2015/11/13 09:32 | マーケット | コメント(12)
おいしい資本主義
盟友、近藤康太郎さんを諫早に訪ねております。
「おいしい資本主義」
この本はもしかすると現代の救世主になるかもしれません。まじで。
非正規だの、フリーターだの、苦しい生活を余儀なくされている若者も、要するに、自分で食うことができれば問題ないでしょ? 自分で食うだけのコメを作り出すことは現代の農業技術をもってすればそれほど難しくない。これで、食うには困らんのです。
あとはゆったり構えてその後の事を考えればよろしい。
ブラック企業に勤めたり、朝から満員列車に乗って会社行ったり、託児所を探すのにあくせくする・・・・
そんな生活、実は必要ない、という痛烈なアンチテーゼがここにはあって、それを実践しちゃってるんだからこれは文句のいいようがない。今の若者に希望を与える書、と言えるでしょう。
正直、私自身もこういう生活が理想なんですが、なかなか実行に至っていません。
いずれにせよ、現代社会の若者にとって必読の書、といっていいと思います。
九州はどこに行っても本当にいい所ばかりなんですが、諫早、実にいい所でありますぞ。
近藤さん、ご馳走様でした!
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12 comments on “おいしい資本主義”
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おいしい九州、ほんとにとかとこ九州。
ぐっちーもそろそろ九州にも拠点を設けて、夏は紫波、秋冬は九州ということにしては如何でしょうか。
・江戸や戦前の人から言えば働かずに餓死の心配はない理想の社会
これが、現代。 まして、米と野菜が自給で切れば文句なし
乞食の悩みもマックの残飯で栄養のつきすぎですから(笑)
・金集めのうまいソロスでさえ同じような事を言ってますね
自給自足のように読めましたから、中国では仙人思想
・中途半端にお金もらって、”男らしゅうない発言をしている
大企業役員”よりは、お金はなくても自由に発言の選択してる
ここの投稿者は幸せかも(笑)
そうは言っても、家族の学費とか最低限の現金はいるので
それが問題。 サッチャーが殖民地に課した人頭税現金払いを
自国民に課そうとしたら、イギリスでは庶民でも奴隷を作る仕組みと
知ってるので烈火のごとく怒って、サッチャーの首を切った。
現金を稼ぐのは大変。 補助金さんが人気なのもそれ(笑)
農業に興味があり能力も体力もある都会の若者が仲間と農業を始める事ができればいいですね。
しかし、今の制度では農地を購入できません。
お金持ちから出資を仰ぎ、農業経験者を顧問にした法人組織を作り、事業として農業を始めようとしてもできません。
おかしいですね。
日本の農業を守ると言いながら、意欲のある素人を排除するなんて。
親戚が地方にあちこちいましてなんやかんや送ってくれるんです。米、野菜、果物みんなもらい物で生活してます。都内スーパーで買うのがばかばかしくなる量・品質です。
昔(中学・高校時代)休みに耕運機使って米作り手伝ってた事を思い出します。
上京して一番びっくりしたのが水がまずく学校のプールのような味で飲めなかった。
真剣に考えて専業農家でなく兼業で半給目指すなら年収が3割減っても今の水準は維持できるんじゃないかと・・・。子供の学校とかいろいろ問題あるけど身軽な若い人なら地方で半給半足はありじゃないかな???
タイトルの本は読んでませんがなんとなく共感できそうな気がします。
今回のお題は、偶々か別室、隠居部屋の
ベルドンさんの記事と合わせて読むと勉強になりますよ
105歳のアスリートで、とうとう世界無敵というか
出場者が他にいなくなった京都の人と同じ戦略か
気長に追い詰めればいつかは一番(笑)
経済的自立という広義に立てば、パチンコ、競馬、競輪、公営ギャンブル、常に儲けれる人はこれでもOK.
が、ギャンブルで常に勝つのは胴元ということになってるし、仮にこれで生計を立てれても、職業欄に書くのは難しいというか、書いても白い目で見られるのがおち。
次に金融商品を自己資金で売買して儲けれる人。
これも職業欄に何と書くべきか。
世間では不労取得と見られるだろう。
世間的に経済的自立とは、狭義に解釈され、他人に物やサービスを売り、そこから利益を上げることとなる。
役人さんはもちろん国民にサービスを売る人である。
が、ギャンブル、金融商品の自己資金売買は、すべてが自己責任であり、自己資金の範囲内であれば誰にも迷惑がかからない。
また、他人と関わる必要がない。
これが農業となれば、なかなか大変なんじゃないでしょうか。
本を読んでから意見を言えと言われそうだが。
気力、体力、意志力、生半可な取り組みでは成果は上がらないような気がしますが。
グッチーさんの「米が食べられればいい」というのは、あまりに安易な言い方だと存じます。
わざとそういう言い方をなさっているのを承知の上ですが。
米、小麦などはもっとも安価なエネルギー源ですが、本来人体にもっとも必要なはタンパク質は高価です。
低所得者ほど肥満が多いのはそのせいでです。
糖尿病の発症も多くなりやすいです。
ご指摘になりたいことはわかるのですが、医学的エビデンスを無視した言い方ですね。
何かで利益を出して生活できる人は、それとは別に自分の法人を作って「会社経営者」を名乗ればOKです。
しかし、ちょっと本の誇大広告っぽいですね。(笑)
あまりこういう意見は書かないんですが。
ぐっちーさんが自分の生き方を見直せ、取り戻せ!!との問題提起には同意しますが。
是非一度読ませていただきたいと思います・・。コメといえば・・○HKで先程飼料米に出す巨額の補助金の件やっていましたが・・・。
ので、ネットで拾ってみますた。
朝日新聞の長崎県諫早支局に移動願いを、農地を借りるところから始まり、初の収穫を迎えた秋までの奮闘記を軸に。新聞記者という身分のまま、毎日1時間だけ農業に従事をしながら自身の食べる米だけを作る。
「資本主義から半分降りる新たなるサバイバル思想―朝日新聞の名物記者が、半ば思いがけず選んだ会社に頼らない生き方を軽快に伝える」…Amazon書評だが、朝日新聞という大手メディアに籍を置き、身分は保証された中での、わずか1年の取組(現在は2年目に突入)。
朝日新聞連載の「アロハで田植えしてみました」をもとに書き下ろしたもの。
チョウニチ新聞と聞いただけでアレルギー反応が出てしまうワタクシですが(笑)、こういうところから地方創生を考えてみようということなんでしょ。
例の諫早湾の豊穣な海を潰し、~千億円もかけて造った潮止め堤防で出来た農地ではないようだ。減反政策をとりながら、こういう無駄をやる農水省。防災は、自然を力づくで押さえ込もうという思想。どうかなと。昔、人口爆発~食料難~農地を農業土木でガンガン造らにゃ、と農水省構造改善局役人が熱く語ってますた。
11年度の39歳以下の『新規参入者』の数はわずか約750人。
就農1~2年目から農業所得で生計が成り立つ人は14%程度(全国新規就農相談センター調べ)。
1995~2005年…農家20%減
2000~2003年…農家33%減
2006年新規農業参入者2180人。2010年1730人。減少傾向にあります。
農業というと江戸時代の「クワ1本で」をイメージしますが、現代農業は機械にしろビニールハウスにしろ酪農にしろ初期投資が莫大で採算をイメージ出来ない。なかなか若者が農業参入出来ないのでは。
経済ということで此処にコメント。
円は米ドル債で担保、最近なんとなく感じてたことです。
なので、150円というのは、かなり先かと…。
そして黒田緩和の揺り戻しもいずれはあるし、10円は戻すのでは、と。
100~130円、かなりの期間、この水準かな、と。