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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2013/07/19 19:50  | マーケット |  コメント(20)

デトロイト市破綻


昨年のメルマガで破綻が危惧される10都市の中で取り上げておりましたので、まあ、あまり驚きは有りませんね。

詳しくはメルマガで取り上げる予定ですが、1970年代には200万人も人口がいた都市が70万となって仕舞っていては それこそ「ちゃーならん!」訳でして、なんくるないさー、なんて訳には行かないのは明らかです。

多かれ少なかれ日本の地方都市はこれほどドラスティックではないにせよ、同様の人口減少という問題を抱え続けていくのに、更にここに高速道路、ダムなどを作ろう、という神経は全く理解できません。それらの建設工事のために本来復興に回るべき資材、労働力などが無駄に使われてしまい、儲かるのは東京のゼネコンだけ、という、まさに「伝統的自民党手法」が日本全国で行われていることを忘れないで頂きたいのです。

さてデトロイト。
早くから予想させていたこと、アメリカでは州となると別ですが、市単位での破たんは別に珍しくないここと、破綻金額は180億ドル(約1兆8千万円)とそれほど大きくない事もあり、それほど影響はないと思われますが、デトロイト州債券の保有者(いわゆるMunicipal Bond・・アメリカ国内での税免除があるのですが、日本ではないため、日本で保有している人はまずいない)はちょっと頭が痛い面はあります。

中身を見てみると、これらの資金で年金などを賄っているために、これを「取り付ける」のはちょっと大変でしょうかね。元々無担保なので、多分元本80%カットとかで収拾する筈です。

日本でも大型の地方都市、例えば盛岡市くらいのスケールの市がぶっ飛ぶと、こういう所の債券を保有している地方銀行さんは大変な思いをする、ってのは確かです。

それに対して備えている・・・・とは見えませんが、大丈夫でしょうかね・・・・・

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20 comments on “デトロイト市破綻
  1. ペルドン より
    to be a fly on the wall

    CNN・・
    デトロイトのゴーストタウン・・
    見ている・・
    戦乱でないにしても・・経済による荒廃・・負けず・・凄まじい・・

    日本の地債の危うさ・・
    ぐっちーやんわり・・指摘・・最終的には・・国負担・・
    その場になれば・・する筈がない・・すれば・・日本デフォルト・・
    地銀・・水洟・・腹切り・・
    市民・・他市・・他府県に・・逃散・・歴史では・・江戸に集まる・・
    紫波に集まるか・?

    オガールの初年度の成功・・素晴らしい・・
    だが・・
    経年の試練・・まだ・・
    如何にリピターを呼び・・如何に新規客・・呼ぶか・・デズニ―とは違う・・

    東北の奥方の親戚・・繁華街で・・大型モール・・数年良かったが・・
    今では・・
    これが怖い・・

    ぐっちーの役割・・金集めのブレイン・・
    その役割・・終わったが・・
    何故か・・ブレイン・・コヒーショップで・・ワイン販売・・

    可愛いソムリエに・・その方が・・遥かに・・商売上手・・
    何故か・・中年のおじ様・・

    奥方曰く・・可愛い子がいるから・・
    成程・・中年のほのぼの・・怖い・・
    夏が過ぎても・・冬が来ても・・棲み付いているかも知れない・・
    会社を・・紫波に移せ・・(笑)

    オリンピック候補地・・
    イスタンブール・・政情不安・・指摘・・
    東京・・知事狂乱・・阿保船・・
    残るマドリー・・最有力・・
    欧州のコネ・・王室のコネ・・強力・・厚いとか・・
    だが・・
    2020年までに・・スペインデフォルトしない・・保証ない・・
    デフォルトしないまでも・・パンチドランカー・・
    開催どころではない・・かも知れない・・

    トルコに譲れ・・
    ぐっちー主張・・いいねぇ・・東京招聘にかけた金が生きる・・価値が出る・・

    ローマ人も・・(トロイの末裔と信じていた)・・トルコ観光・・人気だった・・
    世界中の人々・・歴史の深さ・・新たに知る・・良い機会・・
    だからと言って・・
    東京が劣る・・
    と言う訳ではない・・知事を除いて・・・(笑)

  2. パードゥン より
    日本のメディアの調査、公開能力?

     ずっと気にしていてるのですが、日本のメディアは数値的な調査解析能力が足りないのなら理系を増やすなり、公開の為のガッツが足りないのなら運動部系を増やすとかして、国民が考えるための基礎情報をもっと公開してほしいですね。  憲法素案なんか提示してもらわんでも、現代庶民は情報さえしっかりしていれば、結構、知恵ありますから。 メディアの最優先事項は真実を早く公開することだと思います。 
    さて大バブルの最終章の地方債務を片付ける為の基礎情報を1面トップでどこか発表しますかね。 参議院の重要討議事項ですよね。

     橋本さんも市の高い船を、ボロ値で売り飛ばしたようですが焼け石に水でしょう。売らずに熱意ある若き人材を雇用してバブル投資の残渣を活用するほうが良いと思うのですが。 日本で必要なのは働く人の流動性でなくて、かって無駄の投資をしたひとに遠慮いただいて若い人が活躍するための、トップ層の流動性ですね。 動物園も博物館も若い知恵で良くなってきたじゃないですか。
    柔道も野球も居座っちゃてるほうが問題。

     グッチご宣託でアメリカ経済が底入れしたとのことで、これで地方債務の膿が出ると、浮上開始ですか?  浮上スピードはいかに?  次の経済中期見通し発表を期待しています。

     

  3. st より
    トルコ

    10年程前、チャットでアメリカ在住の中年女性の方が「私少しクリントンと関係があって、クリントンが親玉でトルコを発展させようとこれからアメリカは投資をするそうよ、私の所にも投資話があって近々トルコに見に行くことにしてるの、これからトルコは物凄く発展するみたいよ」と、アメリカの考えることはスケールが違う、中国やロシアなんか足元にも及ばないのでは。

  4. ウラニツキー より
    国土強靭化計画が国を滅ぼす

    地方の人も、今や新幹線や高速道路を望んではいません。いまどき鉄道に乗るのは免許・車が無い人です。高速道路も料金が高すぎると急ぎの用事でもないかぎり使いません。従って、鉄道廃止、安価な道路整備が必要なのです。
    新東名高速はカーブを避けるため、トンネルや橋をいっぱい作って建設費がいっぱいかかりました。そこまでするなら東名高速の改良に力をいれ、その分料金を安くしてほしいです。またリニア新幹線については、JR東海の想定以上に建設費や維持費がかかれば、その分運賃があがるでしょう。もし東京-大阪間が片道2万円とか2万5千円となったら、いったいだれが利用するのでしょう。
    そう考えると国土強靭化?といってもゼネコン焼け太り化のように思えるのです。

  5. お水さん より
    カジノからすこd回収ですか

    編集長、なにかコメントを待ってましたが
    とっくにお見通しでしたね

    トルコと言えば、ヨーロッパのアパレル有名ブランドの供給地ですよね
    しかもアジアと違い単価の桁が違う
    一度は行ってみたいと思っていましたところ
    オリンピックが一番理由付けには良いんですよね

  6. tomo より
    同感です

    民主党にはウンザリですが、あの古い自民党復活にも危惧を覚えています。公共事業とか農家へのバラマキが復活するのですよね。そう思うと何だかなあです。

    ところで中国が何だか怪しくなって来ていませんか?シャドウバンキング問題でリーマンショックからチャイナショックがやって来るんじゃないでしょうか。そうしたら世界恐慌ではないですか。アベノ何チャラなんて一気にぶっ飛びますよ。

  7. M.Y より
    そうはおっしゃいましても

    野党が枕を並べて壊滅状態で有効そうな経済政策の対案も
    野党からはほとんど聞こえてきません。
    日本をとりもろす党か協賛党かの実質2択選挙になってしまっています。
    困った。

  8. たら より
    高速道路

    土建設系は20年くらい前まではうちの田舎でもしょっちゅう年度末とかにアスファルトを掘り返してましたけど、さすがに無くなりました。箱物ももう老朽化のほうが問題になってます。まあお金がないのでこれからは整理の方向になるんでしょう。逆にダムなんかは気候が変わってきてるので必要になってくるような気がするんですけど、どうなんでしょう。川の向こうに一軒しかないのに数千万円かけて橋を架け替えとかは無くして行かないといけませんね。あと、怒られるんでしょうけど、80歳過ぎた老人のガンの手術とか全額患者負担で良いと思うんですよね。まだ若いからそう考えるんでしょうけど。

  9. 田舎在住 より
    ビジネスジャーナル

    「料理やワインで外交の質が決まるわけではない、は田舎者の発想である〜外交の危機」を今頃読ませて頂きました。
    東北の田舎で商売して田舎を馬鹿にする発言はきっと裏に何か意図があるんだろうとお察しします。きっと読者が都会の方しかいないんでしょう。私は場違いなのを承知で意見させて頂きます。
    一応現実では田舎こそ未だに料理や飲物で物事が決まっていくわけでして、むしろ都会の左翼の方が田舎の家族や集会とか風習を馬鹿にして論理で無駄を省いて決めろって言ってるわけで。外交の世界は田舎者の集団なんでしょうか?きっと聡明なるぐっちー様ですから、メディアの論理で過激なことを言わないと他人の最初の注目すら集めれないのでこういう物言いをされてるんだろうと想像しますが、わざわざ田舎を馬鹿にすることはないんじゃないかと抗議させて頂きます。

  10. より
    まあ日本人は植物みたいだとは言われますが…

    その地に根が生えてて土地から離れると枯れるとか、大震災の時言われてましたよね。津波や地震でも移動しないのに多少の不景気でそう簡単に移動するのか?その点はアメリカとまた違うかも。

    人が地方から簡単に移動しないとなると、物資のほうを地方に移動する必要があるから交通網そのものは必要なんですよね。鉄道できる前は東北地方は頻繁に餓死者が出ていました。日本そのものも、海外からの物流網が寸断されない限りは食料自給率が多少低くても餓死者が出ることはないですし。

    しかし交通網整備するのに地方と大手ゼネコンとどっちが効率いいかとなりゃそれは大手に決まってます。地方にやらせるのは権利関係が複雑すぎて無理です。日本のコンテンツを海外に売るときに、個々でやったんでは無理なのと同じ。今も長野県が新幹線に関していろいろ言ってますよね。

    震災の時もまず道路を真っ先に直したように、交通は地方の血管であり、また地方の都合だけでうまくいくものではないので、それと時間をかけるべき地方の復興についてを同じ俎上で論じるのは違和感があります。が、投資対象としてはやはり同じ俎上で見なければならないんでしょうね…

  11. WN より
    全く理解できない

    コンパクトシティ化を目指すなら、全体としての人口は減少しても特定の都市部はむしろ人口増となる。

    単純に人口減だから高速道路いらん、という論理が成立するわけではない。

    全く理解できないなんて言っているのは、要するに理解しようとする努力を怠っているだけ。

  12. 空の財布 より
    日露政経フォーラム

    おっ疲れサマーでした〜‼

  13. TUTU より
    いらない

    もう新しい高速道路はいらない。それよりも老朽化した高速道路を直す方に金を使って欲しい。老朽化した橋がいきなり壊れたら困りますよ。まだいるというのは、ゼネコン関係者か?

  14. tonton より
    人口減少と税収

    一人当たりの納税額*人数=税収見通し
    という計算式は間違っていないはず

    作ってしまった建造物には維持コストが発生する

    見通しの悪い経済でお金を調達するには高い金利が必要

    何事も手順を考えなければ同じことをしても結果は違ってくる
    アベノミクスは手順間違いと思うが・・・

    この選挙で自民党が勝てば向こう3年間の安定政権見通しとなる

    最も気になるのが、放射能問題。
    関東平野各地でホットスポットが見つかっているし、これは健康被害となって財政に影響を及ぼしだす可能性が高いはず。
    色々な調達コスト上昇による値上げがされているが、便乗値上げしなければ企業の収益向上は難しいかも。

    企業収益が伸びなければ労働者に回ってこない
    可処分所得を増やす政策が私には見えてこない・・・大丈夫なの?

    どの政党もマニフェストには大事なところが書かれていない・・・ような

  15. 関東在住者 より
    高速道路はまだ欲しい

    首都高速道は既に老朽化が進んでおり大規模な改修が必要なのは、明白だと考えています。迂回路として東京外環と首都圏中央連絡は必要だと主張していますが、田舎の熊専用道と一緒にされることが多く、アンチ土建教の皆様には是非とも悪意有る混同、意図的な同一視はやめていただきたいものです。

  16. TUTU より
    それでもいらない

    田舎の高速道路はいらないけど、首都圏の高速道路はいるというのは欲張り以外の何物でもない。都会は既に十分恩恵を受けているではないか。熊専用とか言っていること自体、田舎を馬鹿にしている、絶対にいらない。

  17. まり より
    選挙と税金の使い道の関係

    公共事業が増えるのは仕方ないですよね。自民党の政治家さんたちは、選挙のときにたいへんお世話になっているのですもの。彼らをきってしまったら、候補者さんたちの選挙活動できないですから、当然の結果だと思います。(これが、いいのかわるいのかは、別として)

  18. 愚っ痴 より
    祝? 藤巻議員誕生

    藤巻先生が維新で議席を確保されたようです。
    何の委員会に所属されるのでしょう。
    農業委員会とか(笑)
    議員個人の経験とは関係の無い委員会への所属なんて
    普通ですからねえ。。。。

    また、同じく維新から、アントニオ猪木議員誕生。

    維新は政界の吉本を目指しているのかしら。

  19. 人力 より
    都市と地方の効率の問題

    地方で都市と同じサービスを提供しようとすると非常に効率が悪い。道も上下水道も電気も、単位長さ当たりの受益者数が圧倒的に少ないので、非効率になります。高速道路も渋滞が当たりまえの首都高と、ほとんど車の通らない地方の高規格道路では比較するまでもありません。

    「地方でも東京同様のサービスを受けたい」「地方都市も東京の様に発展させたい」という、列島改造時代の亡霊が、未だに日本を徘徊しています。

    人口が縮小し、税収(実質)の減少すら避けられない日本で、税収を広範囲に薄くばら撒く事の愚は、誰でも想像は付くはずです。

    一方で、「では地方は日本じゃないのか!!」とか「地方は切り捨てて良いのか!!」というお怒りも良く理解出来ます。

    かつての田中角栄の様に、この問題に列島改造とは別の魅力ある答えを見出せる政治家が現れたら、国民の絶対的支持が得られるでしょう。但し、従来型の「成長」の概念からは、その答えは見つからないはずです。

    農産物の価格が少し上がるだけで、地方の収入は増えます。これは都市生活者が税金では無く、消費の対価として正統なお金を地方に還元する事になります。国際的にはフェアトレードと呼ばれていますが、安い方が売れるという資本主義の原理が、地方の衰退の本質的な問題とも言えます。

    実際にはTPPなどにより、食料品価格は国際標準に近付きます。これでは工業が海外に流出した様に、日本から農家が全滅してしまいます。稲作にしても700%の関税が外れたら、どんなに大規模化しても安い輸入米とは勝負になりません。

    ヨーロッパは複雑な規制や、補助金で自国農業を保護していますが、地方の土建業に不要な公共事業をばら撒くくらいなら、農家の所得補償の方が、余程有意義な政策では無いでしょうか。産業としての採算性が失われたら、農業を志す若者は居なくなってしまいます。

    食料生産は国家の根幹だけに、農業を衰退産業だからと安楽死させて良い訳ではありません。農家の既得権が問題であるならば、農地の共同所有制度に補助を出すなど、(なんだかコルホーズの様ですが)農地集約も含めたやり方は色々とあるはずです。やる気のある若者の受け皿にもなりますし、失業手当を垂れ流すよりも効果がある政策だと思います。

    参議院選挙の大勝を受けて、安倍政権には是非、農地法の改正に着手して欲しいと思います。そして、その抵抗勢力となるであろう農家の皆さんは、50年、100年という目で、家族や国家の未来を見つめて欲しいと願っています。一部地域で試みられている様な、農地の地域での共同管理なども将来的には有効な手立てです。棚田の保全に見られる様に、都市住民に農業を体験してもらう形で、資金と労働力を供与してもらい、その見返りに収穫を保障する制度も成功例が現れてきています。

    都市部と地方の交流の回復が、定年後の地方移住の切っ掛けになるかも知れません。裕福な老人は貯蓄と年金を運んで来ます。60代なら、労働力としてもマダマダ若い部類です。

    結局、高度成長期に断たれてしまったのは、都市と都会の大きな人的循環だったのかも知れません。これを回復する様な政策を打ち出せる政党や政治家がはたして現れるのか・・・意外にNPOの様な市民の運動から発展するかも知れませんね。

    長くなってしまいました。田舎に憧れる、都市居住者の戯言だと思って読み流して下さい。

  20. 佐藤 より
    自動車抑制、コンパクトシティ化推進が地域を持続可能にする 発展 活性化

    自動車優先な地域づくりをそのままにしている地域に未来はない。
    脱自動車依存、コンパクトシティ、自家用自動車不要で誰しもが安全快適便利に暮らせる地域づくりを徹底しない地域は、デトロイトのような無残な破綻の未来しか待っていないのですから。
    夕張も自動車優先の地域づくりを推し進め、郊外化、スプロール化を放置どころか推進の姿勢まで見せ
    効率的なコンパクトシティとは真逆のやり方を続けていた、そして持続不可能な地域化、財政破綻の道へ。
    地方ほど若者が減り(自動車不要で便利に暮らせる地域へ移住)、残っている人間はどんどん高齢化、いつまでも自動車の運転はできない。
    自動車とは維持費コストもさることながら、自身の死傷、そして他者への加害により交通刑務所へ投獄されるリスクも高い乗り物。運転せずに済むならばそれに越したことはない。高齢者ならばなおさらです。

    ・・・・・・マイカー前提の脆弱で残酷な地域に住み、高齢となって、いざ自動車を手放せばどうなるか。マイカーを優遇しつづけ抑制をしてこなかったがゆえに衰退しきった不便な公共交通の姿。そして今、買い物難民、交通難民の急増。
    自動車優先の歪んだ思想は、通学路や生活道路の安全が自動車により破壊されている現在の惨状にも示されている。
    今までの間違った行政行為のツケが、いま表面化、深刻化している。手遅れにならぬうちに、早期の決断が地域を救う。デトロイトは破綻した。マイカー前提の、自動車優先な地域づくりを実行しつづける地域には同様の未来が待っている。
    ゆえに、先進諸国で賢明な地域ほど、脱自動車依存、コンパクトシティを推進し、自転車移動奨励により市民の健康増進と道路の安全化により医療費抑制にも成功している。
    地域を劣悪化させる排ガスや騒音1トン以上もの重量を有する車両が、自転車へと切り替われば、地域は清らかで安全になり、そして緊急車両の到着もスムーズになる。
    自動車乱用がいかに大きな害悪であったかを、よく示しています。

    誰しもが自家用自動車を所有せずとも安全便利に暮らせるコンパクトシティづくり。
    自動車の徹底抑制、これらをしなければ、日本の地方に未来はないでしょう。
    コンパクトシティ政策で密度を高める。密度を高めれば活性化する。発展する。

    郊外化、スプロール化は極めて害が大きい。そしてその元凶は自動車優先の誤った地域づくりに他ならない。
    コンパクトシティ政策を推進せずして、地方に未来なし。
    これは都市計画の基本的な知識がある者ならば、誰しも明確に理解できる、それほどまでに単純明快なものです。

    持続可能な地域にするために、コンパクトシティとは相性が極めて悪い、元凶である自動車を徹底抑制しましょう。
    自動車を不便にして、コンパクトシティ化を推進すれば、地域が活性化する。自動車を不便にすることが善なのです。

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