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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2015/10/21 13:41  | マーケット |  コメント(8)

著作について


最近よく言われるのだが、ぐっちーさん、もっと本書いたらいいよ、まだ3冊なんて少なすぎるよ・・・と。

しかし、必死になって書いても一冊書くのに半年はかかるよね、と言ったら、大丈夫、しゃべってくれたら僕がまとめるから、という営業が数件入ってきた。

正直、人に書いてもらった時点でそれは自分の著作だとは思わない。印税の何%か払えばすべてやってくれるので、粗製乱造的に何十冊も本が出てくる人がいるのだが、それを買うのは本当に無駄だと思う。

こちらは一応、林真理子さんの足元にも及ばないが、一字一句うなりながら汗を流して書いているのだ。
それがお金を出して買っていただく書き手としての最低限のラインだと思っているのだ。

一緒にするな!

と言いたい。

これからまた著作が出ますが、私はすべて自分で書いていますので念のため。

ちなみに前回の対談本(with かんべえ先生、やまげんさん)はライターさんがまとめています。
対談だと誰かがまとめないと仕方ないので、それは助けて頂くわけですが(笑)。

ということで、今日も頑張って原稿を書いています!

それにしても

輸出は中国経済の減速で伸び悩み・・・・・

と書いているメディアがあるが、ばーか、と言ってやりたい。
円安政策をとってから、この2年間数量ベースで輸出は全く増えていないのは貿易統計を見たらすぐわかることだ。こんな簡単なことも確かめられない新聞にお金を払う価値はゼロだろ。

こちらの読者の皆様は、講演会などで、実際のデータをご覧になっているので騙されなくて済んでいるが、お金払って騙される、というのでは最悪ではないか・・・と思う訳ですよ。ホストクラブより性質が悪い。

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8 comments on “著作について
  1. パードゥン より
    中国のせめて半分の3.5%成長を

     減速したって7%弱ですよね。 
    中国は元々の大英帝国圏に戻ることにした
    ようだから、オーストラリア初め輸出先は
    多様になりますね。  
    TPPの大所をとられそう。 
    潜水艦も新幹線の2舞

     著作の内容はわかりませんが、消費増税の
    経済への影響はなんど書いてもいいですね
    限りなく消費増税ブレーキと金融緩和アクセルを
    踏み続けるといずれ、エンジンの庶民が食い物高くて
    つぶれますね。

     マンションが傾いたのも非正規の人に
    仕事させすぎて本人も杭もフラフラだったようですね
    日本の現場も限界。 官房長官も会社に厳しく
    あたるだけでなくて、職場の実態を解析
    してほしいですね。

     グッチーが女性にフラフラとか、著作で
    頑張るのは、OKですよ(笑)

  2. 山紫水明 より
    中国のかって

    中国が英国の原発事業や鉄道事業に投資をするそうです。
    世界中が低金利で金余りのこの時代でも何等かの理由で資金が集まらない
    事業はあるでしょう。
    中国は資金難の事業に投資したのだから日本は黙って見ていればいいでしょう。
    インドネシアの高速鉄道の件も含め、お手並み拝見でいいんじゃないかと思います。
    もし、うまくいけば中国の見識を見直すだけです。
    だけど、焦った状態で金を使うと失敗する可能性は高いはずです。
    ひそかに期待する悪い私です。

  3. ペルドン より
    文体

    ぐっちー初期の文体・・
    味があり・・ユーモア―があり・・捻っていた・・
    真似出来ない・・

    最近・・忙しすぎて・・豚骨ソーメン・・猫撫ぜ声・・
    でも・・似せて書くのは・・難しい・・・(笑

  4. パードゥン より
    機転を利かせて中国核廃絶を、外務省殿

    「日本は核武装の可能性」と中国…国連で応酬に

     言われたからって、真面目に反論するだけでなくて
    ”それでは、そちらは核廃絶ですか? 万里の長城の外壁あたりで
    国内問題とかいって
    少数民族にお使いになることはありまんね?” くらいの
    反撃発言をできる外務省人材採用が必要ですね
    禅坊主でも雇ったらどうでしょう(笑)

  5. 空の財布 より
    VW、他。

    アメリカ以外は不況になるのでは?
    しかし規模は不明でも内容は予想出来る。
    リーマンショックのような予想していなかったものではない。
    なので、突然急落ではなく、徐々に減速していくのでは。
    VWはドイツが国有化で収まるでしょうし。

  6. oda_susi より
    自治体の子育て支援とか、本とか

    ①目から鱗だった、自治体の子育て支援

    自治体関連団体が、駅前で朝早くから子供を預り、各人の保育園や幼稚園に、バスで集団送迎してくれる。

    これで、親が毎朝二人の子供を異なる保育園・幼稚園に送る一時間が節約できる。帰りも同様。

    子育て家庭の行動を、フローチャートにして真面目に考えれば直ぐ思い付くべきなのに、全く思い付きませんでした。反省。

    ②最近自身のブログを書いてて気付いたのですが

    日本は、一次データは結構ネット公開されてます。英語で米国の公的一次情報にも無料アクセスできます。
    でも、それを1~数時間かけて加工分析されたブログや記事になると、途端に激減する。

    分析加工する事に時間を使わずに、思い込み記事数を作ることに時間を使ってる。分析していたとしても、それを説明するグラフデータとかが記事に付いてない。

    そして、思い込みを排した事実の積み重ねになると、ネットは書籍に勝てない。

    例えば、喘息について調べたりすると、取っ掛かり・まとめはネットで沢山出てくるが、エビデンスを積み重ねて喘息の病態・治療法を科学的に説明した本の、体系的説得力には勝てません。
    本は、推敲された200ページをメモして読み返しながらで無いと頭に入らない量・質なので、当然です。

    その体系的な科学的な理解がないと、訳の分からない民間療法に藁をもの気持ちで、ついすがってしまう。

    そして探してみると、一般人向けに上記方針で書かれ、かつ、比較的最近の医療研究状況を踏まえて出された本は、なかなか見つかりませんでした。喘息みたいにありふれて、需要のありそうな物でもそうです。

    何が言いたいかというと、グッチーさんの本に期待してます。
    そして、グッチーさんが納得出来る内容なら、誰かに手伝って貰うのもアリだと思います。
    伝えたいと思っていることを、労少なく、質を下げずに、焼き直しでなく新しい発信を増やせるなら、良いのでは?

    (むしろハードルを上げてますかね?スイマセン。でも、グッチーさん本を楽しみに待ってます)

  7. hk2009 より
    げすの勘繰り・思い込み

    FinTech low-latency AIIB トルコ イラン 香港 上海 ジョンブル魂?

  8. 極楽トンビ より
    一緒にするな?

    えー、林真理子を持ち出して一緒にするなと言われてもなあ。林さんは基本的に小説家であり(エッセーなども書いてますが)、グッチー氏の場合は経済に関するものが主体ではないですか。対象とする世界がかなりちゃうのではないでっか。物書きの苦しみは一緒ということなのでしょうが、ブログなどは結構スラスラ書いているように見えますよ。前触れでは広島カープに関する経済本と思いますが、まさか小説(フィクション)仕立てだったりして。どんなものが出てくるのやら楽しみです。まさに生みの苦しみの真っ最中なのかな。

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