2011/09/05 10:26 | マーケット | コメント(8)
アメリカのアキレス腱、雇用
いつものCRさんのグラフをこちらに貼っておきます。
これを眺めながら読んで頂くと、ふむふむとイメージがわきやすいのではないかと存じます。
しかし、いつもながら日本の報道は一面的で、まあ、2007年以来雇用は悪い訳。
最下位のチームでもたまには大量得点を取るように突発的に数字が動くことはあるんですが、
そのたびに
アメリカ、景気回復!!
とかぶちあげる馬鹿新聞ばかりなんでまあ、びっくりするんですね。
今回はその逆なんですが、実は参加率などが思ったほど下がらずむしろ伸びていたりするので
本当の中身はどうなんだ、と一度立ち止まって考える必要がある筈です。
それができない日本の報道機関は全くひどい、ですね。
そのあたりはメルマガに書きました。
それからコメントでと指摘がございましたが、みなさん、欧州をすっかりお忘れですね(笑)。
状況はかなり酷くなっており、ここ数カ月で最悪と言っていいと思いますが、
これも日本では報道されていないようですね。
ということでこちらもメルマガで・・・・ということで結局宣伝になってしまいました(笑)。
いろいろ申し上げたいことはまだあるのですが移動中にてとりあえず。
後ほど加筆する予定です。
では!
ぐっちー拝
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8 comments on “アメリカのアキレス腱、雇用”
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御帰還・・
時差ボケ・・
年・・ではなく・・
東京の空気・・
怖いのを・・
久しぶりに吸った・・宿酔では・・?!
「欧州危機を含めて日本の資金力な
しには世界中の金融危機が何事も解決できないかもしれない、ということです」
これがまた怖い・・
財相・・怖い・・
国際的剣ヶ峰・・この方・・!!??
政調会長&代行・・怖い・・
言葉通りなら・・
政策は党の方が上・・首相・政府が下に来る・・権力の分散・・
一難去って一難・・
果てしなく続く・・難関の道・・
泥鰌首相は・・容貌は・・ナマズだが・・我々を・・何処に・・??
投資家なら・・円売りの道・・
アメリカは・・ゃっと・・海底に・・足が着いたのだろうか・・・???
グッチーさん、以下はメルマガについてのコメントなので不都合であればアップしなくて結構です。
確かに、国家として正しい借金はあります。小学生の時、オリンピックに浮かれる中、新幹線、首都高、愛知用水などは外国から借金(実際はIMF)して作ったんだと先生に教えられ、日本は貧乏だから頑張って返さないと大変なんだと思いました。あの頃は正に建設国債という名にふさわしい借金がたくさんあったのだと思います。
あるとき、日本は経済大国になっていたと知ってびっくりしました。
その頃から、赤字国債が取り沙汰されるようになりました。今思うと微々たる金額でしたが。。。。
そしていつしか巨大な借金を目の当たりにして再度びっくりしました。
グッチーさん、借金をしたのは国民で、借金を返すのも国民であることそれは僕も正しいと思います。但し、現在の公的負債の債権者は国民全体ではありません。無産者階級に生まれた若者は、国債の利息を払うことに疑問を感じないのでしょうか。
確かに、過去の遺産で日本は先進国としての経済的利点はあります。幸い円も高いので海外旅行にも行けます(僕が子供の頃には10万円しか外貨持ち出せなかった)。でも自分が払っている利息の元本が本当に有効に使われたと信じるには過去数十年の政治家の状況から説得力に欠けます。
極端な量の発生は質を変革させます。今は良い借金、悪い借金と質の区別をしている余裕は無くなっていると思います。政治家はいつでも今は大変な時期と言います。グッチーさんも今現在の増税には反対ですね。でも、僕は野田政権には、復興財源だけでなく、税と社会保障の一体化改革などにしっかりした財源を付けるため、今、この時点で、消費税の増税をしてもらいたい。
意見は違いますが(行列してまでラーメンは食べたくない)、ぐっちーさんのメルマガは楽しみにしています。
確かに国の借金を増やしたのは、自民党を始め政治家の皆さんです。でも、その政治家を選んだのは国民であり、利益誘導をしたのも一部の国民であるということも忘れてはいけませんぞ。
少子高齢化がどんどん進む中で、日本はこれ以上借金を増やすことはできないでしょう。でも、一部の政治家は自分の選挙のために増税には反対だし、利益誘導も厭わないでしょう。財務省の回し者と言われそうですが、現実を直視しないと手遅れだと思うこの頃なのだ。
ブログに関連して。。。
こんなジョークを見つけました。
とあるメーカーが各国の工場に対して不良品の割合を1000個につき1個以下にするように通達した。中国の工場からの返事は 「その設定は厳しい。納期を延ばして欲しい」であった。日本の工場からの返事は「納期は問題有りませんが、不良品の設計図がないので送って下さい」であった。
http://twitter.com/#!/americanjokebot
中国人を見ていると、少なくとも1〜2ジェネレーションでは、日本人のものづくり力においつけないのかな。
ところで、国債。
国債金利⇒金融機関(法人)の収益⇒半分は税金で国が徴収⇒残りの半分は金融機関の内部留保もしくは株主へ配当⇒配当は国民・企業・地方公共団体・年金基金等々へ(配当は非課税なので)
つまり国債の金利のおおよそ半分は国が税金で持っていって、残りの半分は個人・法人の配当所得か?
で、配当所得から我々は銀行預金をするか、消費をする。銀行は預かったお金で国債を買い、国民にモノを売ったメーカーは利益の半分を納税している。
つまり、カネは国内でぐるぐる回っているだけだが、このサイクルで付加価値が生み出されているのだ。
かつ、国は、実質表面金利の半分で国民からカネを調達しているということ。
ここで肝心なのは、調達したカネを、政府・官僚の力で、付加価値の高い分野に投入すること。
このようにホントの意味で富の再配分を行うことによって、国に競争力がもたらされる。
これが、戦後日本が行ってきたことだな。
で、多額の国債を発行することでレバレッジをかけることができ、その付加価値や競争力をより高めることができる。
ということでよろしいのでしょうか?
ぐっちーさん。。
ドジョウ内閣→どうじょう内閣→どうしよう内閣→どうしようないか・く
コメントが、主にインカムステートメントの話。
で、今度はバランスシート。
過去に発行された国債は、道路、鉄道、街などのインフラをはじめ、医療や教育、文化、治安やジャパンブランドなど、有形無形の資産に変わっている。
発行額が大きいということは、健全に収支が黒字でありつづける生産性の高い国であれば、相応の資産が国内で形成されているということ。
そして、法律上は国債はDebtでも、通貨単位でみれば、95%を日本で消化されている日本国債は実質Equityだ。
つまり、海外に保有されている国債以外は、すべてEquity。
であるならば、ほぼ無借金経営である日本は極めて優良な国家であり、現存する巨額の国債も、世界に稀にみる魅力的な資産で説明がつく。
これだけ外貨を(正当な手段で)稼ぐ国であれば、国債(Equity)発行額も大きくなって不思議ではない。
逆に、資金調達をしなければこのような国力を実現することは困難、というか不可能だったのでは。
ただ、心配なのは、この付加価値創造プロセスを維持していけるかどうかということ。
政治家・官僚のかじ取りはもちろんのこと、
国民の意識が大事。
だから、危機的状況である今が、目を覚ますチャンスでもあるのか。
以上、ぐっちーブログ初回発行から学んだことでした。
いよいよ、税調会長に藤井じいが就任だとか。
”グッチーさん VS 民主党 財務省 マスコミ”
もう、心から応援しています。
日本のためにがんばってください。
新聞は特にひどいですね。「復興増税やむなし」などという雰囲気醸成に余念がない一方で、軽減税率を求めていてなんなんでしょう。
http://www.pressnet.or.jp/news/headline/110426_1202.html
天下りでも受け入れる見返りでしょうか。 まさに財務省の思う壺ですね。
”グッチーさん VS 東電 政府 マスコミ”
こちらも引き続き応援です。
海外メディアは、ちゃんと事故後170日だとか言った上で、ぜんぜん収束してねーだろ。って言っているし、世界初のチャイナシンドロームだとか報道してますね。
日本のマスコミは、いまさらになって、「事故後の経過事実を知って憤った。」なる論説を書いていて、160日前以上の事実でたま〜に盛り上がっています。
復興のためなら増税もいとわない、という国民の善意を悪用しようとする財務省やそれに操られている政治家には嫌気がさしますが彼らは当分の間変わらないでしょう。
せめて国民が「ノー」といえればと思いますが・・・。
日本国に借金はありません。「日本は世界最大の債権国」(財務省!!)であり、国債は「政府の国民に対する借金」でありそれをもつ人の「資産」です。約95パーセントが国内で所有され、子孫に引き継がれる「遺産」になります。
建設国債であれば60年の償還期間中にその所有者に確実に金利が払われ、社会資本(新幹線や高速道路など)をも残します。
しかも、日本国債は「円建て」です。これが外貨建てなら、「円と外貨を交換して償還財源を作らなければならない」のです。ギリシャの国債はユーロ建てで自分でユーロを発行できずに破綻したのです。つまりは、日本とギリシャを同列には論じられません。
復興に必要ならば増税ではなく長期の国債発行で財源を捻出するべきと思うのです。