2015/03/11 09:28 | 紫波町 | コメント(13)
3月11日
4年目を迎えました。
東北で仕事をさせてもらっている人間としては特に重く感じるものがある日です。
正直、被災地を取り巻く状況は、予想を超える人口流出、つまらん公共投資の羅列、余計な都会のコンサルタントの意味の分からない土地整備計画などで、益々酷い状況になりつつあります。これでは、被災の二次災害といいたくなるようなプロジェクトの横行で、目に余るものがあります。
少なくとも我々はこの動きには組みさない。
センチメンタルな、復興に力を、被災地に夢を・・・・・なんてものになんの意味もない。
はっきりしているのは、人間、食えなきゃ何もできないのだ。
夢や希望をいくら語っても、そこで雇用がなく、子供を養えないなら、家族を支えるためには出ていくしかない。妙なコンサルや、広告代理店は補助金で大そう潤った訳だが、では、被災地にどれだけのサステイナブルな雇用を生んだのか、胸に手を当てて良く考えて欲しい。そういうものは人間として如何なものか、ということだ。
年に一回、私のライフワークとかいって料理教室を開きにやってくるバカがあとを絶たない。自分の宣伝に被災地を利用しているだけなのだ(私はこんなにボランティア精神があるのだ、というアピール)。
一方で、何も言わずに黙々と雇用を生み出されている方々もたくさんいる、ということは事実だが、そういうことはジャーナリストは世に伝えようとしない(視聴率が取れないから)。
微力であろうと、我々は王道を行く。
雇用の無い所に復興なし。金の稼げない公共投資はぶっ潰す!!
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
13 comments on “3月11日”
コメントを書く
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。
潰さなくとも・・
潰れます・・潰れる宿命・・
こんな愚行・・繰り返していたら・・
日本まで・・潰れる・・恐れ・・危険性・・目の前・・
それが・・一番・・オッカナイ・・
王道・・
ぐっちーも・・演歌歌う・・歌える・・歳になっちまったか・
人が出て行ってる所に、莫大な公共事業。今までの政治を見る限り、土建屋さえ儲かればいいみたいな。
官僚の友人に言わせれば、黄金のトライアングル。官僚~業界~政治家~官僚…同じビール券がグルグル回ってるので、ビール券が擦りきれてるそうです(笑)。
鳩山さんが、クリミア入り。住民の御意見を聞くんだとか。今まで仮想敵に利用される振舞いをしてきた鳩山さん。困ったもんだな、コリャ。
ロシアにイスラム国への転送願いを出しときますた(笑)。
5回目の3月11日を迎えてメディアは盛んに報道しています。中でも復興が遅れているとの話が多いようです。
今回のぐっちーさんのご指摘は的を得ていると思います。被災地の人達は苦難を重ねて、早く家を、道路を、商業施設を、仕事をと多くのことに不満を持っておられると思います。危惧するのは、急ぐことも大事だが、各地の復興計画が将来を見据えた妥当なものなのか、過大なものが多いのではないかということです。被災地に戻らない人も多くいますし、高齢者も沢山います。仕事がないから住みたいけど出て行かざるを得ない人もいます。人口減少社会を迎えて30年後、50年後を見据えた身の丈に合った復興計画になっているだろうか。国が費用を全額見てくれるからいいではないかという発想では、失敗の山を築くことになるでしょう。作った後の管理費用は自治体の負担が重くなります。被災地の皆さんには厳しい指摘と申し訳なく思いますが、もっと現実的な視点を持っていただきたい。
場所によって事情は様々だと思います。地域がまとまって素早く上手にやって成功しているところもあるでしょう。比較になりませんが、参考としてバブルの頃に地方自治体が全国で工業団地を沢山作りましたが、死屍累々となっています。立ち止まって考え直す勇気が必要です。
貴殿の益々のご活躍を心より祈念しております。
>年に一回、私のライフワークとかいって料理教室を開きにやってくるバカがあとを絶たない。自分の宣伝に被災地を利用しているだけなのだ(私はこんなにボランティア精神があるのだ、というアピール)
グッチーさんのおっしゃる通り。そんな料理人には、ワイドショーのスタッフや女子アナがくっついて来ている。
そんな放送も今日がピークで明日からは知らん顔。
冷たいものです。
釜石のことを書きそうですな。
ラグビーの誘致で喜んでる記事が今週アエラで出てたので、
当然ぐっちーはそんなのでいいのかね?みたいなのを書くと見た。
阪神大震災を経験した者にとって、3.11.は他人事ではありませんでした。
「何か協力できることはないか?」皆考え、行動出来る人は行動しました。
思いは同じです。
震災20年経った神戸の姿を見ても、昔を知る者からすれば「何かが違う違和感」があると思います。
時代の変化で街が変化しているのなら「その違和感」はないのでしょうが・・・
「元気・エネルギッシュ」は何となく震災直後の方がありました。
けれど月日が経つうちに、「自分達の復興意欲・イメージと現実の差」を感じ、徐々にそれが薄れて「閉塞感・焦燥感」といったものが入り込んでいったのではないでしょうか。(勿論そうでない方もいらっいます。)
加えて時代背景にあった「失われた20年」とぶつかった不運もあったでしょう。
改めて3.11.で亡くなられた皆様のご冥福を祈りするとともに、東北の皆さんは、「そうはならないように」と、心から祈念しております。
常設1000席を残して仮設スタンドは取り外すそうですね。
それでも維持費は3500万円かかるんですか?
今は復興の大型土木事業が被災地の雇用を後押ししているが、工事が終わったらゼネコンは一斉に引き揚げ閑古鳥が鳴くのは見え見えである。うまい汁を吸うのはいつも政治家に繋がるゼネコン達である。浮かれてはいけない。
話変わりまして。
ユーロの下落が止まりません。
ユーロドルは「パリティへの道」に進んでいるとしか思えません。
ECBの量的緩和は結果的に「EUの終わりの始まり」の引き金を引いてしまったのでしょうか?!
ドイツ人A「なんで米国より失業率の高い国の国債が、米国債金利よりええねん(低い)」
ドイツ人B「ほんまやで。しかも、なんで俺らよりも勤勉に働かんで、失業率の高い国の国債を皆(ECB)で買わんとあかんねん。」
ドイツ人A「待てよ。一般的にそんな国が金融緩和したら、その国の通貨はどうなるねん。アルゼンチンが金融緩和出来るか?ドイツはましやけど、EU全体で失業率10%はあるで。」
ドイツ人B「普通は出来んやろ。しかも米国の緩和でもドルですら売られたわな。ということは・・・」
二人揃って「やば。急いでドルに換えとこ!」
ドイツ人A「ん、そやけど、ロシア見てみい。通貨売られまくったから、金利上げたやろ。ユーロ売られたら、金利上げたらええんちゃうん。」
ドイツ人B「そんなこと出来るかいな。ドラえもん(ドラギ)は緩和したばっかりやで。」
ドイツ人A「ほな失業率の高い国の人は、ユーロ安でどうやって生活していくねんな。仕事はないし、輸入物の値段は上がるし。」
ドイツ人B「しんどなるやろなぁ。ま、俺らは真面目に働いとるさかい、何とかしのげるやろけど。」
ドイツ人A「そやけど、それは俺らも巻き添え(物価上昇)食らういうことやろ。そんなんいやや。」
二人揃って「どっちにしろ、有り金全部ドルに換えとこ。それでドイツのEU離脱を支持する政治家を応援や!」
というわけで賢明な一般人は、皆ユーロをドルに換えているようです。
そして円も少々巻き添えを食らってるようです。
やっぱり二次災害プロジェクトで国家予算の政官業・無駄遣いオンパレードですか。そんなことより避難民に援助すべきだ。日本の破綻までは止められない国技です。防潮堤も今回の津波でその高さのまま乗り越えられ破壊されるものだと見せつけられましたが、また同じものを造ってますね。該当地域に居住しないことしか方法はないのでは?しかし東京湾より西では人口過密で逃げ場もなく今回級の津波がきたら避難民となるしかありません。何百年おきにしか来ないのでここ百年間で大規模の市街地・工業地帯を海岸沿いに造ってしまい絶望的です。効果は期待できないがどうせ造るならこちらでしょう。大津波は必ず来るのですから自分の人生のタイミングでないことを祈るばかりです。この態度もいけないんでしょうが、かといって・・・。
芸能人は自分の知名度が最重要課題であって,
それを維持するための活動を否定することは
彼らを否定することと同じです.
他方,知名度度外視で被災地に貢献するにしても,
芸能人はなんでもできるわけではありませんから
自分の範疇で行うわけです.
被災地で歌うたって,馬鹿じゃないの?
でも歌を歌う人はそれ以外で貢献できません.
また,ぐっちー様のようにサステイナブルで
お金を稼げる人が他にいないのも当然です.
キャピタリズムの根本で,お金が好きで
お金を稼ぐ方法を知っている人は,
現在行っている事業に比べて利ザヤが大きい
ことだけに手を出します.
プラス,ぐっちー様が経験したような,
計画を踏みにじる地元の既得権益者との
戦いが予想されれば最初から手を出しません.
善意のベクトルに向く強い意志と,
情緒で流されないドライなお金の扱いの
両立がいかに難しいか,ということだと思います.
被災地を食いものにするのは伝統でしょう。被災直後はいいがそれからむき出しの欲望の巣となるのがわが国です。それは誰でも知っている。
被災直後テレビで<公務員と本社が被災地にない人はいい>といったひとがいた。これが事実です。被災がなくても人口減少で消滅するものが復興といってもそれはない。仮設住宅に居れば、費用が少ないが、震災住宅に行けば費用がかかるなら、だれもいまない。不幸も経済の原則が適用されるが補助金思考で見え中うなっている。恐ろしいことです。
今回の自然災害の後の状況はわが国始まっていらに現象が起きている。
それは年金があるために年寄りが生きて、若い人が、中年が困っていることです。調べると、本当にいやになるとともに復興事業に従事している人々も退廃するでしょう。福島の事故処理もたぶんそれが起きている。外部から、勝手な見方を書くわけだが、とにかく。みなが有効でないと知りながら事業をするという現象は70年前に見た。相ですよ。みなが戦争に反対して、すれば負けることを知りながらしたあの戦争と同じ現象で。どう見我々日本人は大きな困難な問題に直面すると、同じ対応をするようです。
私は恐怖感を持ってみている。