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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2012/02/13 12:14  | マーケット |  コメント(45)

タブーに挑む!? 今週のぐっちー


えー、今週もメルマガの内容をかいつまんでお伝えします。

まずギリシアです。

相変わらず日本では報道が少ないんですが、少なくともシリア、エジプト
よりもギリシアの暴動の方が日本には影響大です。

ギリシアは今や大変な状況になっており、内閣から何人も辞任者をだし、国会
議員も何人もやめて、とにかく多数決で評決をしています。

しかし、肝心のギリシア国民が納得しておらず、暴動が過激化、一方、
ユーロ圏蔵相会議はドイツのイニシアチブで最早実行が担保できない限り
びた一文ださない、と言っている。

フリーデン財務相の言葉を借りれば

真夜中まで5分ではない。30秒だ。

となる訳です。

内容が明らかにされていませんが、とても実行を担保したもの
(実行されない場合、一時的に全面的にIMFの査察を受け入れるなど)が
入っているようには思えません。つまり15日に融資が決まる可能性はまだ
相当低い、と私は見ています。

同時にユーロ全体に芽生えつつある「反ドイツ」感情と戦っていくのは
並大抵のことではありません。つくづく2010年4月に片づけて
しまえば・・・・と思わざるをえませんね。

さて、二番目のテーマは遂にタブーに挑む!?
朝日新聞の2月2日の紙面について、大変お問い合わせが多いので
批判記事を書かせて頂きました。

同じ朝日の仲間としてのエールでしょうか(笑)。

しかし内容は誉められたものではありませんね。

ご覧になった方もいるでしょうが、こんな記事です。

数年後の国債急落を想定 三菱UFJ銀が危機シナリオ

銀行最大手の三菱東京UFJ銀行が日本国債の価格急落に備えた「危機管理計
画」を初めて作ったことがわかった。数年後に価格が急落(金利が急騰)して
金利が数%にはね上がり、損を少なくするために短期間に数兆円の国債を売ら
ざるを得なくなることもある、としている。国債の有力な買い手がいよいよ「
急落シナリオ」を想定し始めた。

詳細はメルマガを、ということになりますが、国債を保有する金融機関が
今までそういったリスクシナリオを想定していない・・・・となると
一体金融庁や日銀は何をやってきたのだ、と言う話です。

国債の保有状態に対しては日々値あらいをして、刻々と変わる市場に対し
どれだけのリスク総量をもっているのか、金融庁・日銀が完璧に
把握していなかったらそれこそ大変です。

今になってこの記事を一面で打ってくる朝日新聞・・・・・・

もちろん別な意図がある訳ですよ。

三菱UFJですら国債急落に備えるほど、日本の国債は価格下落リスクが
大きく、それだけ財政赤字が多いのだ

従って早く消費税を上げないと大変なことになる・・・・・

ということです。

じゃあ、伺いますが、三菱UFJは国債を売って日本円という現金を
保有して、リスク回避ができるとでも言うのですか?

すべてUSドルにでも変えていない限り不可能ですね。
日本国債急落=円急落ですからね。

これを一面で書くのかよ、とまじ、情けなくなった・・・・です。

更にTPP。

これについてもTPPの大きな流れである、東南アジアの国々の
既に発効してしまったASEANの対中国FTAがえらいことに
なっている、という所から解きほぐしてみました。

ということで今週のメルマガも大分力が入っております。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、朝日新聞さんのアエラでも連載がある訳ですが、今週はその
「天動説」の仕上げです。

これまで特集した天動説

日本は製造業の国である。
日本の財政はギリシア並みで破綻寸前である。
日本の輸出は既に競争力を喪失し日本は貿易赤字国となる。

まだまだ他にもありますが、なんでこんな話になるんでしょうかね、
ということで、そろそろ考え方を変えましょうというお話です。

こちらも是非よろしくお願い致します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、今週はSPAもございますよ。

こちらは十八番の日経批判でございます(笑)。

リーマンショック前の最盛期に80兆円も輸出していた訳ですが、
昨年のあの大震災にも関わらず、65兆円も輸出している日本の
どこが「輸出大国が終わった」というのか・・・・

頭悪すぎ、という記事です。

SPAらしくずぱっと書いておりますので、こちらも是非ご一読下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、ネタ切れになってきてギリシアの暴動を書いた・・・なんて失礼な!!
コメントも頂きましたが、確かに先週は東北、鹿児島と出張の連続、ほとんど
記事がアップできませんでしたね。

ぐっちーはこう見えても本業が別にあるもので、どうしてもお金を頂いている
方のお仕事が先になるのは仕方ありません。

できるだけがんばりますが、無料のブログの方はその分多少我慢して下さい(笑)。

有料メルマガの方はもちろんお金を頂いているのですから、体を張って
やらせて頂いております。今週も臨時配信が飛び出しそうな気配ですね。

では、みなさま、インフルエンザが東京はピークだそうで、お体には
くれぐれもお気をつけてまた元気にお会い致しましょう・・ってどこで
会うんだ、と突っ込みたくなりますね。

私も本当は外出したくないんですが、今週も西へ東へ、いや北へ南へ
移動三昧であります。

では!

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45 comments on “タブーに挑む!? 今週のぐっちー
  1. ぽっぽ より
    暴論です

    野田内閣の支持率が、FNNで26%になったのだとか。これに対して野田総理は右往左往しないと国会で答弁したそうだ。立派ではないか。
    とにかく、みんなはサービスは、より受けたいが、税金は払いたくないという方が圧倒的である。税金上げるなら公務員の給料を下げろ、ごもっともである。社会保障はやれ、でも税金は上げるなでは、ギリシャと同じでしょう。
    それと、東電バッシングである。いきなり17%も電力量を上げれば誰だって反対だわな。原発も再稼働するな、でも料金あげるな、被害保障は無制限に全部やれ、社員の数を減らして、給料も大幅に下げろ、ごもっともである。でも、電力供給は止めるな。東電もやるだけやるでしょうが、言い分全部聞いていたら破綻して、電力ストップであろう。みんなを納得させるには、一度東電を破綻させて、電力供給を止めてみることもいいのではないか。(東電の回し者みたいになったが、そう思うなら勝手に思え)
    何が言いたいかって?国全体が大衆迎合になったら、いずれ民主主義は崩壊し、独裁に代わるだろうということである。ヒットラーがそうであった。みんながそういうことなら、いいではないかということ。終わりの始まりである。
    日本国債は暴落しないなんて、政府のプロパガンダとしか思えない。

  2. パードゥン より
    失われた20年かけて、企業から国へ移動した大バブル負債1000兆円を次にどうするの? 増税??

     ギリシャ庶民と同じ目にあうのはご勘弁ですよね。 借金は失敗をした人が最終的に払ってくれないと。 ギリシャなら政治家とオナシスとか収入大の金持ち達でしょ。 日本は西のS銀行が関東浸出で、向こう傷は追わずと言ってムチャクチャ貸し出し始めて商社もバンバン投資して大バブルが発生、景気が良すぎて、日経はもはや日本はアメリカに学ぶものなしとか無知で傲慢な事言った所で、鬼平になっちゃった教養ある日銀が貸し出し総量規制でバブル破裂、そこへ朝日が1面大文字で世界標準BIS規制採用を勧めてで銀行の傷に塩を塗って、地獄の引き剥がしを始めて、企業はどこもハイそれまでよでと、負債総額1000兆円。
     ソロスが調子に乗って、失われた25年とかいい始めましたが、別に失われた訳ではなくて、銀行、企業の負債を国へ20年かけて移動した訳でしょ。 これで企業も銀行も活動開始できるようになった訳。 この間、国は1000兆円の負債と、庶民の米ビツは空になった訳。 ここで、すべきは恩を受けた企業や銀行が納税する事であって、消費増税で、庶民からお金を取ることではないでしょう。
     ところで、車の自賠責保険、知らない間に値上げしましたね? 民主党は、重量税とか、自賠責とか、高速道路代とか下げて、車の販売を延ばしたり、観光に力を入れていくのかと思ってました。 日本の足をひっぱってばかりいませんか? グッチのオートパイロットで言うと、日本は政治が何もしないでくれさえすれば、良くなりそうですが。

  3. st より
    銀行の役割

    銀行は経済の司令塔だ、特にギリシャやポルトガルやスペインなんかでは民間企業育成に努力しないと存在意義がない、政治行政は人材育成に高等学校ぐらいまで義務教育にして国力は人力なんだと思って投資しないと国の発展成長は覚束無い、ユーロ圏の立派な国をお手本にすればいいのに、それが出来ない所にジレンマを感じているんだろう。
    日本も悪い点は躊躇なく先送りせず直していかないと最後は大変な事になってしまう、原発事故を見ても明らかだ、無党派層は絶対民主党と自民党に投票せず潰してしまって、みんなの党に国の再生を任すべきだと思う、これしかない。

  4. 爽健 より
    TPP?

    昨年のメルマガではTPPは「GDPの17%に当たる連中の為に、残り83%の人が犠牲になる」システムとおっしゃっていましたが、どうされたのでしょうか。
    朝日が「誰かに書かされた」ように、ぐっちーさんも「誰かに書かされた」のでしょうか?

  5. JB より
    ギリシャ

    ギリシャという国は、いままで8回もデフォルトしているらしい。
    なんでそんな国をユーロ圏に組み込んだんだか?8回もデフォルトしているという事は、何度でも借金は踏み倒すつもりなので、こんな国にカネ貸しちゃいかん、という事ですね。まぁ、いくらカネ返さないからと言っても、命までは取り立て出来ないわけで、貸したほうが泣き寝入りするしかない。

  6. ペルドン より
    メルマガ・・タブー

    と言えば・・
    妖しげな香水・・
    あれには・・弱かったな・・負けてばかり・・

    敗戦が出てきた・・
    ギリシャは戦勝国・・ドイツは敗戦国・・この差別認識は・・凄い・・何を言っても・・駄目・・
    敗戦国の身分・・が出てくる・・
    中国も・・
    何か言わなくても・・
    中国は戦勝国・・
    敗戦国の日本は・・故事によれば・・頭蓋骨を器に・・戦勝祝の雄叫びの料理と酒・・
    生まれながらにして・・
    我が国は敗戦国なんですぞ・・奴婢程度・・

    「朝日の仲間としての」
    ぐっちーさん・・彼らは戦勝国家同然・・同じ地位とは・・
    見なしていない・・身分が違うのであります・・認識不足・・・

  7. 通りすがり より
    ちょっと違うような

    >暴論です

    今の東電が、限界まで身を削って、どれだけ必死に頑張ってもどうしても足りないから電気料金を値上げしようとしてる…と思ってらっしゃるのでしょうか?

    本気で限界まで削ってるのならわからなくもないですが、そうではないから東京都に拒否されているわけです。
    特別に半公的な融資受けてるのに、そもそもボーナス貰ってるなんてありえないと思うけど…

    それから東電潰れても電気は止まらないでしょう。
    公的に超スリムな別会社立ち上げたらいいだけですし。
    東電潰れて困るのは利用者ではなく、融資してる銀行や株主、投資信託買っているような人達、東電社員です。

    国もまったく同じですよね。
    使い道減らす努力は全くせずに「とにかく金が無いから今すぐ増税決めさせろ!削減は後でやるから…」なんて言って、誰が信用すると言うのでしょうか?
    しかも今のお年寄りの贅沢な年金・社会保障を額支える為に、将来貰える額が激減するとわかってる若い人がより負担しないといけないとか、意味不明だと思いますけどね…
    共済年金とか意味不明。

    もう設計不良だとわかってる仕組みを無理やり支える為に増税しようとしてるわけです。
    こんなんありえないでしょう…

    まず仕組みを変えて、全てを見直してから、足りない分は増税、ってのが筋でしょう。

    「削減は反対されるから嫌」「だからまずは増税」って本当に意味がわからないと思いますけどね…

    増税自体が嫌なんじゃないと思いますよ。

  8. 元株や より
    通りすがりさんに大賛成

    国が関与する特殊法人の民営化・廃止などの大ナタを振るう事をしないと、
    増税したところで、そんな金どこへ行っちまうか、解りはしませんね。

    公務員の給料を減らす事や、代議士の数を減らすことで、一体いくら歳出が減るっていうんだろう?
    そんなことより、虎ノ門のビルに入る変な法人を空っぽに出来たなら、
    この国は、とてもよい国になるんですけどもね。
    無駄金の半分は、虎ノ門に有り。

    国も複式簿記に変えるってのは、とても良い「手」なんだと思う。

  9. ペルドン より
    アエラ

    杜子春・・
    中学時代・・
    ぐっちーも読んだのでは・・?
    舞台は唐・・
    芥川は大正・・

    一炊の夢・・邯鄲の枕・・
    あれもいいなぁ・・

    人間の憧れでは・・ござんせんか・・?
    シアトルの夢もあるか・・・

  10. ぽっぽ より
    想定内

    通りすがりさんの反論は、当然想定内です。だから、あえて暴論としたのです。何も東電のことを擁護するつもりは、さらさらありませんから。東電が潰れても別に問題がないなら、それで結構です。給与は半分くらいにして(それでも多いか)、ボーナスなんか東電社員に払う必要ないということもその通りです。売れる資産なんか全部処分すべきだと思います。倒産同然の会社ですからね。
    猪瀬が言うように、東京都が発電事業をやればいい訳です。どうぞやって下さい。ただし、料金は税金で補てんしないで頂きたい。
    言いたかったのは、あれもダメ、これもダメで、世の中が全ての人にうまくいくならそれでいいじゃないかということです。

  11. 三光 より
    洗脳

    TPPで既に弱体化してる国内農業が死ぬと言ってる人達が誰も現在進行形で弱体化させてる筈の国の農業政策を批判してない時点でお察し。
    小奇麗な言葉に踊らされて思考停止しちゃいかんのですよ。
    そんな事より原油がここ暫く怪しい動きを繰り返していて見ていて恐ろしく感じます。
    リーマン・ショック前の再現みたいにならなければいいんですが。

  12. blue sky より
    ざっくり振り返って

    ・政治家の質が良くないのは選挙制度のせいだ→小選挙区制へ
    ・国民の声が政治に届いていない→民主党へ政権交代
    ・政治家の仕事を邪魔するのは官僚だ→「政治主導」へ
    ・国の再生を果たす為には既存政党ではダメだ→みんなの党へ?

    日本がダメになっていくスパイラルの仕上げが近い、のかな?

  13. 匿名希望 より
    ウォルマート失敗/マクドナルド成功の理由@日本

    えー

    流通は実務経験無いので、たまたま先週読んでた『なぜウォルマートは日本で成功しないのかby島田 陽介』から考えてみました。

    その国の生活に沿った価値観を売るのが流通業と捉えると、非常に納得です。近くのマクドナルドは、『小さい子供を抱えたママ達がくつろぐ所』として、遊園地みたいになってます。

    あれ見てて、価値観を売るって、コーユーことかと思った。

    ウォルマートが日本で成功する方法も書いてあるけど、著者の経験に基づく提案なので伏せます。

    my理解として、日本人はマーケティング不得意だけど、これと決めた時の品質作り力が細部に至るまで凄すぎる。だから、日本内のマーケティングと互換性がある国の場合、日本品質が爆発的破壊力を発揮する。

    ありゃ?
    ぐっちーさんの書いてる事と、大体同じ?

    <参考:流通に関する羅列>

    ・流通業:その国の人々の生活に合わせて、品揃えを提案。個別の商品価格でモノを売っているのではない。

    ・成熟時代に売るのは、『モノ』ではなく『価値』

    ・日本流通業は部門品種総合型(他社と同じ品揃えを世界最高品質にしてる)

    ・ウォルマートは、エプリディ・ライフスタイル・アソートメント(人口5万人以下年で、ウォルマート単独で生活を実現する品揃え)

    ・日本/米国では、都市/地方の生活スタイルが異なる為、ウォルマート方式の上記集客方式が成立しない(だから、日本は安売りで集客するしかない)

    (・日本人の高品質志向については、著者認識はイマイチ薄いみたい)

  14. 匿名希望 より
    議論万歳♪♪♪

    おー、急に議論が活発になってきた。

    主張していく中で知識を得て、人の意見を参考に、自分の意見も進化し続ける。

    良いことです。

    早速、このブログを家族に紹介して、新聞/TVでは報道されない、こんな意見もあるらしいよ?、って再度広めてみます。

  15. 大阪次郎 より
    ドイツを悪者にして解決するの?

    ギリシアを筆頭に南欧のキリギリス国家はドイツを悪者にして纏まろうとしているのかねぇ..
    ヤミ金に手を付けた多重債務者のような国にほとんど金利ゼロの追加融資をしても意味が無いと思うけどなぁ w

    またタイミングよくこの時期にこんな映画が公開されるとか
    「アイアン・スカイ」http://pub.ne.jp/sakura2011/?entry_id=4138800
    日本でも国民に増税は必至のバイアスをかけてる政府とマスコミのように見えますが,
    欧州ではドイツがすべて悪いとバイアスをかけようと思っているのか...
    世界中総楽観なのが非常に気になります。

  16. ( ・ω・) より
    マクドナルド

    あれはあれで美味しいのです(´・ω・`)

  17. nareeeen より
    朝日は死に物狂い

    2月12日の社説では、新年金制度はむずかしい、それと一緒に消費増税だと消費増税できなくなるから新年金制度は頭を冷やして出直せと。消費税を上げて財政を少しでも安定させないと、と言っている。そりゃ増税分歳入は増える(はず)けど、それって「安定」っていうのでしょうか。

    朝日新聞は、なぜ政権批判という新聞の役割をかなぐり捨ててでも消費税を上げたいのでしょうか?

  18. プッツン より
    貯蓄課税!!

    大阪のファシストは、消費税を引き上げる上に、貯蓄課税するのですって。 国民全体で、せっせと、国債を買い支えているのに、そんなことしたら・・・・。 勿論、100万分の1%の課税とかだったら、笑いをとっておしまいでしょうが。サルの私でもわかるのに、サル以下のファシストにはわからんようです。って、いうか、このファシストは、とにかく日本を炎上させたいのかも。一度ついでに、こいつも、ぶんなぐってやってくださいな、ぐっちーさん。

  19. guti より
    往生際

    東京電力も往生際が悪いですな。枝野大臣が国有化してくれるというなら、喜んで差し出せばいいのではないか。そうすれば、責任を国に転嫁すればいい訳だから、楽になるだろうによ。もうどっちを向いても四苦八苦で、どん詰まり状態でなんだから、後は野となれ山となれでいいではないか。ここまで、要領の悪い融通無碍の会社とは思わなんだわ。

  20. ミスター より
    たすかー

    Europe can learn from Japan’s austerity endgame
    FTおもしろかったですね。ピーターさんの。

  21. かず より
    高齢者の年金

    高齢者が年金をもらいすぎ、世代間の格差が問題と言う意見をよく見ますが、今の高齢者(概ね65歳以上)の方々は、若いうちは、将来の為、日本の為と、色々な物を犠牲にして頑張って来られたのですよ。年老いた後に、さらに我慢して生きろと、その果実だけを手にしてきた我々(40歳〜60歳)が言うのですか?今の若者もかわいそうですが、彼らは自分で努力して切り開く事ができます。
    今の高齢者の方々には、それなりの人生の終わり方を迎えて欲しいと思います。

  22. ペルドン より
    戦勝国と敗戦国

    今少し・・説明・・
    欧州に・・初めて行った頃・・旅券自由化寸前・・
    映画好きだったから・・
    彼方此方の映画館に浸った・・
    独逸相手の戦争物・・レジスタンス物含め・・ドイツが破れ・・お終いになると・・拍手が巻き起こった・・立って拍手する者も珍しくなかった・・
    拍手が起こらなかったのは・・ドイツ好きのスペイン・・ギリシャも占領され・・手酷いめにあった・・

    深層心理が・・
    未だに地下水脈として・・流れているのは・・否定できない・・・

  23. Kitanosakura より
    希望の拡大

    今週のアエラ→ 「GDP の拡大」では国民は幸せにならない。「希望の拡大」こそが鍵である、との趣旨だと受けとめました。グッチーさんの考える「希望の拡大」とは具体的にはどういう事なのか教えて下さい。アエラでは全く紙面が不足ですね。もっと多くのスペース(少なくとも一頁は必要じゃ!)をグッチーに与えよ!

  24. アシモ より
    可哀そうです

    >今の若者もかわいそうですが、彼らは自分で努力して切り開く事ができます。

    この認識は、大甘すぎると思います。そういう人もいるかもしれませんが、自分で努力したくても、働く場がない人が多いのですからどうしようもないでしょう。しかも、年金の掛け金は、上がる一方です。
    この間出た年金の生涯収支計算を見ましたか?老人達は大幅プラスで、若者は大きなマイナス収支でした。(しかも、この人のように、老人が今もらっているのは、自分達が積み立てたものとみんな勘違いしているのです。)これでは、年金なんか収める意欲無くなるでしょう。余りにも不公平過ぎますよ。これからの若者は本当に可哀そうです。

  25. itaruo より
    対中FTAについて

    ぐっち―様、はじめまして。
    貴メルマガの一読者です。

    >更にTPP。
    >これについてもTPPの大きな流れで
    >ある、東南アジアの国々の
    >既に発効してしまったASEANの対中国
    >FTAがえらいことに
    >なっている、という所から解きほぐして
    >みました。

    メルマガでもこの件に軽く触れられていましたが、「中国の一方的な侵害・侵略」について、中国がどのようにFTAを利用してタイ自動車市場などを「侵略」したのか、もう少し具体的に教えていただければ幸いです。

    日本でも、某駐中大使をはじめとして、対中FTA推進をもくろむ輩が多いので、うかうかしていると偉いことになってしまうのでは。

  26. kiminobu より
    朝日の記事

    朝日新聞の記事は、国債入札の日を狙って、景気が良くなった場合の中期計画を歪曲して書かれたもので、朝日新聞はさらに信用を落としたらしいですね。

  27. 一読者 より
    消費税

    消費税が上がったら、新聞止めます。
    5%の上げはこれでヘッジできますから。

  28. 西部 より
    ユーロ

    ユーロの紙くず説の撤回は有りますか?

  29. ミスター より
    MBA

    本日のFT
    世界のMBAランキングトップ100
    日本の大学ゼロ コスタリカの一校ランキング入り
    英語だけではだめですがやっぱり英語大事ですね。

  30. bazzhair より
    TPPと税収減

    いや、ただでさえ税収減って大変なのに関税まで無くしちゃって本当に良いんですか?
    外から取れない分、国内から取るシステムに移行してくってことですよね。

    確かに所謂新興国だって現在はプライマリーバランスが良いかもしれません。
    だけど絶対将来は税収足りなくなって行きますよ?
    「他国で物売るんなら課税させて貰います」ってスタンスは崩したらいけないと思うんですが・・・。

    関税撤廃→税収減って話がまったく聞こえてこないので不思議に思ってるんすが、きっと私の考えの方が間違ってるんでしょうねぇ。(苦笑

  31. ふみまりあ より
    みんなで負担みんなで我慢をだれが交通整理してひっぱってくれるかです。

    第二の敗戦で立ち上がるためには、みんなで一致団結する必要があります。とくに財政面を支えるためには、どこかでみんながちょっとずつ我慢する必要がありますが、それを政治家がちゃんと交通整理して、うまく誘導してほしいです。国民の気持ちを悪用する政治家もいますから。

    今回のコメントはみなさんとてもためになります。

    お金を使ってもらうためには、定期預金など貯金に税金かけるのもありと思いました。不動産は持っているだけで毎年税金払っていますから、動産もそうかなと。その代わり投資などで得た収入には税金をかけないことです。そうして株などの投資も盛り上がれば、国内の会社も活性化するかしら。お金も不動産と同じで、価値が膨らんだり縮んだりするわけだし、他で有効に使ってもらって景気が上向くのは、生きているお金の使い方と言えると思います。
    我々もリーマンと大震災で、リスクに向き合うというのもだいぶ学習しましたし。

    高齢者の年金ですが、親戚などの周囲から得た情報から、実感として今の70代は一番受け取っていると思います。その上の今は生きていない90代以上が60代のころ、年金はそんなに高くなかったように思います。なぜならお年寄りは弱い存在で、尊敬される存在だから、子世代が面倒みるのが当たり前だったから。
    今お金を持っている元気なシルバーのみなさん。できればそのお金を、日本の若い人たち(自分の子供ばかりではなく)のために使ってください。若い人を育ててください。若い芸術家を応援して、演奏会に行ったり、作品を買うのでもいいし、若い人の会社を応援するのでもいいし。
    もっとシルバーの方々が若い人たちを大事にしてくれたら、若い人も日本の将来のために頑張ってくれるし、シルバーの人を大事にしてくれると思います。
    いわゆるオレオレ詐欺も、将来に対してスネている若者の憎悪が老人に向かっているものとも思うんです。
    シルバーさんも若者を経済的に応援してください。

  32. st より
    維新八策

    維新八策が発表されました、大同小異これでいいでしょう、みんなの党もこれで連携していくと決断しました、後は無党派層がみんなの党維新の会に投票すれば政権が取れるはずです、国民の胸三寸で政治行政は変えられる、主権在民の意義が具現化される、結局皆が怠けて受け皿を作らなかったのがこんな国にしてしまった原因なんでしょう、無党派層が民主党と自民党に投票しなかったなら確実に潰せるでしょう、これでやっとトンネルの向こうに光が見えてきたようです、あと十五年ぐらいは生きて日本の再生の過程を見続けたい、ネット時代も十分経験できたし戦争のないいい時代だったしいい人生だったと思います。

  33. urads より
    青い芝

    そこうしてるうちに、15日が20日に延期。
    マーケットだけ見ると解決した感ですね。

    ドイツもギリシャも、老人も若者も、みんな隣の芝は青く見えてる感じなのでしょうか。

    どうも枯れかかってて、野焼き寸前のような気がするのは気のせいですかね。
    あ、もう始まってるところもありましたか。

  34. 通りすがり より
    連投すいません…

    >今の高齢者(概ね65歳以上)の方々は、若いうちは、将来の為、日本の為と、色々な物を犠牲にして頑張って来られたのですよ。

    確かにその通りの部分もあります。
    戦後の人は、それこそ私(30歳)では想像できないような戦争という殺し合いの中を潜り抜け、何も無いところから貧しい思いをして不断の努力で、今の安心・安全・快適な日本を築いてこられました。

    そして現代に生きる若者だって、国内駄目なら海外に飛び出すチャンスだってありますし、努力の余地などまだまだあるでしょう。

    しかしその一方で、戦後の何もないところから”努力”だけで築いたわけではありません。

    ・何も無い、技術も遅れていたから、作るものはいくらでもあった。
    ・アメリカという最高の財布があった
    ・爆発的に人口が増えた

    こういった背景もあったからこその経済発展です。

    翻って現在では、

    ・インフラなど作りきってもう作るものがない
    ・戦後直後の方を除き、子供を産まない
    ・社会保障負担が重過ぎる(税収のほとんどが景気回復と無関係の方向へ流れる)

    こういった逆風があり、環境面ではあまりにも違う面があります。

    それから年金の制度だって、「払った以上の額が貰える」という、人口増加を前提とした制度自体、無茶苦茶ですよね。

    お年寄りは今まで稼いだ貯蓄はそのままに、昔払った年金を遥かに上回る額をさらに受け取っているわけです。

    ここまで日本を育て、私たちを育ててくれたお年寄りには平穏な老後を送って頂きたいのは当然ですが、
    だからといってその為に現役をさらに苦しめ、日本を衰退させていいのかというと、また別問題になるかと思います。

    ギリシャ国民もそうですけど、感情論だけで判断してはいけない部分だと思います。

  35. 通りすがり より
    補足

    すいません…
    お年寄り批判と受け取られてしまいそうですけど、
    最大の責任者は、
    これまで何が問題かを真剣に伝えようともせず、未だにミスリードし続けようとする政府・官僚・マスコミであり、
    政治から距離を置き、無関心だった有権者だと思います。

    だから莫大な年金や社会保障がかかっているお年寄りが悪いって話では決してありません。

  36. ペルドン より
    タブーに挑む

    今日クラブで・・
    馴染みのおばさまに・・相談をぶたれた・・
    御主人が・・
    一度・・ピンクのパンツ・・しかも・・フレア付を・・穿きたい・・
    『これおかしくない・・?』

    可笑しい・・オカシイ・・と思ったが・・
    ぐっちーのピンクシャツを・・思い出した・・
    下に・・ピンクのフレア付パンツを・・穿いているかも知れない・・(笑)
    『一流金融マンに・・流行っているそうです』
    きっと・・
    明日には・・そのご主人・・憧れを穿かしてもらっているだろう・・
    何時でも・・何処でも・・タブーに挑めるのであります・・

    明日・・
    タブーの香水を買ってきて・・せめて・・パンツにスプレーしてみるか・・・

  37. 人力 より
    税金は何処へ行くのか

    タブーに挑戦するならば、日本の民間と政府の米国債投資にも触れる必要があるのでは?

    福祉を充実させ、老人にお金が集まるのは何の為か?

    老人は貯金をする。
    そのせいで日本の景気は一向に良くならない。

    ゼロ金利では貯金は日本国債と、怪しい投資信託へと姿を変える。

    日本の財政赤字の増額分と、政府保有の米国債残高を比較してみたい。財政赤字の元凶はもしかして、米国債保有では無いのか?

    怪しい投資信託の元本は既に大きく既存しているはず。それでも、何故か毎月分配金が支払われる不思議?

    結局、不景気を持続させ、老人にお金を集中させる事がアメリカの延命に繋がるのでは無いか?

    2005年には建築のミニバブルが発生していた。そこを狙いすました様に、「耐震強度偽装問題」が発覚した。日本の景気回復の芽は見事に摘まれてしまった・・・何故か?

    そうして2007年まで、日本のゼロ金利は継続され、サブプライムローンに資金を提供し続けた・・・何故か?

  38. 俺もぐっちー より
    だれも日銀のインフレ目標を褒めないので最大限に褒めてみる話

     誰も日銀の「インフレ目標」に言及してくれない。
     もっとも金利操作が伴わないインフレコントロールは、厳密には「インフレターゲット」とは区別されるべきで、FRBのものと同様似てるけど別物なわけですが、それでもひょっとしたら日銀は失策でインフレがコントロールできなくなることを恐れて、ゼロ成長やデフレをあえて志向してきたのではないかという疑惑は募り続けたわけで、明確に否定したインパクトは認めて良いのではないでしょうか。
     フラップを水平に固定したまま航空機の高度を上げるような話で、積荷を放出するくらいしか手段がないわけですが、すかさず国債を買い入れて、溜め込んだ重い円を放出した手段も適切だったと思います。
     ゼロ金利で毎年1%インフレであれば、預金が少しづつ目減りするということで、何も考えず銀行に預けたままにしておくと損をするわけで、多少のリスクと向き合いながら国民が運用や投資を考える切っ掛けになるでしょう。
     お金は血液にも例えられますが、滞って血栓のようになって不健康そのものの日本経済が、血の巡りを取り戻して健康になるのを願ってやみません。こぞって外貨預金に変えたとしても、強力な円安要因になりますし、利息の20%で税金を得られる分、タンス預金で貯めこむよりも日本のためになります。

  39. アベちゃん より
    >by ふみまりあ

    みんなで負担、みんなで我慢という意見には賛同します。

    これからの日本はもう余裕がないのですから、この精神が大事なのです。サービスはより受けたい、負担はしたくないというのでは、この国は必ず立ち行かなくなります。特に、1000兆円もの借金をこれからの人達が返せる訳がありません。(ハイパーインフレでチャラにすれば出来ますがね)
    人口が急速に減るのですから、増税だけではやって行けるはずもありません。だから、痛みにも我慢するということが必要なのです。ギリシャを教訓にしなければいけませんよ。残念ながら、いまの混乱した政治体制にはそれが出来るとは思えませんがね。

  40. より
    年寄りの夢想:作るものはたくさんある

    「通りすがりさん」に・・・、
     年をとって痛感することは社会資本の貧弱さです。車いすを使いマッサージに通う道に歩道がなく、電信柱が邪魔です。テレビで元総理のA氏が『電信柱の地中埋設などは雇用を創り、デフレ対策としてもすぐれている』と言っていましたが、高齢者のみならず社会的弱者に対しても優しい政策です。これから起こるであろう大地震に際しても災害を未然に防いでくれるでしょう。
     視点を変えれば必要なものはたくさんあると思います。(「公共工事はそれほど必要ない」という考えもあるとは思いますが・・)

    日経は相変わらずですし、雑誌「エコノミスト」も「売らんかな」の姿勢で危機をあおっていますネ。
     私は年寄りで年金暮らしですがそれなりに消費はしています。私の考えでは、高齢者が預金を取り崩し始めるのはこれからだと思います。 団塊の世代が65歳になり、60歳で定年後再就職していた人たちも正真正銘の年金暮らしになります。 つまりは預金の取り崩しが始まります。
     これは内需の拡大=名目GDPの増加に寄与するでしょうから税収が増え、その分国債発行額は減らせるでしょう。「国債を買う原資がなくなり長期金利が上昇し、日本は財政破綻」(?)なんていう事態は先延ばしになるでしょう。
     「金利の上昇」って好景気で、企業の資金需要が多い事じゃなかったの?まさか三菱Bは現金のまま持ってるとか?
      

  41. 西部 より
    本当ならアカンでしょう

    ロイター通信によると、ユーロ圏財務当局者はギリシャ第2次支援の一部、もしくはすべてについて延期する方策を検討している。
    複数のEU筋が明らかにしたもので、4月実施ともされるギリシャの選挙後まで延期される可能性がある、と同ニュースは伝えている。

    4月の総選挙後って、3月20日の国債償還はどうすんだよ? これ本当ですか?

  42. ねこ より
    年金

    大正15年3月以前に生まれた人は、現行の年金制度とは別の年金制度が適用されています。

    特に大正5年以前に生まれた方は、旧年金制度が発足した当時も、既に一定の年齢に達していたため、保険料の払い込み期間も短く、月3〜4万円の年金額を受け取っていた方が多数と思われます。この時代の方は、老後も息子・娘等と同居した方がほとんどではないでしょうか、年金だけでは暮らせなかったでしょう。

    大正15年4月以降に生まれた方は、現行制度に加入し、生まれが新しいほど加入期間も長くなっていきますので、もらえる金額も増えているばずです。昭和16年生まれまでの方は60歳から年金を満額受取れますので、おそらく昭和16年生まれの方が最も受取額が多くなるものと考えられます(男性の場合)。年金の支払額と受取額の差は、支給開始年齢が引き上げられたことで差がついた部分が大きいと思われます。

    ただこの世代間格差を年金の世界だけで解決しようとするのは現実的ではなく、年金を多くもらっている人には相応の税金や医療費・介護費を負担してもらうべきでしょう。

    前の方の発言もありましたが、大正以前に生まれた方と昭和生まれの方の、老後の収入源やライフスタイルは全くちがったもので、お年寄り=経済弱者という図式は、年金制度だけでみても昭和生まれの方には当てはまりません。

    まずは年金所得控除を給与所得控除と同水準まで圧縮しても問題はないのではないのでしょうか。

  43. プッツン より
    垂れ幕

    ベーシックインカムは、あらゆる個人への補助金(年金、生活保護)全面廃止を前提とする。
    実現には、仮に一人100万として、120兆円の財源が必要である。4人家族なら、400万となる。切り詰めれば生活可能なレベルの実現には、実際その程度が必要だろう。
    勿論、まじめに働く人は激減するだろう。一方で、給付レベルからして、本当に、救済されるべきひとが、本当に救済されないという問題も起きる。
    勤勉に働く人間の劇的な減少から税収激減は明白だろう。
    所得税、法人税が激減するなら、財源は消費税に求めざるを得ない。すると、タコ(消費税)がまさにタコの足(ベーシックインカム)を食う状態が出現する。
    給付水準が必ず、帯に短し、たすきに長しという水準になる政策である一方、国民から勤勉さを完全に奪う。
    どうして、こんなサルでも分かることが理解できないサル以下のファシストが大阪では人気があるのか、とてもとても不思議に思える。
    F○C× THE Basic Income とでも、今度も、訳もわからず、垂れ幕を出すのだろうか?

  44. Fun より
    >補足

    あえて補足しなくとも分かっています。
    でも、こういうことで直ぐ政治家とか官僚、マスコミをやり玉に挙げるのは簡単ですが、本当はこういう状態に目を瞑った、若しくは無関心な有権者が一番問題ですよ。
    それと、当然と思っている人達も、事実を自覚しないといけませんよ。借金を背負う人達はどうするんですかとね。

  45. 通りすがり より
    >魚さん

    あくまで”経済成長のためのお金の使い方”という視点でのお話となりますが、
    莫大なお金をかけて電信柱を地中に埋めたからといって、それがどれほど経済発展に寄与(かけたお金以上の経済向上効果)となるでしょうか…
    確かに一時的には雇用など生まれるかもしれませんが、一時的なものなどかけたお金の額に比べれば微々たるものでしかありません。
    それで失敗したのが、小渕政権下の公共事業の乱発だったのではないでしょうか。

    昔であれば、人が増え、道や鉄道を作れば地方に人が散らばり、そこに町が生まれ、家やビルが建ち、物も売れ…というふうに、公共投資すればするほど経済拡大し、かけたお金以上の効果を産み出してきました。
    しかし今はそう簡単に、物を作っても経済拡大はしません。

    仕事を持続的に産み出すには「とりあえず公共事業やればいい」という単純な発想では無理で、これからは知恵がもっと必要になると思います。

    元総理でもあるA氏がその程度で「景気対策」と言っていたのであれば、頭が痛い気がしてなりません…
    瞬間的に雇用が産まれればそれでいいと考えてたんですかねぇ…

    景気対策としてお金を使うなら、経済拡大や、新たなサービスや、新技術など、使った額以上に膨らませれるものでなければなりません。

    昔以上に商売は難しいかもしれませんが、
    世界全体のお金(価値)の総量が減ったわけでもなく、世界レベルでお金が動いているだけなので、
    お金のあるところにうまいこと商売していけたらいいので、希望が全く無いという話でもありませんけど。

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