2012/10/02 11:52 | マーケット | コメント(33)
週刊ポスト 激論! 日本の本当の実力
週刊ポストに取材して頂きまして(珍しい!)、今週の特集、新シリーズ
激論! 日本の「本当の」実力 の筆頭に載せて頂きました。
わたくしの本を本を読んで取材に来てくださったそうで、なかなか面白い内容になっていますので是非ご覧くださいませ。床屋さんとかに行くとよく置いてありますよね(笑)。
この雑誌、内容はおもしろいものが多く、結構良い記事もあるのですが、表紙の見出しに イク だの イケない だの書いてあるので、ちょっと電車の中では読みにくい感じがしますが曽野綾子さんやたけしさんの連載は結構おもしろいですよ。
自民党総裁選に何する巻頭記事で
いつからこの国では カレー完食が「総理・総裁」の条件になったのか。
の一節には吹き出してしまった。これぞポスト節ですな。
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しばらくエキサイティングなニュースが途絶えていたユーロですが、ここにきてかなり悩ましいニュースを耳にするようになりました。
きっかけはこのあたりから。
9月25日(ブルームバーグ):ドイツのメルケル首相は、ユーロ圏の負債の共有化がもたらすのは「偽りの幸福」にすぎないとして、ドイツはこれを支持できないと言明した。債務危機の真の原因は全ての当事者にとって明らかになっていると指摘した。
ドイツに帰ったメルケル首相は、ユーロ救済をコミットしたという一面的な報道をよそに、共同債だけは断固反対の姿勢を明確にしつつある。
一方昨日のBBC、などイギリス系の報道機関は、現在トロイカによって査定されているギリシアは、当初の目標が未達成になっているのみならず、成長率の低下が著しく、5月の段階で想定した財政削減を行った場合、借金返済の元本を確保することはおろか、今年並みの1300億ユーロ救済を最低7年間続ける必要があるかもしれない、と伝えました。
今から7年間、毎年1000億ユーロ・・・・・
これには誰も賛成できないと思います。
10月中旬に向けてこの種の細かいニュースには要注意です。
再び、スペイン、ポルトガルの国債は金利上昇中ですが、いよいよモルヒネも効かないな、というのが市場のフロントエンドにいる連中の感触です。
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33 comments on “週刊ポスト 激論! 日本の本当の実力”
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カレー完食のくだり、読んだだけで私も吹き出しました。
早速帰りに読まなければ。
南北線の中ではAERAを読んで、都バスに乗り換えた後に
ポストを読もうっと。。。
(すいません)
個人的に気になったのはイクはイクでもCSに行けなかった
広島カープの記事です。
良い夢見たよナ、じゃないんだと。
来年こそは行くんだと。
カープファンは毎年欲求不満です。。。
でも、雑誌に取り上げてもらえるようになっただけ、一時よりは
マシかな、とも思います。
ヨーロッパ、先週スペインはドイツに裏切られた、なんて記事を
読んで「ありゃ」、と思いましたが・・・。
ギリシャはギリシャで「やっぱり」という状況ですね。
欧州の動きが仕事に直結する環境だけに、他人事ではありません。。。
警報ありがとうございます。注意します。
>わたくしの本を本を
興奮してるのは分かるけど落ち着いてw
欧州市場はユーロ圏失業率最悪更新と悪材料に事欠かない中、何の意味もないことが証明されているストレステストすら材料視し始めてて秋の暴落に向けた下げ代を作ってるようにしか見えませんねぇ。
先日のスペインの失業者の生ゴミ漁りの記事を見ても欧州側だけで現状をどうこう出来るような力はもう残されてないと思います。
これに市場が気づいた時どうなるのか、想像するのも恐ろしい。
グッチーにも書く場をと、ちょっこと書いたりしてみましたが、マジナイ程度には利いたかな。 本人の実力ですね。 ところで、
世界最強、最後のレバレッジ投資銀行(FRB)ですが、QE3では、本気で住宅以外は投資しないのですか? ダウもアップルも、上がるところまで上がってるので、後は下がるしかなくなりますよ。 アメリカ株が風邪ひくと、日経は肺炎になるので、また、日本の庶民の景気気分がめいって低下してしまいませんか?
グッチー、バナンキーに電話して、すこしダウにもまわすように言っていただけませんか? QE3だって、ウォールストリート早合点して浮かれているような。
正確には「アメリカと官僚に潰される政治家たち」だろうが、日本の政治行政はアメリカと官僚に牛耳られているのは誰でも知っている事だろうが、さからった政治家は全て潰されてきたじゃないか、田中真紀子前外相は官僚に潰された、アメリカを訪問した折、ホワイトハウスでパウエルと会談していた時、途中でパウエルが一人で中庭に出てきた時に、栗山大使がパウエルに「うちの外相は可笑しな事を言っていませんでしたか」と尋ね、パウエルは怪訝な顔をして「ノープロブレム」と言って部屋の中に入って行きました、この場面がテレビで放映されていた、官僚ごときが国民から選ばれた外相に失礼ともなんとも思わない傲慢な態度、パウエルも怪訝に思うのは当たり前だ、田中はアメリカではなしに官僚に更迭されたんです、選挙で選ばれてもいない官僚やアメリカに日本の政治行政を牛耳られているこんな体制をこれからも無党派層は許して行くのかの選択が次の選挙で問われているのです。
民主党や自民党はこれからもアメリカや官僚の手足となって政治活動を続けて行こうとしている、日本維新の会は国民から選ばれた政治家が日本の政治行政を司って行こうと考えている、日本人としてどちらを選択するかです。
欧州経済ズタボロですね…
ドイツの気持ちも解るけど、
でもそれじゃドイツは一体何がしたいんだろう?
反対するのはいいけど、
じゃあどうやって財政、経済危機を乗り越えようとしてるんだろう?
景気対策どころか、緊縮の連鎖で縮小していくばかり。
ユーロの状況を見て、日本の政治家、財務省は何も思わないんですかねぇ…
本気で(社会保障などの支出は抑えず)増税して、
プライマリーバランスがとれて、経済も良くなると思っているんでしょうか…
「日本をアジアの金融拠点にするぞ!」
と、ぶち上げる人はいないのでしょうか…
夢のある国家戦略は出てこないもんですかねぇ…
ぐっちーブログも・・
電車じゃ・・
ちょい・・読みにくいか・(笑)
ユーロも・・
イクだの・・イケないだの・・
希臘・・スペイン・・
全て・・
イクだの・・イケないだの・・
堅さだけが・・頼りの・・金融ニュースも・・ポルノ並・・
いよいよ・・
イケないのか・・・(笑)
ポストは、9.11の直後、
著名ジャーナリストによる、9.11はイラクに行きつく
という非常に的中した記事を載せていました。
大新聞やテレビ番組と違い、論客の選定はとても優良だと思います。
日本維新の会に入党する現職国会議員の公開討論会が開かれましたが、民主党と自民党のスパイかどうかを見きわめるのが目的の一つになっています、すでに民主党と自民党のスパイが入り込んでいますから、総選挙が終わるまで修羅場を経験することになりますが、上手く乗り越えて貰いたい、みんなの党とは連携した方がいいと思います。
まえにぐっちーさんが講義していただいていたように(言ってましたよね??)、一旦ユーロ安にして輸出産業が回復しやすいようにしてから徐々に回復すればよいと。外国に出稼ぎに行って、外貨を稼いで持ち帰ってと。本当にそれしかないような状況になりつつあると思うのですが。皆さんのご意見いかがでしょうか。
>一旦ユーロ安にして輸出産業が回復しやすいようにしてから
ユーロにドイツなどがいる限り、
ユーロ安にも限度があるんじゃないでしょうか。
それにもしユーロを持っていたとしたら、
ギリシャなどではなくドイツにお金を置いておきたくなりますよね。
今のユーロの仕組みである限り、ギリシャにはお金は回らない気がします。
ギリシャなどの弱小国の身の丈にあった通貨安にするには
ドイツが抜けるか、弱小国が抜けるかしないと無理なんじゃないかな…
少しずつ救済して、緊縮財政して、不況になって、また救済して…って、いつまで続けるつもりなんでしょうね。
それなら、日本の景気がこれからどうなるのか是非言って欲しいよ。
ヨーロッパとかは別にどうでもいいよ。どっちみち、もう詰んでるのだから。
皆さんが知りたいのは、日本のこれからでしょうが。自分の本の自慢ばかりでウンザリだよ。未だに地方の本屋には届いてないのを、何とかしてから言えよ。ったく。
今号は、アグネスラムちゃんが神だった。
しかし、手元には篠山紀信渾身の「週刊現代」がある。
ギリシア人が某国のごとく、ドイツに戦後賠償を求め始めましたよ(笑)
ほんとそうですね。QE∞という記事をどこかの外国紙でみましたが・・・いつまで続けるのでしょう、つづくのでしょうか。
グッチーの大学の後輩ですね。 大企業にたよらず”流通評論家”なる独自のジャンル、企業で言えばベンチャーを立ち上げて成功者になり、これからの41歳ですね。 慶応は福沢さんの義理の息子に始まって投資とか伝統的に良くも悪くも実学的なんですね。 お悔やみします。
グッチー美学の”独立”に対してですが、大学はMBAにしろ、生命保険とか生活者としてのリスク管理も教えていますかね。 大企業向きでない、とんがって、大物になるかもしれない学生に対する育成計画が、まだまだ不備な気がするのですよね。
人生計画として教育し、かつサポートしていかないと。
今日(火曜日)のクロ現は酷かった。中国に進出して、みなの予想通り赤字を垂れ流しても、それはやり方がうまくないからで、うまくやれば黒字になって撤退しないで済む、という理屈も何もあったもんじゃ無い内容でした。
これ観て騙される経営者の方とかまだ居るのでしょうか・・・。
財政やお金の確かな解決方法はデホルトしかない、貸し手責任で多くの銀行が潰れ他国に多大な迷惑を及ぼす、その後デホルト国は身の丈にあった社会生活になって、不足している生活物資は国連緊急援助で入って来る事になる、こんな生活状況でも一、二年して慣れれば、どうて言う事はない、ロシアだって東欧だって、これに似た経験をして今に至っているはずだ、多分彼等に何をぐだぐだ遣ってんだと笑われているんじゃないだろうか、こんな捉え方は間違いなんだろうか。
いっそギリシャはパルテノン宮殿なと中国に売って資金調達してみたらどう~ まず自助後力でしょ!ギリシャで売れるものといったらオリーブオイルと歴史だし。まだまだギリシャは売れるものがたくさんある(笑)
高台にそびえるパルテノンに中国国旗がはためき土産物屋は中国人ばっかりに、なーんてことになったらギリシャ国民も目が覚めるかも。。。
ぐっちーさん、コイツだけはなんとかならんのか…!
「今の円高は行き過ぎている。(日銀の外債購入案は)金融緩和を進める有力な材料の一つだ」。野田改造内閣で経済政策の司令塔を担う前原誠司経済財政・国家戦略担当相は1日の就任記者会見でこう明言した。
司令塔…日本沈没…
週間ポスト!おめでとうございます。
表紙がまあ確かに超男向きですが、やっぱこういうcatchyな方が
耳目を集めやすいですよ、「釣り」のタイトルも今の世の中の空気を
代弁しているようで私はこういう雑誌の宣伝見るのが好きです。
さっそく書店に行ってみます。
本の方も売れ行き絶好調でおめでとうございます!
まずは立ち読み(貧乏くさくってすいません)と思っているのでうが
どこの書店にもないです。。。
売れすぎていて入ってこないのでしょうか??????
勝手な意見ですが、もうちょい色使いとか、レイアウトとかが女性にも伝播しやすかったらなぁと思いました。
この本の内容だったら「うんうん、そうよそうなのよ」と女性でも
手にとりやすと思いますのでmarket半分取り逃がしているような気がしてもったいないです。
空気乾燥してきてますのでお風邪などひかれぬようご自愛ください!
そろそろ書いても、叱られないと思いますので投下しておきます。
何かと派手なニュースが多い金融の世界ですが、これを裏で支えるのがIT。
Grexitも裏側の準備が整わないと実行に移せません。
この夏で準備完了、というのが業界雀達のコンセンサス。
とは言っても、ソフトウェアの入れ替えには、最低でも24時間は必要。できるならば、その二倍の時間が欲しい、というのが現場の声。
ギリシャがお行儀良く金曜日の遅い時間帯にケツをまくってくれるのであれば、週末を利用できるけれど、それをあてにするわけにはいきません。
ところで、日出ずる国の為替市場は、シドニーより一時間遅れで開くのが天地の摂理ですが、これが明察とは限らない。
やはり、備えあれば憂無し。
ここの読者は賢いぞな。
書けば書くほど…ぞなもし。
> 今日(火曜日)のクロ現は酷かった。
その内容な、中国にカネ突っ込んでしもうた経営者を知っとる者たちには
ここ十数年来周知の事実やねん。ここのウェッブ=ログ管理主も折に触れ
釘をさしとったことは、ここ読んどる方々にはよう知っとることですな。
で、大切なんわ
日本の公共放送がこの時期にようやく報じたっちゅうこと。
どうして今まで報じ無かったのか、といって阿呆やから無能やから
とかでは無くて、放送してしもうたら日本の公共放送局といえども
中国本土から追放されてしまうから。(マジで)
で、なんでこの時期になって報じるに至ったか
といって
追放されてもよくなったから、です。
戦争になる、
から。
「他力本願自民党」・・
http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2012/10/post_317.html#more
これは・・
興味深い分析・・指摘・・
マスコミ主流に・・必要な記事・・・
どのみち中国本土からは脱出せなアカンから、こういう番組内容を
放送しても、し無くても、どのみち同じという事態に現在至ってるんです。
九月一日より消費税増税(付加価値税・・三種類あり)
一般税率・・18%→21%・・
パンや小麦粉など基本的食料品目・・4%維持・・
その他の食料品や交通料金・・8%→10%・・
九月の物価・・3.5%上昇・・
昨年同時期と比べ・・インフレ率3.5%・・前月より0.8%高い・・
インフレ率に応じ年金支給額の調整・・
概算・・年金・政府支出額・・50億ユーロの増額見込み・・
九月の自動車販売数・・38.6%減・・
個人向けの販売・・前年比44.1%減少・・
企業向けの販売・・前年比29.5%減少・・
レンタカー会社向け・・前年比8%減少・・
九月の失業者数・・1.72%上昇・・7万9645人・・・
関係ないですが、こんな動画をみつけました。
現在、韓国歌手PSYの「江南スタイル」がアメリカで大ヒットしていますが、
この曲のPVのパロディ版(「Jewish Style」や「Kim Jong Style」などエスニックジョークものが多い)が、多数出回っています。
そのうちのいくつかを。
「Obama Style」
http://www.youtube.com/watch?v=Xwh8kWuire8
「vote Obama Style」
http://www.youtube.com/watch?v=w3gapBh_yqk
「Kim Jong Style」
http://www.youtube.com/watch?v=_cG7ZVBXQII
お仕事の休憩時間中にどうぞ。。
「Nagatacho Style」とか「Toden Style」
「BOJ Style」なんてもの作って欲しいですね。。
ポスト読みました。一番納得したのが、「韓国経済の命運は日本が握る」ということです。サムスンでも日本から部品が買えないと、物が作れないのですね。それから、スワップ協定も相手には効きそうなことです。やはりそうなんだなと。
そして改めて思ったのは、藤巻御大と真逆なことを言ってるのに、どちらの本も売れているらしいということだな、不思議だねえ。
いつも勉強させていただいてます。
週刊ポストなのですが、
「福島産の食品がSAで大量に捨てられている」という、デマ濃厚な記事を書いた雑誌ですよね。
http://matome.naver.jp/odai/2133177822745825801
信頼できる記事を書くぐっちーさんが、こういう雑誌に寄稿するとは・・
1ファンとして、正直残念です。
決して大手マスコミや、各種の報告書では触れられない告発です。せめてぐっちーポスト10万読者だけは共有したいものです。
「原子力防災技術者が語る福島原発事故の深層」(JBPRESS様)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/36232
過去の連載記事までさかのぼって読まれることをおすすめします。
明らかに前原発言だ、多分、中露は前原に対して「前原発言は大国中露に対して無礼で貶めている言葉だ、絶対に容認はしない、徹底的に思い知らせてやる」と、だから前原が何か言うと中露はすぐに反発する、民主党ではもうにっちもさっちも行かないだろう、特に中国は反日教育している国なんだから、政府も企業も心して掛からないと、日本側が仲良く遣って行こうと宥和策を考えても所詮焼き石に水だ、河野太郎が自民党を改革するのが無理なのと同じだ、もう中国とは距離を置くしかない、ロシアは前原が土下座しない限り絶対許さないだろう、北方領土は返ってこない、ぐっちーさんじゃないが前原が死に100年位経ったら歯舞色丹の返還問題が俎上に載るかもしれないが、日本のこの体制ではもうにっちもさっちも行かないんじゃないか、維新八策でこの体制を潰して新しくやり直すチャンスなんですよ、メディアも学者もくだらない民主党や自民党に拘っているから成長出来ないんだ。
11月25日カタルーニャ州選挙 独立支持デモを踏まえ
解散をしたくないので、内閣改造をやったのに国会を開かない野田どじょう総理。
だんだんと前二者の馬鹿総理に似てきたようである。どうして民主党と云うのはこうまでアホなのだろうか。やるべき仕事もせずに歳費をできるだけ貪ろうという根性は捨て置けない。それだけ議席にしがみ付きたい、選挙に弱い連中なのであろう。無責任極まりない。
ましてや「近いうちに解散」と約束までして消費税増税法案まで通しておいて、情勢が変わったからとホゴにしようと屁理屈こいて逃げ回っている。全く見下げ果てた総理大臣である。仕事をしないのに給料を貰ったら、世の中で普通は給料ドロボウというのではないか。早く臨時国会を開いて法案の審議をしろよ。責任は野党でなく与党の方にあるに決まってるだろ。