2015/09/03 08:36 | マーケット | コメント(22)
講演会 満員御礼 及び 雇用統計 前哨戦
今週の土曜日5日はいよいよ講演会であります。
お蔭様で既にキャンセル待ちとなっておりますが、意外と直前でキャンセルが出るので、ご希望の方はキャンセル待ちでお並び頂くようにお願い致します。
偶然なのですが、ちょうど注目の8月雇用統計発表の直後となるもので、今回は多少の時間をこの分析に裂くことになります。前から申し上げているように、今回の統計で利上げする、しないはほぼ見通せるものと思います。
そういうことで、今週の8月雇用統計はあらゆる意味で重要な意味を持ちますが、その前に、ADPの雇用レポートが出ているので一応みておきましょう。
http://www.adpemploymentreport.com/2015/August/NER/NER-August-2015.aspx
これによりますと・・・・
所謂民間企業における9月の雇用者数は19万人増。
製造業製造部門(いわゆる工場です)が1万7千人増加となり、7月の7千人から倍増。
建築・建設業においては1万7千人増加で、やはり前月1万5千人より増加
一般的製造業が7千人増加となり、7月の1千人から増加。
Service-providing employment rose by 173,000 jobs in August, up slightly from 170,000 in July. …
サービス業においては7月の17万人から17万3千人に増加。
このADPレポートは企業コンサルタントであるADPがそのクライアント企業における雇用状況を集約したもので、いろいろ文句を言われるていますが、本番の雇用統計の前哨戦としては十分使用に耐えうる精度だと言えます。おそらく大筋こんな状況で、8月の雇用統計には昨今の金融市場の不安定な要因はあまり影響がないと言えましょう。
前から書いていますが、アメリカ経済は今後数年におこる若年層労働人口の増加を背景に、内需主導で成長軌道に入っており、原油も自国で賄える状況になりつつあることを考えると、要するに隔絶された状況で成長が可能なほぼ唯一の国である、という事が言えます。その意味では国際金融市場がどうなろうと、知ったこっちゃない訳で、リップサービスではいろいろ言えるのでしょうが、実際の所は 俺は知らんよ、というのが本音だと思います。FOMCではこの本音が出てくるのではないかな、と思っている所ですが、これまえ2年にわたり言い続けてきたようにあくまでもデータ次第ですので、9月利上げ、とかいや12月だとかいう決め打ちは禁物です。早くても9月、とずーーーーっとFOMCでは言い続けているのに、それを前倒しだとかさんざんあおったメディアのばかものどもはさっさと退散すべし。
それで金を取っている日経はほんと恥を知れ、といいたいですね(笑)。
ブルームバーグによると、現時点でのエコノミストの予測数値のメジアンは22万3千人だそうです。
まあ、あまり当たらんのですけどね(笑)。
20万人を超えていれば合格点。
詳しくは講演会、メールにて解説、ということになりますので、お楽しみに。
最近いろいろなコメントを頂くようになり、参考にさせて頂いています。
ご愛読いただきまして感謝申し上げます。
ぐっちー拝
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22 comments on “講演会 満員御礼 及び 雇用統計 前哨戦”
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我が日本が商社・銀行と土地投資博打した企業がつくったバブル大借金の
返済でのたうちまわている間に、アメリカは子作りに励んでいたのですね
白人は男も女もヴァイグラが必要なようですから、誰が子作りに励みましたか?
アジア人が増える黄禍思想は言われていませんから、スペイン系ですか?
閉じた生態系のアメリカで言えば、安い賃金の中国が国内にできるというのも
もう一つの視点ですね。
エンゾさんの仮想議会ですが、紫波町なら日本のグーグル(グッチーポスト)があるから、規模とITリテラシー適切な田舎(失礼)と言えそうですね(笑)
グッチーのおおらかな投稿受け入れが広い世代を集め活況を生みましたね
米国の確定拠出年金制度・・
説明して下さい・・
コラムの説明・・求めるのは・・虫が良いのですが・・
何しろ・・職業病・・腰痛だから・・・(笑
中国経済が悪いのにアメリカ経済が良いという事は有り得ません。
お互いに密接な相互関係で成り立ってます。
つまり、中国経済のハードランディングが起これば米国株は大暴落します。
中国経済のハードランディングは2016年~2018年に起こると予想します。
制度いじりに熱を挙げているようでは。
移住、引っ越しますわ。
一大阪府民より。
他にやること無いんかい!!
利上げ前の株価調整のなか、ミンスキーモーメントと言われる株暴落がやってきたにもかかわらず中国が米国債を売り金利が動きませんでしたが、ドル売り元買い、元の切り下げなど訳がわからなくなってきました。AIIBどころではなくなった中国の図らずもFRBの利上げつぶしか?しかしドルペッグ卒業は長年の安定を乱し米国企業もけっこう不確実性があるのでは?この辺を考えると米国の内需安定成長軌道に暗雲は見えますか。
相変わらず小鬼が暴れてるようで…
またぞろ日経18,000割れですわ
上海休み、雇用統計今晩、週末等々、仕掛けるのは良い日ってこともありますな
カラ売り比率は、50%とか空前の数値になっとります
連中に言わせれば、日本市場なぞカンタンって事なんでしょうな
ある意味デカイ規模の相場操縦してる訳で、残念ながらコイツ達を取り締まることは出来ませんわ
しかし、ヨワヨワ日経ジャパンですな
尻馬に乗っかったり、落ち穂拾いばっかじゃあしょうもネエ
雇用統計に注目が集まってるようで
どんな数字が出たところで、利上げの有無が決まる訳じゃあなし、来週のFRB待ちなんでね
その前に、日銀があるんだが、クロダ二枚舌氏
さて、どうする?
今週に入ってから、日本株だけずるずると落ちる展開ですね。
相変わらずの世界同時株安って、報道報道ですがね。
東芝の決算発表の遅延だとか、いよいよ怪しい雲行きだし、その辺が効いているようにしか見えないのですが、いかがでしょう?
ものすごく、複雑な気持ちになります。タイトルとまったく違う話題ですみません。でも、この問題、対応を間違えるとかなり尾を引くと思うので。。。
オリンピック史上、世界で初めて「シンボルマーク(エンブレム)」が誕生したのが、1964年の東京オリンピックで、それまでのオリンピックでは、そういう発想自体がなかったようです。
今年の1月にNHK・BS1で再放送された番組『1964から2020へ オリンピックをデザインした男たち』でその事実を初めて知り、ビックリ仰天しました。
当時の五輪デザイン室を指揮した美術評論家の勝見勝さんのもとに、日本を代表するデザイナーが結集し、「シンボルマーク(エンブレム)」「絵文字(ピクトグラム)」が生み出され、それが現在の大会にも引き継がれているという、まさに、オリンピック運営のターニングポイントともいえる、画期的な発想とデザインでした。
絵文字(ピクトグラム)は、今では、世界中のあちらこちらに、フツーに見られるもので、水泳の会場だったら、泳いでいる人の絵がデザインされていたり、非常口の表示だったり、トイレの入り口のドアに、男性用だったら黒の人型、女性用なら赤の人型等々、どの国の人にも一目で分かるようになっている、超スグレものです。
関係者の皆さんの情熱と才能・努力と労力の結晶であるこのデザインを、世界中の人たちのために役立ててほしいと、当時、国際オリンピック委員会に無償で提供したという事実にも、本当に驚きました。今や世界中にあふれています。
今年1月に、ぐっちーさんのこのブログに、絵文字についてコメントさせていただいた時、文章が長くなりすぎるので、シンボルマークについては割愛したんですが、まさか、こんな騒動になるとは。。。 先人の偉大な業績を思うと、本当に残念です。
1964年のシンボルマークは、白地に大きな赤い丸。その下に、ゴールドで五輪と「TOKYO 1964」だけが描かれている、シンプルかつ、パワフル、そしてゴージャスなデザインで、日本を代表するデザイナーのお一人、亀倉雄策さんの作品です。
私の印象では、このデザインを超えるどころか、並び立つエンブレムは、いまだ出現していなように思います。日本の国旗「日の丸」自体が、美しくインパクトのある、デザインの極致とも言えるものの一つですが、それを実に見事に象徴されていると感じます。
しかも、この方法、一度しか使えないんですよね。なので、これに匹敵するデザインを生み出すには、他のアプローチが必要になると思います。
今回の騒動を乗り越えて生み出される、新しいエンブレムに期待したいです。そのときは、エンブレムや、絵文字(ピクトグラム)が、「日本で誕生した画期的な発想とデザイン」であることを、あらためて世界に発信してほしいです。この事実を、数年前まで全く知りませんでしたし、世界のほとんどの人たちも知らないんじゃないでしょうか。
「災い転じて、福となす」。日本人が誇りと自信を失うようなことは、絶対にあってはならないことだと思います。
今日は雇用統計。
前回は夏休みのため、劇場ならず。
今回はすでに辛抱たまらんのか、バーゲンセールでの大阪のオバチャン並みに暴れています。
日経¥19500までも来ず、先に¥17000を試しに来たか。
どちらにせよ弱気相場に突入したので、当面はリバを取るだけ。
FOMC後に明確にトレンドが出れば、ショートも交える。
長期ロングはヘッジした。
17.3万人増でしたね
20万人は下回りましたが、前月、前々月合わせて4万人増なので悪くない?
業種別では資源安の影響はあったようですが、それを吸収しての数字なら悪くない?
失業率5.1%、時間あたりの賃金が0.3%増と利上げの条件は整った!?
市場もまだ計りかねてるでしょうか
今回はメルマガより先に後援会がありますね〜プラチナチケットですなw
株安
金融緩和止めれない
日銀資産毀損
円安継続
というか、加速か?
為替はまだ織り込んでない。
ダウに、グッチーもバフェットも嫌いで時価総額がいく所まで
行っていたアップルを入れて、伝統のATTをはずしたあたりで
下落のサイクルへのマニュピュレーション
中国は問題ありでしょうが、国を守る点では堅固ですね
日本は正攻法すぎて、dowaharaさんが書かれているように
外国へ資金が流出するのだと中国の事をバカにしてばかりいられませんね。 アメリカだって国債をソロスがしかけた時は鉄槌でしたからね
とにかく投資にしろ損にしろ外国へお金が出ないようにしないと
日本は厳しいですね。 360円から延々と続いた
円高で賃金が外にでてしまう体質になってしまいましたから。
”消費増税10%で低所得者に給付金 財務省が検討”
なぜ、自分達で支払った税金から、”お上のお恵”みをいただければ
ならないのか。 低所得だからと言って、プライドを取るな
アメリカのインディアン居留地や、侵略されたハワイの原住民の
ようなフードスタンプだよりは人を長期にだめにしてしまう
日本の力は低所得者層の頑張りが特徴なのに
公明党は、アメリカのジャパンパッシングで手に負えなくなった
中国と対峙するため自民党に戦時協力しているのに、
軽減税率についてバーターしてなかったのですかね。
日本人は上から下まで皆さん、人がいいというか交渉は苦手ですね
バダス・グッチーに学ばないと。 グッチーが外資を渡りあるいて
苦労を語るも涙で得たノウハウを共有しましょう(笑)
フードスタンプの形の払い戻しではなくて、軽減税率は
年度末に累積ポイント還元みたいですね
小店舗まで納税のIT化をとは私もここに書いた事がありましたので
失礼しました。 不勉強でした。
それならいっそ、Tポイントとかナナコカードとか民間と連携すれば
消費税を年度末還付でなくて、翌日、還付できるので低所得者も助かるし
システム開発費も軽減できるのでは? 年度末まで立替苦しいから
低所得者だし、ここで話題のITリテラシーの問題もあるし
食品の品目購入も民間企業がもとともやっていますから、運営コストも
国が負担しないですみます。
官でしかできない事は課税、民でできるポイント付与は民間にの
ハイブリット課税システムです
ダメでした(-_-;)
予想通りでしたから、面接当時よりショックはありません。
質問の内容をご紹介しときます。
「全国一斉テストで当県は30位でした。これを改善するには?」
「先生に努力してもらいます。(俺教師じゃないし(-_-;) あんた秋田県はトップだが、人口流出もトップだって知ってんの?学力向上も必要だがもっと大切なもんがあるんじゃない?)成績を上げようと思うなら塾のノウハウを取り入れたらいいでしょう。」
「藤原和弘読みました?」
「(その情報は仕入れてましたよ(笑) 大村はまさんを読みましたので必要ないと思いました。社会性では藤原和弘に負けるつもりはありません(ぐっちーさん、その他の方々のおかげ)。」
同一人物
「ピケティ読みましたか?」
「読んでません。(あんな分厚い本なんて読めんわ!かんべえさんも薦めてないし)」
「戦中の道徳=間違った道徳と書いていますが、修身を読みましたか?」
「読んでません。」
「今の道徳と変わりませんよ。」(自慢げに)
「私は「戦陣訓」のことを言ってます。」(半分切れてました)
あとは組合の「悪口」ばかり(-_-;)
私は基本的に「悪口」「文句」(批判とは違います)は非生産的で何も生まないと考えているのでうんざりしました。
参考にはならないかな(^_^;)
前橋さん、ぐっちーさん、お疲れさまでした。
前橋さんは絶好調でしたね。
ぐっちーさんは米ドル円水準の質問にはぐらかした答でしたが仕方ないですね。
金融マンから実業に軸足を移してきたからか、講演会の内容も政治官僚相手に多様化してきたような。
でも根っこの問題が人口減少、大き過ぎる…。
長期失業者数は220万人。
相変わらず2003年頃の山を上回っているわけで、
今月の利上げは見送るのではないかと思いますけど、
いかがでしょうか?
これは駄目、駄目、駄目
自民党の驕りもここまで来たか
麻生さんは、それなりに人生がわかっているかと
思ったが、本当にこういったのなら、便所掃除10年の刑で
人生やり直し(笑)
議員はね、庶民がその”面倒くさい仕事をして稼いだお金”の上前を
ピンはねして生活している、真ダニで、寄生虫なの
面倒くさくない真っ当な仕事なんてありません。
面倒くさくない仕事は博打とか未公開詐欺ですが、若手議員にそう
させたのは、面倒なことはやりたくない上役議員だったのですね
誰が這いつくばって雑草をとり、やんなるほどヤスリをかけ
クセ下のオジンの頭をなでつけて、床屋してます
パナマ帽の草は夜の決まった時間に処理しないとうまくいかないのです
面倒くさいから、お金をもらえるのです。 アウト、アウト、場外!!
ぐっちーさんがドル円水準についての言及を避けているのは、
「このままだと円安」
「しかし、我々の努力でまだそれを食い止めることが出来るはず」
というところでしょうか。
円は短期的には円高へ向かうと思います。
何故なら、米ドル円は75円から125円まで50円も一気に上昇しましたが、その間、全く大きな調整をしてないからです。
1997年のアジア通貨危機の時も48円上昇した直後に調整しました。
私は近々、米ドル円が110円を割ってもビックリしません。
しかし、長期的には円は本当に酷い円安へ向かうでしょう。
理由は、日本国債の金利が上がると日本政府の財政赤字が莫大に膨らむからです。
それを抑え込む為に、日本政府と日銀は金融緩和をずっと続けると思います。
おそらく円が崩壊するまで続けると予想します。
雇用統計の評価は、明日のメルマガにお任せするとして。
もうそろそろ、利上げ時期当てクイズは止めて、むしろ利上げのピッチ・継続性を気にする方が大事だと考えてます。
結局、利上げは何時か?なんてクイズが続くから、不透明感が続く訳です。
ま、それで(不透明感からくるボラ)生きている人にとっては、今が書き入れ時なんでしょうが。
G20の声明も「今月利上げするから、さっさと織り込んで。」と言った方が余程効果があったかも?!
ぐっちーさんが米ドル円の見通しについての質問に明確に答えなかった、どころか、100円割れの円高も、なんて言ってたが、本音はドル高しかないじゃん、でももう俺も準公的人材で、軽々しく言えないんだよな、ってところじゃないですか。
どうも引っかかってまして…(苦笑)。
いかにこのドル高円安を食い止めるか、そう考え出しているのでは?