2010/11/08 17:25 | マーケット | コメント(5)
今週のアエラ、メルマガ等
やるこたー、簡単なんですよ、原因がはっきりしているので難しくありません。
ただ、それをきちんと実行する政治家がいないだけ。
それに今まで十分できたことなのに何もしていないのがバレちゃうからね、フランスなら連日デモですよ、最早。
メルマガではアメリカの雇用が回復しない「ある理由」についてウォールストリートでは常識的な話なのに日本で書かれることのない秘密を書きました。いずれにせよオバマ大統領がやってきたことはかなり大変なことだったのですが、選挙で大敗してしまいましたね。そのあたりも書いてあります。
日本もこのパターンに陥る可能性は十分ありますので早く次の雇用を生み出す産業を立ち上げる必要があります。
これもすぐ、製造業だ、ナンダカンダと言う人が多く、間違ってる話ばかり流布します。
今回のアエラビズでも巻頭から「観光分野が生み出す付加価値は微々たるもの」なんて書いている人がいてぶっ飛んでしまいました。
ちゃんとデータ見てね、というしかないのですが、この種の意見は実は多いのが実情です。観光業については一度藻谷さんとタッグを組んできちんと書かなきゃいけないですね(笑)。
アンジェスは株式銘柄としては実に評判が悪く、発明者がインサイダーをしたとか散々叩かれた銘柄でした。
実際は現在も証券会社の上層部に居座る連中がインサイダーまがいの取引をしたにすぎないのですがね。
いずれにせよ、日本のベンチャー、特に医薬品関連のベンチャーが厚生労働省のご都合主義でほとんど「野垂れ死に」状態になっていることはあまり知られていません。
この分野は私も得意にしているのですが厚生労働省が自らの保身のために人事異動の度に方針を変えるため、臨床試験2年のつもりで資金計画を立ててもすぐ、5年にされたり、いつ終わるか分からずに資金切れに追い込まれる、という繰り返しなのです。
結局これでは上場まで走り抜けられる企業はありません。
こういった事情はアンジェスのようなベンチャーもそうですが、住友や武田などの大手薬品メーカーも実情は同じなのです。
しかし面と向かって厚生労働省とけんかができない彼らは「声を出さない」のが当然でしょう。
こういう厚生労働省の認可が訳もなく先延ばしになって先が見えなくなった「死にかけ」案件だけを拾って、それをアメリカに持ち出してさっさと特許とFDAの認可を取得してアメリカでエグジットする「日本立ち枯れ医薬品ベンチャー買い取りファンド」がアメリカで大成功しているのです。
今回のリーマンショックもなんのその、あっという間に巨万の富を積み上げてしまいましたが、それらはほぼ「すべて」日本で立ち上がった技術ですからまあ、頭にくるといいますか、何をかいわんや・・・であります。
まあ、この話はいずれアエラでも下記いますので、まずはその意味でもこちらの読者の皆様には是非ご一読願いたい記事でございます。
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5 comments on “今週のアエラ、メルマガ等”
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ご了承のうえ、ご利用ください。
日本のベンチャーは、有望なものほどマスコミを使ってこぞって持ち上げておいて、一度実力以上に有名にしておいてから、絶頂期にスキャンダルをぶつけて叩き落されるイメージがありますね。そうやって何人の時代の寵児が抹殺されたことか。本当に全員悪人や、金の亡者だったのでしょうか?どうも長生きのコツは楽天やソフトバンクのように、コントロールして赤字企業を抱え込んでいくことのような気がします。上手にコントロールできなければUSENのようになってしまうかもですが。起業するなら地方からのほうが良いかもしれません。ある程度実力をつけるまで目立たないし、自治体のベンチャー補助金も貰えますし、家賃も安いですから。もっとも営業の交通費がバカにならないらしいですが。
アメリカも事実がなくても特許侵害訴訟を起こされ続けるとか、マイクロソフトのように司法省の目の敵にされるとか、有りもしない欠陥をでっち上げられるとか、敵を作るとそれなりに大変な気がしますが…。でも有望なベンチャーには既に成功した有力なベンチャー・キャピタリストが出資して守る分、明らかに状況的に恵まれているんでしょうね。日本では渡邉恒雄氏がベンチャーに出資したような状況ですか。そりゃ怖くてつぶせません。
あんたの言い分は、よーく分かった。
要するに、日本の政治家は馬鹿ばっかりで、まともな仕事をしていないのが第一ということだね。第二に厚労省始めアホな官僚達が、ミスミス金になる事業の邪魔ばっかりしているということだな。
だったら、ここはひとつぐっちー兄い、一肌脱いでノータリンでお馬鹿な政治家のフィクサーになるか、あんたが日本の総理大臣をやってくれんかのう。
スッカラ菅さんに任せてたら、国民がスッカラカンになっちゃうよ。
【結論】
新興国マーケティングに本腰を入れれば、日本は復活します。
【その他】
えーと、某有名企業の医療部門勤めですが、政府の助成金を頂きました。
元々、この国はベンチャーやるには不向きです。そーゆーのは、今まで通りアメリカにあげて構わないです。弊社も、必要によりアメリカのベンチャーを買ったり、他社協同をしてます。
今、必要性を痛感しているのは、新興国向けのマーケティングです。当面の新興国は、CTのような超先端技術でなく、中国にも作れる安かろうソコソコ性能で十分です。でも、弊社の新興国向けマーケティングは数年間STOPというか、必要性議論をし続けて、結局何もしてないです。
本社役員自身が、競合他社はやってるんだけど、ウチは全くやらないんだよネ(TT)、と公言してる状態。
政府姿勢云々よりも、会社上層部が韓国の2割程度にマーケティング志向になれば、多分盛り返せますよ。
あとは、どうすればやれるかです。弊社はここ10年で2回リストラしたのに、未だに技術偏向の体質(事業利益影響は担当者査定の対象外)が変わらないのは何故?
英語では・・どんな表現に・・??
きっと・・
官邸には・・
世界の臍・・リンガがあり・・
しがみ付いている・・のだろう・・我国の宰相は・・信心深い・・
きっと・・
今度は・・インド巡礼・・38さんを連れて・・
処で・・
ベンさん・・
ジャンボで・・ばら撒いても・・駄目だった・・
後は・・
トイレットペーパーに・・ドル印刷・・
各家庭に配り・・国民は・・このトイレットペーパーを・・外で使う・・救済か・・??・・
本家が・・水洟・・涎・・では・・居候も冴えない・・・
アエラになると入れ込みますなあ〜w
表紙変えて出しますかw