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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2014/03/24 03:15  | マーケット |  コメント(17)

今週のぐっちー


オーストラリアの写真が出てきましたので載せてみます。別にこれに特別な意味はございません!

さて、大分暖かくなってまいりました。
先週のロシアネタが結構好評をいただいたので、今週のアエラはそれをちょっとまとめて書いてみました。一般の読者の方はどうお感じになりますでしょうか。

朝日新聞の論説委員と全く逆のことを書いているので、ボツにされるかも、と思っていたのですが、そこは太っ腹アエラでありまして、ちゃんと載りました(笑)。

有料発信の方は

いつもの通り市場分析、そしてアメリカ経済統計分析の構成。
イエレンが相場を攪乱している、などというボケたコメントを見たので実際は何をいっているのか詳しく解説してあります。

今回はNYTやWSJなども結構ひどい記事になったので、原文を出してどれだけ違うのかと言う解説を加えました。

また、アメリカ経済の回復基調が益々鮮明になりつつあることなど、いくつかのデータを見て説明しておりますので、各方面にお役立てください。

ロシア情勢ですが、まあ、本格的に経済制裁とかになれば困るのはむしろロシアなので、あまりひどいことにはならんというのが私の見立てであります。いろいろな意味で今年は「小競り合い」の年になりそうだ、という見通しはこれまでの所正しい、と言えますね。

今週も国内出張があり、来週はシンガポールと忙しい日々が続きます。

みなさまもフル回転で頑張ってくださいね!

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17 comments on “今週のぐっちー
  1. mecha より
    ボケたコメント

    私でしょうか?!
    なんも言えれん(苦笑)

  2. 楽譜 より
    リケジョ問題

    一応そっちも専門なので申し上げますと…

    たかだかNatureに載っただけなのに,
    当人の意志か理研の意志か知らないが
    記者会見してしまった.

    業界内では「iPSの二匹目のどじょう」は
    頻繁に発表されいるので,またか,という感じ.
    それを誰かの思惑で大々的に宣伝した….

    それが怪しいということになったので
    (実はSTAP細胞がある可能性は十分にあるが
    論文自体は倫理的に完全にアウト)
    マスコミは「よくもだましたな」という意図で
    これでもかと攻撃をしている状況.

    ちなみにマスコミは文系の人間が多いせいか
    「科学担当です」という記者でも,
    研究始めて3か月の学生に知識ははるかに劣る.
    (科学者にはそんな無知の人に説明するのがおっくうなので
    取材一切お断り,またはかろうじてNHKのみOKという
    人も多いです.)

    また別の角度から述べると,Natureは最も権威のある
    雑誌の一つですが,「イロモノ好き」です.
    科学的妥当性よりもキャッチーな論文が好きなんですね.
    これらの雑誌は本当に価値のある論文を載せないとして,
    この前ノーベル賞を取った科学者が受賞後に
    「もうNatureには載せない.」と公言するほどです.

    ちょっとソーカル事件を思い出させますね.

  3. グッチー本人 より
    いくつか・・・

    楽譜さん

    大変参考になりました。良いコメントなので皆さんが読めるように新しい記事の方に引っ越しさせて頂きました!
    このあたりの事情は経済記事も全く一緒なんですね~。本当の情報源だったり、財務省のキーマンあたりは記者があまりにも不勉強で説明するのも面倒なので会いたがらないのが実情です。

    mechaさん、のことではありません(笑)
    どこぞの証券会社やブルームバーグなどに載せられているどこぞのエコノミストのボケたコメント、ということですね。

    今回はNYTやWSJの記事も相当「ボケた」ので、メルマガで遡上に挙げてみたのです。

  4. ペルドン より
    メルマガ&聞きぱなし

    尻蹴られたぐっちー・・
    目冷め・・
    猛烈に・・マスコミのケツ・・蹴りまくり・・

    蒙古斑点・・作られたマスコミ・・深い恨み・・仕返し・・怖い・・(笑)

    イエレン女法王初仕事・・
    つつがなく・・終わったはず・・
    されど・・
    マスコミ・・騙すのも・・騙されるのも・・東西共通・・

    性感帯・・何処触られても・・ある・・らしい・・
    もしくは・・
    不感症高じ・・人工的に・・喘ぐ・・らしい・・

    女法王の腕・・小麦粉まぶした・・狼の腕だった・・
    鳩の仮面をした鷹だった・・刺激的に・・

    サド・マゾ好きのウオール街・・
    お尻触られたとか・・前触られたとか・・金切声あげ・・走り回る・・これは・・出生率高める・・前戯・・オフィスラブ・・

    懐疑論者・・
    失業率・・喪失・・「質的変化」・・オォ・・童貞喪失か・・と呻く・・

    質的変化・・持ち出すなら・・
    総ての数字・・当てはまる・・

    スピーチする女法王の声・・
    濁り・・緊張感・・混じっていた・・

    気がかりになのは・・その程度にして・・
    米経済・・絶好調・・ぐっちー分析・・はい・・信じます・・

    信じられるか・?
    割烹着女博士・・
    理系イロモノと文系イロモノ・・意味・・違うのか・・技違うのか・・不明・・

    不明なれど・・
    取り巻く五人の男・・となれば・・
    細胞分裂の前に・・質的変化・・
    羊ちゃん・・狼ちゃんになる・・狼ちゃん・・羊ちゃんになる・・怖いお話・・

    ネーション・・ナチュナルに・・質的変化・・誰もが・・このオトギ話に夢中・・
    STAP細胞・・可能性・・ゼノンの矢・・果てない・・(笑)

    私生児でも・・赤子誘拐でもない・・自分が出産・・出産証明書・・必要・・

    四月半ばまでに・・証を立てろ・・
    と親方・・理研に凄み・・年間五百億・・補助金・・迫力・・これは本物・・

    藁に・・縋り付きましょうね・・・(笑)

  5. カラオケ好きの政経 より
    ロシアと旧ウクライナ・ヤヌコビッチ政権にみる政経面後進性の膿

    旧ヤヌコビッチ政権下では、虎の子の天然ガス試掘利権を、オルガンヒノと呼ばれる特定財閥に、払下げ権益を特定の政財界グループで独占した。この過程で、ヤヌコビッチの一族は、11年間に25億フリブナ(約250億円)もの個人資産を国家から収奪したと言われている。

     権益を購入した財閥側は、本来、西欧諸国の常識では、拡大再生産のため開発、設備投資、あるいは、事業拡大の過程で雇用の充実等がはかられ国富に貢献できるであろうと考えられたが、政権側は、それにロシアからの要請で、腐敗財団としての頸城をはめた。

     ロシア政府としては、この地域における、より一層の炭層メタンガス、シェールガス等の先進的な開発は勿論、天然ガスの従来的開発も、ロシア国内のガスプロム社の利権としての、ガスの単価を下げる可能性がある上、ロシア国外に位置するウクライナの半分は西欧よりの政治勢力図であるから、それは、ロシア離れ、つまり、経済的な自立を意味しており、旧ヤヌコビッチ政権に働きかけ、オルガンヒノ財閥に開発ではなく、蓄財や西欧の有力者に対する贈賄行為の横行という、アングラマネー的な後進的経済を招いた。

     そこでの経済が当然うまくいくわけが無く、どんどん、対外債務を旧ヤヌコビッチ政権はウクライナに追わせながら、一族、家族の蓄財・腐敗と権益を与えられたオルガンヒノ財閥の封建貴族の様な、特権的地位と腐敗の長い年月の固定化を許してきた。

     クリミヤ半島におけるウクライナ人公務員の給与水準は、ロシアの相当業務職種における給与水準の1/4しかなかったと言われている。また、クリミヤ半島の併合化後、プーチンは年金受給者の受給レベルを2倍にして、一般ロシア国民
    との差を無くすとしている。

     だがロシア経済は、それほど豊とは言えない。

     GDP成長率は今年の日本、ユーロ圏の予想が1%台で、ロシアのそれとほぼ等しい。だがロシアは年率4%にも上る強烈なインフレに悩まされてきた。

     今回のクリミヤ併合に従って、主要な輸出品である、金やガスの価格が上がって、一部財閥で潤ったところもあったが、通貨のロシア、ルーブルは対米ドルで9%も下がった。またロシアの国債価格が下落し、中央銀行は、政策金利を1.5%上昇させ、7.0%とし、120億ドルの市場介入を行っている。ほぼゼロ金利の日本とは大変な差だ。当然ロシアの株価も一時はRTSで12%も下がっている。

     これらが、欧米諸国の制裁措置によるところであるが、欧米では、一部、欧州の成長率がたとえ下がっても、ロシア産の天然ガスの輸入量を抑えようとする意見も出されている。

     これら経済的な制裁処置は、欧米諸国が我慢強く、ロシアに強いれば、ロシア国民の不満の醸成とともに、ロシア側の政権さえ、次第しだいに不安定化してくるとさえ言われている。

     ウクライナの暫定政府は、旧ソビエト諸国で作る緩やかな国家共同体である、CIS独立国家共同体を脱退すると通告し、ユーロ圏への将来の条件的加盟の権限取得に向けて外交努力をおこなっている。

     プーチン政権に誘導されたロシアの国民世論からすれば、ウクライナの暫定政権が、選挙により正式の大統領を選んだり、選挙により、議会、政権閣僚の権威付けが行われる前に、既成事実で、なるべく当該国の権益にくさびを打ちたいところであろうが、さすがに欧米の経済制裁の苛烈下では、それも、容易ではないであろう。

  6. mecha より
    お礼

    フォローコメントありがとうございました。
    一日たった米国マーケットは、落ち着いてましたので、賢明なトレーダーが多かったと思います。
    日経もギリギリ踏ん張った感じです。
    また色々コメントさせて頂くと思いますが、間違いがあったら、指摘下さいませ。

  7. レイ より
    かつて

    テロリストあがりの

    というか、現役テロリストだった

    ヤセルアラファトにノーベル賞を与えた西側。

    強者の事情に応じて、黒いものも白くしてしまう、

    これが国際政治の現実。

    今回のロシアに対する制裁は、

    冷戦時代に世界の警察を自負していたアメリカ(ペンタゴン?)にとって、

    精一杯の『示し』か?

    メディアは、相変わらずセンチメント。

  8. ペルドン より
    AERA&SPA

    事件あれば・・
    双方の当事者から・・聞くのは当然・・

    自分達が出来ない・・
    露西亜のNO1銀行副頭取・・
    テクノクラート・・元ノーメンクラツーラ・・インタビュー・・
    没にするようでは・・ジャーナリスト・スピリッツも・・没になる・・
    あればの話だが・・

    ぐっちー流・・自分の記事のアクセント・・香辛料・・(笑)

    確かに・・
    そんな状況下・・そんな大きな集会場・・
    生きる術になるとは・・思えない・・

    なら・・いっそ・・壮麗極まりない・・集会場としても使用できる・・大きな靈安置場・・神殿を造り・・墓を移し・・日々・・御先祖様と共に生きる・・
    これも悪くないのでは・・

    案外・・観光名所になりえる・・・(笑)

  9. st より
    日本が今やるべきことはメタンハイドレートの実用化と大統領制共和制国家元首を大統領に国柄を早く変えてしまうことだ。

    シェール革命でアメリカが世界最強国家に返り咲いた、ウクライナ問題でロシアも中国もそのことを認めさせられることになるだろう、安倍はオバマにどやしつけられてもう二度と靖国参拝や慰安婦問題を口に出来ないだろう、日本の限界を思い知らされたんじゃないか、「日本の保守」のような立ち位置でいくら考えてみても、もう世の中は何も変わらないと言う事だ、もうそんな世の中じゃないと言う事だ、そのことを踏まえて大統領制共和制国家元首を大統領に国柄を早く変えてしまうことだ、またシェール革命でアメリカが経済を復活させたんだから日本だってメタンハイドレート革命で日本経済復活させれば「失われた二十年問題」も「原発問題」も無くなってしまう、一石二鳥、三鳥じゃないか。

  10. 瀕すれば鈍する? より
    西友レシートだけで返金OK

    アメリカでは既に導入済みで特に問題ないそうですね
    アメリカの方がフードスタンプもらってる人とかは返金しまくる
    イメージなんですが、逆になんで上手くいってるのか知りたいですね

    過去に食事代を客に決めさせるサービスとかありましたが上手く
    いきませんでした。過度な客への信頼は、途も思うのですが、
    ぐっちーさんはどう思われるでしょうか?

  11. レイ より

    建設現場では、

    外国人労働者が急増してるらしい。

    震災復興、オリンピックをはじめ、

    築地移転など、いろんなところで不足している労働者を、

    東南アジアや中国などから確保しているようだ。

    NHKでは、外国人労働者の受け入れ問題を真正面から議論する時期にきている、

    などとトロいこと言っていたが、

    そんな議論は20年前からあった。

    その頃から、

    まず、建設現場や工場の労働者の受け入れをやめて、

    医師や会計士など、高度な知識を要する専門職を受け入れる環境を、

    整えるべきだと、識者は言っていた。

    NHKでは、自民党がブルーワーカーの労働者の受け入れに賛成してると言っていたが、

    政府もそうなのか?

    であれば、後の歴史家は、こう判断するだろう。

    オリンピック後の日本の様々な社会問題は、安部内閣の政策が引き金となったのだと。

  12. mecha より
    先祖返り

    アベノミクスの売りであった黒田バズーカ、異次元緩和・・・
    けれども、日本のど真ん中銘柄である三菱UFJや三菱地所は、異次元緩和前日のレベルまで売り込まれています。
    結局、一年で先祖返りとなった訳です。
    お帰りなさいませ。
    やはりこれも「バイバイ・アベノミクス」の象徴でしょう。

    一方米国ですが、ナスダックがやはり崩れてきました。
    QE3の縮小で、夢を追えなくなってきましたかね?

  13. タケシ より
    ジム・ロジャーズの最近のコメントです

    現在も中央銀行であるFRBが紙幣を刷り、政府が莫大な財政支出を行っていますが、経済はほとんど改善していません。

    直近で発表された雇用統計を見て、米国経済が復活してきたと指摘する人もいますが、実はこれはリーマン・ショックが起きた’08年時とほとんど変わらない数字なのですよ。FRBはこの5年ほどでバランスシートを4倍に膨らませましたが、なんら効果が無かったということが明らかになったわけです。

    米国にしろ、日本にしろ、こんなバカげた政策はいますぐに止めるべきです。このまま続けていたら、最終的にはどうなってしまうのか。それは巨大な経済破綻でしかありません。そして最終的には、1929年の世界大恐慌のような状態になってしまうのです。

  14. パードゥン より
    これって、ベルドンさんが助言した?

    海外全般:ウクライナ女性「露男性お断り」

    ウクライナ女性“ロシア男とのセックスお断り” 
     ロシアへの追加制裁を西側諸国が検討する中、ウクライナの女性達が独自の制裁策を打ち出した。その内容とは「ロシア人男性とのセックスを拒否する」というものである。【始まりはFacebook】ロシアの英字新聞ザ・モスクワ・タイムズ紙によると

    とありましたが、ベルドンさんが時々、書かれていたような”女性の拒否権行使”ですよね。  国連も、ベトナムでの韓国軍のようにならないように、ウクライナにロシア軍が進駐してきても女性に迷惑をかけないように支援しないと。 常任理事国の拒否権より女性の拒否権を優先しないと。

  15. 馬キチ より
    しばらくでした

    しばらくでした。桜の季節となり世も春たけなわですね。
    今年の競馬界はどうなるのでしょうか?

    と思っていたら、ドバイ競馬でジェンティルドンナとジャスタウェイがやってくれました。やるじゃないですか。

    相変わらず読みにくい常連のペルドンさんもシコシコと頑張っているようですな。その他のメンバーも空論をぼちぼち展開して平和で結構です。

    消費税が上がるからと庶民はまとめ買いに殺到とか、マスゴミもそれを連日報道して煽っています。まったく日本人ていつまでも付和雷同で馬鹿じゃないかと思います。(別にかまいませんが、無駄買いしないようにね)必ず反動が来ますよ。

  16. ペルドン より
    AERA

    白昼の決闘・・
    ノーガードの殴り合い・・
    ではなく・・
    机の下の蹴り合い・・

    プーチンも・・
    オバマ・EU連合も・・
    苦しい処・・

    先日のオバマ長電話も・・ネチネチ・・チクチク・・蹴りまくったのだろう・・
    オバマのシャツ姿・・
    アメリカの立場・・優位性・・世界に・・披露・・
    プーチン・・脛の傷・・妥協強いられる番・・

    とて・・抱え込んだ半島・・美味しい獲物・・手放す筈ない・・お腹入れたし・・
    一つとて・・
    スノーデン・・国外退去も・・有り得る・・
    もし・・スノーデン・・土竜だったら・・難しい処・・
    としても・・
    その他に・・何があるのだろう・・・?(笑)

  17. mecha より
    イールドカーブ

    FOMC以降のイールドカーブですがブルとベアのフラットニングが同時に来ているように見えます。結果、「フラット化」。
    債券トレーダーは、イエレン発言を真摯に受け止めてる様に思いますが、少し不思議な動きです。短期は利上げを織り込み始め、長期は金融緩和縮小に伴う将来の国債需要増を見込み始めたのでしょうか?動きはそんな感じです。
    また債券トレーダーよりは能天気な株式トレーダーも、さすがにこの辺を見越したのか、グロースを売り、バリューやディフェンシブを嗜好し始めたようです。この動きを見る限り、やはり金融緩和の縮小が現実として受け入れ始めたって事でしょう。同時に景気の先行きにやや慎重になり始めたという印象ですが、如何でしょう?

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