2013/04/08 08:28 | マーケット | コメント(43)
今週のぐっちー 国民規模の壮大な実験へ
先週の黒田総裁会見にて、これより日本経済は良くも悪くも壮大な実験に入ることがはっきりしている。
気が付いてみればシドニーでは1ドル100円寸前だし、これだけ安定していた国債市場にサーキットブレーカーが二度も発動されたことはそれを明確に示しているといえよう。
詳細はメルマガに記したが、円高で苦しいと声を上げたどうでもいい輸出企業にはあの手この手で政府は救済の手を伸べることになる(シャープの救済など)。しかし、円安で食料品やガソリンの値段が上がって生活が苦しい、といった庶民に政府は何も救済はしない。
結果的に物価が2%上がり、消費税も上がり、さらに物価が上がり、上がらないのは庶民の給料だけ。
これで政策目標を達成した、と胸を張られてみなさん、どうするんでしょうか?
国債は間違いなく流動性を失うので、金融機関としてはそのリスクを勘案せねばならなくなった。
ついにパンドラの箱を開けてしまったということだろう。
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メルマガには詳しく何が起こるか、書きました。
そして、アメリカの雇用統計分析と今週は二本立てです。
国債市場のメカニズムは難しいので一回では理解できないかもしれませんが、実際の教材が目の前にありますので、それを使いながら来週も書くことになると思います。
少なくともモーサテは債券の分析にもう少し時間を使わないと役に立ちません。
先週佐野さん(東海東京証券)を呼んだのは正しい選択です。
我々のように実際にマーケットを経験した人でないと、こうなると学者、エコノミストはくその役にもたたないことは明白です。
車の運転をしたことのない人に車の運転を教わる愚行はそろそろやめたらどうでしょか?
(そうすると出産経験のない、男の産婦人科医もだめじゃないか、という屁理屈をこねた人がいるのですが、私ははっきり、だめです、と答えます。女性の医師そのものが少なかったのでやむを得ず、男が代行していただけで、これだけ女性医師が増えてくれば女性の産婦人科医がいい、という選択をする女性が大半ではないでしょうか?)
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アエラは久々に欧州危機にフォーカスを置いています。
さて、考えてみると国債市場の安定に胡坐をかいていたのは金融機関だけではなく、ワタクシ、ぐっちーもそうだったのです。日本国債の市場安定ということがどれだけ大事だったか、残念ながらそのツケを払う時が来たようで、私も忙しくなります。
え、火事場泥棒だって!?
まあ、私のようなブティック系の投資銀行というのはこういう時にしか仕事がない、とも言えますね(笑)。
では!
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43 comments on “今週のぐっちー 国民規模の壮大な実験へ”
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約束を守られて月曜8時前のメルマガ配信を始められたようですね。 感心します。 但し、健康と記事品質の維持が最優先ですから、あまり無理をされないように。 飲みすぎ、競馬の負けで気落ちした時は遅くなっても構いません(笑)
さて、日銀は三井銀行の為替部門を半官・半民で独立させたもので、この性格はアメリカも同じで民間銀行の互助機関ですよね。 半民部分はジャスダックに上場もされている。 おかしな事に通常の法人と異なり出資者に発言権はないし、配当も制限をされているので、殆ど取引もない。
国ありきの日本と、自分達で国を作ったアメリカとで中央銀行勤務者の意識も微妙に異なります。 猟職で言われたとおりやりますから職につけてくださいか、国民を豊かにするため、職を増やすために知恵を絞るかです。
話を戻して、金融緩和の次元を超えて、”リスク投資”を始めるという事ですから、”大きくて潰せない銀行:日銀”として投資部門を日銀証券として分社化、子会社とし、潰せるようにする必要があるのでは? 今のままでは国民が出資者として、あの敗戦と同じく”一億総懺悔”で全員で負債をかむりますよね。 子会社については当然、出資者が意見を言え、監査方法も決めないと。
江戸時代以来、日本のリーダーの悪い癖で、お神輿の上で良くわかっていないのに、かってに動いて庶民が準備をする暇を与えないが又、出ましたね。
先の大戦前も条約で艦船を減らされるだけ減らされた後で、突然、開戦すると言われて負け戦。
国はインサイダーを問われないのだから、金投資だ、デリバティブだ儲かるようにいろいろ準備して国富を増加するのでしょうね。 たぶん、してないでしょうけど。
産婦人科医の選択において、実際には、女性と男性ほぼ半々ですよ。女性を選ぶ方の理由については想像通りです。一方、男性を選ぶ人に聞いてみると「優しいから」
生理痛などで受診しても女医さんは「このくらい我慢しなさい」とか叱咤激励してしまうのですが、男医は「それはおつらいですね」とかなんとか包み込んでしまう。。
素人は、真実かどうかよりも、甘い言葉が大好きなのです。医療も経済評論も。
となると・・
カミカゼ・・アメリカに・・向かうか・・
国債に・・殺到すれば・・
オバマにとって・・恵みのカミカゼになる・・
カミカゼ・・初めて・・歓迎されるわけか・・(笑)
ぐっちーも・・
推挙した人材・・
日本血液銀行総裁・・
ドラキュラかも知れない・・なんて・・急に・・
言い出されても・・
米国に輸血して・・
水増し・・血液で・・国内・・やりくりか・・
一億・・総山中鹿之助・・艱難辛苦与えたまえ・・やだねぇ・・
紫波町だけが・・
地方ではない・・地方は地方で・・自活・・濃淡・・
都会だけが・・困る・・・
>上がらないのは庶民の給料だけ。
やっぱりかヨ!安倍 晋三!
三本の矢↓こうならないようにしてほしい。
やれるかな…
やばいな、 (゚Д゚)ノ
やめた!∑(゚□゚;)ガーン
最初っから石破茂にしといてほしかった…。
うちの嫁が通っている産婦人科には、男性と女性の二人の先生が居られるのですが、嫁が言うに、女性の先生は、自分も大丈夫だったからあなたも大丈夫的な判断を下されることがあるのが、時折困ると言っていました。
経験があれば問題ないとは一概には言えないようです。
経験を活かすとは難しいものですね。
このような先が見えないときは、やはりドルのMMFや米国株等に投資ということになるのでしょうか。
とりあえず日本国債にはこれ以上近寄らず、余裕資金があればドル・シフトという気がします。
円安により地域による格差が開くような気がします。名古屋あたりだと良くても、石油に頼った生活をしている北海道等の地方は生活が相当厳しくなるのではないでしょうか。
まあ、ハワイやグアムに出かけていた人が、沖縄に行くようになればそれはそれで恩恵を被る人もいるでしょうが。
ぐっちーさん
素朴な疑問ですが、大量の国債を買っていた銀行の資金ですが、不動産や株、企業への投資等に向かうことはないのでしょうか?
「経済は中期的にはセオリー通り動く」と、アベノミクスも2年間だからリフレ政策も上手く行くだろうと思っているんだろう、日銀は銀行から毎月7兆円の資産を買うらしい、これはアメリカとほぼ同じ額だ、信じられない、そりゃ金利が低ければ2年間ぐらいは円キャリトレードでアメリカや東南アジアに投資され円安になると踏んでいるんだろう、それで2年後景気が良くなりリフレ政策を止めても好況が続き、あわよくば経済成長が3%~4%上昇し持続されて行く事も夢ではないと思っているふしがある、賽は投げられた、失敗したらもう政治家も日銀マンも財務官僚もマネーゲームから足を洗ってもらいたい。
国債金利がほぼ無くなって一番困るのは資金の75%を日本国債で運用している「ゆうちょ銀行」。預金金利がゼロになったら、預金が流出してしまいす。ところが、「ゆうちょ銀行」は国債購入くらいしか、運用ノウハウが無い。そこで、日本国債よりも金利が高く、円安によって実質金利が確保出切る「米国債」で運用を始めるはず。
これは、「年金」や「地方銀行」「信用金庫」なども同じはず。結局、月額7兆円の日本国債を日銀が買い、余剰資金で米国債が買われる。
・・・これって、日銀によるアメリカへの迂回融資以外の何物でも無いですね。
TPPなんて手を使わなくても、日銀が国債を買い占める事で、自然に資金はアメリカに流れて行きます。市場原理だから誰も文句を言えませんし、金利が確保できなかれば預金者だって困ります。
問題はアメリカの財政のサスティナビリティーと、過熱気味のアメリカのリスク市場のバブル崩壊。後者は出口戦略と密接に絡みますが、QE3の代わりに日銀が担ぎ出されたとも言えます。いつまでもQE3が終了出来なければ、FRBは不良債権の山になり、ドルの信認が揺らいでしまいます。
問題は米国の財政状況でしょう。ベビーブーマーがリタイアすれば福祉コストが増大します。中、長期的には日本に似た様な状況に陥りますが、米国債は金融商品として世界中に売られています。一度危機が意識されたら、暴落する可能性は日本国債よりも高い。・・・そして米国債でオナカ一杯の日本の金融機関や年金・・・。どうなるかは、神のみぞ知る。
メルマガいつも待ち遠しくてワクワクして読んでいます。
今回、!と思ったのは実はここ。食品についてもバイオテロに関してはアメリカでも動きがあります。つまり目の届かない場所から来るものは疑う方向で全てが動いてます。また、物流も検疫や物流従事者への安全、環境に影響しない取り組みなど段々と規制が強化されていく方向にあります。
そうなると、(コストの面からも)地産地消が脚光を浴びるのでは?と思っていたところなのです。
最近は、とにかく「疑う」ことを前提にした話が多いです。これでは、地球をまたにかけた物流は金ばかりかかる。きりがない。
誰が作ったか、わかるものを食べる。これ、実は未来の(最高の)贅沢かもしれません。更にこれらは切り刻まれて形が変わった工業(食)製品ではなく、人間が世話をして作った「有機物」です。一体、都会の人間は1年に食べるもので、どれだけ工業製品以外のものを口にしているのか????
おかしいですよね。こういうの。
株や為替の売買ができる富裕層はウハウハですが・・・
税金引いたら生活保護費より安い給料でその上、中小企業なので今月から5%給料カットに(泣)年収200万円で税金総額60万円。ガソリンは高いし何をどう節約したらいいのか?政府にとって国民70%の低所得者の事などどうでもいいのでしょうね。低所得者=低学歴・・・バカ扱いにも程があります(怒)
私には「ぐっちーさん」がついているのよ(笑)
週1でもメルマガで貴重な情報を頂いてるし今回の新書なんてネットで購入したらなぜか2冊も届いちゃって(笑)先日の東京テレビも予約してちゃんと見てましたよ~
お忙しいとは思いますが無理せずこれからもよろしくお願いします。
コメント欄で紹介されていた、
名古屋のテレビ局でのぐっちーさんの出演番組、
YouTubeでみました。
しかし、あのリフレ派のコメンテーターは酷いですね。。
まあ、もてはやしてるメディアもメディアですが。
きっと彼は、どんな状況になっても自分の発言に責任を取らないのでしょうね。
水・・
高きから・・低きに・・
なれど・・
金利・・
低きから・・高きに・・
鯉の滝の遡り・・
勿論・・
力尽き・・落っこち・・岩に・・額を打ち・・傷を負う・・鯉も出る・・
点額と呼ぶ・・
点額の宰相に・・送り出された・・無傷のエース・・
記者会見・・
『兵力の逐次投入を行わない・・最初に・・総てを出す』
総裁・・金融最高指揮官・・
自身に満ちて・・野心に満ちて・・述べられたそうな・・
ぐっちー・・お伺いしたい・・
もう手は無い・・
空っぽ・・最初から暴露する・・トップが・・欧米に居ただろうか・・?!
口が裂けても・・
言ってはいけない・・事を・・興奮のあまり・・口走り・・
日本売りを・・世界中に・・準備させてしまった・・
とんでもない・・ババ・・掴ませられてしまった・・
言えるとしてら・・
特大の点額・・つけた総裁を・・
間もなく・・見ることが出来る・・と予言するか・・・
その上・・消費税増税・・
遺書・・書いておいた方がいいな・・
最近は振り込め詐欺がお出かけ詐欺に変化とありました。家にお金を取りに行く詐欺。なんでだまされるんだ!といつも思ってニュースを聞いていますが、国ももしかして同じ???
円安で景気回復だ!なんて庶民には恩恵が回ってこない。自然災害の多い日本の場合はリスク分散で帰って来る工場は少ないような気がします。日本製品の輸出にしても、カナダ政府の自国旅行者情報で日本はフクシマがあるから韓国や中国より安心して旅行出来ない部類に入っています。海外から見れば、手放しで日本製品は喜ばれないのでは無いでしょうか?振り込め詐欺同様、円安で物価が上がるけど給料上がらず、食料品が高騰して首が締まって気がついた時は生活が大変な事になっていそうです。
建築業界も鉄、運搬、コンクリがすごい勢いで値上がり中ですよ。円安でますますマンションの値段も上がると思います。小渕さんの蕪あがれパフォーマンスを日本中でやっていて、上澄みはすべて外国様がススって行く様に感じるのは私だけでしょうか?
黒田さんはしてやったりの気持ちだろうが、これはちょっとヤバいんでないの?
金融機関が持っている日本国債が日銀に吸い上げられて、投資先が無くなってしまいそうです。そうしたら、米国債とかに資金が流出すのでしょうか。そのうち銀行預金はゼロもしくはマイナス金利になってしまいますよ。円安で輸入品は値上がりし、株なんか持っていない庶民は一体どうすればいいのでしょうか。3本目の矢はもう間に合わない気がします。勢いのついた火はなかなか消えませんよ。
壮大な実験、確かにそうですね。GDP比での金融緩和規模は米国を抜いたとのことで、円売りが推奨されているらしいですね。ぐっちーさんがおっしゃる通り、円安で輸入物価が上がるし給料上がらなかったら生活はますます苦しくなるばかりです。証券会社に勤めている知人に聞いたところ、株価が上がるので営業じたいはだいぶ楽になったとのことですが、むしろ残業代は減って給料は下がり、前年の会社の実績に連動するボーナス体系なので、6月のボーナスはほとんど出ないとのこと。日銀の異次元の緩和で仕事は助かっているが給料が異次元のデフレと苦笑いでした。
とはいえ、ここまできたら私個人としては期待したいところです。私たちにできるのはしっかりと選挙にいくことや自分たちでしっかりと勉強して資産を守ること。後は日々しっかりと働いていくことでしょう。国民一人一人が頑張れば落ち着くところに落ち着くと信じています。
そーいえば、リーマンショックで最大の損害を被ったのが農協だという、真偽の分からない噂を聞いたけど、こーゆー損は誰の得になってるんだろ?
やっぱ、売れない筈の物を売って資金を得て、GDP を増やしたアメリカが、一番利益を得たんですかね?
吉崎さん経由でぐっちーさんのモーサテ出演は出来ないのでしょうか?
最近呼ばれる人は円安、インフレ迎合の人たちになりすぎていませんかね?
前回の出演時は円高迎合論をぐっちーさんは展開されていたので、ここでまた円高メリット、円安のデメリットを言ってもらえればいいのですがね。
円安で食料品が値上がりして、年金暮らしの人たちはマジで死活問題になりますよ。
年金をあまりもらえていない方々が結構いるので、2年後には食料品が買えず餓死なんて話題が結構出ていると思いますけど・・・
債券が暴落しようが、円安になろうがいいんですよ。何をしみったれて、既得権にしがみつくのか?年金生活者、老人、我々、インフレになろうがいいんですよ。人口が減っていく日本。将来の子どもたちの事を考えるとリセットが必要でしょう。2年後には為替は180円、下手すりゃ800円。いいんですよ。自給自足、鎖国のような日本でもいいんんですよ。子どもたちに仕事を残し、今日より明日、明日より明後日によくなる時代になればいいんです。
みなさん、小さな子供を連れて米国に行った事がありますか?格差とか勝ち組負け組といわれますが、日本より数十倍、子どもたちの事を考える社会です。
でも、日本もバカでありません。超円安→企業防衛になうでしょう。高株価政策
株式持合い(笑) みなさん、心配なら日本株を買えばいいだけじゃないですか?
誤解の発端は、年寄りが溜めたお金を使わないから、”代わりに元本ごと使ってやろう”という邪な思想が背景にあるような気がしますね。 それに人力さんが書かれているような環境が加わったのかも知れません。
我国もまがりなりにも資本主義国家です。 より大きな資本を形成した資本家が利を得る事は受け入れます。 しかし年寄りは、毎日、小銭を貯金箱にためて営々と積み上げてきたわけで、この資本形成プロセスに人生の大半を費やしてしまったので、それを基に大きな事業や投資で儲ける時間は残されていませんでした。 それでも自前の店を持つ、家を持つでも立派な資本形成だったと思っています。
本来であれば、お前達も同じように貯金をやれと国、企業、若者に言いたい所を、資本として自由に使っていいと金融機関にあづけている訳で、それだけで充分な恩恵のはずです。 他人の資本を使って儲けるのは許すけれど、”元本を使えは余計なお世話だ”し、ましてそれで博打をするのはいかがなものか。
これから膨れ上がる諮問委員の持ち株の価値は事業によるものではなく国策によるものだから、充分に課税をして広く国民に還元されるべきと考えますが、いかがでしょうか? 日経で採用係数の大きな企業ほど、とんでもない株価になるでしょう。
レーガノミクスの後、企業オーナー1%はトンでもない巨利を得て、99%は悲惨な事になりました。 我国で同じ事が起きれば、唯一の資産と言っても良いオートパイロット層を破壊し、最後は、リーダー層を含めて全員落ちぶれでしょう。 サイは投げられたのなら、プラザ合意で大バブル崩壊へ向かった2の舞にならないように頑張りましょう。
資本が既にありこれから起きる事が理解できる方は、国策に乗って資産を増やせる又とない大チャンスですので、グッチー・ブテッィクに”有料”で相談しましょう(代理の宣伝)
医学しか学んでこなかったので、経済・投資については自分で様々な本や情報を読みましたが、ぐっちーさんのメールマガジンが最も分かりやすく勉強になり助かっています。
他の方のコメントにも書いてありますが、男性産婦人科医のニーズはあるのですよ。性別問わず、「腕が悪い、説明が下手、偉そう」な医者には患者は行きませんし、その逆なら男性産婦人科医でも患者が集まります。また女医さんが皆さん妊娠・分娩を経験しているわけではありませんし、そもそもどの診療科であろうと患者と同じ病気を体験している医者は多くありません。
我々のように産婦人科医療の臨床の現場を経験した人でないと、分からない感覚かもしれません。「産婦人科の臨床に従事したことないのに、男性産科医にダメ出しする愚行」なので、やめておいたほうがいいですよ。
まあ、屁理屈をこねた方がまさに屁理屈、ズレているのですけどね。
初めてコメント、質問させていただきます。単純な疑問です。日銀の緩和策により、さらに円安になりそうですが、アメリカ政府、特にアメリカの企業から円安になることによる苦情はないのでしょうか? アメリカからの圧力で円安がある程度で止まる可能性もあるのでしょうか。 この件で、アドバイスがあれば教えていただきたいのです。 もちろん、為替は誰も分からないと言えば、そうなんですが。。。。 アメリカの国債を日本人が買ってくれれば円安を容認してくれる。。。ある程度までは、なんでしょうか。
>日銀によるアメリカへの迂回融資が始まった
同意です。金融、つまり金貸しは、個人なら資産があれば、碁でも打っていればいいが、金融機関は異なる。したがって金が流れるから、水をばら撒けば、低いところへ向かって、水はそれぞれの位置から、進んでいく。そのうち水位が変われば、たまっていた水はさらに低いほうへ向かう。
まずは水をばら撒いた(?)またはまくぞ(?)となったから、即座に動きやすいところから動き始めた。水には物理原則があるが、経済は人がおり、また動かすにはスイッチ(売る、買う)という操作をしなければならない。この場合お互い相手がある。しかも人工的な仕組みに依存している。この仕組みがおそらくダウンして、身動きが取れなくなる。大地震で火事が起きて、証文が燃えて、それでおしまいとなるとおもう。問題はそれだけですまないことです。つまり戦争です。
この用意、つまり戦時経済の要素をこれから加味する必要がある。それだけです。
これだけの政策を、アメリカ、ヨーロッパの事前了解を得ないで、できることではない。円高の時借りた円資産を、ふくらかまして、かえしやすくするための行動で、欧米はいいぞいいぞではないかと思う。
庶民は何をするかです。戦時経済へと進むから、まずその準備をする事で、戦争は社会組織が壊れる現象だから、現状にある、いろいろな仕組みは壊れる事を前提に対処する事でしょう。
要するに、現在何か知らないが、自分に入ってくる、お金が入ってこなくなる、また出て行くお金の行き先がなくなる状態を想像することです。
黒田総裁たちは心底、普通の日本人を馬鹿にしているから(これは我が国の政治家、その他、ある種の上層部にある、深層意識のひとつ)、ここは一番昔と違うから(徴兵がないから)、われわれは一致団結して、彼らの目論見を防ぐ行動をしてはどうか?
さすれば大都市すべてが空襲で廃墟に化したことより、被害が少なくなるのではと思う。ただ今回は大都市ではなく、地方から空襲が始まる。
もともと円資産はドル資産を担保に発行されているのがその大元だから、黒田総裁の目論見とは別の意味で、まあ仕方がないかなとは思うな。
しかしむざむざと失ういわれはない。普通の国民がもっている、それぞれの戦艦大和を出撃させようぜ。
規制緩和、第三の矢を放って欲しい。壮大な実験が壮大な失敗に終わらないように。
銀行はもう国債を買うな・・・という強いメッセージなのでしょうか。
で、今日の朝のテレビですが、
銀行は、海外の債券、株または融資するしかないので、
円安が進み、株価も上がり、そして、景気も浮揚するんだとか・・・。
前二つは分かるけど、後ろはどうなんだか・・。
日本の最大の問題は、結局、40歳前後の団塊ジュニアが抜けてしまえば、今後10年くらいで、たとえば新規住宅を買う購入層が急激に減ることじゃないですかね~。
つまり、消費税導入前の’13年がいっぱいいっぱいで、
かなり短い期間のバブルで終わる気がします。
いずれにせよ、円で安心しきっていた私は、いよいよ
困りました。 あわてて外貨口座を開設してしまった・・・。
所得が伸びないといわれた中、円高による物価安で購買能力が維持された時間が日本では終わろうとしています。
アメリカでは貧困職といわれている介護職や大手スーパーのレジ打ちさんなどがドル高に救われる流れに突入しようか。というイメージで捉えていればいいのでしょうか。
景気を考えたときに、一般庶民がちょっとだけ贅沢してもいいなという気持ちを与えることが大切ではないのでしょうか
消費税、復興税、社会保障費関連のコスト負担、円高による物価上昇。これではねぇ。
企業収益も物価高が生産流通コストを転化する程度にしなければ売れなくなるというジレンマで収益向上にまで持って行くことはできないような気がしますね。
収益向上がなければ労賃を上げるなど無理なこと。
消費意欲向上税制などを考えて欲しいですね。
家庭収支も何でもありの総合赤字申告制税控除や18歳未満扶養家族に対する扶養経費補助など。
結局、通貨価値が下がることでの損失を考えられない国民の損となるのでしょうか・・・
> 庶民は何をするかです。戦時経済へと進むから、
いやその前にね、前提としてね
「改正銀行法が近々、施行される」
ということ理解して、それ書いてます?
でね、現行の銀行法が近々
大改正された後、日本の金融はどのような姿へと変わり果てるのか
ということを理解しておかないと、たとえば上の方でやまさんという方が
御質問をされていらっしゃる
「企業への投資等に向かうことはないのでしょうか?」
のような疑問には、答えようがないんです。
4月1日から、日本人が海外へ送金すること事実上出来無くなっちゃた
とか、そういうのすごくまずい事態だし騒いだ方がいいとおもうんだけ
どなあ。
株価上昇は裕福層だけのメリット、という主旨のコメントがありますが、実は日本国民は結構な数の人が株を持っているのをご存じですか?
それは、年金です。
つまり、年金運用に株は必ず入っています。
また、確定拠出年金に移行した企業のサラリーマンは、自分のポートフォリオに株式を入れている人が多い。
よって、株価が上がること自体は、庶民にも良いことなんです。
民主党は、そのことを理解せず、株=裕福層と考えてましたから、株価対策(経済活性化)なんてしなかった。
そこは大きな問題でした。
もっとも、年金運用には、債券も当然入ってます。
金曜の様な債券暴落は、困ります。
庶民も株価や債券には少し敏感になる必要が、実はあるのです。
アベノミクスで日本はバブルへ驀進中のようですが、実はアメリカのシェール革命もバブルでないかという説がある。
アゴラに辻元氏が書いていることであるが、シェールオイル井戸というのは枯渇が早くて量的に騒ぐ程のものでないし、価格もそれ程のものでないという。ぐっちさんも騒いでいたが、もう少し調べた方がいいのではないかな。かのジム・ロジャースも騒ぎ過ぎと懸念を示しているようである。
銀行法が改正されるんですか?戦時経済とは何か?物資の統制が始まるという事です。逆に言うと物流が詰まるという事ですが、それはまだ先でしょう。
トニカク、今回の政策は後先を十分考えたものではないと見ています。
日本人の特徴が現れている。戦争を始めるなら、終戦の方法を考えてすることですが、それが無いようです。終戦時の国債金利をどの程度と日銀は考えて、したのか?
それを決めるのは日銀ではなく、為替ですよ。高利貸しはなんとしてでも金利をとっていきます。ただお金では今回はとらないと見ています。もしくは取れないかな。
「 日本の借金は借金ではないと言う事。
他人(外国)から借りたのではなく言うなれば身内(国内)のカネ。
本来なら国内で株や不動産に回るものがデフレが続いたために国債に回っていただけ。
それでは 国内から借りることが できなくなるところまでいったら どうなるか。
今は国の税収の2倍が国家予算だがそれはデフレが招いた赤字財政。
インフレ経済になれば税収が増えるので財政の赤字は解消していくね。
円安による効果も大きい。
1ドル80円で1000兆円の財政赤字は12兆5千億ドルだが今の97円では10兆3千ドル。
この4ヶ月間ドル換算で既に2兆2千ドルがなくなりました~♪
円安はいずれ国内でインフレになりGDPを押し上げ税収を増やし国の借金を縮小させるよ。
それと財政破綻論者が言うような国債や円の暴落が起きれば
日本が持っている対外債権(1ドル80円で250兆円)が効いてくる。
仮に円や国債が暴落し1ドルが320円になれば体外債権は1000兆円。
それだけで簡単に国の借金は返せるね。
それに外人が国債の売りを仕掛けるということも大した問題ではない。
売った円は買い戻さなければ彼らも利益を出せないのだから、
結局2005年から8年に掛けて行われた円キャリーと同じだろう。」
2012年度補正世予算成立が2013.2.26
2013年度予算が始まって10日
アベノミックスは、ほとんどまだ何もしてないわけです。
最近、取引先の自動車関係の方々から、悲鳴が聞こえてきます。
彼らの海外拠点の製品や輸入材の価格が暴騰している一方、最終製品の売値は円建て。
「(タイ・)バーツが高くて・・」なんて言っていますが、バーツは対ドルで3パーセント前後しか上昇しておらず(タイの大洪水の前と比較して)、
なぜ「(対ドルで)円安で大変だー」と正直に言わないのでしょうか?
日本の経済学者も、もう海外の物真似を脱しないと。 若い人は芸術もスポーツも独自のもので世界で勝ってます。 山中さん始め自然科学者は学者でも物真似は脱してます。 独自の提案をするか、少なくともイギリスやアメリカでおきた、あれほど豊かだった中流層の破壊をしたサッチャリズムやレーガノミクスの欠点を抑えるアベノミクス提案をしてくれないと。
相変わらずの規制緩和で、又、資本がある人が、公共資産を食い散らかして美味しい思いをするのですか? 1円で保養所を売り払いましたね。 査定が可笑しいのですよ。 公共だからこそ市街化調整区域のような素晴らしいところに建てられたので、本来、民間にとってはとんでもない価値でした。 運営が下手糞だったのなら、モーティベーションをあげればいい。 動物園や水族館の様がわりに続けれるように知恵を出せばよい。 利用者数で責任者を評価して若い人や外人でもどんどん抜擢すればいい。 繰り返しますが、”責任者の流動性が日本には必要”なんです。 安部さんも再チャレンジで使いものになってきた。 諮問委員も使いものにならない銀行を又、作ったりしないようにしてくれないと。
税率を上げなくてもインフレで名目価格があがれば庶民は昇給は後追いで消費税の負担はガンガン増加して、国の財政が良くなって何の意味があるのですか? 大バブルの失敗のつけを企業から国に移して、それを庶民に押し付けられるだけですよ。
株を持ってるって1億円以上でないと。 グッチブテッィクでも相手にしてくれないでしょう。 1億円を万一、溶かしてもいいというと数億円の動産があるってことですよ。 庶民は数十万円のアメ玉の株上昇の恩恵でニヤニヤしている場合ではないし、その上、それって正規雇用の一部の方だけでは? 庶民が分担しないように、気配りしないと相当、きびしい社会が待ってますよ。
>789さん
所謂、三橋教ですよね。経済に詳しい方は「邪教」として関わる事もイヤみたいですが、安倍首相も信者ですし、現在の日本において影響力は非常に大きいですよね。
誰か、経済に詳しい専門家が、徹底的に叩いておかないと、「邪教」で国が滅びた例は過去にも起きた事。
経済の動的振る舞いや、非線形の現象をあえて無視する事で、素人にでも理解し易い点が、入信者の多いポイントでは無いかと思います。
経済学者達が叩かないのは、「触らぬ神に祟り無し」だからですかね?
三橋教は普通に叩かれているでしょう。
しかしながら叩く側もいま一つ迫力に欠ける。
三橋教の巧みなツッコミにうまく反論できていないように思える。
結局、経済なんてものは数学のように正解の無いものである以上、専門家といったところで統一された見解なんてものは何も無く、ただ流派が違うというだけのことだ。
そして誰もテストで100点満点は取れていないのである。
70点の奴が60点の奴に何を言っても聞き耳は持たれない。
70点の奴が間違った項目を60点の奴が正解してるかもしれないのだから。
今日、本屋に寄ったら、すごいですね。
株や経済誌が・・。
まさにアベ祭りだ!という雰囲気で。
>人力さん
三橋氏は突っ込みどころ満載ですよ。
私も、一度教義にはまりましたが、彼が単なる
自民党支持者であることを知り、出ました。
そもそも、彼は、「TPPを推進する奴は、
亡国を推し進める国賊だ・・・」
と言っていました。
その矛先は、野田元首相だったわけです。
それに、
「安部首相は、TPPや消費税を反故にしてくれる。
みんなで投票しよう。」キャンペーンを
選挙前にはっていました。
ところが・・選挙後・・・
安部首相が推進するや、さらっと矛を収め、
何も言わなくなりました。
安部首相が消費税をUPしたら、彼らはなんて
反応するのでしょう。 楽しみです。
いい加減、信者は目を覚ましてほしいですね。
> アベノミックスは、ほとんどまだ何もしてないわけです。
まったくその通り! でね、たとえば永濱利廣なんかは早々に
「日本経済は、いわゆるアベノミクスとは全く関係無く
既に昨年11月の時点で、底を打ってました。」
とかいう主旨のレポートを出しちゃってて、わたしはあれを読んで
「そりゃあ、そうだよ。」と大笑いしましたよ。
グッチーファン転じて民主党支持者の集いみたいになってますね。
私も、グッチーさんからいろいろ教わって、ある意味、ファンのひとりですが、アベノミクスの支持者でもあるので、現在の景気状況を複雑な思いで見ています。
でも、「株高は、私たち庶民には関係ない」なんてセリフはやめませんか?
私も、市井の民ですが、株くらい持っていますよ。オーストラリアのMMFも所有しています。わずかな額ですが、各々塩漬けだったのが、安倍政権によって生き帰ってきています。そんな庶民も私の周りにはたくさんいます。
どなたか、上で記述していますが、厚生年金も企業年金、個人年金も債券も含まれていますが、株も相当運用しているはずです。
要は円高も円安も相対的なもので、どちらにしても損をする人得をする人いらっしゃるのでは?
現状、私の感覚では為替水準はスタンダード・レベルに戻ったと感じています。
1ドル≒100円、ここから前後5円くらいに変動しているのが良いのではないですかね。もちろん、旧大蔵官僚の「ミスター円」氏が主張する70円や60円が適正水準との理屈も承知の上ですが。
円安でガソリンが上がった、食品が上がった、給料は上がっていないのにみたいな報道が、今朝も安倍晋三が大嫌いな朝日系列のテレビでされていましたが、あなたの店は78円の時は、今より2割引きで売っていたのですか? 小泉政権下の115円くらいの時は、今より15%高く売っていたのですか? と問いたかったですね。
会社員の給料は、最後に上がるなんてサラリーマンなら常識なのにマスコミ人はサラリーマンでは無いのかな?
アマノジャクなもので、あえて反対方面から書いてみました。
このテーマにはリフレ礼賛の方からいっぱいゴミコメントが来ているだろうと思います。ぐっちーさんも今更反論する気になれない物は最初からゴミ箱行きにしているのでしょう。
それでいいと思います。ここはぐっちーさんのファンサイトでいいではありませんか。
私が勤務している外食チェーンの売上は好調です。ただし材料費の値上がりで増益にはならないと思います。安倍・黒田両氏が牽引するリフレ政策は・・夏の参議院選挙対策と消費税引き上げのためのものでしかなく・・秋以降の景気落ち込みを計算に入れて新規出店は控えるべきと私は社内で発言して叩かれております。
本当の事を言うて叩かれる反骨の同志が集う場所が欲しい・・今日この頃です。
お題がこれだとここぞとばかりですな~
3連発?の方もいたりして(笑)
しかし国債、上下でサーキットブレイクですかあ~
小生、国債は専門外ですが、国債市場においても今回の日銀の金融政策はやはりインパクトが大きかったんですな。
国債、為替、株etc、すべてリンクしているけど、市場規模からも国債は乱高下したりするものではないのですが。
グッチー氏も様子見決め込んだのも無理はないか(笑)
さてこれからの動きですな。
でも国民規模の壮大な実験と言われてもねえ~
さあ!
明日はどっちだ?
オレはグッチーだ!!!
お後がよろしいようで・・・
円安になって例えGDPが上がろうとも、
それ以上のインフレだと意味がないのでは…
要は、物価の上下よりも
収入が上がるかどうか、
大多数の庶民の生活が改善するかどうか、
って事が問題なのでは?
国の借金が改善し、資産家が儲けても
収入の上昇を上回るインフレになった場合、
庶民の暮らしは下手したらデフレだった時以下になるかもしれません。
もし上記のような現象となった場合は、
それって庶民が犠牲になって国や資産家を支えた…って事にしかならないですよね。
税で負担するか購買力を犠牲にして負担したかの違いでしかないような…
国の借金だのGDPだのではなく、
庶民の生活って目線で物事捉えないと意味ないような…
>人力さん
三橋さんの言っていることが「邪教」だということがわかる本とか、論文とか、動画とかなんでもいいからあるなら教えてください。
数学が専門の、今までも(これからも)株など死ぬまで買わない、と思う還暦の1市民です。ウィーンでワーグナーを聴くのと、スイスや北海道でスキーをすることを道楽にして生きています。
死ぬまで今の生活を維持したいので、ここ1年いろいろな経済書を読みました。
藤巻さんの内容は論外。過去から全然当たってない。
納得がいったのは、ぐっちーさん、岩本沙弓さん、三橋貴明さんの本です。
ぐっちーさんと岩本さんはほとんど言っていることが同じ。
ぐっちーさんと三橋さんはデフレ、円高とTPPに関しては言っていることがちがいますが、あとは同じように思えます。
3人とも具体的なデータが豊富で、私のような経済オンチでもわかりやすい。
三橋さんが邪教ならぜひ具体的にご教授いただけないでしょうか。
経済オンチには結論だけ言われても、理解できないので。
他の方も、ご教授いただければ、幸いです。