2016/03/11 00:57 | 東北関東大地震 | コメント(27)
3月11日
あれから5年たった。
ずっと東北で活動している僕にとっては365日のうちの1日という解釈は残念ながらできないでいます。
未だに自分は何ができるのか、あるいはこれでいいのか、悩んでいることもたくさんありますが、ただ、5年もたつとはっきりわかることもたくさんあります。
そのいくつかを皆様に紹介させて頂きます。なぜならば皆さんの税金が復興の為に決して正しく使われている訳ではないからです。
現状を一言でいうならば
震災バブルの崩壊
というしかありません。
第一には、被災者を助けるという名のもとにやってきた、わけのわからん連中が作った無駄なプロジェクトや建物が無数に残されている事。癒し、いこい・・・・などなど、何の役にも立たない話を持ってきて、勝手に建物を補助金で作り、自分たちがやったことだけをメディアで宣伝し、それでも当時は多くの人が来たのでペイしていましたが、今や来る人もいなくなり、建物だけが墓石となって残っている。撤去位自分の責任でやってくれればいいのですが、作りっぱなしで、撤去をすることもなく、維持費だけが地元の負担となって残っている。地元にごみを残していったのと同じです。
それをやった連中は自分は被災地に対してこんなにいいことをやった、と未だにと喧伝している。ふざけるなよ、被災地に使えないごみを残していっただけだろーよ、お前らは!
建物以外にも無数にあります。
「六魂祭」というのを聞いたことがありますか? 東北の大きな6つの祭りを一堂に集め東北に元気を! と称して某大手広告代理店が勝手に開催してきたもので、それこそこれの開催の為に様々な人的資源やその他地元の負担がありました。当初は寄付も集まっていたので赤字になるようなことはありませんでしたが、これといった見込みのある収益システムを全く作っていなかったため、寄付が切れた今、ついに中止に追いこまれました。これまで投入した地元の労働力はとんでもないもので、これも広告代理店が大きな手数料を得て、寄付した企業がそれを宣伝に使っているという、要するに復興を目指したものではなく。大手企業の広告宣伝に震災が使われた、という一つの例ですが、これに類するものはたくさんあるのです。
第2はいわばこれの裏返し。
いわゆる震災バブルで、被災地の産物であればとにかく何でも売れた時期があって、
これを地元の連中が過信したと・・いう問題があります。
自分たちの商品は優れているから売れていると勘違いしたんですね。
しかし、これも今や結構やばい結末を迎えています。
復興需要だけで売れているにもかかわらず、売れると確信して生産量を引き上げてしまった水産加工会社やワイン会社。特にワインは劣悪な品質にもかかわらず、売れたことを過信して(しかも東京の一流のレストランが使ってくれた)品質改良の努力を放棄してしまった。
正直に言いますが、紫波町にもそういうことがあります。この5年間にもっともっと品質を上げねばならなかったのに、売れるからこれでいい、と改善を放棄している。5年の月日ですからこのタイムロスは致命的です。今や日本産ワインも日本全国で作られており、岩手のシャルドネでたとえば熊本のシャルドネのレベルを超えたものは見たことがありません・・・・・(もしあったら、ぜひ持ってきて下さい!)。要するに東北の作り手が売れた売れた、と浮かれている間に、本当の生産者は黙々と品質改善に取り組んでおり、今やその差はとても埋まらないまで開いています。
大体、作ってる自分たちがいくらうまいと思っても意味がない。
お金を払う消費者がどう思っているのか、ということに向き合っていない商売は上手くいくわけはありませんね。
また、すでにほぼすべての水産加工場などが補助金によって、再生しています。大船渡などもそうですね。
しかし、問題はその販路です。
この空白の5年間に販路開拓と商品開発を怠っていたためにいざ生産力が上がっても売る所がない。
これはワタクシが再々注意してくれ、と言ってきたことなんですが、あまりにもうるさい、ということで多くの生産者がわたくしの元を去っていきました。今になって不平不満を言っても遅いのです。
ほんの数社の方が私のことを聞いて販路の確保に必死になっていた。その人たちは生産力が回復した状況でしっかり東京に物を売ることができているのです。
これぞ、まさにバブルのなせる業。
いまやはじけた震災バブル、そしてそれを救済するためにさらに補助金を投入する愚。
一体いつまでやり続けるのでしょうか?
何度もいいます。
東北の復興のためには雇用を生む以外ありません。
一時的な「三陸復興プロジェクト」など何の意味もなしません。
某大手ビールメーカーがコラボ商品を作って売ってくれても、何の意味もありません。
なぜならキャンペーンが終わったら続かないからです。
その点では三菱商事の取り組みが出色だと私は思っています。
社長自ら
「雇用のないところに復興はない」
と宣言し、一時的なコラボレーションではなく、三菱商事としてもやれるビジネス、つまり商事の利益率もクリアーできるビジネスを東北に起こそうとしています。当然雇用が生まれますし、こういうものは利益率がしっかり予測されていますjから持続可能です。一時的な寄付やコラボ商品とは全く考え方が違うものです。
一流の会社の遺伝子というのでしょうか、こういう話を聞くとさすが三菱商事だと感じます。
鎮魂も癒しも正直役に立ちません。
アメリカ流にいえば
JOB! JOB! JOB!
です。
これからも震災の復興のためにはこれがどうしても必要なのです。
改めてこのことを読者の皆様にお伝えする日としたいと思います。
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27 comments on “3月11日”
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ご了承のうえ、ご利用ください。
ビジネスのB取れば・・
JOJOJO・・
JOJOJO・・取れば・・
B・・ビジネス・・
骨の髄まで・・叩き込まれている商社・・強い・・
復興予算・復興特需に目が眩んでいる内は・・まず駄目にしても・・
一部が生き残れば・・・(笑
某県では「地べた(土地)を買った者だけが信頼できる」と言っていました。
その顰に倣えば、「(続けられる)仕事を作る者だけが信頼できる」といったところでしょうか。
福島で農業しておりますが、本当にぐっちーさんのおっしゃる通りなんです!
補助金やらクラウドファンディングやらで農産物直売所をオープンさせたが、商売のイロハもわからず理念だけで営業してる人。
復興応援隊と銘打ったが、単に役所の小間使いと成り下がり税金ばかり食い潰すNPO法人。
やっぱり、まともに仕事してお金稼ぐのが一番!
そう痛感した5年間でした。
いつの日か商売が軌道に乗り、農業やれば稼げるって事実を作るため、しっかり農産物作ります!
ぐっちーさんの言うとおりだと思います。混乱の中でそれぞれが走りながら思い思いの復興計画を立てました。5年たって復興はまだまだ道半ばだと思います。全てがそうとは言えないと思いますが、過大な計画が目立つようになりました。被災地の人口も減り続けて、帰ろうと思っていた人たちは避難先で新しい仕事や生活圏が出来て帰って来ません。高台に移る計画だった人の中には待ちきれなかったり、資金面で断念した人も多いと聞きます。それでも過大な計画が見直されることなく続けられています。景勝地の眺望を遮る15mを超える防潮堤が延々と続いています。建設業者にとっては笑いが止まらないでしょう。ここらでPDCAのサークルを見直して現実的な方策にシフトダウンすることも重要なのではないでしょうか。
東北だけではなく、日本全体にもご趣旨はあてはまりそうですね
怪しげな銀行や、卒業証書を出すだけが目的のような高校や、大事故の起きる
観光バスや怪しげなサービスになるかもしれない白タクなど
実態を見ず責任をとらない官営特区や学者商法はそろそろ、お引取りいただい
たらどうでしょうか?
実績、実証が最終的には一番、強いはずですから、
皆さんのために継続をよろしく
あとは、地方衰退の話と同じですね
そうすると次の手の予想として、特定圧力団体を作って、政治家に働きかける流れが出てくるか?
そうでない場合の解決策は、マイクロビジネスか!?
でもマイクロビジネスをやれる才覚がある人なら、補助金ビジネスなんてしないだろうし。サラリーマンって、日本人によく合ったシステムだから、地域の諸々全部をHD化して会社にしちゃえば、解決出来るんぢゃないですか?
販路開拓、イオンの自社ブランド戦略も失敗?、都市圏には面白い小売りもでている。イオンについてはぐっちーもなにか言ってたなー。農協に対しても圧力をかわして新たな販路を作った会社もある。・・規制緩和、農地売買、どの程度企業に認めるのか。議員定数配分と同じく都市・農村部の違い大きい。外資の扱いも難しい。明治維新、世界大戦以外でそんなに変身できるのか。三菱商事、食品・食品以外、東北での試み、これをチャンスに根を張るか。北海道に比べ保守的。東北トヨタはどうなってるのだろう。東北情報、もっと聞きたい。小泉ジュニア、期待できるのか。オリンピックも、やはり政・官ではダメ、ユべロス役、名乗りを上げればいけるかも。アエラで書いたら?
最新刊で知名度が上がった今こそ、皆に知ってもらいましょう…。
内容がヘビーで、皆さんが買ってまで読みたがるかどうか分かりませんが…(苦笑)
支援や復興の名の下に不正や無駄の不都合な真実が・・・
亡くなった方々にご冥福をお祈り申し上げます
ぐっちーさん
震災以降、変わらぬ思いを胸に真の復興のためにご尽力いただきありがとうございます。
5年経ち、被災県の住民である私でさえ日々の生活に忙殺される中で記憶が薄れつつあります。まして、被災地→かわいそう→応援したい という被災地のアドバンテージはほとんどないでしょう。仰るとおり、5年間の停滞による遅れは大きなビハインドになっているはずです。復興を待てずに被災地を去った企業や人は戻りません。復興の苦労はこの先変質していくのですね。
私は被災県に住んでいるのに、ぐっちーさんのような真に役立つことはほとんどできていません。職場では補助金の紹介と申請方法を指南して役に立っていると勘違いしている同僚が数多くいます。
思いはあっても役に立てない自分
貢献しているつもりでいるが実際は逆効果になっている同僚たち
復興を錦の御旗のように掲げているが、実態は利をむさぼっている企業にあり、復興に貢献したいとの思いで実直に頑張る従業員
熱意。知識。物事の見方や考え方。正しい情報。 これらのいずれかが欠けるとこれからの復興はうまくいかない可能性が高まるということですね。ぐっちーさんをはじめとした良識ある皆さまの力をお借りして道を外れないようにしつつ、微力ながらできることをやっていきたいと考えるよい機会をいただきました。ぐっちーさんらしい素晴らしい寄稿をありがとうございました。重ねて御礼申し上げます。オガールで熊本のシャルドネを一緒に飲みながら、色々な話を聞かせて下さい。
3月から会員登録をさせていただきました
どうぞよろしくおねがいたします
ちょうど5年前から投資の勉強をはじめまして、マイナス(ネガティブ)金利が出てきてから、ますます経済の仕組みが分からなくて、色々関連の記事を読んでいて、ぐっちーさんにたどり着きました
とりあえず過去の著書3冊を一気に読んで、共感できるものがありましたので、ここで勉強をさせていただいて、自分で考える力を養いたいと思います
(新刊は第2版を見つけ次第読みますね)
あまりコメントは書きこまないと思いますが、このところのお話が当事者として経験したことなので色々思い出しました
・先日の○○企業体の入札の件で思い出したこと
昭和の時代、大昔の話ですが、○○企業体からコンクリート製品の納品書が会社に時々送られてきてました、でも私の会社は建設業とは違います、その納品書を宛名を書き変えて新しく納品書と請求書を書くのですが、その請求金額の3%が会社に入るのです、但し私、会計処理をしていたのですが、そのお金の入金処理をしたことがないのです、そのお金、どこに行ったのでしょうね?
(すぐ退職しまし、その後その会社は倒産しました)
・補助金のお話で・・・
私、その補助金を執行する立場でした(公務員ではありません)
子育て支援、安全まちづくり、高齢者対策、健康推進、人権同和対策、男女共同参画・・・大臣の誰かが政策を思いつきで言い出すと、末端の地域で仕事している小さな公共の施設にも小額の補助金が下りてきます
事業計画を立てて、地域コミュニティの皆さんに協力をしていただいて実施するのですが、期限付きの小額の補助金で持続的な活動が出来るわけがなく、地域の皆さんに本当にお世話になり、ご迷惑をおかけするしかないのです
役所は年度末までに予算が執行されていればOKで、その成果は問いません、事業計画書、予算書、実施報告書、収支報告書が期限までに提出されれば万事よし!
事業の担当者は数年で別の施設へ異動させられます、補助金は打ち切り、事業を一緒に立ち上げた担当者はいなくなる・・・本当に無責任なことをしました
ただ、この仕事をして初めて、地域のコミュニティの在り方は日本独特で素晴らしいと思いました、
(賛否あると思います、個人的にも煩わしいと思いますが・・)
震災で重要な活動をされた地域の消防団もそうです
火事があると深夜でも消防署より先に消防団の小さな消防車が到着します
団員は仕事があるので朝が来るとそのまま職場に行ってました
共に生きるということでしか成り立たないのかなって感じます
その意味でも三菱商事の活動は興味があります
機会がありましたらまた教えてください
・NPO法人の件・・私、活動してました・・本当に中途半端
東南アジアの山岳地帯の僻地に小学校の建設や植林活動をしてました、但し他と違うのは補助金は一切いただいてなく、渡航などの自分の費用は自分持ちでした
(というわけで、貯金が全くなく、老後のために投資の勉強を始めた次第です)
活動が認知され始めて組織が大きくなってしまって権力争いで分解・・
活動が出来なくなってしまい現地に迷惑を掛けてしまったと思います
ただ、現地の行政が動くようになっていたので、その点は良かったと思います
あまりにも普通の人たちが集まると、会長やらなにやらに執着するようで醜い争いでしたね
裁判も10年ほどかかりました
通常民事は裁判官は一人だそうですが、特殊な事例だったそうで、特別に3人の裁判官が付きました
この時の体験がその後の考え方に影響を及ぼしたと思います
裁判官といえども法人と個人の違いが分からない、商法など基準を持たないで主観的な考えで物事を見るのだということです
裁判官でも分野によっては素人程度の知識しかないこと、先入観で物事を判断することもあるということ
弁護士は善悪、正邪は関係なく依頼人の弁護だけする人
専門家、税金で食べている人・・・これ以上は書けませんね
来週は納屋に住み着いた数匹の野良猫の捕獲して、避妊手術に連れて行かないといけません、普段はかわいいのに捕獲器に捕まると共謀です
いつも手が震えるほど怖いですが、頑張ります
ずっと先延ばししてしまって、恋の季節が始まってしまいました
他のブログは殆ど読まないし、コメントを書き込んだりしたこともないので、
変なこと書きこんでしまったかもですね、
ぐっちーさんの幅広い活動の報告、楽しみにしてます
シンガポールの記事、懐かしかったです
東南アジアに行くときはシンガポールの方が案内してくださってました
もうずいぶん行ってませんが、現地の様子また案内してください
こんなもん要らんわ、1円も自分に入らないからね。
ま冗談はさておき補助金なんぞ貰う気なら端から公務員やりますって。
公共事業とかで生きてる連中なんぞ公務員だろ実質。こういう連中ほんと腹立ちます。プライドが無い人間みたいにしか見えないですから。
六魂祭ねえ、ねぶた本体高いんですよねえ。大体ポルシェの高い奴位。さらに引く人間何十人も必要ですし(元気な高校生が大活躍w)ホント運行えらく金掛かりますよ。で儲けは4324が独り占めですか。
青森県もワイン作ってるんですが大きな声では言えないですがズイマーです。
まじでびっくりしました。応援したいのにする気が無くなりました。
この景気、バブルだったんですね。しかも、崩壊が始まってるなんて、盛岡に住んでいて、しかも復興に直接タッチしていない身から見れば、そんなことになってるなんて想像だに出来ませんでした。
沿岸から若い人たちが流入し、不謹慎ですみませんが、震災前より活気に満ち、休日のイオンの大型ショッピングセンターは二つとも人で溢れ、国道沿いのラーメン屋さん、焼肉店はお昼の空席待ちは当たり前。
沿岸そのものは大変だし、元には戻らないとこあるだろうけど、潤沢になった予算で、懐の心配をしなくていい公務関係や資材屋さんなんか中心に内陸は復興景気になるもんなんだな、悪いことばかりでもないな、羨ましいなって、軽く考えてました。
逆にこの間、北関東にいってきたのですが、とおりかかった何という市だったか日曜日なのに中心商店街、本当に人がほとんどいませんでした。
ただ、今思えばその姿、震災前の釜石なんかもそうだったんですよね。
しかし、三菱商事って、本当に凄いですね。
昔ちょっとだけ、釜石に住んでいたことあるんですが、釜石グレーンセンターって、大きなサイロがあるところに三菱商事の方が出向で来てたの覚えています。人の好さそうな、フルートが好きな品のいいおじさんでした。
ある役者さんにものすごく似てるのですが名前が思い出せない。
三菱商事って、どんなとこにもアンテナ張ってるところが強みですね。
しかし、あんなところにサイロ作ること自体が目が利くってことなんでしょうね。
今はともかく、被災地に家がきちんと建ち、職場がふつうに復活するよう願ってます。
ええこと言ってくれたで。
その通りだと思います。
参院選もありますし継続的に取り上げたら世論喚起のばらまき防止に良いかも。。
ケインズ政策では穴掘って埋めても効果あるって言いますが、この五年、販路拡大や品質向上せず、惰眠を貪っていたのは、、、痛いですね。
実に厳しいご指摘と思いますが、まさに一番大切なことです。何度も修羅場を生き抜き経験に裏づけられた実務家のご見解と拝聴いたしました。生かすも生かさないも全て読んだ人の受け止め方一つです。今後もありがたいご意見をぜひお聴かせください。あなたの著作の愛読者の一人でもあります。
いえば、震災とは最強のキラーコンテンツなのです。
ダイナミックな力、破壊される日常、混乱、悲しみ、「地域の絆」、奇跡のエピソード、復興への努力、とこれ程までのキラーコンテンツは大東亜戦争くらいしかありません。しかも戦争と違って同時代性があるという…
これを利用して金儲けしよう、政治的に利用しようという現象は山ほど見ました。政治の都合と資本の論理で地方が
食い潰されるのを見るのは悲しいものです。
震災後の紅白歌合戦をふと思い出した。
しっかりと見てたわけではないが、N・T氏や、某グループの熱唱?とかあったような。
で、この話題と絡めると、アマの場合、そのレベルに関係なく、大変な状況というのが人々の注目を集めるが、プロは、そんなもの(大変な状況という話題)ではカネを稼げない、カネを出してもらえないということですね。
すべてに通じる深い話ですね…。
昨日NHKのニュース番組に御手洗瑞子さんが出演しておられました。
気仙沼で手編みニットの会社を立ち上げて、現在60人を雇用しておられるようです。
グッチーさんと同じように、東北で事業を立ち上げて、東北の人を雇い、補助金無しで経営できなければ長続きしないので意味は無いとおっしゃってました。
まだ若い美人の才媛で、感心してみておりました。
かなりきついことを書いたつもりですが、コメント欄にも本当にそうだ、という賛同をたくさん頂き、わかって頂いてありがたいな、と思う反面、こりゃ、まじでヤバい話だな、と思い始めております。この辺で一度決着をつけておかないと本当にまずいことになりそうですね。わたくしも身を引き締めてやっていきたいと思います。多くの書き込み、感謝いたします。また、ぜひ応援よろしくお願い致します!
津波を確認した時点で航行途中から進路をとりあえず日本へ向けて
くれたんですね。 生死をしってる軍人は違いますね
アメリカ本省からの命令は、到着前にもらってますが、軍人としては
異例。 オバマは下からの要望があるまでごもご言ってたのですかね。
日本の情報開示が不十分で被爆させてしまった方がでたのは
残念で、日本側もトップの情報開示はモゴモゴというか枝野さん
自信たっぷりでしたが、弁護士とか実務をしてない人にありがちな
対応。 自衛隊もハワイで何かあったときに同じことできるかな
安部さん、ユダヤの人のためにヴィザをだして後で怒られた外交官
みたいなことできるかな?
対中国で航行の自由を実施してるのも、はっきりしないオバマの許可の
出る範囲でしてるので中国からは、アメリカはビビってるとか言われて
いるようですが、こうした実務をしている人達とは
国を超えてつきあいたいですね。
トランプが、実務者として、非1%として活動することを期待していますが
どうでしょうか? トランプが本物かどうかはわかりませんが、世界は
今、地に足のついた為政者を求めてますね。
ヒラリーは、ヒラリヒラリと話を変えるので信用できない
まだ、はっきり日本へ敵対してくるけど、論点が明確なトランプのほうが
やりやすい気がします。
グッチーも実践者として期待していますからね
この類の話は、被災地の反発を間違いなく買うから政治家は怖くて言い出せないでしょう。即、落選に繋がりますからね(笑)。でも、まじな話グッチーのいうことが正しいのです。誰もそう思っていても、炎上が怖くて言い出せないというのが現実でしょう。しかし、あの神戸の震災対策がどうなったか調べたらすぐに分かることです。例えば、震災復興住宅が今どういうことになっているか、住民が帰ってきて元のように繁華街が賑わっているか、商売が成り立っているのか、いろいろ問題が転がっているハズです。だから、一度立ち止まって考えることも大事なのです。東北で震災後に人口が増えた所は、高齢化もあっておそらく仙台とか数えるしかないでしょう。残念ですがそれが現実なのです。
補助金をつける側の皆さんは本当に善意で、お国のためと本当に一生懸命に
やってくださるのですが、結果としてマイナスに作用している部分が強烈ですね。
新規就農者なら誰もが知っている青年就農給付金という制度があります。
農業の後継者を育成しようという趣旨で、年間150万円が最大7年間にわたり国から助成されます。
用途の縛りがなくて、資材代でも生活費でも教育費に使っても何でもOKなのは良いのですが、
驚くべきことに最初の研修中の2年間は、生産したものを販売してはいけないというルールになっているのです。さらに、研修先からプラスの給料を貰うのもNGです。150万でどうやって生活していくのか、、。
「研修中は農地取得前だから販売できるものは無いはず」という理屈はわかります。が、実際には練習で作付けして売り切るところまでが最も重要ですので、
「作るだけで売ってはいけない」期間が2年間もあるというのは信じられないです。
もちろん誰も守っていませんが。。お役人の方々の販売の意識の低さがここでも露呈していると感じました。
この制度、受給資格があるのに辞退したことがあるのですが、関係者から猛烈な批判を浴びたため仕方なく翌年から貰うことにしました。そのときは信頼関係のあった人からも見限られて孤立しました。補助金って何なんでしょうね、ホント不思議です。
地方創生だけでも大変なのに、震災復興まで絡むとなると…。共同出資とか官民協力とか、どいつもこいつも自分のことしか考えないという印象を持つ。昔、国土庁役人の素晴らしい論文を読んだ。素晴らしいのは、整合性と理想論だけで、前提が間違ってる。官民「協力」なんてある訳ない。自分のことしか考えない。
原発安全神話と同様に、予算~補助金~そこに集まる白アリの利権村が出来る。利権に集まり甘い汁を吸ってた奴等が「安全、安全」と言ってただけだった。本当に安全なら、アメリカ製ロボットや仏アレバの世話にならずに済んだはずだ。
この利権村はガッチリ固くスクラムを組み、政治家、特に総理といえども意見出来ないようだ。政治家まで利権村に取り込んでるのだろう。アメリカから電源喪失を心配するレポートがあったのに、小泉は何もしなかったと言う。その結果が…
この利権村を主導するのが、官僚。公務員らしく事前に責任逃れの民間審議会を立ち上げる。役人でなく民間が決めたことなんですよと。しかし、省益を代弁する民間委員・御用学者を選択する。審議会は官僚事務局に逆らえないようになってる。
この利権村にプランナーと称して一発屋、イベント屋の電通がしゃしゃり出て来る。「持続的」経営に関係ないと思うが、どこかに丸投げしたらしい詳細な調査データで高い手数料をふんだくる。詳細さに感心するが、分析がないので、使いようのないデータ。
福沢諭吉の再来を望むものです。
映画マネーショートを見てきました。
投資は割合て投票数・下馬評が不公平な私的美人コンテスト、ってところかな。
巨大ハンバーガーを一口でパックンするお姉さんに、アメリカのダイナミズムを感じてました。
ちなみに何故か、サラリーマンの癖にCDO販売を拒否してクビになったファンドマネージャーは出てきませんでしたぞ?
厳しいご意見ですが、納得するところは多々あります。
六魂祭自体は続いているようですが、代理店の手は離れたのでしょうか。2013年に代理店が一旦中止を示唆したものの、継続で合意したとか。
ちなみに今年は青森市で開催されます。
溜池通信をみて、こちらに来ました。
ぬあ~んで、「マネーショート」にぐっちーさんが入っていないんだ~。(●`ε´●)
まあ、ぐっちーさん、アウトローじゃないもんな~。
今だったら、玉木宏あたりにぐっちーさん役をやってもらいたいもんだ。うん。(私の中でのぐっちーさんのイメージは、最初は高橋克典、次に市村正親、誰かさんが娘さんがどうのこうので機嫌が悪いとの書き込みを見て、最近は玉木宏に変わってます。)
それはさておき、それこそ、サブプライム危機の中身を少なくとも半年以上前から正確に予測し、公に警鐘を鳴らしていた日本人は私の知る限りぐっちーさんだけでした。(外国人でも知らないけど、外国人も知らないので)
ネットの世界にぐっちーさんの実力を一番見せつけた出来事でもありましたね。
トレーダーじゃなく、本当の投資家だからかもしれませんが、大儲けするんじゃなく、危機を叫ぶところがぐっちーさんの人徳であり魅力ですね。
今回の震災バブルの崩壊も、ぐっちーさん以外からはまだ伝わっていません。どういう形で伝えていくのかわかりませんが、サブプライム危機と違って儲かる人は全くいないので、早く震災復興に関係する人たちに具体的に伝わって対策が取られればいいなあって思います。
震災に関する特集では、今日のNHKの福島第一原発のが、演技に関係なく、内容でものすごく緊迫感を感じました。
東京オリンピックはどうでもいいから、東日本沿岸復興を加速する方法ってないかなあ。