2010/05/12 11:59 | マーケット | コメント(9)
これを見てくれよ・・・
おいおい、何言ってんだろうね。
ぐっちーはクルーグマン先生と同意見だね。アメリカに飛び火しないことを切に望むよ・・・・
グラフをとくとご覧あれ・・・・
そしてこれも追加しておきましょう
欧州の銀行、ギリシャ危機の影響で最大750億ユーロ損失も=ドイツ銀行
[フランクフルト 11日 ロイター] ドイツ銀行(DBKGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)は、ギリシャの債務危機が悪化し、銀行がギリシャのソブリン債に対するヘアカット(担保の掛け目)適用を余儀なくされた場合、欧州の銀行は500億ユーロ(635億ドル)―750億ユーロの損失を被る可能性があるとの見方を示した。
ドイツ銀行は11日に公表した「問題波及シナリオの影響分析」の中で、同行のギリシャに対する直接的なエクスポージャーは限定的であるものの、スペインやイタリアなど影響を受けやすい他の国へのエクスポージャーがあるため「問題の波及により三次的影響を受ける潜在リスクがある」と指摘した。
同行のルイス副最高リスク管理責任者(CRO)は、プレゼンテーションで、ギリシャ債に絡んだクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)スプレッドが大幅に拡大した場合、ドイツ銀行は保有する非流動資産の損失に直面する可能性があると語った。
同行の広報担当は、このプレゼンで用いられた想定は2010年3月末時点のものとしている。
それ以降、欧州政府はギリシャの債務危機波及を防ぐため、1兆ドル規模の緊急支援措置を打ち出している。
プレゼンは、まずギリシャのソブリン債保有者がソブリン債への「ヘアカット」適用を余儀なくされ、これにより欧州の銀行は500億―750億ユーロの損失を被る可能性があると指摘。
「三次的」な市場への影響としては、危機による「深刻な影響が世界的に広がる」可能性があるとし、最初はぜい弱な欧州連合(EU)諸国や一部の中東欧諸国の銀行に波及するとした。
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9 comments on “これを見てくれよ・・・”
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ノーガードでやれば・・アメリカのようにやられる・・
ECの強みは・・その教訓を・・忘れない内に・・これがやってきた事だ・・
防御は薄い
薄いゴムみたいなモノで・・付け心地は悪いが・・有効な防御になる・・と国連もPRしている・・
モーゼは十戒に・・借金するな・・と入れなかった・・借りた金を返せ・・とも入れなかった・・
ヴェスヴィオ火山噴火・・
麓の市民も気づかなかった・・予知は難しい・・灰に埋まりたくなかったら・・財産を抱えて・・逃げ出す以外ない・・・
欧州の宴はもう終わったようだね。
みんな浮かれちゃって、贅沢し放題だったから、今更言われて慌てたってもう遅いよ。
誰がババを掴んだんだろう。次は何処だ。
普遍の真理「山高ければ谷深し」、金融工学で大きくなるだけなった山のあとに待っている谷に出来たブラックホールはとてつもなく巨大でこれをどう潰すかの戦いが現在の大恐慌で、その感触に08年某所で「資本主義というか経済は、どっかで何回か止まるだろうな」と喚いていた。この大恐慌はそんな簡単なモンじゃないと妄想。
先日、ぐっちー先生が政治にコメントしたことで一悶着合ったが、もう国民の潜在意識はそんなレベルじゃないことを社歌の一節で表現し予言した凄い映画を知り(映画は見てないが)、その凄まじさに悶絶!ルーピーから末端まで政府関係者はよくこの社歌の一節を聴くべしマジに、じゃない?
http://kawasoko.com(注:すぐ歌が始まります)
「来るなら来てみろ大不況 その時ゃ政府を****〜♪」
ぐっちーさん、御暇でしたら6253エフオーアイの粉飾決算の解説お願いします。
月曜のECBがカードをきった翌日あたりからユーロドルはよれた動きをしていました。
ぐっちーさんの仰るように、もう切るカードがなくなったと認識されているのでしょうか?
もしかして・・・パリティーが見えてきたりして・・・
さてどーしましょう?
EU合衆国でも作りましょうか?
地域統合・政府統合・・・・・
通貨の流動性だけではなく、労働力の流動性も・・・
そんなこと英国が許しちゃくれないか・・・
・・・ってギリシャ債なんとかしないと・・・・・
ってなんとかならないか・・・
ってギリシャ債のCDSってどんな物なんでしょうか?
う〜ん、リーマンショックから早二年。
紆余曲折はあれ結果としてアメリカ市場は順調に回復。この結果をどう判断すればよいのか?
頭では↓現実は↑、投資家としては最終的には結果がすべてだからなぁ〜
「ヘアカット」って担保掛け目じゃなくて一定率の債務削減(棒引き)のことですかね?
あと、こういうテーマを述べるのに引用するチャートがたったの5日分のチャートっていうのもちょっと説得力に欠けるように思います。
もうひとつ言えば、為替はどっちにしてもユーロの立場からはユーロ安歓迎ってことでいいんではないでしょうか?
>あと、こういうテーマを述べるのに引用するチャートがたったの5日分のチャートっていうのもちょっと説得力に欠けるように思います。
『ECBや各国中銀が対応策出して欧州が片付いたって?
いやいや、片付いてませんよ!
対策が発表された後でも落ちてますから!』
って趣旨によるデータじゃないの?
発表後も落ちてますって事を伝えるにはあれでいいと思うけど…
>もうひとつ言えば、為替はどっちにしてもユーロの立場からはユーロ安歓迎ってことでいいんではないでしょうか?
ユーロ諸国(通貨がユーロの国)が、ユーロ諸国外からの債務をどんだけかかえてるかは知りませんけど、
その額によってはえらい事になりますよね…
今はユーロ安=債権安(金利高)に動きやすいし。
いくら貿易で有利になったとしても、財政面が改善しない限り意味ないんじゃ?
別に問題が解決していないってことに異を挟むつもりはないんです。ただ、5日程度のチャートのうち半日が反落していたってことがそれとどういうつながりを説明するものなのか、ブログ主のお考えをお聞きしたかっただけなんですけれど。
僕の知る限りは欧州では個人なんかの外貨建てローンとかはあるかもしれないけれど国家や自治体や大手金融機関ベースで外貨リスクを負って借り入れているところはほとんとないので、基本的には通貨安は競争力増になるかと思っています。