2012/03/02 10:37 | マーケット | コメント(23)
シアトル通信 3
所謂古木(故木)木材加工の現場の写真です。
アメリカでは、新たに木を切り倒すことにはかなり規制がかけられており
倒木、火災による廃材、建て替えにより出てきた故材などを活用し
住宅建設用に使うのが主流です。もちろん森林を維持する間伐は別です。
当然この種の木材加工技術はほとんどすべて「日本製」で、ほぼすべての
技術者が日本に来てそれを学んで帰ってさらにそれを進化させていきます。
所が肝心の日本では所謂ツーバイフォーの「ばかちょんハウス」ばかりに
なってしまい、挙句の果て環境破壊もなんのその、安い南洋材をそれこそ
湯水のごとく使うために、こういう古い木材を加工するような技術継承が
できなくなっているという現状を皆様はご存知ですか。
結局、銘木屋さんというような形で残っていますが、その名の通り
「銘木」となってしまい、われわれが普通に住宅を建設できるような値段でも
ないし、まして、我々が使いたいようなデザインで作ってもらう事も
不可能です。(恐らくすごい値段になるでしょう)。
とにかく個性が無くても安くて丈夫なものならいい、という消費者の
選択が市場を狭め、折角の古木を扱う技術・・・これが本当の
サステナビリティーなのですが・・・・が廃れつつあります。
こちらの材木工場ではスターバックスや、ニーマンマーカスなどが
大きな発注者となっています。スターバックスに行くとある、あの
大きなテーブルはこういった古木を原料にこちらで加工されている
のです。(ですので会社の名前はちょっとオフレコです!)
そして実はこの写真の奥で材木を削っている女性は日本人なのです。
日本には既にこの種の古木デザイン、加工の技術がなくなってしまったので
こうしてシアトルに学びに来ている。今の人たちの好むファッショナブルな
デザインに加工する技術が日本には既にないのです。
そこはアメリカ人ですから、技術の出し惜しみなぞせず、懇切丁寧に
指導している訳ですね。
日本の林業の抱えている問題点もそもそもはそういったサステイナブルな
材料を高くても使おう、という気持ちが消費者に無い、と言う事がそもそも
の原因ですし、同じことが他のすべての産業について言えると思います。
いんちきな有機栽培をしている日本の農家が批判されますが、そもそも
本当の有機栽培のものを消費者が求めていない・・・と言う所に根本的な
原因があります。
もっというと我々消費者の側が本当の有機栽培とは何かを知らない、という
所に行きつく訳です。(無農薬なら有機だと信じている人もたくさん
います)
なんだか説教くさくなりましたが、言いたいことはこういう所にも
日本人の若者がたくさん来ていますよ、ということです。
最近の若い日本人は海外に行かない、とか散々こきおろされています。
確かに1980年代にはたくさんの日本人がアメリカにいたかもしれませんが、
MBAに通っていたり、アメリカの日本企業で働いているただのサラリーマン
だったりした訳でその数が多かっただけです。
その意味では本当のアメリカとは別の世界に住んでいた人々が多く、
当然彼らをあてにした日本食レストランは今の何倍も存在した。
でもその日本食レストランは日本人のためのもので、アメリカ人のための
物ではありませんでした。
今はこうやって、本当にアメリカの根っこの部分、アメリカで一番
魅力的かつ有効な「サステイナブル」というフィールドを見つけて
日本から必死になって、難しい労働ビザをもらい、働いている。
お金さえ出せが馬鹿でも入れるMBAより彼らの方がどれだけ頑張っていて
価値があるのか、答えは明らかでしょう。そして日本人しか相手にできない
日本食レストランは消えていった・・・それだけのことです。
今の日本人の若い子たちはこういう点で本物を見極める能力を持っている
と思います。こういう現場には中国人や韓国人なんて一人もいません。
「そんな金になりそうにないものをやっても仕方ない!!」
と言いきられてしまいます。金になることしかやらんのです、彼らは(笑)。
ですから20年前の日本と同じなんですね。
さて、どちらの若者が優秀なのか、答えは明らかだと僕は思いますけどね。
日本はあらゆる意味で成熟しているのです。
因みに英語英語と騒ぎますが、では伺いますが、本当に英語ができれば
ビジネスにプラスだと断言できますか??
それが真実ならアジアでアメリカ大学留学に必要なTOEFLスコアが一番
高い所がアジア最大の経済成長国、かつグローバル企業を排出している
筈です。
だから、中国、韓国が日本より上だ・・・・・なんて知らない人がテレビで
しゃべる訳ですが、
アジアで一番TOEFLスコアが高いのはフィリピン。次がスリランカ。
英語がビジネスに絶対必要であるというなら、その国々から世界レベルの
企業が出てこない理由をはっきりさせねばなりませんね。
要するに海外で活躍する人材と英語力の間には何の関係もない、という
ことはこれだけで証明できますよね(笑)。
日本の教育は大丈夫ですか??
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23 comments on “シアトル通信 3”
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ご了承のうえ、ご利用ください。
いつもながら的確なご指摘ですね。
グローバルの意味を勘違いしている人が多くて本当に日本は嘆かわしい現状です。
英語をしゃべれるより、多様性を認めて異文化の人ときちんとコミュニケーションをとれることが重要なのに。。。
この頃、新聞はガラパゴス○○と書きますが、悪い意味で使っているのですよね。 外国にコンプレックスが強いのでしょうか? 良く理解していない世界標準がお好きなようですが。 それとも、”もはや日本は世界に学ぶものなし”と書いてバブル破壊させた罪ほろぼしなのか、外国企業をほめてばかり。 悪い意味だと感じるから同胞企業は傷ついているでしょう。自分達がガラパゴス新聞と書かれると人の痛みや元気が出なくなるのが判るのでしょうか? でも良く考えて見るとガラパゴスこそ世界遺産で価値があるのだから、本来良い意味でなければならない。 今回のグッチの”お題”もそういう事だと思います。
顧客が野暮になってきているし、財布が厳しいという事実もあるのですが、同時に日本の親方も良い技術を教える役と、応用は若い人にまかせる度量とが必要でしょう。 全く、そのまま伝統では顧客はついていけません。 寸法があわなかったり、用途が違ったり。和魂洋才ならぬ、”和技洋用”という新キャッチフレーズを提案してみたいと思いますがいかがでしょうか? 日本の技術を洋家具や洋生活に用いる。
議員さんは学校教育や偏差値にコンプレックスがあるのでしょうか? 芸術、スポーツ、伝統技術など中学でてからでは遅いぐらいなのに、高校教育無償化しても、特長を生かせず食べていけない人を増やすだけではないでしょうか? 失われた20年は、バブル崩壊の1000兆円返済にあけくれた経済だけの話で、グッチがいうように、若い人の力は伸びていると思います。芸術・スポーツで出現した人達が、経済や政治ででてくれば良いだけと思います。
日中の公式歴史認識に関する協議が小泉政権後にあったことが朝日の3月2日記事にありましたね。 こうした事をする時に、政治が結果をどう取り扱うまできちんとしていなかったのでしょうか? 結果を両国の新聞の1面で掲載をする事、義務教育で使用することまできめておけば、こんなにいつまでも、両国民が翻弄される事もないのでしょうが。
ここら辺は、ドイツに学ぶべきでしょうね。
ドイツもギリシャも、ガラパゴスに国民性を発揮していますよね。アメリカ流に即席に問題解決パッチワークだけが世界標準でもないと、グッチのお題を発展させました。
昔・・多分・・戦前までは・・
家を解体・・立て直すのは・・珍しくなかった・・
良い材木だから・・ではない・・例えば・・兵庫県にある千年住宅・・そこら辺で入手出来る木だ・・
この良き風習が・・廃られたのは・・戦後・・安い木材が氾濫し始め・・更に安価な外材が追い打ちを加えた・・大工は皆タタキ大工となった・・
今日・・家を解体・・建て直すと・・新築よりも高くなる・・
ならば・・棲みやすい・・今風の家をとなる・・
解体され廃棄物にされるには・・と古材バンクも出来ているが・・まだそこまで・・市場は目が向かない・・日本人は・・伝統的に木を愛しているのですが・・
持続可能成長率は国内では低下しているのが現実…。
ある程度の英語力は必要ですが、TOEICなんて
あんな物、所詮は金儲けと就活生選定とリストラ候補を見付け出す為の道具ですからねぇ。
日本にも、ぐっちーさんと同じ事を嘆き、古木の全国流通市場を立ち上げた方がおります(名前は失念しましたが・・・)
値段は新木と同じくらいとの事。
真のエコですし、新築でも味わい深い家になりますね。
日本の教育は大丈夫か?と問われれば、大丈夫でないというしかありませんね。
いろいろ原因はあると思いますが、最近話題になったいい例があります。大学生に数学というか、簡単な算数をやらせてみたら、その結果が余りにも無残なものだった、ということなんかその典型でしょう。
同じように、小学校から英語の授業をやるとか、文科省はロクでもないことしかやってません。楽天が社内公用語を英語に限るとかいうことも、ある意味そのいい例でしょう。おそらく、楽天は日本から撤退するつもりなんでしょう。管理職の評価基準がTOEICの点数によるなんて、気は確かかと思わざるを得ません。勝手にどうぞと言いたい。
楽天のことをさらに書くと、この会社横浜ベースターズが、DeNAに譲渡されることに対して執拗に嫌がらせをしました。その理由は何だったかというと、商売のやり方がえげつないとかいうことのようで、お前たちにそう言う資格があるのかと問いたいよ。目くそ鼻くその類でしょうがとね。
以前、帰国子女が多く在籍する学校に子供が在籍していました。 その噂を聞き他の国の人も転校してくるのですが、すぐに転校します。英語力(人によりますが)はあるのに、海外生活を経験していると思えないほど保守的。 日本の教育は塾が中心。小学生より、塾。土、日も塾関係のテスト。 慢性的な睡眠不足と運動不足。一部の体力、気力、短時間睡眠型の子供は生き残れる。大学入学時には、ぐったり、休む暇もなく就活。塾に行くと安心できる、塾依存症、塾症候群。欧米にはない、アジア圏特有の風土病。
正確な作業には、力が必要です。
例えば、木目にドリルするにも、力がないとブレます。残念ながら日本人にはそんな力はありません。だから道具と忍耐と頭でカバーするしかありません。
膝や肘のオペも同じで、結局力のある西洋人の方が正確です。
米国では高層ビルの大修繕で6フィート300ポンドの壁をハンマーで壊してはモルタルで埋めます。日本人では無理です。だから日本のビルは短命です。
結局、宮大工以外は素人と変わらないから、かすがいなんかを使っていた大工にとってシンプソンリジットタイは神です。
なんだかISDAのギリシャの状況はCDSの信用事由に当たらない、でも後でまた判断することがあるかもしれないという、ただの結論先送りでひどく脱力させられた週末です。
福島第1原発を「冷温安定状態」というなら別にそれで合ってると思いますが、だいぶ少なくなったとはいえ放射性物質が依然ダダ漏れなのに「冷温停止」と言って言葉遊びしているのに似た、なんだかモヤモヤする状態ですね。
後付で考えれば今の時点でCDS発動しますよというと、自主的な債務交換に影響を与えるかもですし、CDS協会の本音は全員自主的に債務交換してCDSの保証料を支払わずに、掛け金を丸儲けしたいということなのかもしれませんが、でもいざというときに保証料を支払わない保険商品をこれから誰が買うんだという話になるわけで、どういうことになるか注視しておきます。
それとゴールドマンサックスから幹部が逃げ出しているという話もありますし、3月末あたりからは大変なことになるのかもしれませんね。
http://www.nypost.com/p/news/business/so_who_yelled_fire_x118Tb4ZHN1khh2plX3hKN#ixzz1nXEqZEnl
私は幸い豪ドル定期が、最近の円安による為替差益で一年分の利息ぐらい益が出ていたので解約して、事態の急変に備えたいと思います。
日本在中のノーベル賞をとった方々、英語が苦手な方が多いですよね。中高大と10年も英語を習うのに、トホホ。数年前まで、成田空港の外国人入国ゲートにエイリアンと表示してありました!日本人魂とか攘夷とかの誇りがあるんでしょうね。
NHKラジオの最近の番組の中で、宮大工が語るには、奈良時代の建築物が1200年もつのは、現代の製材のごとく木の繊維を断ち切ることをしないで丸のまま使用しいるからだそうです。
繊維を断ち切ると弱くなる。
そして、その木が立っていた通りに、南の面(節が多い)を南に向けて使う。
日陰だった木の北面を建物の南に向けて使えば弱くなる。
木を買うのではなく、山を買う。
その山の環境を理解し、それぞれの場所にあった木の性質を踏まえて利用する事。
輸入材を多用する問題もありますが、ここ10年ほどは集成材が2x4、在来木軸高校でも多用されていることをご存じでしょうか。
接着剤で張り合わせた柱!です。
20年経過した後でも耐久性があるかどうかは、加速試験だけでは判りません。
有機農法に手を出すならば、故 福岡正信氏の「自然農法」 「わら一本の革命」を読まねばなりません。
ただし、JAS有機は単なる認証ビジネスの域をでません。
有機肥料(完熟堆肥)を継続投入したものはたしかに糖度は上がりますが、概して大味。
自然農法に従った不耕起ですと、肥大不足・見栄え劣り、不揃いではありますが、味は濃く土の香りも高い昔の野菜の味です。
流通規格というものがなければ、後者が本当の味です。
現代ではそれに加えて、GMO問題、種子ビジネス独占の問題も絡みます。
化学肥料は即効性を狙うものですが、投入量の90%は大気あるいは雨水に散逸し、実効は5%程度。
現在、リンゴ栽培にて化学肥料を4年不使用、有機肥料もほぼ不使用にて、味に及ぼす影響はないと結論しました。
(化学肥料の多用は、むしろ味に悪影響を及ぼすことは判っています。)
肥料(窒素分)は実を肥大させますが、ここ2年間の天候不順の中では、気温と日照量による光合成量の絶対高が作柄と収穫量を決定づけるという仮説に至りました。
本年も同様に不施肥ですので、仮説が正しければ、昨年よりも順調な気候になるなら、登園では、実の肥大、豊作に結び付くと思われます。
おそらく、その通りになるでしょう。
不施肥の変わりに、園の環境を整えるために草刈りの頻度を抑え、昆虫、微生物が繁殖し易いことを心掛けております。
草生栽培ですので、当然除草剤を使ったことはありません。
米国でも大規模農場と経営と、その対極にある自然栽培(スローライフ、スローフゥード)、自然放牧肥育のスタイルに分かれつつあるようですね。
因みに私は、80年代東海岸留学、TOEFL 610点、英検1級、投資経験もそこそこあります
学歴は、慣行農法を疑い、既存の流通とJA指導および農政対して大いなる疑問を抱くのに役立ち、日々暮らしております。
日本の教育はお馬鹿養成講座に近いのでは
国民はお役人の言ったことに逆らわず
文句も言わずデモなんて考えもしない
できるだけノホホンとした人間を多く作ることが使命のような感じを受けますがね・・・
お役人というか議員連中のほうがモットひどいか・・・投票率云々の前に最近わが市でも市長選があったですが投票する人がいないひどさでしたから
a.ぐっちーさんが商社マンだった時代とは様違い、今は南洋材など使いません。今の主流はヨーロッパ産のホワイトウッドです。
b.個人的に職人から何度も聞かされていることですが、材料としては、ホワイトウッドより国産の杉・ヒノキで建てたほうが本当は長持ちするのです。
しかし、今のハウスメーカーの経営として、規格を統一して部品の点数を減らし、しかも工業製品としてもっとも重要な、品質としてのばらつきが少なく、狂いの生じにくいホワイトウッド集成材を使う、量産化が主流となってしまいました。
c.この傾向が私には良いことだとは思えません。ホワイトウッドが耐久性に難がある可能性は、折に触れ指摘されることが多いのと、全てを量産化し、オプションが少ない今のハウスメーカーの製品が、家を買う消費者のニーズに応えているか疑問だからです。
d.但し、今のツーバイフォー建売住宅が全盛となってしまった原因は、消費者の購買力が昔より落ちてしまったことです。昔ながらの職人が作った家の価格はバブル期より安くつくはずですが、残念ながら、この20年間のデフレによって日本人の生涯賃金はそれよりはるかに減ってしまいました。
いまや注文住宅は、昔より安くなっているにもかかわらず、普通の人には手のでない高級品であり、ましてヒノキを使う家は(ヒノキの価格が昔よりはるかに安いのに)本当に檜御殿となってしまいました。
個人的にはまずいなと思います。いってしまえば今の建築は、ユニクロとグッチwしか選択肢が残っていないという、格差問題がここにも表れているのです。
どっちもクサイですなw
ロイターさん二題
ギリシャの信用事由認定されず、いずれCDS発動との見方も
2012年 03月 2日 07:44 JST
[ロンドン 1日 ロイター] 国際スワップデリバティブ協会(ISDA)は1日、ギリシャは民間債権者に対し債務交換を通じて強制的な損失負担を迫る一方で、公的部門の債権者については損失を免除しているものの、これはクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の決済を発動させるクレジットイベント(信用事由)には該当しないとの判断を示した。
ただ市場関係者は、ギリシャが民間債権者との債務交換で集団行動条項(CAC)の適用を余儀なくされる公算で、向こう数週間にCDS決済が発動されるとみている。
なんですかあ〜
禅問答ですかw
50%チャラにされてCDSもダメなら踏んだりけったりですな
CDSを引き受けてるの米国の銀行らしいです。
まあこれもあって銀行株は上げ上げらしいですわ。
別段、このニュースで欧州の他の国の債権の動きが変わった訳ではないのでウラがありそう。
やっぱり支払われる事になるとタカをくくってるのかw
それにしてもこのロイター電なんとかなりませんかねw
直訳?誤訳?意訳?
少しは記者諸君自分の頭で考えて流せばと思いますわなw
あとはこれ
ウラの意味は誰でもわかりますが・・・
恫喝以外の何ものでもないですな
この間まで米国は動かないとか言ってませんでしたっけ?
こりゃ最終宣告でしょう〜
今から、ガス満タン灯油買置きに走った方が良さそうですぜw
イランの核兵器保有阻止、軍事的手段排除せず=オバマ米大統領
2012年 03月 3日 08:46 JST
[ワシントン 2日 ロイター] オバマ米大統領は、イランの核兵器保有を阻止するために米国は必要に応じて軍事的手段を取る用意があることを明らかにした。
教育。
大元は、日本人として、というところからでは。
知識以前の、人として、道徳、向上心。
ほとんどの国会議員は失格か。
解散も9月?
なんか、増税で握るという話もあるし、なかなか先行きが見えないですな…
維新も、風呂敷広げ過ぎで、醒める人も多いのでは。
有機栽培の規程が、どうやら厳格になるみたいです。有機栽培を名乗れるのは、有機栽培で作って、自家採種したタネから生長したものに限られるようで、これはモンサントの地球的な食料支配から逃れるための第一歩ではないかと。
「ばかちょん」って言い方はちょっとまずいですよね・・・
ゆとり世代でも、いつの世も、世界で頑張ってる若い人はいますね
関係ないけど、情熱大陸でも、有名人じゃなくて、こういう人を取り上げて欲しいんですよね〜
F.nakajimaさんのコメントは、よくわかりました。建材の世界は、そういうことになっているのですか、参考になりました。
ぐっちーも昔の話を持ち出して知ったかぶりをしないで、もう少し勉強した方がいいと思いますね。
銘木は昔より本当に安くなりましたよ。木場に行ってみてください。
古木もそれなりに流通しています。
では日本の住宅建築に何が足らないかは、施主の包容力ではないでしょうか?
注文住宅の設計やっていますと、よく工場品と比べる人がいます。ちょっとの傷や、パースや図面で説明しても出来上がった物と違うと言ってきたり・・・。
モデルルームで出来ている家しか許容できない人も多いですよ。それに、古木や銘木使って工事したくて、説明してもそのお金を許容できない。1枚5万円の銘木板を加工したら、8万円ですと言っても、インターネットでもっと安いとか言って、ではインターネットで買ってくださいと言うと実際はそれ以上だったり、その大きさでなかったりと。
そんな状態では職人も育ちません。
昔と違い、情報過多の時代。職人もやになりますよ。古木使うと加工費もかかります。
出来上がった製品しか知らないと、そういった、出来上がる前の費用、運搬費とかそれ払わない人。今の日本人は工場品しか許容できない人が多い。イケヤと比べられても、ものの価値が分からない人そんな日本ではとてもシアトルのような事は出来ません。職人がいなくなったのではなく、職人排除、工場製品ばかり推奨してきたせいでしょう。一品物を作る施主のコミュニケーション力も無く、オンリーワンを欲しがる人も少なく、だからシアトルのような仕事では食べていけません。
構造用木材だって国産は安くなりましたが、円高で外国産がより安く国産は蚊帳の外です。
施主になる為には・・
それなりの勉強が必要・・
山を見て・・なんて事をすると・・坪二千万は軽くする・・時代・・
壁土も数年は寝かせる・・そんな常識が・・忘れられた今様文化・・
棺桶に使うような・・木が半ば占めているとは・・・
シトロエンも金が無くなったようですし
銀行も他企業を助ける体力もなくなってきましたか・・
CDSの話も出てきましたし怖くなってきた
教育・文化・利潤どれも難しいおはなしですね。若い人が頑張っている姿は、私のような
年寄りにはいい刺激になります。
しかし、何時からですかねえ
この言葉、厳しくなったのは
2×4なら欠陥住宅つかまされる確立がだいぶ下がりますし…
伝統的な日本家屋は好きですが、買うなら中古ですね。
建設業界にはさんざん裏切られてますので
日本で2つの建築業界に従事している人を見れば解りやすい。
オフィスビル、美術館や大学などの公共的建造物は立派すぎるくらいだが、人材は大学院を含む専門性の高い人達。
一方、民間向け住宅の建築現場に携わる人の多くは、向学心において足りなかった人達が多いと思う。
もちろん中卒でも努力して工務店経営者になった人もいるし、デザイナーになった人もいるので、心情的に書け難い雰囲気もあります。
しかし、朝早く、薄給で、徒弟制だから博士号目指すくらいの人材の就職はおろか、学生にとっては憧れないんだと思う。
屋根裏や床下に入ると、コーヒー缶やタバコの吸い殻があったりすると残念に思う。