2015/04/15 16:23 | マーケット | コメント(14)
次回テレビ出演、読者のみなさまのご指摘・・・酒類安売り、原発、中国など
次回のテレビ出演は収録ものです。
17日 金曜日
20時54分から22時48分
テレビ東京
有吉のバカだけどニュースはじめました!
いつもの奴ですね。私の出番は後半に偏っているかもしれません。
是非ご覧くださいませ!
来週は23日木曜日が7時半テレ東生放送であります。
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さて、読者のみなさまからたくさんコメントを頂いています。
大変有意義な物も多くございまして、こちらとしても勉強させて頂いています。
ワタクシに対する反論も歓迎致しますが、人を不愉快にさせるようなばかやろー的用語を使用されると管理人が削除しますので、悪しからず。
批判にもそれなりのルールを守って頂く、というのがこちらでのルールです。
勿論何度コメント頂いてもまったく問題ありませんので、お気軽にどうぞ。
さて、コメント、メールなどを合わせますと、皆様のご興味はこんな感じでしょうか。
1)酒の過激な安売り禁止法案制定へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150414-00050090-yom-bus_all
さすが、当ブログの読者の皆様は このニュースには敏感のようですね。もちろん、私もであります。
ご指摘の通り、なぜ、アルコールだけを目の敵にするのか、という点が怪しい訳でありますね。量販店に押されて酒屋さんが潰れているのは事実ですが、では町の電気屋さんや八百屋さんはどーなのよ、と思うのは当然ですよね。なぜ、アルコール、しかも酒類販売店が扱うようなビールなどがターゲットにされるのか、どうやら業界との関係が底辺にはあるから・・・というのは言い過ぎか。
前に酒販店の方と話をしたのですが、粗利を4%としても、従業員を1人、月20万円で雇おうとすればそれだけで500万円を売り上げねばならなくなり、もしビールだけでそれを達成しようとすれば月に2万本以上商いをせねばならない、という事態になっている訳で、それは最早量販店の問題ではなく、酒屋という業態が持っている根本的な問題にほかなりません。農業問題と似ています。TPP以前に今のままいけば高齢化で農家の大半は潰れてしまうのです・・・
なんで、こんなつまらん物が出てくるのか・・・・・量販店にいじめられて値切られている大手ビールメーカーが裏にいる、と思うのは考え過ぎですかね~・・・・
2)樋口裁判長
http://mainichi.jp/select/news/20150415k0000m040002000c.html
これに関しては賛否両論あるでしょうね。
ワタクシは個人的には廃止論者なのですが、今回の仮処分決定の理由についてはよくわかりませんね。
こんな記事も出ていますし・・・・・。
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/npp_restart/68850.html
あくまでも、事故が起きることが前提で、その上でどう対処するか、というのが問題であって、住民の避難方法さえ明確にしていない、あるいは安全委員会はそれは関知しない、というのであれば、絶対に事故にならないので、その可能性は考える必要がない、とした福島と同じ状況を設定されているということになりますね。
これは有り得ない。
アメリカでは原発は事故が起きるもの、として扱われており、それに対する対処も隅々まで定められ、近隣の住民は避難訓練をしています。
日本は国土が狭く、福島の時も、風向きによっては東京全体が危険地帯だった訳ですから、そういう社会的避難システムを構築するのは当然でしょう。
前にこのブログで書きましたが、司馬遼太郎さんと赤坂のバーでご一緒した時のご発言が忘れられないのです。彼は日本陸軍の戦車兵として従軍しており、本土決戦要員として最後まで国内に留まりました。彼の部隊に大本営から送られてきた、その本土決戦案は新潟に上陸するソ連軍を阻止するというもので、いわゆる水際作戦だったそうです。
大半の戦車が関東に展開していたので、それを速やかに新潟まで移動させる必要がある訳ですが、一度に大量に移動させる道路もなく、どうやって移動させるのか? 移動手段はどうするのか? と作戦本部に問い合わせると
周りの民家を戦車で踏み潰して行け。
民間人の犠牲は問わない。
という答えで、唖然とするどころか、本当にその場から逃げてしまおうかと思ったとおっしゃってました。
幸い、ほどなく終戦になりましたが、要するに帝国陸軍が生き残ることが優先で、国民の命や生活は後回し(犠牲にしてもかまわない)、というDNAがこの国にはありますよ、ということが先生のお言葉だったと記憶します。
今の原発議論を見ていると、国、自民党、経産省、財界の生き残りのためには、日本国民の命は多少犠牲にするのは当然だ、と言っているように見えることがあります。司馬先生のお言葉を改めて思い出しました(因みに一族郎党に帝国陸軍と兵学校の卒業生しかいない山口家においてはこの種の話は事欠かない)。
3)中国のGDP
第1四半期のGDPが7%と低め数字が出ましたが、信用してませんよね??
はい、信用してません(笑)、と言う話なんですが、じゃ、何を信用すればよいのですか、と言う質問をされる訳です。
正直何も信用できません、というしかありません。
中国人の経済学者がそういうんですから、もうどうにもなりませんよね。
その中でも最も誤魔化しにくい、と言われている数字は電力生産量及びその消費量です。
特に生産量はプラントにある様々なデータを、建設に携わった西側の企業が把握できる数字でもあるので、誤魔化しにくい。これによると、2015年は前年同月比でマイナスが続いており、かなり減速していると我々は考えています。
コマツのブルドーザーの稼働率が一番正確という話があり、このあたりのデータは年間2000万円くらいでコマツさんが販売しているそうです。
私はもっぱら友人の中国人の生態を観察するのが一番だと思っており、最近では有力な大金持ちの複数の友人が3年前に上海、北京の不動産を一度に売り払っているのを見て、中国経済減速と判断、進出している企業の撤退戦を開始しました。お蔭で無傷です。
所詮、投資するべき対象ではないので、あまりかかわりたくないのですが、実業ではどっぷり浸かっていたので今はほっとしています。製造業・小売業の方は致し方ないのですが、それ以外の業種の方はあまりかかわらないことです。同じ努力するなら、アメリカでやった方が労力とコストは3分の1で済む、というのが実感です。いつも申し上げているように、若年層労働人口はアメリカの方がはるかに伸びていきますから。
って、これ答えになってませんね~(笑)。
直接かかわりがなくなると途端に興味がなくなるものですから、もう少し情報を集めてまたお伝えしていきます。最近、中国語も使ってないからずいぶん下手になったな、と友人に悪口を言われました。うーむ、もったいないぞ。
明日から岩手入り。
今週紫波町の60周年があるのです。
そのお話はまたご報告いたしますね。
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14 comments on “次回テレビ出演、読者のみなさまのご指摘・・・酒類安売り、原発、中国など”
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お酒安売り規制
政府は、おせっかい。
公正取引の独禁取り締まりだけで充分と思う。
地上波のバラエティに出ます、と宣伝されてもワイプと山場CMと過剰なテロップばかりで見る気が起きないんですよね。
その時間はたぶん萬屋錦之介の鬼平犯科帳を見てます。昔の時代劇は脇役の演技がちゃんとしていて、観ていて面白い。
ひな壇の番組は止めた方がいいですよ。
ぐっちー仕切りならまだ見てもいいけど。。
原発再稼働に関して、ぐっちーのスタンスはよく分かりました。朝日寄りの人はまあそうでしょう。でもこういう意見だってあります。
要するに樋口の決定は、「原発はゼロリスクでなければならない」と言っているのであり、これは世界的に見ても噴飯物の「オオカミ少年」判断であろう。科学的な知見ゼロの裁判官が、原発に関する日本の最高権威の規制委員会の知見に基づく再稼働判断に真っ向から「ノー」を突き付けても、一部のマスコミは喜ぶが、国民のためにはならない。最高裁の「総合的な判断が必要で、行政側の合理的な判断に委ねられている」とする冷徹な判例は、大震災後の現在でも十分通用することが全く分かっていない。始めに結論ありきの一部司法の暴走だけが目立った決定であった。政府も関電もこのような決定にとらわれる必用は全くない。(杉浦正章氏ブログより)
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この国の人口のボリュームゾーンにいる人たちは戦争を知らないまでも、親族が戦争に関わっていた人が多いのではないでしょうか。
かくいう私も父はシベリア帰り。母方では成績全甲だった伯父が戦死し、才色兼備で街を歩くと人が振り返ったという逸話が残る伯母は、従軍看護婦であったにもかかわらずグラマンの機銃掃射で命を落としました。
そんな親戚もいるだろう多くの人が、どうして最近の「勇ましい」発言に何も感じないのか不思議な気もするのです。
集団的自衛権も原発もお国が国民のためにしているなんて思わないようにしています。自分を守るのは自分。過去から学ぼうとすればそのことを忘れてはならないと思うのです。
新しいお客が来るたびに、同じ説明しなきゃいけないのはしょうがないか。
ぐっちーは中国に昔から警告出してますね。
人ひとり雇うとその人の年収の2倍は最低稼がないと、税金考えると雇う意味ないです。みなさん年収の倍以上稼ぎましょう。
まあ原発は賛否両論ありますが、1msvを守ると税金が永久に使われますよ。
特に問題ないのに帰れないのはストレスで人を殺す実験してるようなものです。
前も言いましたが阪神淡路地震の時も移住のせいで亡くなってます。
阪神淡路は原発関係ないのにストレスで亡くなってることを考えると家が壊れてない人はさっさと家に帰れるようにすべきです。
>>周りの民家を戦車で踏み潰して行け。
民間人の犠牲は問わない。
という答えで、唖然とするどころか、本当にその場から逃げてしまおうかと思ったとおっしゃってました。
幸い、ほどなく終戦になりましたが、要するに帝国陸軍が生き残ることが優先で、国民の命や生活は後回し(犠牲にしてもかまわない)、というDNAがこの国にはありますよ、ということが先生のお言葉だったと記憶します。
どの権力者もこの行動こそが世界の常識じゃないでしょうか。
日本だけ異常とも取れるような印象操作に違和感あります。
国民の財産を無視して生命だけ考えれば戦争は絶対できませんし、
即刻、他者に自治を即刻委ねるべきでしょうし。
チベットやウィグルはきっと理想の楽園なんでしょう。
ただ、原発には反対なんですけど、私も。
東電以下の電力会社等は、今もなお事故が起きないことを前提にしてますが、
実際に事故があった以上、原発事故が起こることを前提にするのは当然です。
会計上、引当金計上が必要になります。
引当計上すれば、原発が会計上、割に合わないことは一目瞭然です。
東電以下は、引当金計上をしていないので、(粉飾)違法行為ということになります。
(粉飾)違法行為の原発推進派は、国を滅ぼす賊=国賊と言っても過言ではないと思います。
全国の桜開花状況をウオッチしています。今年の桜の開花は全般的に早いようで、関東はとっくに散ってしまい桜前線は東北を驀進中です。
そこで、ぐっちーさん現在は紫波町滞在中でしょうか。喜んでください、紫波城山公園の桜が咲き始めたようです。今週末あたりはお花見ですね。
原発判決・・
まだ一審・・段々・・ハードル高くなる・・
高くなるが・・あと一回・・事故が起こらない限り・・原発の恐ろしさ・・
津々浦々・・浸透しない・・浸透した時・・日本は滅びる可能性が大・・
裁判長の心証・・
そこにあったと思う・・権限を行使し・・束の間だと分かっていても・・
良心・良識を行使した・・
酒税・・弄ると・・何処の国・・何処の歴史でも・・騒乱の源になった・・
日本は例外だろうか・・飲み助は少数派なのだろう・・・(笑
いつも勉強させていただいています。難しい経済用語は飛ばして読んでいます(笑、そんな読者もいるんですよw)。
あまりに低い投票率に打つ手はないのかとため息が。
選挙があることも知らなかったという人や、どの人に投票していいのか情報が少なすぎて、いいかげんな投票ができないから棄権したという人がいたり…。投票しないということは、いまのまま現状維持でOKということになるのに。
原発問題もいま国会で与党協議されている「国際平和支援法」創設についてもすべての国民が影響されることになるのに。いい知恵が浮かびません(汗)
目的はアマゾン潰しでしょ。廃業した酒店の販売免許を買い取って事業を拡大しているアマゾンの独走を阻止しようとしている・・と私は見ます。
”国民”さんは原子力規制委員会のことを原発に関する国の最高権威とおっしゃておられますがそのそのトップである田中委員長が過去の記者会見で次のように
述べておられます。
”私は、今はそういう数値だけで議論する、もちろん数値目標は大事ですけれども、そのことで、では国民が納得しているかというと、必ずしもそれはそうではないので、そこのところは、安全目標というのは決して国民と我々が合意して作ってた値ではないということだけは御理解いただかないといけないと思うのです。ただ、我々としては、全ての技術者がそうですけれども、あるレベルの安全性を確保しながらいくという意味で安全目標というのを持ったということで、これは大体、国際的にもそういうふうに思われているところですので、その辺も踏まえて御理解いただければ幸いです。
(中略)
安全審査ではなくて、基準の適合性を審査したということです。ですから、これも再三お答えしていますけれども、基準の適合性は見ていますけれども、安全だということは私は申し上げませんということをいつも、国会でも何でも、何回も答えてきたところです。”
つまり、基準に適合しているかを見ているだけで安全であるとは言っていない。
ご本人がおっしゃているのですから間違いないでしょう。
ちなみにある調査では国民の70%以上が原発の再稼働に反対です。これが世論と言えるでしょう。
原発がどうのこうのではなく、国家レベルの価値判断としてエネルギー政策は1に多様性の確保、2に量の確保、3に経済性(安全性とのバランスも含む)となるべきだ。産油国ですら原発などの代替エネルギーの準備をしているのに。
ちなみにこの国は江戸時代に燃料不足で滅びかけている。当時の燃料は木材。鎖国をしている国の2600万(当時)の国民が毎日の調理に使う薪や家具、住宅、橋などの公共財で年間一人当たり10本の成木を消費するとして膨大な量が必要になり、当然木材の成長は1年ではなりたたない。黒舟が来訪せず、化石燃料という代替エネルギーを得なければイースター島モアイ文明のように滅んでいた。木材『だけしか』なかった時代、多様性の欠如=量の確保の失敗である。
現時点で石油化学以外に安全性(コントロール力)、経済性(資源価格および熱エネルギー変換効率)、入手ルート(中国の影響力が薄い航路)等で現実的な代替エネルギーは原子力しかない。
また核開発能力の保持という点でも地政学や安全保障の観点から必要。