2012/06/06 09:02 | マーケット | コメント(19)
これでもましなアメリカ経済、日本はもっと安全
実際にアメリカの株価の動きをギリシア危機後の2年間で見てみましょうや。
これ、Yahoo Financeで簡単に取れるグラフなのでいろいろな銘柄をいれて期間を変えて比較してみてもらうとおもしろいと思いますよ。
今回、モルガンスタンレーは崩壊するんじゃないか、という読者の方のコメントをみてこのグラフと作ってみました。
インデックスはSP、ダウ、ナスダックとも大体同じ感じで、まあ、まだ余裕でプラスですね。
真ん中にマイクロソフトを入れてみた。
さすがにインデックスより動きが悪いですね。でも一時期よりはいいですね。
で、困ったチャンなのはご指摘の通りモルガンスタンレー君。
まあ、会社そのものの問題もありますが、今回の欧州危機がアメリカ危機だとか日本危機だとか、になると書いているのは大嘘で、要するにアメリカなどの金融機関がピンチなんだ、ということがよくわかりますね。つまり多分に金融危機に巻き込まれる恐れがあるということで、大げさにアメリカ経済ごと巻き込まれる、というようなことはない、ということがこれでわかります。
その意味では日本も同じで、輸出依存率はせいぜい15%しかないので、巻き込まれても彼らまで、ただ、金融機関は今回はわからんぜ、という理解をするのが適切かと思います。
で、アメリカの金融機関がこのまま凋落してくと、間違いなく世界中で貸しはがします。日本は世界一の貸し出し王(債権残高21年間世界一!!)ですので影響なし。
問題はいわゆるエマージングでして、ブラジル、中国なども含め、外資から大量に借金をした国々が貸しはがしに合うわけです。
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この全体像の中で、キャピタルフライト・・・・日本から逃げろ!!
といってセールスしてくるやつがいるって話ですぜ。
みなさん、くれぐれも騙されないでください。
危ない方に自ら近づいていく必要性はありませんからね。
同じような話がバブル崩壊直後にもあって、当時もやれ資本逃避だとかさんざん騒がれました。藤巻先生も今と今とまったく同じことをおっしゃってました。
で、当時真面目にキャピタルフライトして、ドル預金やましてユーロ預金をしたらどうなっていたか・・・・・・
なんて、
結論書く必要ありませんよね。
仏の顔も三度まで、ということで。
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19 comments on “これでもましなアメリカ経済、日本はもっと安全”
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スカイマーク、古いお題のシュガーベービーが主要メディアで話題に。簡素で削ぎ落としたサービス、大学の自立を学費値上げ(安易な学生へのアメリカ型貸付)で実現させない歯止めとなるといいですね。
でも、今回のようなお題が最高の特長ですね。余人に代えがたい。 裁判好きの主筆がいるように、他の人でもできるお題でトラブルに巻き込まれて、星一さんのように勝訴しても会社は倒産、皆さん困るので。ハンディつけずにたたき潰そうとする野暮もいるからチャート式みたいに、主要カラムから分けておかれるのも一つの道。
長い前置きですみません。 対外資産が増えたのではなくて、日本企業の株を売ったお金が対外資産に化けただけのようにも現状は見えて不安。外人持ち株比率30%? 大学の諮問委員や議員主導で銀行の持ち株売らして、銀行は安定になっても、社会が不安定になったような。
株式市場も為替にリンクした自動売買が悪さしてません? 6月17日、瞬間75円とかストレステストしてるのかな。 空売りして、円介入で後で介入円が確実に安く手に入るなら株と為替の往復ビンタ利益でヘッジ理論万歳。 消費税が無駄になるうう。
3度目の正直???
輸出増=好景気では無いという事は理解
できますが、2007年の輸出額は
80兆円、今は60兆ちょい、少し
痛い気がしますが・・・・
バブルの1989年は37兆だけどね!
凄腕の元株屋・・
上得意様程・・無勉強・・
驚く程・・無警戒・・無邪気・・
彼は郊外に・・屋敷を建て・・引退した・・
引退していない・・ブロカーは・・浜子の砂程多く・・客はそれ以上多い・・
円高でも・・円安でも・・種はつきない・・
機関投資家でさえ・・立派なオフィスで・・
六月なら・・アジサイを握りしめ・・花びらを一枚一枚むしりながら・・
『下がる・・上がる』
と呟きつつ・・乙女のように・・花占いしているとは・・誰も知らないだろう・・
いわゆる・・企業秘密である・・・
FT に主題の記事が 06/05 付けで掲載されてますね。5 月の PMI から判断すると、雨ならぬ土砂降りとか。
# URL は編集者の方が困るみたいなので記入してません。
>当時真面目にキャピタルフライト・・・
スカイマーク運航のフライトでしょうか?
それはさておき、20年前と違って情報は豊富に
あるのですから、そう簡単に日本から逃げろ!という
お話に乗る人は少ないのでは、と思いましたが、
先週の週刊現代の見出しが「銀行取付け騒ぎ」を
テーマにしていたのを思い出し、やはり多いかも・・・、
と他人事ながら心配になりました。
自己責任とはいえ。
格付け会社のあまりにいい加減な評価の仕方を見てると最終的に金融関係者の言うことに誰も耳を傾けない時代が来るんじゃないかと思えてなりません。
今は騙してでも儲ければそれで良いのかもしれませんが、騙された側は決して恨みを忘れないものです。
そこから悪評が広がり仕事がなくなるような事態になる前にもっと顧客に対し誠実になってほしいものです。
昨年豪ドル定期に手を出して、半年ほど胃に悪い生活を送った身には厳しいお言葉です。なのに懲りずに近いうちに、豪ドルストレートにキャピタルフライトを検討している愚か者でございます。(豪ドルは金利がみるみる減っていってとても寂しいのでありますが。)
ぐっちーさんは、日頃から円が最強通貨だとおっしゃっていますが、この場合円の力を過小評価されているかもしれません。ユーロやドルに投資するのは私も間違っていると思いますが、間違ったナイフの使い方でお金を脅し取ることができるように、「みんなで間違って使えば」あるいは円の力だけでユーロ危機をなかったコトにできるかもしれません。
山火事をバケツリレーで消火するくらいありえないことだと私も思いますが、欧州の金融危機の本質が実態を反映している以上の「信用不安」「信用収縮」であるなら、日本人がこぞって間違った円の使い方をすることでそれを吹き飛ばしてしまう可能性はあります。そうなったらユーロ危機に果敢に挑んで勝利した日本の個人投資家はこうよばれるでしょう。「カミカゼファイター」(言いません!
日本橋コレドのてっぺんに
可愛い牛のマークが付いてますが,
この会社は愛嬌がありませんでしたので
お上に召し上げられてしまい,もはやこの牛は
どこのマークにも使われておりません.
では何故この牛は残ったままなのでしょう?
可愛いから?
はしごが届かない?
後世へのいましめ?
ぐっちー様,何かご存知でしょうか?
想像だが、アメリカの大多数の中間層は想像以上に真面目で勤勉で厳しい状況でも歯を食い縛って頑張る強靭な精神力を持っているのじゃないだろうか、泣き言を言うなんて恥だと思っているのじゃないんだろうか、宗教から来る物かも知れないし、教育による物かも知れない、日本の普通の人がアメリカに移住しても厳しい暮らしについて行けないんじゃないだろうか、最強の国であり続けると言う至上命題を掲げて、ある時は手段を選ばずやり抜いて行く事は躊躇しないだろう、しかしこんな遣り方で世界を掻き混ぜられたら、アメリカはそれでもいいかもしれないが、他国は迷惑だし倫理的にも間違っているし、これをどうにかして教えてやらないといけませんね。
最近、藤巻御大はドル預金をさかんに推奨しているようですけど、これやばいっすかね・・・。
そうか、彼はモルスタの手先だったか。魂胆が読めて来たぞ、危ない、危ない。
前回のユーロの上昇でギリシャより先に自分が破綻寸前でしたが、今回の乱高下で何とか
復活しそうです。
やー、本当に為替は博打ですね。何が起こるか判らない。いい勉強になりました
安全神話と同じで専門家が言ったから、自分は思考を停止して良いって事は絶対に無い
と・・
情報は集め思考し自分で決定をする
この過程と成功体験が次の何かに繋がるのか
な。年は取りましたが、勉強は一生ですね
これからもブログ、メルマガ応援していきますので頑張って下さい
やはり、3行比較すれば、
東京三菱、三井住友、みずほ
の順番ですわ。
りそな、残念ながら、比較にならず。
窓口対応で、差があるんですなあ、残念ながら。
で、どこに差があるかは、劣位行は自覚無し、と。
グッチーさんのフォローをしてみます。
米国のGDP(2011)は、凡そ15兆ドル。輸出総額は2兆ドル強で、GDP比率14から15%程度。
輸出総額に対し欧州が占める比率は20%程度。よって、対GDP比率は3%弱。
ユーロ圏が占める比率は13%弱。よって、対GDP比率は2%に満たない。
グッチーさんがおっしゃるとおり、ユーロ危機が米国の実体経済に及ぼす影響は小さく、影響があるとすれば、グローバル化している金融ネットワークを通じたものである、と言えそうです。
うーん
経団連の重鎮は、円高ダメ!!!?
と言い続けてる気がします。
つまり、重厚長大産業については、
・対米を意識したポジショントーク
・財務省を意識したポジショントーク
・本気でそう思ってるトーク
・まんじゅう嫌いトーク
・自分で考えるのは嫌だから、今までと同じやり方するには円安でなければ困るトーク
・円高という口実があるから、社員を毎年1割解雇はショウガナイとーく
ですかね?
世界の銀行はリーマンショックで被った損失を、時価評価の停止や、別会社に不良債権を飛ばして隠しました。そうして、時間が経てば、相場も回復するだろうと祈って、4年が経とうとしています。
さて、相場は回復したのでしょうか?
危機の元凶のMBSはショック状態をいくらか脱して、FRBが売却益を出している様ですが、どうもこれはゴー○ド○ンあたりとの茶番劇に見える。ゴー○ド○ンは買い戻たMBSを庶民向けのファンドにしっかり組み込んで、再び損失を庶民に押し付けようとしている様に見えます。
ケースシスラーあたりを見ていると、米国の住宅市場は下落を続けており、金融危機から米国債不安が発生すれば、長期金利が上昇して住宅市場にトドメを指します。
ただでさえ、担保物件の売却すらままならない、バンカメを初めとする米銀各行は・・・かなりヤバヤバな状態になると予想されます。
リーマンショック直後に、「世界経済は即座に破綻しない、少なくとも5年は持ちこたえるだろう」などと言われていましたが、タイムアップまであと1年余り、はたして世界は崩壊に向うのか、それとも天から救世主が降臨して、世界の借金をチャラにしてくれるのか・・・少なくとも楽観論は既に駆逐されたかに見えます。
リーマンショックのように、金融といえど邦銀はそれほどダメージを受けないですよね?
欧米の銀行がやられて、今邦銀には買取依頼が殺到して選び放題!…って状態らしいですが、
世界が資本不足の中で身動きが取れない間、
邦銀が世界の優良資産を買い漁るような、邦銀最強伝説は訪れるのでしょうか?
野村のような失敗しなきゃいいですけど…
そういう意味では野村は良い見本(失敗例)を示してくれたのかな?(笑)
現行憲法(第9条)下では、専守・防衛如何に関わらず、日本国の交戦権を認めていませんので、
明らかに自衛隊は戦力に相当し(実際に南東アジアやアフリカ諸国の軍隊よりも戦闘力が在り、投稿者:専守防衛権
他国の脅威になっている)、現在の自衛隊の存在そのものが憲法違反です。
そもそも、自衛の為の戦力保持を許すならば、但し書きで、自衛の為の戦力・武力の行使はこの限りでは無いと添え書きされる筈です。
軍隊といわれる韓国や北朝鮮よりも、通常兵器では自衛隊が勝るようです。既に日本国民は、既成事実で軍隊と武力をを認めてしまっているのです。
http://okwave.jp/qa/q4169330.html
憲法第9条、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95%E7%AC%AC9%E6%9D%A1
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95%E7%AC%AC9%E6%9D%A1
には、マッカーサー三原則で、自己の安全を保持する為の防衛としてのの戦争(交戦)をも放棄すると在り、
日本は防衛と保護を自らしては成らないと在ります。
→ 国際紛争とは、相手が国家かそれに準ずる軍隊(武力)を持つ集団に対して行う行為で、防衛でも国際紛争です。
一方の国が攻めて、一方が攻められる(専守防衛する)国際紛争が大半で、永遠に均等を保って互いが侵略しあう国際紛争はほぼ在りません。
第二次大戦も、当初はドイツ・イタリア・日本が欧米を攻めましたが、時間が経過して逆にドイツも日本も欧米に内地まで侵略(武力行使)されました。
*だから、後で共産国化した中国やソ連・北朝鮮に対する極東の防波堤として都合上、日本に同盟国として軍隊を持たせたい為の詭弁で、自衛隊は米国の要請で作られたのが真実。
都合の良い風に解釈をころころ変えられては憲法の意味がなく、本当に必要ならば、予め但し書きで、自衛権についてはこの限りでは無いと明文化しなければ成らないのです。
要するに、日本が軍隊を持てば、中国・ソ連・北朝鮮は先ず第一に米国では無く日本を敵とし、米国本国よりも先に日本をたたくので、
日本が攻撃されてくれれば、米国本土が攻撃されなくても同盟国として集団的自衛権の名目で、中国・ソ連・北朝鮮を米国が公に攻撃可能な大義名分が生まれるからです。
更に、核兵器に転用できる(良質の原材料の)プルトニウムやウランを使用する原発を設置し、共産国を威嚇しましたが、中国・ソ連がその挑発に乗らなかっただけなのです。
イランや北朝鮮の原発が核兵器に転用可能ならば、それよりも性能の良い日本の原発は勿論転用可能で、原爆を開発した米国が同盟国なので、共産国にとって脅威と成るからです。
米国とキューバ間よりも、日本と中国・ソ連のほうが近いので、米国がキューバに核兵器を持ち込まれるよりも、日本の原発の方が中国・ソ連にとって脅威なのです。
*日米と東北アジアは現在、上記のような関係みあるとおもわれます。
ぐっちーさん、メルマガ毎週楽しみにしています。 以前、アエラセミナーでチャイナリスクについてお話いただいてましたが、コリアンリスクについても発信して欲しいです。
マスコミは韓流芸人やサムスン絶好調とか企業提携とかでSouth Koria の宣伝ばかりしてますが、ネットで引っかかるのは、逆に、韓国って大丈夫?信用していいの?って疑問ばかり浮かんできます。
モルスタちゃんは、ギャンブル好きな私にとっては魔性の女です。
上位29行のクセに、ジャンク級みたいに扱われるハネっかえりぶり。
生き残ったらしめたもの、ダメだったらご愛嬌。
火遊びは危険な程面白い。
それが金髪美女の銘柄ですものね。
実際サラリーマンの同僚に、パチンコやるより株の方が天地がひっくり返るくらい面白いよと言っても理解されてませんw
でも世の中を見る目が変わるし、本当に面白くなりますよね。