なんぞ大したこっちゃネエんだよ
みんなFRBの出方を見てるんで、アンタの弱気が一番の害
並みいる連銀の総裁の呆れた顔が面白いわな
やっぱりキ〇タ〇がネエとこのポジションはつとまらんってこってす
ブルームバーグ
議長は29日、ニューヨークのエコノミッククラブで講演。事前に配布された原稿によれば、議長は「連邦公開市場委員会(FOMC)が政策調整を慎重に進めるのが適切だと私は考えている」とし、「フェデラルファンド(FF)金利が極めて低い状態にあり、経済の混乱に対応するためFOMCが伝統的な金融政策を活用する能力は非対称であるとの理由から、この慎重姿勢は特に正当化される」と述べた。
イエレン議長はまた、政策金利が再びゼロになった場合にFOMCには政策を緩和する「かなりの余地がなおある」とし、金利に関するフォワードガイダンスや「長期証券の保有規模もしくは期間」の拡大を指摘した。
議長は「これらの手段は、FF金利には当てはまらないリスクやコストを多少伴う可能性があるが、当局はグレートリセッションからの回復を強めるためにこうした手段を効果的に利用した。必要となれば再び利用するだろう」と説明した。
講演の中でイエレン議長は2つのリスクに言及。一つは中国経済の減速であり、同国が輸出主導の成長から内需主導の成長への転換にどう対応していくか、やや不透明だとした。もう一つは商品価格、特に原油価格の見通しを挙げ、原油価格がさらに下落した場合は世界経済に悪影響をもたらし得ると指摘した。
地方政府の下っ端役人から一言。
「地方創生なんて無理です!補助金?ありゃ東京が搾取した分の補償です!ばら撒ければ名目はなんだっていいのです!」
雨後の筍のごとく出て来るゆるキャラ、ふれあい〇〇、絆イベント、隣がやってるからウチも…
そこは田舎役場の掟、隣がやっててウチがやってないとなると減点を喰らいます。自治体の事情や地域特性などお構い無しです。
かくて東京の人だけが地方創生を夢見て、カネの使い方のわからない地方はいきなり手にした大金で、東京の夢見たモデルケースを延々コピーをし続けるのでした…
小泉首相のもとでの補助金はばら撒かないが夢と希望と忍耐と厳しさと努力をばら撒くぐっちー地方創生大臣の誕生ですかな…長生きしよっと…(笑)
ぐっちーさんが内閣官房参事官やるしかないって。
小泉内閣で。
お題から逸れて恐縮ですが、かんべえさんの紹介していた論文(Zachary Karabell. Foreign Affairs, 2016; 95(2))を読んでみました。
日本社会が、incomeやoutputの追及よりも、健康、生活の質といったwell-beingに重きを置いた、post-growth modelであると看破しています。
ぐっちーさんの持論とも合致する点が多く、海外からこういう論文が出てくるのはなんだかうれしいですね。
けやきさん、問題がわかっているなら、なぜ改善の努力をしないのですか?
あなたに限らず、公務員みんながそうですが。
あなた方、地方の中小企業からみたら、血税で夢のような待遇受けているんですよ。わかっててやらないなら、財政破綻の戦犯ですよ。
無駄な規制で民間人の時間やコストを浪費させているのに。
私は自営ですが、現場経験もない役人に偉そうなこと言われて、ほとほと嫌気がさしています。
選挙には行くようにしていますが(毎回消去法ですけど)、この国の政官には何も期待していません。せめて自分と家族が生き残る資産をつくる邪魔をしないでくれと思っています。
ガスプロムと関係の深い投資家(44歳)を外交顧問指名とか
グッチーはロシアチャンネルもあるようだから、活躍の場があるかも
カーター氏の背景ご存知でしたら、最近ロシア記事がないし
すこし書いてください
アメリカが、ニクソン以来のジャパンバッシングとロシア悪の帝国作戦の
やりすぎで、もう中国を押さえきれなくなってるので、少し軌道修正を
してほしかったところですね。 オバマは安部さんがプーチンに合うのでも
ブーたれたみたいですが、拉致対策は国家が税を取る最低限のサービス
ですからね。 中国はあてにならないし
アメリカとプーチンの関係がよくなると期待できるかもしれない
北は中国より、ロシアに文化的な敬意をもっているのでしょ?
メルマガ一読者さま。
貴方も、日本の不景気は民間需要を創出しない自営業者のせいだ!なぜ改善の努力をしない!と言われても困るかと存じます。
改善するためのインセンティヴが無いのです。無いということは我々の雇用者がそれを望んでない。改善されないことを望んでいるのは住民の方々なんです。
浪費(くだらない企画・民営化・制度策定etc)する人間が評価されて、無駄を省いた(その廃止)人間はホサれるのです。
公務員は住民の方々の要望に応えることが仕事で雇用契約の内容です。地獄に行きたいなら案内して差し上げるのが仕事なのです(そっち地獄ですがいいの?ときけるくらいです。)
せめてTVウケしか考えない政治家や旧世代利権誘導型政治家に(かなり少なくなった)への投票はヤメて戴けると幸いです。でもそういう政治家ほど浮動票を掻っ攫っていったりガッチリ組織票押さえてるのです。
満州事変を起した。5.15事件を起した。2.26事件を起した。みな国内問題を国防問題と錯覚させた。
日銀のやり方も満州事変方式だ。たった15年で国土の七割が灰燼にきした。
似た事がおきると見ている。最近よんだが張るノートと同じ内容の文書は昭和16年の四月十八日に日本へ来ていたそうだが、一部の人がその時、公開するとおおさわぎになるから、伏せたという。それなら十一月の二十六日にはじめて知ったというのは嘘だろう。アメリカから見れば半年以上前に知らせているから、当然考えているとおもった筈でしょうね。
ところで日銀紙幣をただで国民に配れといっている人がいるが、今の政府財政収入とゼロ金利を考えれば、公務員には国債で払っているような物だかから、これってその具体的な行動ではないか。それをさらに進めて、国民一人当たり10万円配ったらいいではないか・
国内のいろいろな問題のおおもとは、幕末尊皇攘夷といって幕府を倒して、開国をしたというそのやり方が間違った事による。
またぞろ返済無の奨学金を作るというがこれって私立大学をたすけるらめではないか?馬鹿が行っても仕方が無い。国立大学の授業料を無料にしろ。それですべて解決がつくぞ。
けやきさんには立場を超えて勇気のある書き込みをくださいまして感謝しております。一読者さんのお気持ちは痛いほどわかりますが、実際けやきさんのおっしゃっておられることは本当で(私も紫波町でいくらでも見聞きしていますから)、まさに「シロアリにならない奴は役人として失格だ」、位の事を住民の方に言われるわけです。
紫波町の場合、町長というトップが旗を振りワタクシを含め複数の「黒船」を連れてきたことが勝因だったわけです。つまりトップ自らがそうでもしないと今の状態は変わらないくらい酷い、ということをけやきさんは指摘して下さったと考えてくださるとありがたい。結局、それを変えられるのは住民の力、ということもまた真実だということですね。
けやきさん、メルマガ一読者さんとも貴重なコメントありがとうございました。
ジビエ
天然の肉をめぐるビジネス
脱サラ青年、島根でイノシシを狩る
島根県の中山間部に位置する邑智郡美郷町。人口約5500人のこの町では、中心を流れる江の川を囲むように、山がそびえ、森林が広がる。村の中心部から、車で10分ほど、江の川のほとりの小屋で、黙々とイノシシの解体を行う若者がいる。波多野一輝、現在30歳の元広告代理店に勤務していた脱サラ青年だ。
2年前に美郷町に移住した波多野は、猟銃を扱う資格も持ち、時には森の中へ自ら猟に出る。波多野がさばくイノシシの数は、年間500頭ほど。多い時には1日に5〜10頭に及ぶこともある。解体したイノシシ肉は、「おおち山くじら」のブランド肉として全国に出荷される。また高級缶詰として加工され、都市地域の若者をターゲットに販売されている。
波多野を含め、都会から美郷町に移住した20〜30代の3人の若者をとりまとめるのは、東京に本社を置く「クイージ」代表の石﨑英治だ。
「元々は、大手シンクタンクで農家や自治体にアドバイスするコンサルタントの仕事をしていましたが、農家の方々にとって、害獣被害は想像以上に深刻でした」
石﨑と「害獣」との出会いは、学生時代にさかのぼる。北海道大学農学部林学科の在籍時代、阿寒の森を研究していた時のことだ。成長記録を付けるはずが、何十年も先輩の代から見守り続けてきた森林が、1990年代に入って異常増加したエゾシカによって、樹皮を食べられ、丸裸になり枯れ果ていくのを目の当たりにした。
ドイツ林学の流れをくむ林学の中には、そもそも狩猟学も含まれていた。恩師の言葉が心に響いた。
「シカを獲るのも林学の仕事だよ」
森を守るため、自ら狩猟の資格を取り、駆除にあたった。
鳥獣の激増と被害拡大の背景には3つの理由がある。気候変動と、高齢化と、過疎化だ。まずは、暖冬で雪が少なくなり、害獣たちの生息域が山から農村部まで拡大した。次に高齢化にともない猟師の数が約40年で1975年の52万人から半数以下の約18万人まで減少。人口に対する比率も0.1%と欧米に比べて極端に低い(アメリカは4~13%、フランスは1.9%、イギリス0.7%)。
しかも日本の狩猟者の半数以上が60代以上だ。また過疎化で耕作放棄地が増え、収穫されないまま残った農作物を野生動物が漁りにくるようになり、簡単に食料を得る方法を覚えてしまった。
増え続ける被害に、政府も対策に乗り出している。農林水産省は鳥獣被害対策の事業費を拡大。2008年の28億円から2015年には95億円となるが、被害は拡大の一途をたどっている。
「地元で害獣を駆除してビジネスとして成立させる。“害獣ビジネス”を成り立たせることが、課題を解決するための一番の近道ではないか」。そう考えた石﨑が野生のシカやイノシシの卸、加工販売を行う「クイージ」を立ち上げたのは、2010年のことだ。
害獣ビジネスの難しさ
クイージを創業した石﨑は、北海道、島根、静岡、高知など、全国の山間地域でイノシシやシカ肉の卸業を始めた。
だが、すぐに問題に直面する。それは野生動物の肉は安定供給に向いていない、ということだ。野生動物は家畜と違い広範囲に点在している。処理場の近くのシカを捕り切ってしまうと、遠くへ猟に行かなければならない。移動時間が長くなれば、仕留めたシカの腐敗がそのぶん進んでしまう。その上、年によって捕獲量に波もある。
「卸だけではない、一貫した捕獲・管理・販売が必要なのではないかと考えるようになっていました」。そんな時、美郷町を訪れた石崎は、理想的な場所だと感じる。
美郷町では、イノシシの駆除を、猟友会の駆除班ではなく、被害にあった農家自らが猟の免許を取得、駆除を行っていたのだ。
長年、鳥獣被害に取り組んできた、町議会議員の安田勝司氏は語る。
「農家は通年でイノシシを駆除して欲しい。ですが、猟師さんからしてみると、夏のイノシシはやせ細っていて金にならないので面倒くさい。イノシシの旬は脂が乗った冬場。一頭あたり夏場は数千円だけど、冬場なら10万前後になりますから」
“害獣駆除の先進地域”になった美郷町
そこで美郷町では猟友会の駆除班を解体、現在では、200人ほどの住民が農作業の一つとして罠猟を行っている。美郷町で採用されているのは箱罠猟という猟法だ。箱罠猟では、エサで害獣をおびき寄せ、檻に閉じ込め生きたまま捕獲する。その方が衛生的なうえ、新鮮なうちに精肉できる。捕獲、処理、出荷をすべて自分たちで行う組織を作り上げた美郷町には、ここ十年、イノシシの駆除に悩む地域からの視察が引きも切らず訪れている。いわば害獣駆除の先進地となったわけだ。
だが、そんな美郷町にも少子高齢化の波が訪れる。年々、解体作業を行う人の確保などが難しくなってきており、イノシシの安定供給が危ぶまれていた。人材の確保は至上命題だった。そこで石崎は考えた。
「そのときの美郷のイノシシ肉の売り上げは1000万ぐらいだったので、あと1000万あれば3人は雇用できるかなと。3人いればスモールビジネスができるはず
野生動物という性格上、乱獲はできない。人材を増やしたからといって捕獲量が増えるわけではない。となれば、単価を高くするために付加価値を付けるしかなかった。そんな時相談したのが、以前から取引のあった、全国展開するインテリアショップ、アクタスが運営するカジュアル・フレンチ「スーホルム」の責任者・河合祥太だった。
フランスを中心としたヨーロッパではジビエ料理と呼ばれる伝統的な料理がある。河合はジビエ肉を安定して供給してもらうためにも、イノシシなどを害獣として駆除している地域の経済的な安定が必要と考えていた。そこで石﨑と意気投合したのだ。
2人がたどり着いたアイデアは、肉を新鮮な内に調理することができ、流通・保存にも優れた缶詰だった。2人は地域にお金を還元するためにも、地元に工場をつくることにこだわった。その際、補助金等はほとんど受けなかった。自立したビジネスとして成立させることで、持続可能な「害獣被害」の解決につながると考えたのだ。
3月末より販売される美郷町のイノシシを使った「GIBIECAN」。3種類のうちの、ポトフ(左)、クスクス(右)(写真=ACTUS)
高級缶詰で「天然モノ」の肉を売る
また、ジビエ肉には、新しい可能性がある。
「魚には『天然もの』という言葉があるのに、肉にはありません。イノシシやシカの肉はいわば肉の“天然モノ”。一部の出先や餌が不明な牛や豚よりも、健康志向や持続可能性に意識の高い都市地域の若者のニーズに合う可能性があります」(河合氏)
都市の若者をターゲットに付加価値をつけるため、「味」にも自信のあるものを作りたいと、依頼したのはフレンチの名店「ナリサワ」で修行経験を持つ「Ata」の掛川哲司シェフ。彼が監修した手作り缶詰は価格1200円から1800円の価格帯、いわゆる高級缶詰の部類だ。掛川シェフが胸を張る。
「缶詰は大量につくると、食品衛生上、過度な加熱を繰り返さなければならないので食材が崩れてしまう。でも手作業だと、最低限の加熱で済むので、レストランで出すものと遜色のないものができる」
今春、美郷町ではイノシシを使った缶詰を3種類製造、3月末から発売を開始する。工場では、都市部から移住したクイージの社員3名の他に、地元からパートを3名雇い入れた。缶詰工場での生産ラインは、1日約200缶。月4000缶出荷する予定だ。
前出の安田勝司さんの妻で、婦人会会長の兼子さんが明るい声を上げる。
「続けていれば、いいことがあるんだなあ、と思いましたね。缶詰工場までできて。この地域は山菜もものすごくおいしいんです。最近は、缶詰工場の空いた空間を使って、山菜でも何かできないかなとか考えているんですよ」
美郷町議会副議長安田勝司さんと兼子さん夫妻。害獣駆除の先進地域として、全国からの視察の対応に追われているという(写真=平岩享)
迷惑千万なものでも工夫次第で宝に変わり、それを欲しいと思っている人がいて、両者をつなげることができればビジネスが成立する――。一見すると、そんな物語だ。しかし、クイージの本当の存在価値はそこにあるのではない。彼らの最大の功績は、地域が自立できる仕組みをつくり、そこに住む人に自信を持たせたことだ。
けやきさん、ぐっちーさん、コメントありがとうございます。
なるほど、頑張ると干されるのですね。ぐっちーさんがおっしゃるように、勇気あるご発言ありがとうございます。
でも、大きい方向を決めるのは政治家でも、細かい部分では現場の公務員の方に改善できることも多々あると思いますよ。自分の業種の監督部署と話すことはありますが、担当任期だけ無難にやりすごしたいという事なかれ主義と不勉強は甚だしいです。失礼な言い方で恐縮ですが、本音を言えば、ここまで思考停止して身分保障にしがみつき、人生何が楽しいのかと思う人たちが多々います。
因みに自分は事業を始めて数年で、少ないですが雇用を創出し、従業員には同地区同業者より高い賃金を払い、業務も順調です。
前回の首長選ではハコモノに反対する候補に投票しましたが、落選でした。当選したのは地元業界の支持を受けた現職でした。けやきさんとぐっちーさんがおっしゃる通りの構図で、日本のどこにもみられる景色です。
やはり、たかり体質の多数派や政官の変化に期待するより、自分の資産形成に専念した方が合理的ですね。