2008/11/12 23:32 | サブプライム | コメント(44)
そしてこれから・・・・
今回のトラブルはこのままでは終わらない、のは間違いありませんが、今回の金融危機を総括する意味で、今日はちょっと自分の話をさせて下さい。参考になるかもしれません。
ご存知の方も多いように、ぐっちーは日本の総合商社からモルガンスタンレーを経てずーっと外資系金融機関で働き、そこそこの業績を上げつつ楽しく暮らしておりましたが、2004年には、
「こんないんちき商品は売れん」、
と本社に噛み付いたことから某ベアースターンズという会社をクビになります。
倒産して、ざまみろ、といいたいところですが、退職金代わりにもらった株がゼロになった被害の方が甚大で笑っている場合ではありません(笑)。
売りたくない、といったものはまさに今破裂し続けている分散型CDOそのものです。
そう考えた理由は単純で、証券化に相応しいいいアセット(ローンですね)は当時すでに破格に割高な水準まで買い上げられていたのに、その割高なものを購入するのにレバレッジ(何倍もの借金)をするのは危険であると考えたこと。
一方、価格がリーズナブルと思えるものは単品では自分では絶対買わないだろうような劣悪なアセット(サブプライムが代表例)しかなくなり、これをいくら分散しても(一つ一つを小さくしても)必ず破綻すると確信した訳です。ですから、当然リストラされました。ほんとのこと言うな、という訳ですね(笑)。
その後再度渡米などをしつつ、アメリカのCDO、CLOの専門家とじっくり話をしてみると、やはりプロと呼べる投資家やコラテラルマネージャーは既に2000年の段階でCDOというレバレッジを効かせるスキームには同じ理由で皆反対でした。
例えばマイケル・ミルケンの一番弟子、ラリー・ポストはなぜみんな手数料を払ってまで、わざわざレバレッジの高いCDOを買うのか理解できない、と明言していました。理由は同じです。この段階でレバレッジをかけること、自分が判断できないリスクアセットに資産を分散することは納得できない、ということに尽きるわけです。
実はくやしいことに、ラリーにしてもこういうプロ中のプロはなかなかお金を預かってはくれません。アメリカで十分に集まるからです。日本は時差がありますし、日本の投資家はうるさい報告書を事細かに要求するので有名なので「本物」の連中は実は日本のお金は扱いたくないのです。
これは覚えておいて損はありませんが、そういう事情で、日本にわざわざ来るのはアメリカでは相手にされない人々や商品で、、箸にも棒にもかからない輩がぞろぞろやってきています。
倒産寸前になってエンロンやアイスランドのサムライ債が多発するのは偶然ではないのです。今思えばモルスタもメリルもそうでした。
やっとの思いで、そういった私が満足できるプロ中のプロ数名からコミットメント(日本でお金を集めてもよろしい)というLOIを頂き日本で活動を始めましたが、今度はこういう本物が売れないのが日本という所。これはこれで大変な苦労の連続でした。
日本の金融機関は、まず、どんなに優秀なファンドマネージャーの商品であっても大手金融機関の商品じゃあない、ということで門前払い。逆にモルガンスタンレーやゴールドマンサックスアセットマネージメントのものであればOK、となる。
ラリー・ポストという、アメリカ金融界の王貞治ともいえるキングが運用しているファンドを却下して、大学出て2年目のやつがちんたら運用している大手投資顧問会社のファンドを買っているというあほらしさ。
まあ、毎日日経を読んでるとこうなるのですが、とにかく自分で理解して、納得して、信頼した相手に運用を任せる、という気はさらさらなく、まず名前優先となる。 大手のヘッジファンドは金額も膨大なので、職人芸なぞはなから不可能で、限りなくインデックスに近い運用になってしまうものです(だからPCさえ使えればシロートでも運用できる)。そのくらいなら株を単一銘柄で持っていればいいし、インデックスそのものを買えばコストも安いですよね。
皆さんもご自分の投資されている投信のファンドマネージャーの顔を見たことはない、という方がほとんどではないでしょうか。それではいけないのですよ、本当は(笑)。
さらに我々の商品はレバレッジがかかっていない、つまりクッションにエクイティーがないからだめだという機関投資家も多かった。 いくらシニアを持っていても、エクイティーが飛ぶときは選んだ原債権のアセットクラスそのものに異変が起きているときなので、その上のシニアも絶対にやられますし、そもそも絶対にやられないアセットを組み込んで(これ、職人芸。そのためにお金を払っている)その代わりエクイティーも含めて投資するものです、といってもそんなの信用できない、とおっしゃる。
挙句の果てに、そんな分散度の低い商品(50社程度)なんて危なくて買えないよ、とまで言い出す始末で、「CDOなんじゃら」、という本で勉強したとおりの机上の空論を展開する。
倒産はありうる話で、問題は原資産が棄損したときにどうやってリカバーするかが大事なんです、と説明しても、「もう、あなたの考え方は古いのです」とよく却下されたもんですね。
そういう金融機関を信頼して皆様はお金を預けています。 問題の農林中金も、全共連も、日本生命、第一生命問わず、東京海上、損保ジャパン、みずほ銀行などなど、ありとあらゆる金融機関はこういうスタンスでした。結果は皆様ご存知のとおり。
一担当者個人としては100%理解しておられる方は何人も見ました。おっしゃることはよくわかるんですが・・・ という訳です。サラリーマンですから・・・・と。そのうちお金持ちになったら一緒にやりましょうね、と言って、まあそういう方とは、いまでもお付き合いがあります。 しかし、こちらも売れなければ食えないわけですが・・・・
で、いるんですよ。こういうものをきちんとご理解いただいたうえで投資される方が、日本にも。こちらは名前は申し上げられませんがね。
結果でみると・・・
もちろん、これだけマーケットが下がり、資産をロングしてますから、NAV(資産価値)は購入時よりマイナスです。しかし、肝心のポイントは・・・・そのNAVでいつでも売れて、いつでも買えるということ。まさに価格が機能しているのです。
一方、CDOというCDOはすべて売買不能になっている。それが諸悪の根源な訳です。今回の信用恐慌の最大の原因です。
評価はいくらです・・・って言っても外資系みんなで談合して出した評価価格です。それ、実際に売ってごらんよ・・・・
業者という業者は、いや、オーダーベースじゃなきゃ、売れません、となる。何だよ、それ!
いやいや、オファリングメモランダムに小さく、「本件は著しく流動性が低下することがあります。」って書いてあるもん、となる。 しかし、自分が持っているCDOも同じことなので結局支えきれずに投資銀行の看板を下ろす羽目になりました。
ちなみに先程のラリー・ポストのファンドもいわゆるハイイールドばっかり組み込んでますが同じ時期に組んで価格100のものが現在大体80位でしょうか。それでまじで売れます。ラリーが評価したポートフォリオなら買う人間がいるのです。
プロの評価したものは買う人がいる。当たり前の市場原理ですよね。 さらに、マーケットが止まりさえすれば・・・倒産しなければ・・・もともとの利率がとても高いので利払いが溜まっていくだけでファンドの価格が回復してくる、という単純な仕組み。
どっかのあほなグローバルソブリンだとか(国債の利率はかなり低いので一度別の理由で価格変動を受けると回復不能になる)、永久に価格が戻らないCDOとは訳が違うわけです。このまま3年持っていれば利息だけで相当戻る。 至極単純な話ですよね。
ただ、売る方もこの正論を展開するやつはクビにするし、買う方も相手にしなかったという現実がある。 売る側から見るとハイイールドを集めても、ただのロングオンリーのファンドを組んでもたいした手数料はとれませんね。特にアメリカではここはほとんど成功報酬のみです。
しかし、CDOに組んでさえしまえば・・・・5ポイントも6ポイントも手数料が稼げるわけですから、証券会社はどうしてもその形にこだわる訳です。
我々からみると本質を見誤ってそれを欲しがった投資家も自業自得ですが、そういう中でしっかり投資対象を見据えて投資をされた方々もおられるのですから、みんなやりました、という言い訳は今回は通用しない。
いずれにせよ、これからは、政府、銀行、証券会社などはグルになって自己責任の名の下に皆様個人を切り捨てますから、ここは我々のようなブティック投資銀行家ががんばって彼らの罠にはまらないように投資家をお守りせねば、と気合を入れている次第です。
ながながと個人話を聞かせてしまいましてすみませんでした。ご参考になるといいのですが。
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44 comments on “そしてこれから・・・・”
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ご了承のうえ、ご利用ください。
いつも大変参考にさせていただいています。
やはり日本の”金融のプロ”という輩達はその程度の人たちだったんですね。
今日の記事でよ?く解りました。
就職活動していた頃が「デリバティブ」という言葉や金融工学をマスコミが取り上げていて逆上せて追いかけていました。就職先は全然違う日本の企業になりましたが当時活動したコンサルタント会社はエンロン事件の時に潰れ、金融系は今回軒並み逝ってしまいました。
個人はマスコミや政府の出す情報に流されやすいです。乗せられて傷ついたら自己責任。
一方仕掛けて火傷をした側は政府が救済。
こんなことでいいのでしょうか。
ぐっちーさん達のような職人としての金融業の方々は百万円単位からでも商売はされているのでしょうか。メジャーに騙す資本より事実をキチンと扱う職人さんと自己責任でビジネスができたら、とふと思った一個人でした。
ラリー・ポスト氏のことを早速勉強してみます。
金融の事はなにもわからない素人でございますが勉強を兼ねていつも拝見させていただいております。
僕の場合は外食産業を軸として個人で小さなお店などしておりますが今回の記事、通じるものがあると思い書き込みさせていただきました。
まさに同じです。
内容は半分も理解できない若輩者ですが、切り口がスゴイ興味がわく!そんな僕の個人的視点でございます^^
とくに今回、個人的には関係ないのですが関係あるような…そんな10月の金融事情、勉強になりました。
ありがとうございます^^
CDO商品に対する金融機関の姿勢や問題点など、
非常に分かり易かったです。
有難うございました。
今日のコメントは、いつもと違い熱き思いをぐっと抑えてクールな口調であえて淡々と思いを述べてる文章にもちょっと感動しました。
おっしゃるようにみんなで渡れば怖くない式運用じゃいつまでもババをつかまされますよね。
日本人投資家がなめられなじゅなり、ぐっちーサンの商品が瞬間蒸発で売れるようになった頃、日本は投資立国になれるのでしょうね。
それまで頑張ってください。
CDO、末期のネズミ講?のようです。
真の受益者はとうに逃げ出し、残るは、無数の債権者と誰にもわからぬ(公表できない?)巨額の負債。
通常はそこでジエンドですが、今回はサプライズとして、、。
建前は債権者救済、本音は首謀者救済の公的資金投入のオマケつき。
おちは、本受益者の底値株買いあさりとつづけば、、。
お後がよろしいようです。素人の妄想でした。
やっぱ空気なんでしょうね
しっかり考えたら 判るハズが
みんなやってる
何を考えてるの
大丈夫 大丈夫
あんた 暗いねー
っていうのが ついに
こういう事は世の中 他にもいろいろありそうですね。(´Д`)
こういう個人話、好きですよ。すごく参考になります。どんなハウツー本にも、雑誌の記事にも出てこない、こういう、ブログの気軽な、でも、本当は中身のある記事、楽しみにしています。批判を気にせず、どんどん書いて欲しいです。
CDOを売りまくったころのGSのCEOであるポールソンがついに 不良資産の買い上げは不可能と万歳しましたね。単に 「一体どうやって値段をつけるのだ」と言ったのでなく、「CDOを組成した奴以外に誰も価格の評価なんかできっこない、唯一やれるならゼロ評価」とまで言い切った ぐっちーさんは 矢張り凄いなあと思いました。
あそうそう、大半の過去ログは読ませて頂きました。全然歩んできた人生は違うし、趣味なんかも全然違うのに、ぐっちーさんって、どうしてこんなに私とその価値観が近いのだろうか ってちょっとびっくりしています。ウォール街の社会主義者?とのことでしたが 私も価値観の違いから 同じく相場やる人達と全くといっていいほど話が噛み合わず、ついにもうあほくさくなって、話すのをやめたくちです。
ほりえもんのことを、最初から単なるあほあほ って言い切っていたので、相場する人からネット上で相当私は嫌われました。逮捕されたあと、それ見ろ、単なるあほだっただろう、彼を信奉した人はちょっと反省したら? って書いたら、マザーズ株で大損こいたのではなかろうかという人に荒らされたりでね。
そんなことはさておき、昨年の8月6日のエントリは特に印象的でした。
大変勉強になるお話でした
こんな力説を受けたら顧客もいちころですねw
>政府、銀行、証券会社などはグルになって自己責任の名の下に皆様個人を切り捨てます
海馬と見せて、瓜婆。
オバマ当選直前のNY騙し上げ。
10月1兆円の個人の買い。
早くも含み損では。
自己責任、穴恐ろしや。
”本質を見誤ってそれを欲しがった投資家”も”自業自得ですが”
ではなく、
”も”—>”が”
ですよね。いろんな理由があるでしょうが、合法的な条件で行われる以上、だまされるほうが悪い。さらに悪いのは、どうせ会社の金だからというサラリーマン意識ではないでしょうか。個人投資家は、大切なお金をプロもどきの金融機関に預けるよりも、自分で投資する方が良いと思います。
私も、同じ理由で会社辞めましたw
有り難うございます。そして、これからも宜しくお願い致します。
読みながら、
マイケル・ルイスの「ライアーズ・ポーカー」を思い出した。
ベストセラーになったのに、ほとんどの人には無力だった。
しかし読んで手を引いた方も居たのだから、
ぐっちーさんも
いたこを続けなきゃ・・
いいショートストリーだった。
昨夜、寝物語に使ってみたな・・
勉強になりました。自ら身のまわりの話しをするのはなかなか度胸がいる物だと思います。 スーパーでも 顔が見える野菜とか売ってる位ですから顔が見える金融商品があってもいいかもしれませんね。その上で個人が見る目を養えばいいかもしれませんね。
感銘を受けました。今後も記事を楽しみにしております。
それにしても最近のマスコミのレベルの低さには呆れるばかりです。
なるほど、皆が金儲けの欲の罠にはまったんですね。
先の事は分りませんが、米国は米国債が売れなくても金利を上げずに輪転機を回してドル札を刷りまくるんだと思います、それを友好国も許すんだと思う、物とお金の関係は究極的には物が第一義でお金は第二義にしか過ぎない、物がある間は基幹紙幣であるドルは必要なだけ供給してもかまわないと言うコンセンサスが出来上がれば、物はあるんだから恐慌は起こらないんじゃないでしょうか、米国は友好国が出す制約を少しは呑まないといけないでしょうが。
かのバフェット氏もイラク出兵が決まった頃にデリバティブのことを「金融界の大量破壊兵器」と呼んだそうですよね。
一般人はインデックスファンドを買うほうが無難かもしれないとも。
私自身も、日経が8000円を割った前回の下落時にシティバンクのヘッジファンドセミナーなるものに参加をし(無料でケーキとコーヒーがつきました)
信託報酬について総額でいくらになるかを質問し
顰蹙を買ったクチです。
結局は成功報酬分を除いても5.2%と記憶しています。
これを上回らなければ実質元本われになる代物ですから、投資する価値なしと判断しました。
円高なんだし、円で現金を持っておくというのが
今は一番なのではないでしょうか。
後はローンを減らすことくらいしか思いつきません。
マネー雑誌も経済誌もスポンサーがいるわけですから
ぐっちーさんのように一刀両断にはいかないんでしょうね。。。
ブログを楽しく読んでいるだけで、backgroundは知りません。本社に噛み付いて、首になったとは!!素敵ですね。
わが世代(30前)にもそれができる男はなかなかいないと思います。
いや?私もキャリアを頑張って積み続けようと
再認識いたしました。
お粗末さまでした。
>「こんないんちき商品は売れん」
食い扶持もらってちゃ、自由なんてないんだよね。
立派です。
アホな上司に、アホな客。
「お説モットモ、その通り」って愛想笑いできる『ウソツキ』しか会社じゃやっていけません。
そんな人は、全く信用できないけどね。
民主主義たって、封建時代とそんなに変わらない。
寧為鶏口、無為牛後
人生は一度しかない(たぶん)。
ぐっちーさん、はじめまして。
私は金融に関して素人です。
今回の問題は、実は、はなから解決が無理と皆が傍観的に見ている
だけで、本質的な問題の解消に着手するのを拒んでいるように見え
るのです。
本質的な問題の整理と解消が、遠回りに見えて最も確かな解決方法
であると思います。
前提:整理機構を設けて、今回の問題を引き起こした証券等を組成
する職務についていた人員を任意に召喚し、
問題解決にあたらせる。 その間、その人員に一定の身分と報酬を
保証する法律を作成する。
?証券の実態化:断片化された担保物件や保証物件を名寄せ、
紐つけを行ない実態を復元する。
証券の時価を再評価し、その新しい評価額をもとに証券の買い取りを実施する。 その買い取りを利用して発生する金融機関等の損失確定により発生する資本不足に対して資本注入を実施。
また、買い取った証券の実態物件を所在州別にそれぞれの
州に時価で移管し、政府はその費用を州発行の債権で受け取る。
州は競売または公共賃貸住宅等として管理運用の方策をとる。
費用回収計画を策定し、州発行債権を実績に従い償還してゆく。
?債権保証の実態化:これは火災保険における重複保険が排除される
のと同様に被保険物件の実態を整理、見直しを行なえば多くの実態
を伴わない保険契約があるのではないかと素人なりに考えます。
債権の実態を上回る補償額は、保険ではなく宝くじの代替ですね。
過剰額部分を保証会社から保証料の返還、および解約をさせる必要
があります。 戻ってきた金で宝くじでも買い直してもらえば良い。
結果として膨張しきったマネーの勘定は実態経済にさや寄せするので
はないかと思うのですが。
まあ、こんな素人考えは通用しないのでしょうね。
とても参考になりました。いつもありがとうございます。
今、キャッシュが余っていても、本業を含めて本当に投資して儲かるような事案がないこの頃ですが、頑張りながら楽しんでます♪
いつも楽しみに読んでいます。
世の中の真実を見極めることのできる人は,本当に少ないと常々感じています。
もちろん,自分も多数派なので,先輩の文章を読んで自分の至らなさを確認しています。
これからもよろしくお願いいたします。
金融不安から資産保全のためゴールドを購入しました。でも、購入時よりも少し下げています。この先、有事に強いゴールドとかはどうなるでようか?
余り関係なくて恐縮です。
30年債が商いがほとんどなくなったらしいのですが、流動性がなくなった点でCDOに限りなく近いような気もします。
売買できない危険性を考えたらこんな危ない商品は早めに処分した方がいいと思うのですが、ここではそんな心配は意味がないことを感じさせます。実態よりもブランドで選ぶならある意味こんな状況でも安心なのかな?
はい 会社訪問に来た某、株価66ドルの証券会社の方が言い切りました。
「投資信託は証券会社が儲かるもので投資家は儲からない商品と」
株とか、為替相場は経済実態を表していないので、皆さん安心して下さい。欧米のバカどもがまたわけのわからん因縁つけて、ガラスだの液晶だのからわけのワからん巨額な金を踏んだくるって、それだけ余裕ないですよ。で踏んだくろうとしている国は亜細亜でしょ。まーこういった手口はもうかっている飲み屋にみかじめようのとめるやくざと一緒ですよ。それを国家ぐるみでやるなんてそれだけ余裕がないのし。こいつらに資本主義を語る資格はないね。
所詮世の中、そんな偽者、嘘ばかりですよ。
政治も経済も食品も建設も自動車も。
『付加価値』とか『カリスマ』とか『健康』とか『安全』とか『安心』とか。
みんな詐欺師。みんな詐欺師。みーんな詐欺師。
騙し騙され、生きていく。
そのブティク型投資銀行は個人投資家もお付き合いしておられますか? 興味あります。アクセスはどうすればよいでしょうか?
金融のことは全然しりませんが・・
不安解消になりました。
ありがとうございます・・
金融界の連中全員詐欺師w
ですかそうですか、
すばらしいリターンの裏はまあそういうことですねw
いまの金融界は小室さんのようなもんですねw
その昔わたくしが勤めていたロングタームなんたらという銀行でも、内部にいらしたんです。
「こんな融資はダメだ」と言う方が。
融資先はもちろん、逮捕された方々の関連でした。
いろんなスキームを組み合わせて、それでも融資は実行されました。
声を発した上司の方は、一見華やか・しかし当時は一線から下がった某欧州国へ転勤となりました。
ダメだという声を無視して、利益を急いで積み上げようとして、その銀行は・・・
あれから何年たったでしょう?♪
ぐっちーさんのこの記事を見て、ここでもか、と思いました。
ブレーキをかけようとする人はいるのです、いるのだと思いたい。ブレーキかけられずに暴走、制御不能。
バブルに酔っての飲酒運転ならぬバブル酔い運転?
でもいつかまた、同じことが起きるんだろうな・・・
同じことが起きない仕組みが作れるのなら、ノーベル経済学賞をあげても良いのかも?(笑)
大手金融機関は素人の集団なんですね。
外国企業はスペシャリストの集団だけど、日本はゼネラリストの集団で、組織内では何でも出来るけど、組織を離れると何も出来ない人たちばかりだと以前から言われていましたが、今でも変わっていないんですね。
当方の郵便が開封済みで到着
http://www.asyura2.com/bigdata/up1/source/7656.jpg
http://www.asyura2.com/bigdata/up1/source/7655.jpg
ですが、当方のへの配達記録郵便物です。プロバイダからのパスワードを記録したものですが、職印が押してあるにも関わらず、開封してセロハンテープが張ってあります。
やはり投資家も命の次に大事なお金を扱う相手の事をちゃんと勉強しないとダメですね。
表看板のネームバリューだけ見て「中身はさっぱり分らないけど、儲かるだろう」じゃ、損させられて当然。そろそろぬるま湯に漬かった日本人を辞めないとダメなようです。もっとも、何から勉強したら良いのやら・・・ぐっちーさん、本とか書いて頂けると速攻で注文させて頂きます。
国籍法の改正案が既に閣議決定されていて、11月14日(金)の衆議院法務委員会での審議を経て、
このまま行けば11月末までの今国会で成立してしまう見通し
問題点を簡単に言うと↓
「こいつ俺の子供です」→アメリカ人でも中国人でもみんなDNA鑑定なしで日本国籍もらえる。
もちろん選挙権も月々の生活保護ももらえる。
でも将来的に社会保障費が払えなくなるからアイスランドみたいに国が破産\(^o^)/オワター
俺たちに出来る対応策は、
1.法務委員や保守系の議員・マスコミなどにFAXやメールで改正案への反対を訴える
(参照:http://www19.atwiki.jp/kokuseki/pages/14.html)
(参照:http://ic.39.kg/kaworu/meibo.html)
※状況が変わったので、今度はこれ以外の議員さん達に凸よろしく!
2.mixi、ブログ、各種掲示板やコミュニティ、チラシ「うっかり」作戦などを最大限利用し、
家族や友人などへの口コミも使って、出来るだけ多くの人にこの改正案のことを周知する
NYダウの動きを観察しても、行き当たりばったりな動きかたしかしてなくて、いかに混乱してるか良くわかりました。(`o´)
奴らの言う、市場主義だの、金融技術だのは、何処にいったのか?
大阪府内の小さな町で水道屋をしています。
物造りにジャンルは関係無いんだなと感じました。
記事を拝見して「いいものは、やはりいい」という
路を諭して頂いた気がしました。
同時に勇気も頂いた気がします。
今後ともご指導宜しくお願い致します。
ありがとうございました。
この手数料収入商売と株主重視主義経営のシナジーが今回のバブルを超バブル化させた根っこにある気がしてたんですがいかがでしょうか?
市井の民草としてはもっと低ボラな世の中の方が生きやすいんですけどね。ただCDOのような証券化商売の理念的に良い面は否定したくないと思っておりますが。
購入しやすい金融商品が、うさんくさいことは分かっています。でも、信用できる投資先を知らない。PBに相手してもらえるほどお金もない。年金はおろか退職金も怪しい。将来が不安です。
大手はブランドがお好き。でも1400兆円から切り取ることはできるはずです。サラリーマン相手の沢髪ファンドも大きくなってきました。金融商品の名伯楽は皆が求めています。手間と時間はかかっても、確かな手ごたえがあるはずです。
ぐっちーファンド希望!
そのまんま情報もってどこかに天下って儲けるのでしょうな。で時期政権も財務長官もIB絡みでないことを祈りますよ。
まー戦犯が、また公職追放もしくか赤狩りもされずに、このごに及んで時期政権にもどるようなことがあれなアメリカも本当に終わりでしょう。
まーどっかの野蛮な国のように、政策失敗を特定の団体になすりつけて、テロをあおるようなマスコミはいないので、その点は彼らは安全ですが、しかしかえってご本尊やっちゃう危ない国ですが。
これ読んでとてもうれしかったです。わたしのお客様は、いわゆる富裕層のひとつ下です。アメリカは、退職後の資金を401Kに頼るようになっていらい、たとえ中流でもある程度自分のお金の面倒を見てもらわないと、2008年のようなときにはもう大変です。私のお客様は5万ドルからという、いわゆる投資銀行が相手にしないMASS Affluentがメインです。たいしたことはできませんから、DFAやEFTをメインにとにかくASSET Allocationとコストダウンが焦点です。でも、One Million Minimumのメリルとかスミスバーニーとか、ほんとにたいしたことしないし、感じも悪い。さて、お客様がアセットを25万ドルまで増やすと私の一番の退職後のお勧めは、やはりジャンクボンドです。私自身も小さな売り買いはしません。まあ知り合いが小さなGreenなETF をやってるので、そういう少しエキゾチックなETFを足すぐらい。ところでACTIVE ETFってしんじられません。Cheers