2014/10/30 19:45 | マーケット | コメント(7)
気になる現象
FRBは予想通りなので、何も気にすることはなく、内容的にもほぼエコノミストの予想通り。景気は順調で、ただし利上げにはかなり慎重というこれまでのスタンスは崩れないので、当面驚くことはないですな。
気になるのはまずルーブル。1ドル42ルーブルを超えても、大方が予測した利上げはしてこない。
メール配信ではこの所注意して毎週ロシアレポートを加えていますが、この動きも予想の範囲。
つまりこのままルーブルの暴落を放置し、金融自爆テロ的な動きになるいもしれないという話。これはよたよたしている欧州経済を直撃するので、かなりたまらない展開。
更にノルウェークローネがなぜか急落し始めた。ノルウェー経済の減速は既に織り込み済みの話で、今になって崩れてきたのはちょっと気味が悪い。何か(不良債権問題など)隠されているものがあるとすると大きな動きを引き起こすきっかけには十分なります。
ユーロにおけるストレステストも、いわゆる移行期に使っている過渡的基準によるもので、完全なバーゼルIIIを適用すると不合格はもっと増えてしまいます・・・と言う話がありますが、本当ですね。
参考記事
http://jp.reuters.com/article/jp_emerging/idJPKBN0IH05420141028
このあたりと合わせて考えて頂くと、ロシア、ノルウェーの話の重要性がわかって頂けるかと。
それからユーロ統一で通貨の数が減ってしまったために世界中の投資家のインターナショナルファンドにはこのノルウェークローネが組み込まれています。その意味では結構影響大きいんですね。
たまに真面目な書き込みですみません(笑)。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
7 comments on “気になる現象”
コメントを書く
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。
いつも・・
足首までのスカート・・スラックス・・
その女性と結婚した男に・・友人が尋ねた・・
『どうして・・結婚したんだ・?』
『どうしても・・足を見たくて』
あちらの小話・・
結婚して・・アンヨ見て・・ノルウエークローネだと叫ぶ羽目になるのか・?
欧州・・地雷原・・本命・・ルーブル・・
ぐっちー説・・1ドル50ルーブル越えれば・・自然発火・・燎原の火・・
日本も・・キナ臭い・・・(笑)
>たまに真面目な書き込みですみません(笑)。
あはは、いつも真面目だったのではないかな。改めてそう云われると戸惑ってしまいますが、大変参考になるコメントだと思いますよ。ロシアは何を企んでいるのでしょうか。中国と並んで信用のならない国だからなあ。一方のユーロ圏はどうなっちゃうのでしょうか。
昨日のFOMCは、リーマンショックとの決別という意味では、歴史的な日ではなかったのでしょうか。
ただ、膨らんだBSをどうするか。
利上げにはかなり慎重、というのもありましょうが、「債券の下落で困るのは誰か?」という意味では、「この難題を解決する時間が欲しい」という、私は穿った見方をしています。
で、GPIF改革・・・
外債購入・・・
穿った見方ですよ・・・
私は数年以内にユーロが崩壊して、この世からユーロが消滅すると予想してます。
なのでユーロ圏とロシアの間に位置するウクライナから第三次世界大戦が勃発するんじゃないかと思ってるのです。
世界経済に関しては中国が景気減速すれば、もう今の時代は世界中の企業の売り上げが落ちるという図式になったと思います。
昔はそれがアメリカだったのですが、21世紀は中国次第に依るところが大きい。
世界のクレジットバブルはまだ終わっていないと見ています。
ん?
10月にアナウンスされてましたな
いまさら時期を当てたなどと(笑)
やめるのやめた!
などとなったらそれこそ大騒ぎになる訳でして
緩和継続の可能性もあるなどと言ったアナリストがいましたが、大馬鹿モノでしょう(笑)
さて
「10月30日(ブルームバーグ):7-9月(第3四半期)の米国経済は予想以上の成長を示した。国防を中心とする政府の支出増や貿易赤字の縮小が寄与した。一方で個人消費は伸びが鈍化した。
米商務省が30日発表した第3四半期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み、年率)速報値は前期比3.5%増加。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値は3%増だった。4-6月(第2四半期)は4.6%増」
なぜこちらの解説がないのですかな?
都合の悪い真実とか(笑)
個人消費減速、国防費増加ですぜ!
米国のGDPの大部分は個人消費であって、戦争準備にゼニ支出のせいでその面をカバーするなんざどう考えてもエエことないですな。
緩和終了してもGDPが良かったから、ダウが上げたなどとおマヌケなコメントしてる輩がおります。
こんなん下げにかけた連中のたんなる買戻しでしょうな。
BBC・・
ロシア・ウクライナ間・・ガス供給再開合意・・来年三月まで・・
溜まっている付け・・EC立替・・
重要な一歩と・・欧州・・
揺れ動くユーロ・・飯の種・・消えては困る・・長いお友達・・投資家・・
ぐっちー・・あんな鉄火場に・・近寄るな・・・(笑)
突然の追加緩和きましたね。
最近政府が円安に対する警戒感を口にしていたので
しばらく様子見かと思っていたのですが…
長期債を80兆円買うとか。
今でも短期債でマイナス金利ついたりしてるようですが
今後、銀行は外債にシフトしたりするのでしょうか。
今までは国民の預金が国債の原資になっていましたけど
それが海外に流出すると、今後どう影響してくるのか
よくわからなくて不安になります。
日本は大丈夫なのでしょうか…