2011/07/28 10:01 | マーケット | コメント(5)
アメリカのデットシーリングについてのご質問
日本の新聞読んでてもどうなってんだかわからない・・・・まあ、そうでしょうね〜。
情報源として皆様がご覧になれるもので秀逸なのは今回はダントツでNYTでしょう。先週の日曜日のこの記事はよく書けていますし、この Teresa Tritchという記者は会ったことはありませんが大変関係知識があることがわかります。
一例として
http://www.nytimes.com/2011/07/24/opinion/sunday/24sun4.html?_r=1&ref=georgewbush
詳しくは余裕があればメルマガで取り上げたいと思いますが、要するに共和党やティーパーティーの主張は根本的に変だぞ、というシンプルなポイントをわかりやすく解説。
オバマが社会保障や健康保険にルーズに金を使っている(景気刺激策もそうかもしれない)といっているがそれはうそ、大ウソで赤字の大多数はブッシュがやった、高額所得者向けの減税とイラクやアフガンの戦費なんであって、なんでそれをいわないの!!
という記事です。
The answer is largely the Bush-era tax cuts, war spending in Iraq and Afghanistan, and recessions.
更に
結局この10年間、反政府(共和党やティーパーティー)の連中がその増大を非難している社会保障費などは実際に予算の15%で安定していてちっとも増えていないのだから、今後30年というならそういうこともあるかもしれないが、少なくとも現在についてはそんなものをいくらカットしても財政赤字削減に寄与なんぞしない。
クリアーですね。要するにそういうことです。
既にガバメントシャットダウンはクリントンVSギングリッジで経験済みなのですが、この時も最後は強硬な共和党から国民が離れて言ったことをメルマガに書きました。
恐らく今回もそこで決着することと思います。
なるべくニュースをブログでもお伝えいたしますが、この件に関してはちょっと面倒でもNYTをご覧になることをお勧めします。
急いで書いたので誤字脱字、後ほど修正致します。ごめんなさい!
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5 comments on “アメリカのデットシーリングについてのご質問”
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最近、日本はもっとお札を刷れという論調をよく見かけます。お札を刷りつつ政策金利を上げるなりして、コントロールは可能なのでしょうか?ぜひぐっちーさんの見解をお聞きしたいです。
ベトナム戦争の後遺症は二十年位続いたんじゃないんだろうか、癒えたと思ったらアフガン・イラク戦争の大失敗、後遺症は二十年じゃ効かないのでは、米国大統領がマードックやキリスト教原理主義者等に操られて失敗したなんて過去の歴史にあるんだろうか、小さな政府で失敗すれば少し大きな政府になるのは当たり前だ、オバマはブッシュの様な馬鹿な政策は何もしていない、常識人間だ、再選されて当たり前だと思うが。
オバマの演説は・・
国民の共感を得・・熱い反応・・とか・・
オバマが押し切るのでは・・
富裕層への増税等は・・避けられない・・
大統領は・・象より強し・・・!
・to be a foreign person that constitutes a significant transnational criminal organization;
・to have materially assisted, sponsored, or provided financial, material, or technological support for, or goods or services to or in support of, any person whose property and interests in property are blocked pursuant to the order; or
・to be owned or controlled by, or to have acted or purported to act for or on behalf of, directly or indirectly, any person whose property and interests in property are blocked pursuant to the order.
ホワイトハウスから25日に出されたものですが デットシーリングよりもこちらの方が怖いと思います…
有名な投資家が引退を表明してるのはこんな理由からでは?
原理主義的に小さな政府を求める素人集団ととらえていいのでしょうか。対話とか会談を重ねて妥協点を探る雰囲気がない集団が数として無視できなくなっているようで
ブッシュ政権で、秘密主義で法律に基づかない委員会で政権の方向を決めたチェイニー元副大統領や、軍事介入いや軍事侵攻を2度も行い軍の体系をメタメタにしつつ金を流し込み続けたラムズフェルド元国防長官も共和党なのに、財政的尻ぬぐいさせられ非難を浴びせる共和党
リーマンショック前夜には「おこらないだろ」と何となく思いこんでいたけど、今回は7-3で悪い方向に行きそうな感覚(あくまでも根拠のない個人的な感覚です)がしています。