2013/07/17 20:33 | マーケット | コメント(16)
今週のぐっちー 及び サイン会のお知らせ
今週はまだ何も書いていませんでした(笑)。
メルマガは、今週発表されるアメリカ経済指標を予測しつつ、今後の展開を予想。
緩和減速観測(tapering と呼ばれるようになりました)については、難しいですよ、という話をしています。まあ、ちょっと一服中のマーケットなので少しいつもと違う趣です。
さて、お知らせ。
今回は三省堂さんご厚意で講演会付きサイン会をやらせていただくことになりました。
講演会、といっても30分なのでおしゃべり程度、と思ってくださいね。
日時:7月24日(水)18:30~
場所:三省堂書店 神保町本店(※このお店で著書を買うと、希望者先着100人に整理券を配布)
お問い合わせ:03-3233-3312
多分こちらをご覧の方はみなさま買って頂いているような気がするんですが、入場するためには本を買って頂く必要がございます。ご贈答用、にどうぞ! と言う話でしょうか(笑)。
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アエラは日本経済復活のカギ。
元々日本は輸出依存率が低い、というお話を散々している訳ですが、それは1億人という巨大な国内マーケットを擁しており、一発全国ネットでコマーシャルさえ売って仕舞えばっ北は北海道から南は九州までまんべんなく商品を売ることができる。別に北海道と九州で別なコマーシャルを作る必要もないほどの均質かつリッチなマーケットがあればこそ、です。
しかし、今やそのマーケットは枯れつつあるわけです。人口減少によりどんどん消費力は落ちていく。ではどうするか??
というような話を書いてみました。
実際東南アジア全体では6億3千万の人口がおりまして、わずか人口500万人のシンガポールが日本に対して年間2兆円の黒字をもたらしている、というのがそのすべてでありまして、東南アジア諸国をシンガポール並みにリッチになるお手伝いを日本がすれば・・・・・ということですね。
親日的な6億人の市場。夢があるではありませんか。
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そういうコンテクストで見ると、なんで東京が2020年のオリンピック招致をイスタンブールと争っているのか、ワタクシ、全く理解できません。
そう、ご存じのとおり、トルコは世界でも有数の親日国なのです。
東京なんか立候補させないで、日本としてイスタンブール開催を応援し、場合によってはイスタンブールオリンピック債券を日本が引き受ける、なんてことをやればトルコと日本の関係は盤石になったでしょうね~、と思う訳でありまして、そうなればイスラム圏全体に与える影響もすごく大きかったのではないか、と思います。
こういうのは返す返すも残念で、こういうことまで考えるのが政治だろうよ、と思うんですがね。
ではまた・・・・
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16 comments on “今週のぐっちー 及び サイン会のお知らせ”
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ご了承のうえ、ご利用ください。
親日トルコの記事で思い出しました。
私の知人の商社マン(もうリタイアされましたが)が、あの伝説のフライトに同乗されてたそうで、良く話をして頂きました。
おバカな都知事には、呆れるばかりで、あの発言できっぱりと、オリンピック誘致は辞退すれば…何て思ったものです。
東京オリンピックより、イスタンブールオリンピックという発想は大変ユニークですが、トルコを日本の顧客と考えれば悪い考えではありませんね。今後出来ることは、イスタンブール開催が決まれば、心からお祝いし、資金調達面でお手伝いをするということでしょうか。それとも投票直前に「イスラム圏初のオリンピックを支援するために東京は辞退する」と撤退するのもありでしょうか。
そのうち、ジャカルタとかデリーとかが立候補したら、あるいは立候補するように促して、日本が全面的に支援(資金調達、IOC委員工作、計画作成支援)をし、その上でその後のビジネスに結び付けることも考えられるでしょう。
結果論ですが、明治維新の天皇制と天皇主権の明治憲法が間違っていたんでしょう、米仏からも学んで自由と民主主義の共和制を憲法に取り入れなかったのか、今からでも遅くはない、天皇は明治維新前の天皇に戻った方が天皇にとっても国民にとっても良い事の様に思う、そうすれば「天皇は現人神」だとか「日本国は神国だ」なんて言っている「日本の保守」も自立出来るんじゃないんだろうか、安倍の清和会はニッチな宗教団体の集会で森や町村が「日本は神が造った国なんですね」なんて言ってんだから、自分で真剣に物事を考えない連中に政治を任せているんだから、日本の政治はどうしようもない、日本の統治機構を変える時期に来ているんですよ、近い将来みんなの党日本維新の会が政権を取るとは思いますが。
まったく同感です。
2度目の東京よりイスラム圏で東西の接点のトルコ、
世界から見てもイスタンブール開催がベストと思っていました。
しかも大の親日国、日本がノウハウ等支援することで、開催することより
プラスになると思ったんですが。
イスタンブールオリンピック債券ですか、それいいね!なんでそういう発想がもっと早く出て来ないんだろう。
日本の政治家は昔の成功体験とか、利権に縛られてまったく機能しなくなっているのでしょうか。所詮は自分の選挙のことしか考えていなくて、きっと国民のことなんかどうでもいいんだろうな。そういうムードに載せられるほうもどうかしてるんだろうけど、最早ダメだわ。
イスタンブールの件は、ぐっちーさんのおっしゃる通りだと思います。
でも、オリンピック誘致は政治家が自分に人気取りのためにやっているような気がします。
ぐっちーさんが言う方法をとって実質的な国益を得ても、正直、誰の手柄か見えにくい気が・・・。でも「日本がオリンピック開催国になりました!」って、すごく分かりやすくメリット(?)が見えやすいというか。
今の政治家って、国のためより自分(とその周辺?)のために動いている感が否めません。
今回の参院選に立候補せず、政界を引退する枡添要一さんが、
参院での質問という形をとった、引退演説(白鳥の歌というと、
カッコ良すぎますが)で、良いことを言っているのに最近気づきました。
彼はこう言っています。「失われた20年を招いた要因として、『従業員への利益配分の不足』こそが極めて大きな要因だったのではないかと、最近思い始めている。」と、
これグッチーさんの日ごろの主張そのもので、私も常にそのように考えてきたことです。
GDPに占める比率を見ると、米国がが個人消費71%、設備投資15%、日本が個人消費59%、設備投資20%で、中国は夫々35%と47%となっています。
そして、GDPに占める賃金の割合をみると、2009年と少し古いのですが、GDPに占める賃金の割合は、米国58%、日本53%、韓国44%、
メキシコ33%、タイ・フィリピン28%、そして中国はなんと8%なのです。
中国のあまりの低さに、これからの中国経済の抱える難しさが見えてきますが、同時に1960年代の高度成長期の日本経済の成長を主導したのが、対米輸出ではなく、三種の神器、新三種の神器を求める庶民の消費行動を背景に、企業の設備投資がそれを追いかけたことにあったことが見えてきます。
そしてこの背景にあったのが、所謂日本的雇用慣行であり、日本型資本主義の特徴といわれる「終身雇用」「年功序列賃金」そして「企業内組合」でした。
当然、この時期の日本における賃金のGDP比は、米国よりはるかに高く、およそ、GDPの70%近くに達していました。米国流の株主資本主義とその政治面での現れである新自由主義の風潮が日本でももてはやされ、派遣を中心とした非正規雇用を増やし、リストラを口実に正規雇用を大幅に減らした結果が、20年に及ぶ経済停滞の元凶であることは、ほぼ間違いないでしょう。
働く者たちが、消費の主役であり、彼ら彼女らがわが身と子ども達の将来の生活に、安心感と希望を持てない限り、財布の紐は緩みません。人を大事にしてこそ、企業の将来も安泰となります。
どことは名指ししませんが、リストラを強行して、内部留保を積み上げた企業が、現在どんな状況にあるかを思い浮かべると、この点は益々はっきりしますね。
韓国が治安崩壊に近づいている。経済危機から失業者やホームレスが急増し、治安が急激に悪化。一部の若者は武器を持って「日本人狩り」まで始めているうえ、詐欺をしてでも国外脱出を図る人々も続出している。最大野党の報道官は、朴槿恵(パク・クネ)大統領の暗殺危機まで示唆した。(ZAKZAK)
日本の悪口を米中に言いつけ回っているあのいいつけおばさんが、暗殺の危機までささやかれるほど韓国の現状は厳しいようです。日本はこんな国のことはアメリカが何と云おうと相手にすべきでない。黙っていても自爆しますから。
韓流おばさんもこういう事実を直視にないと酷い目に合いますよ。とにかく韓国旅行は避けた方が身のためです。ウソだらけのドラマに騙されてはいけない。
イスタンブール応援、なるほどという案ですがタイミングはいつがベターだったのか。日韓金融協定失効?韓国から要請なしはたしかぐっちーの想定外だったたような気がしますが、いよいよ中華圏入り?朝鮮はモンゴル、高句麗とその後続国、日本といった民族言語的に遠縁の兄弟国に侵攻され続けた怨の民族で昔から中国の配下を好むので、無垢な韓流おばさんにもよく言い含めて危険を認識させないと。怨は不治の病ですから援助はあだとなってかえってきます。
ひそかに応援しています。あの知事さんがどうも好きになれない。
サイン会やるんですか!?羨ましい~。近所の本屋で売り切れ寸前の最後の一冊があったので新著買ってしまいました・・。ここだけ話を読まずに選挙に行けませんよね。
初めまして。 以前よりアエラ誌にて、興味深く拝読させて頂いております。
イスタンブール、古のコンスタンティノーブル、欧州と亜細亜の架け橋・・・
正にコスモポリス、大好きな街です。
ちょっと視点がズレますが、まだホットスポットも点在しているハイリスク(=もし、次にフクイチで何かあれば、今度こそジエンド)のTOKYOを売り出す神経が判り兼ねます。
今トルコが、政治的に激動期を迎えているので、その辺りがどう評価されるか、ですね?
オリンピック開催大賛成です。
今更何で東京でオリンピックしたいのか、さっぱり分かりません。
猪瀬の名誉欲を満たすために数千億の金を使うだと?馬鹿か。
そんな金があれば東北復興に回すべきでしょ。
それと、トルコはEUに入れてあげるべきでしょう。力も金もないくせに、トルコのEU入りを妨害し続けてきたお荷物ギリシャと入れ替える時期に来ていると思います。
なぜ電子書籍版が出ないのですか?
前著は紙の書籍と一緒に電子書籍版が発売されていたので、そちらを購入させていただきました。
電子書籍は、携帯性に優れているし、収納スペースがほとんどいらないので、とても便利だと思っています(長期保存は紙の方が優れていると思いますが・・・)。
ぜひ、電子書籍版の発売をご検討ください。
かつて「AERAセミナー」でお話をうかがって以来、ぐっちーさんの発言には関心を持っています。今週のAERAの「韓国に見習おう」というご意見には200%賛成です。私は広告関係の仕事でシンガポールに駐在し、アジア各国政府の観光戦略を垣間見ることができました。日本政府もようやく「クールジャパン」をスタートさせていますが、ノウハウは広告会社任せのようですし、韓国の戦略とは一週遅れどころではないと思います。来日観光客がもたらす観光収入は波及効果も期待でき大きなものになるはずです。各国の観光戦略を知る者としてはどこかでその知見を役立てたいと思うのですが、どこにアプローチしていいものかすらわかりません。もっと真剣に政府が取り組むべきテーマだと思います。(長文ですいません)
東京都とDENTSUさんはかなり深い関係ですよね。たぶん。
都は、オリンピックにかかった経費(媒体費込み)をすべてオープンにするべきではないでしょうか。また、都知事選でのAKB含む媒体費もオープンにして、税金の使用を都民に示してほしいです。他に使うべき用途がたくさんあると思いますので。既得権益だから、むりですかね。(ちょっと趣旨が変わっちゃいましたね)