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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2012/12/14 02:01  | アメリカ通信 |  コメント(19)

オハイオ


欧州についてコメントを!

というご依頼がありますが、何せアメリカでアメリカ人としか話す時間がないので、情報といっても二次、三次情報しかないのです。オハイオの田舎ですからね・・・

因みに東京で書いているときはFTなどの情報を基本にほぼすべて書く前にロンドン、パリなどの仕事仲間に電話をして裏を取ってから書いています。

特にメルマガはお金を頂いている手前、あまりひどいことはかけません。

FTは大変優れた情報と分析を誇っており、ワタクシも大変参考にしていますが、みなさんのご想像以上にいわゆる「裏とり」に時間をかけているのが私のブログの特徴です。

当然、日本のメディアから相当乖離することになるので、当初はこちらが「インチキ」とみなされた時期もあるのですが、ご愛読の皆様のサポートを頂いて、ようやく地歩を築いたという感じなのです。

ということで、ニューヨークならともかくも、ここクリーブランドで欧州のコメントを出すのはあまりにも無責任なので、控えておりますこと、ご理解のほどを。

読者のおひとり、k5さんがご紹介してくださったFTの記事が現状すべてを語っていると思います。大変良い記事ですのでご一読を。

http://www.ft.com/intl/cms/s/0/d447376a-4389-11e2-a48c-00144feabdc0.html#axzz2EwsHImHH

Japan should Scare the Eurozone

はかなり皮肉が聞いている題名ですが、欧州は失われた10年とか言われた日本よりはるかにひどいことになっており、実は大変うまくやっていたということを大いに主張しなさい、という文脈です。

まあ、k5さんご指摘の通り、基本的に私が書いてきたこととあまり変わりはありません。

結論的には欧州はどうころがってももう「詰んで」いるのです。
そこで何か手を出すことは私はあまりお勧めしませんが、どうしてもやりたい、というのであればそれこそ徹底的に欧州を売り込む(ショートする)、ということなんでしょう。

その意味では今のちょっとしたターンバックはよいタイミングでしょう。

それからこの記事をみたらそのままHOMEを押してみてください。
何の記事が先頭に出てくるか・・・・これ、時間で変わるので皆様が起きるまで間に合うかどうか、
なのですが、今私がみますと第一面がなんと

China flies aircraft over disputed islands

となります。もちろんトップに来るのはアジア版のみですが、世界的にWorld の記事で取り上げられており、相当な問題意識を持ってみられています。

それもこれも例のヒラリーの発言が効いているのですよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

写真はクリーブランド空港の歩く歩道。

立つ人、歩く人、ちゃんと書いてくれた方が親切だよね。
東京と大阪で逆だし。

これを見るとオハイオは大阪流、ということになりますかね。

少し激しく移動するので、しばしのお別れになりますが、みなさまお元気で!!

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19 comments on “オハイオ
  1. 牧神の午後 より:
    大阪流と言われても

    うどんの出汁じゃないんだから…

    個人的な体験の範囲で言うと、東京だけが例外じゃないかと思います。

    長旅を続けられるようですが、くれぐれもお体にお気をつけて下さい。

  2. walkman より:
    次の一手

    将棋で言うとEUは詰んでいるということですね。何手ぐらいで投了でしょうか。

    渡辺竜王と、か羽生3冠なら完全に読み切っていますね。ぐっちーさんの読み筋はどの手が必死の手ということになるのでしょうか?

    中国ですがますます増長し、嫌らしい国になって来ていますね。それでも稼ぎたくて突っ込む国、企業がいるので、怖いものなしなんでしょう。ノー天気な日本も呑気に構えていられませんよ。きっと中国は覇権国家を虎視眈々と目指していますから、ひじょーにキケンです。

  3. くしゃぶ より:
    緩和を!

    おはようございます。
    緩和策について 一言だけ述べさせて下さい。
    米国のFRBは 失業率が6.5%に改善するまで、金融緩和策を継続すると報じられた。

    これまでは 今後3年程度は、ゼロ金利政策が継続されると言う見通しを示していたが これは、その期間は経済が回復しないという予想を市場に伝える事となり 逆に回復を遅らせる恐れも指摘されていた。

    今回の数値目標は 市場が金融政策をより正確に予測できるようになる利点がある。

    またFRBは月額400億ドル 3兆円の不動産証券 (MBS) の買い入れの継続と、国債は450億ドル 3.5兆円の買い取りの継続も決めた。

    FRBは より長期の国債に買い替えていくツイストオペの期限が年末に切れる代わりに、この買い取りをする。

    これらの金融緩和策は インフレ期待率が2.5%以下なら行われる。

    これまでのツイストオペでは 短期債を売却して長期債を買い入れたが、今回の買い取りでは 売却を伴わない為、通貨供給はより大きくなる。 (BSの拡大)

    FRBの緩和策では 債券買い入れ総額は月額850億ドル 7兆円に達し、これが ”無制限に” 継続される。

    私は、日本もデフレ脱却に向け 同程度か、それ以上の無制限の緩和策を行うよう、強く求めたい。

    日本での報道は 日本の緩和策については
     「無制限の緩和策はインフレを招く」 
    として批判しているが、この米国の緩和策については
     「無制限」  と言う表現を避け、
     「無期限に」 との言葉を使用している。

    これは 日銀への緩和を求める声を消そうとする意図が明らかであり、言葉を言い換えて インフレへの転換を阻もうとする悪意のある報道だ。

    改めて私は日銀に 緩和策を強く求めたい。

    日銀の量的緩和は 短期債の買い入ればかりを行っており、より長期な物へシフトし 効果を高めるべきである。

  4. ペルドン より:
    WALK&STAND

    記事にも・・
    この区分け・・
    使える・!

    要するに・・
    ぐっちー記事・・世界水準・・
    これが・・
    ラーメン一杯水準・・激安・・
    世界の鼓動・・貴方の耳元に・・現代の・・耳役・・

    フライト中・・
    雲の上・・雲の人・・
    後光が・・射さなくとも・・
    御利益ありそう・・・・
    拝みましょう・・!?

    女性読者は・・
    足を・・見せるな・・ヒップ・・見せるな・・
    すぐ・・
    落っこちてくるから・・・(笑)

  5. ぽよんぽよん より:
    アメリカと中国

    アメリカもおもしろいですねぇ

    英語の喋れない人も、田舎者が嫌いな都会人も、都会人が理解できない田舎者も
    いろんな人がいる。
    こうやってみると、中国も似たようなものなのですが、アメリカと大きく違う部分として、見えない部分が多すぎて大変です。情報って重要だなぁ とつくづく感じている日々です。
    まぁ、世界中から嫌われようと、二度と天安門だけは起こさないように必死になってるといった雰囲気だけが、はっきり見えているといった感じでしょうか?

    守らなきゃならない財産もないし、戦前の日本みたいな情勢なので、226事件相当が起きるまで頑張ります。(今回の党人事かなりやばいんですけど)

  6. パードゥン より:
    グッチポスもヨーロッパ特派員ほしいですね

     グッチ編集長の執筆方針に従って、多くのソースから自分の考えを作って、それを再度、信頼する知人にチェックをしてもらうようなヨーロッパ在住の特派員がいるといいですね。  一人だから全方位で品質を保つのは困難ですものね。  マキネスティさんも、いつも同じ豆(記事対象)が揃っている訳ではなくて、品質の合格をしたものだけ売られいるから、仕事は違っても共通点があるのでしょう。 田清さんもそうかな。

     経済的につんだ為に、その国の文化的な特長が消えたり違う方向へ行ってしまうのは残念ですね。 ヨーロッパもアルゼンチンも中国も有用な文化、価値感を持っていて好きですね。 極寒の中、衛星空間に打ち上げた有能な技術者も庶民の為にしたい事が他にあったかも知れないし。  FTも現在の姿勢を保てるかな。 記者と経営者の相克が始まりそうですが。
    ジャガーのハイブリット・スポーツの試作車は、かっての香りがしますが、経営の観点から市販化の中止は残念。 試作車3台だけオークションにかけるようですから、お金に余裕のある方、買われたら大いに価値ありですね。日本では改造車扱いかも知れませんが乗ってみる気がしますね。

  7. パードゥン より:
    土地による、リフレ違い

     リフレと言われて、リフレーションという経済政策のほうが先にくるのか、リフレクレソロジーというマサージが先にくるのか?  新聞記事には、メイドカフェからリフレカフェと書いてあったりして。
    ここ、グッチーポストでは、どちらでもありそうで困る。 日本では簡略英語が楽しい。 知日派のアメリカの方も悩まれるでしょうね。

  8. Eddie より:
    結局、何のための緩和なんだろう?

    金融緩和をさらにするとして、誰がそのお金を借りるんだろう?
    物価が上がっても生産量が増えなければ、企業は投資しないし…
    銀行も銀行で低リスクな国債ばかりに投資したがるし…

  9. 只野主任 より:
    タイミング

    今年の春の円安・株高のように来年の株価躍進に向かって金融相場が始まり、また雰囲気に呑まれて参加してしまった。とても欧州が詰んでいる感じがしない。ぐっちーはだいたい1年か2年早いのでどうも波のタイミングが合わない。しかし結局はそのとうりになるのですが・・・。せっかく片田舎のオハイオに行ったのですからクリーヴランド管弦楽団を聴かないともったいない。それにしても中国というパンドラの箱を開けてしまった米国の思惑は読めませんね。

  10. k5 より:
    貴金属ショップは熱気ムンムン

    ぐっちーさん、米国と言っても広いんですから、お仕事とはいえ行脚ご苦労様です。

    さてさて、豊島さんが日経 BP に「北京の「金」ショップで見た、中国経済減速の実態 – 貴金属ショップは熱気ムンムン」という記事を書いておられます。

    記事には shadow banking や WMP の話は一切記述が有りませんが、何せご自分で現地に行かれて「調査」されているのですから、偏向報道と勝手にラベルを振るのも正しくない。
    # 「私は中国の大手商業銀行のアドバイザリーをしている」とも書かれているので、ひょっとして、と勘ぐってしまうのは人が悪いでしょうか。

    然しながら、輸入鉄鉱石や精錬銅の港での在庫滞留も甚だしいのも事実で、FT 誌の中国バブル報道もさもありなん。

    帰国されて一息つかれたら、深部をエグるような分析記事お待ちしてますね。

  11. ミスター より:
    金融緩和競争

    による円安誘導。ユーロ圈は0.75%。下げ余地あり。来年また下げて円高ユーロ安再燃。安倍ノミクス現実には発動できず撃沈円高。こんな感じでしょうか?皆さんご意見くださいまし。

  12. じぇいわい より:
    今しばらく旅に出ていたほうがよいかも

    まだしばらくアメリカにいらっしゃるのでしょうか?日本はまた
    地震が増えてきていますよ。大したことないかもしれませんが
    しばらくアメリカで様子を見たほうがよいかもしれませんよ?
    (日本にいる我々はどうしようもないですが)。

    選挙はどうも自公が票増やしそうですね。アベノミクスにも賛否両論
    ありますが。過半数行かない場合にどの党と連携するのでしょうね?
    党首の話を聞いた限りでは舛添さんが言っていることは無難でしたけ
    れど・・個人的にどこに入れるかはまだなんとも・・。

    いつのまにか赤穂浪士の季節になってしまいましたね・・。

  13. 馬キチ より:
    ようやく

    東洋経済オンラインで、ようやくまともな記事に出会えました。経済評論家・山崎元さんの記事です。

    これは出来が格段にいいですよ。経済と競馬が馬く?マッチングしたコラボ記事です。

    ぐっちーさんも、アメリカで遊びまくっていないでこれくらいの記事を書いてくれんかいのう。(笑)

  14. なかのゆ より:
    ありがとうございました~<(_ _)>

    あまりのレスポンスの早さに脱帽です。。
    詰んでる

    笑ってしまいました~

  15. 蒼天雄飛 より:
    「例外」は大阪

    急がない人=左 急ぐ人=右 は大阪と関西の一部だけが逆ですね。例外というなら大阪が例外と思います。札幌も秋田も仙台も静岡も名古屋も岡山も広島も福岡も、今まで訪れた街の殆どが東京ルールでした。まあ どうでもいいことですが「誤り」は指摘しといたほうが良いと思いましたので。

  16. 蒼天雄飛 より:
    失礼

    ひょっとして間違えたかもしれません。

    急ぐ人=右 急がない人=左 が日本の標準ルールです。

  17. GBBC より:
    フェド?

    上でFRBが失業率+物価ターゲットの金融緩和にして素晴らしい!みたいなコメントありますが、発表されたステートメント読んでみれば、要は日銀と同じ”目途”の位置づけで、これに振り回されるわけではない事を強調している部分もあり、何とも言えない内容。

    まぁ、日本とかの国では状況が違いますからね。足元の経済がおぼつかない中、緩和を続けたいFRBに対して国債買い入れなんぞ早く終わらせろ、という共和党勢力からの圧力をどうかわすか、というのに対して国債買入オペを続けるためにバーナンキがひねり出した苦策なんだろうと思います。失業率の事も考えてるんです、って打ち出せばさすがに文句言わんだろうと。逆にそうしないと、時間切れになって結果緊縮策をやってしまう事になる。

    日本の場合は逆に政府が日銀に国債を買え買え言ってるわけですからね。。。。バランスをとる意味では日銀が引き気味な位でもいいんじゃないか?

    今のこの国の政治家は引き際をわきまえないので、いざインフレが進んで、金融引き締めに入らないといけない段階になったら、弱腰になって引き締め反対に回りそうだし。ちゃんと出口の事を考えていない強硬策は危なすぎる。

  18. 牧神の午後 より:
    日本の話しではなくて

    シンガポールとか、NYとか、ロンドンとか…

    これらの都市と比較すると、東京だけが例外じゃないか、と思ったのです

  19. 1KT より:
    エスカレータ

    まあ、右と左に分けるのは大阪の方が昔からやってたからね。
    何で東京が逆になったのかは知らないが。

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