2006/02/14 11:44 | 考察 | コメント(30)
バレンタインデー狂想曲・・・日本経済とのふか?いかかわりを考察する
うひょー、さて今年もやってまいりましたバレンタインデー。
この日に一年間の半分を売るあげるなんてチョコレート屋さんもあると聞きますし(まあ、ブティックでしょうけど)、三越あたりではもう1階のど真ん中をぶち抜いてコーナーを設定するなど、センス無いことこの上なし。だからだめなのよ、あんた。
まあ、日本橋という保守的な街がそれを可能にしているのかもしれないけど・・。
いづれにせよ、このバレンタインデーとはまさにぐっちー世代と共にあるようなものでして、これが結構日本経済の盛衰を反映している訳ですよ。そのあたりのお話を。
我々が大学生のころ、つまり1980年代初頭ですね、この2月14日にチョコレートをもらうかもらわんか、というのは男性にとって人生を決する重大な問題だった訳です。もらう場合確実に本命だと認識されて頂く訳ですから、もらった場合に備えて、きれいな格好をして大学にいったモンですねー。会社ではとてもそんないい加減な行為が許される雰囲気ではなかったそうで、主に学生に限られた行為でした。
このころ既にチョコレート会社の攻勢は始まっている訳ですが、実はもらうものといえば別にチョコレートに限定されておらず、某K大学(めんどくさいから慶應義塾大学です!)の学生の場合、手編みのセーターとか帽子(体育会はこっち)が本命度が高いといわれたモンです。流石に車・・・なんてのはありませんでしたが、金のブレスレットなんてやつはありましたね?。不動産屋の娘だったような気がする(爆)。
さて、我々が就職したのが1983年ですが、実はこの時期OLの学歴構成に大変化が起きているのです。このちょっと前まではOLというのは高卒、短大卒がなるもんで、4大卒がなるというのはちょっと考えられなかったんです。
が、4卒女子の就職先がなかったもので、困った挙句このマーケットを4大卒が侵食し始めたのが丁度この時期です。
今なら信じられないでしょうが、大企業への就職率という点では青山学院大学の4卒女子より同じ短大卒の方が圧倒的に良く、学習院なんてもっと極端、東女あたりでもその傾向があったくらいです。だから大学受験の女子大偏差値ランクの1位はあの御茶の水や津田塾はもちろん(ちょっとドンくさい、あっ、失礼!)は勿論の事、とんじょ、ぽんじょを抑えて1位はアオタン、赤タンじゃなくて、青短、学短なんて感じですよ、当時は。既に今や短大は消滅しましたよね。これもびっくりです。信じられません・・・
ぐっちーの同期ですら4大卒女子は慶応、早稲田を入れても半分もいなかったんじゃないですかね?。が、彼女等の進出こそ伝統的日本企業における社内の雰囲気を一変させる訳です。
(ここからはかなり偏見で書いてますから!!)従いまして従来のOLにとって本格的初恋愛は入社後・・・、というのが自然な成行きな訳ですが、4大卒のOLの方々は、学生時代において既に十分男性経験も豊富なもので、二股三股を賭ける、別な言い方をすると、本命と準本命、その他大勢に男性グループをより分けるという事に慣れておられ、このノウハウがバレンタインデーに炸裂し、ある人に本命チョコレートが来る一方でこういったクラス訳チョコレートが作成かつ購入され、配布に至る訳です(格付け制度の導入と市場の拡大)。
また、彼女達4大卒OLは、実は殆どが取引関係先のコネ入社だったために(簡単に言うと大企業は戦力としては短大卒をしっかり吟味し、それ以外就職が無くて困った4卒女子をコネでとる、という作戦にでた。これにより取引先に恩が売れるしまさに一石二鳥だった訳です)、社内でも傍若無人の振る舞いが許され、この時期から商社という職場も大変楽しい職場に変化を遂げて来た訳ですな。その一方で4卒の女は絶対取引先のお嬢様で手を出すとやばいからやめておけ、などという本当に訳のわからん言い伝えまでできたわけでした・・・よね!?かんべえ先生?
いづれにせよ、これがチョコレートなんぞを渡してもOK、ってな雰囲気を神聖なる職場に作り出した原因な訳です。
しかもOLになると忙しいのでそうそう何かを手作りしている訳にはいかず、こまったなー、という事でアウトソーシングのニーズとチョコレート会社のマーケティングがここで見事にミートする訳です。
実際こういう会話もなされます。
本命チョコをもらった男性が、
「○子さー、申し訳ないんだけど、あいつどうやらオール義理になりそうだからさー、準チョコでいいからあいつに送っといてくれよー、頼むわ」
なんて彼女に頼んだ奴も多数・・・、おっと、これは秘密ですぞ♪。
まるべになんざー、すごかったですよ。
社内専用のメール便(エアーシューターと呼んでました。もうないでしょう)の量が3倍になる訳です。その日だけ。突然仕事が3倍になる筈もなく、チョコレートがメール便で飛びまくる訳ですよ。メール係のおじさんは怒ってるんだけど取引先にも多数チョコレート会社があるのでちょっと文句もいいづらい(笑)。
さらに、これが女の子にとって便利なのは手渡す気恥ずかしさもないし、話した事も無いけどいいな?と思ってた奴に遠くから狙いをつけることもできる。狙い撃ち!
だから当然凄い数が来るんですよ、モテル奴は。しかも知らない子からです、はい。
これが実は結構楽しい。
誰だこれ、とかいって発信もとののセクションコード(B3E4とかのコードで何処だかわかる)で捜してこっそりそのフロアーを覗きに行く訳ですよ。
怖?い課長の顔を盗んで、おい、あれか、いや、あっちだろ、などと・・・・・これ、君たちまじめに仕事をしなさい!!
ってな訳で、こういう時期がしばらく続いた訳ですな。
この田園風景のような社内恋愛市場を一気に改革してしまったのが、そう、あのバブルです。何せみんが儲かりまくってた訳です。イケイケです。
当然OLだってすごかったんだから。時価総額の高い会社、例えば野村證券の20代後半のOLで、社内持ち株会の積み立てと新規発行CBの割り当てで1億円持ってるなんて人がごろごろしてたんですぜ。マジデ。
で、彼女達は大変リッチなのでもうそれまでの普通のチョコレートでは満足しない。エルメスのチョコレートができるんじゃないか、などといっていたら、ちゃんとヨーロッパからゴディバなどのまあ、ちょっとベターな高級チョコが入ってくる訳で、この時期は本命:高級輸入ブランドチョコ、準本命:国産、義理:国産大量生産品(明治とか不二家)と、これもまるでベンツ・クラウン・カローラと分かれるように見事に分かれていった訳ですね。一緒でしょ?
そうこうしているうちに、チョコレートだけでは満足できなくなったOLたちが一緒にエルメスのネクタイをプレゼンとするなんてのがでてきまして(バブルになる訳ですわ・・・笑)、もうやってる事は銀座のおねーちゃんと変わらん状況になった訳です。(註:水商売のしろーと化、つまり水商売のプロとアルバイトのおねーちゃんの区別がつかなくなったのもこの時期からで、こういった社会的物質ニーズの変遷に深く拘わっていると思われる・・・わけないよな)
さて、こうして爛熟期を経ていよいよバブルが崩壊します。
イケイケだったOLたちの懐具合もさみしくなり、もはやバレンタインデーのチョコレートで男がおちるほど簡単な時代でもない・・・何せ落とすべき相手が社内にいない・・・という深刻な状態を迎える訳であります。
そうなると経費節減から、超ゴージャスなチョコレートは消えうせ、所謂準本命に、自らの雇用に対する決定権を保有する上司という層が加わり、その他大勢の義理チョコ大集団が残るということになります。(このころから、自分が権力を行使できると気がついた部長連中によるセクハラがひどくなり・・・とこれは証拠がないので割愛! でもそうかもな?・・・)。
最終的にはここに、寂しい現実があり、一度義理チョコでももらってしまうと、なかなか忘れられない訳でおじさんたちはそれなりに、えへへ・・・・とうれしい訳であります。
肝心なのは、結婚相手を社内で落としても、気がついてみれば若くしてリストラされるたりするので、社内で本命チョコをぶっとばす、という必然性が無くなってしまったという訳ですね?、うーん奥が深い。そうこうしているうちに年月を経て、これがあの酒井さんの「負け犬伝説」に繋がってくる訳ですよ、うん。
余談だけど私が入社した頃のまるべには社内結婚の率が5割を超えるなんて人事のおっさんが自慢してたけど、今は20%もないんじゃないのかしらねー、どーなんだろ。
で、現在に至る訳です。
三越を見回っていると、もう恋愛とかそういうレベルではなく、むしろお中元お歳暮のようなイメージの商品が並んでいる事に気がつきます。そうです、こういう変遷を経てバレンタインデーチョコレートは現代の社会人界におけるお中元になったのです・・・わー、すごい!
しっかりホワイトデーなんてのがあるんで正にこれはお中元のお返しでしょう。日本人としては実に完結しやすい行事だったんですね。
では将来は?
わたしゃーここ数年で、終わると見てます。
一番の量産対象であった義理でもらってうれしいな?、というおじさん達、所謂団塊の世代が引退してしまうからです。
彼等以降、少なくと私の世代はこうやって育ってきたのでチョコレートをもらってもうれしいものではないのです。去年はビールかなんかくれたOLさんがいましたけど、こうなると完全にお中元(笑)。
まあ、お世話になったと思う男性に送るお中元・・・バレンタインデー、それにお返しするホワイトデー、という残存の仕方をするか、忘れ去られるかどちらかだと思います。
若い世代(高校生)とかに聞いたらもはや性別は関係なく、女の子同士でもお世話になった先輩などに渡すそうです。これはイメージとしてはまさにお中元ですな(笑)。最後に本家本元、もともとこんな習慣がまったくなかったアメリカへ目を向けてみましょう。(欧州は知らんです。)
アメリカのいろいろなポップカルチャーは米軍などで日本に来た連中の子供が持ち帰ったものやそれに影響を受けたものが多く、アニメ、ポケモンなどはその代表例ですね。で、このバレンタインデーも実は入りこんでいます。
日本のインターナショナルスクールなどでは既に恒例となっていて、好きな男の子にプレゼントを渡すのに、大変便利だと好評だそうです。ただ、チョコレートに限定される事はなさそうで、まあ、取引先へのギフトなんて習慣も日本から入ったものなので、これもいつかはアメリカでも定着するかも知れませんよ。
なんて、つまらん事をながながと失礼致しました。
特に当時のまるべにかんけーの方には若干まずい表現もありや、と存じますがまだ株主ですので許してください。
では!
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30 comments on “バレンタインデー狂想曲・・・日本経済とのふか?いかかわりを考察する”
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バブル時代は中学生、就職は超氷河期の寂しい世代ですが、バブル当時の話を聞くのは、とても楽しいです。華やかで、極彩色の夢のようで。
既婚の自分としては、旦那さんが今日職場でチョコをいただけるのかが、気になるところです。なかったらちょっと寂しいかも。
チョコは旦那さん、父、寿司屋のおっちゃんに謹呈します。ほんと、お中元みたいですね。
グッチーさん、素晴らしい考察。恐れ入谷の鬼子母神(古い!)私がUSへ来て結構びっくりしたのはバレンタインデーに男性が女性に花とか贈ってたのを知った事。そんなことを思い出しました。
ちなみに私はかんべえ先生著の「1985年」はチョコ(義理ではないと信じたいでも準義理のような??)でだまされたかみさんもらって、3DKの団地で一緒に金妻みてた世代です。
相場はどっちでもいいですからこれからもタイムリーな話題でよろしく!!
すごく読み応えのある素晴らしい分析でした!(笑)
歴史があるものですね。ぐっちーさんより若輩の私ですが、チョコは義理の姉から頂くだけです。このエントリーを読んで、何故姉が義理チョコを私に送り続けるのか理解できたように思います。ぐっちーさんは艶っぽい話に恵まれていて羨ましい。
懐かしく当時の状況を思い出しました。
大銀杏の下では、確かに本命の手編は評価が高かったですね。
そしてクラス分けでは確かに手編みは、カローラでなくベンツやBMWだったわけです。
そして、結局、4大卒女子という学歴のインフレ?ションが起こったというくだりも共感です。仕事の無い世は変わる訳ないのですから。
ホイチョイや、なんとなくクリスタルなど、その時代を代表するものも思い出しました。
いつからオミズと事務系のファッション区分がなくなったのか、検証をしていただき、ありがたく存じます。青学・慶応、そのあたりが発信源とは感じていましたが、その上の商社までいくとはね。
いまは、公務員志望の女子大生がキャバ嬢か、という格好で講義にきます。しかし、彼女らもリクルートスーツを着ると清純な乙女に見えるので「男はだまされるわ」。
バブル期の話し懐かしいです♪
今では想像しがたい
超売り手市場の就職戦線(^^;
内定した会社の人事担当から
超豪華なチョコレートをいただき、
勘違いしてしまった痛い想い出が
よぎってきました...
人集めのために、超美形を人事担当にした
総務部長の勝利ですね(笑)
トラックバックしちゃいました・・お許しを
2月14日は大嫌いです。
私は本命チョコを一度ももらったことがない。(嫁からも理由があってもらえませんでした)
そもそももてない。そして・・今日のこの持ち株暴落・・なんで2月14日はロクなことがないのだ・・
ちなみに私チョコ大好きで・・それを知る保険やのおばちゃん軍団から、2月15日にいつもたくさんいただきました。ちくしょーーー
ぐっちーさんのブログ読んで苦い思い出が溢れちゃったではありませんか!!
当時の彼女が自宅にチョコレートケーキを
作りに来てくれたのですが、無塩バターが
切れてたか忘れたかだった為、女の娘で
混雑しまくっていたデパートの売り場に
買いに行かされたことがあります。
で、帰宅してみると彼女が一言
「家から電話があったよ」
母親が、拙宅に電話をかけてきたのですな。
以後、双方の親への紹介とか、田舎の山を
うん十個持ってる旧家の娘との婚約とか
婿養子問題とか、破綻とかで楽しくもうじき
40歳で猫と暮らす独身男、という現状に
繋がるわけです。
・・・ぐっちーさんみたいな派手な人生が
うらやましいですな
「カノッサの屈辱」を見ているような思いで読ませていただきました。
かつて、小泉さんは高市早苗からのチョコレートを着払いで送り返したそうですが(別に身の危険を感じたのではなく、単に贈り物を受け取らない主義だからだそうです)。この位徹底していれば、こうした「お中元」然とした文化から決別することができるのでしょう。
確かにわが社でも女性同士で渡している光景を見ます。もー、曲がり角ですよねぇ。
タイムカードのところにチョコが山盛り。「どうぞお取り下さい」って、そうじゃないでしょう。
後輩の子に「お返しは、スイーツっすよ。」とチロルチョコをもらい脱力。
バレンタインデーなんてなくてもいいけど、小1の娘からもらう手作りチョコは嬉しかったりする。
今の日本のように
スターシェフパティシエのチョコレートブティックが
あまり発展してなかったですね。
ゴディバもいつのまにか米国の会社にM&Aされてるし
今ではの日本の職人製のほうが
外国ブランドのチョコよりも格が上。
バブルは遠くなりましたね。
今やチョコは年賀状化してます。
昔は義理だけで諭吉が飛ぶ勢いだったですが
今はデフレッ娘たちが義理チョコ配布体制を管理しており、
年賀ハガキぐらいの費用負担になってます。
不況は、渋く堅い消費者を作ったなあと思います。
この日のこの時間に書き込みをしている時点でお祭りと無縁であることを証明しているわけですが、御心配をおかけする書き込みをしてしまい、恐縮しております。確かなお医者さんに見ていただいたので、まず大丈夫です。検査結果がでて最終の診察のとき、昔、長距離をやっていて今はジムで鍛えているという話をしたら、「マラソンでもどうよ」というノリでこられて、圧倒されました。面倒な検査が連続したおかげで皇室典範だの、自殺か他殺かだの嫌な2週間をスルーできたのはありがたかったです。
記事はすごいですね。一冊の本が書けそうなぐらい濃いです。『1985年』と抱き合わせでバレンタイン本が生まれそうな勢いです。副会長さんのコメントで「着払い」ってのが凄すぎます。私だったら、「着払い」で送られても、喜んで受けとってしまいそうです。
日商岩井にもありましたよ、エアシューターが。若い新人男子の少ない名古屋店では、文字通りチョコのせいでエアシューターが詰まったことがあったとか。
まあ、最近では「義理チョコ」という言葉を知らない世代が入ってきているそうでありますが。
最近は紅にもいかなくなったけど
1階の特別食堂はまだあるのでしょうか?
人をダシに昼ゴハンうかせていた連中
多かったな?
よし来週早速寄ってみようっと。
すでにドイツワールドカップモードへ。
しっかし、開会式のフェラーリは
カッチョよかったな?
チョコねぇ?そんな時代もありやんしたね。親ビン!
ピンポイントで突いてまんな
ぐっちーさんて関西人でっか
前にもご訪問させていただきましたが
勝手にリンクさせて頂きました。
我がブログにもぐっちーさんの考えを広めたいです。
宜しくお願いします。
Japanese women treat themselves on Valentine\’s Day(米Yahoo掲載)
えー、まぁ私はアメリカの習慣の方が好きだったなぁ、とだけ。笑(2/14の風習)
今日午後過ぎから反発しましたね。もうちょっとだけテクニカルリバウンドで上がるかなと思いちょろっと乗ってみる事にしました。ただ、今回のは日経平均でいうとあと2-300円くらいですかね、戻っても・・・。
証券業界では信用買いになぞって、責任を取るときには”現引き”と呼んでました。
1972年生まれの者です。
バレンタインデーは、進駐軍のバレンタイン中佐という人物が、日本の子供たちにチョコレートを配ったことに由来する、という作り話が「究極超人あーる」という漫画に描かれており、気に入っております。
いやはや、楽しかった。
このように観ると、1980年代は、「いい時代」だったなとおもいます。
拙者も、もらいましたよ、「手作りチョコレート」を。「永田町」は、「古き良き」風習が残っているようです。しかし、チョコレートをもらったのって、何年ぶりかな…。
なにやら↑に、幸せそうな書き込みがありますが
それにしても、世界をまたにかけて歩くような
人になると、毎年のありふれた出来事から、歴史の
流れを感じられるような文章を書いてしまえるん
ですねぇ。
どうも?、ドンくさいさやかです(笑)田舎に住んでる高校生が、個々の大学のイメージも知らず、先生に言われるがまま受験して、行って実情を知るってことはよくあることなんです…なんて言い訳してみました☆へへっ。
しかし、いいなぁバブリーなバレンタイン。ここ最近の口癖が「バブルを経験したかった」なんですが(くだらなくて申し訳ない)、さらに拍車がかかってきます。
ちなみに佐賀の百貨店では、やっと今年ゴディバが初出店したようです。タイムラグがありすぎて微笑ましいです、ほんとに!!私はデメルの猫ラベルチョコを自分用に買って、にきびを増やしてしまいました(泣)義理はやすーくすませましたが、義理でもけっこー照れますよ、手渡しだと。
義理チョコじゃなくって、世話チョコって言うんですかね最近は。マジチョコ、レズチョコとかも言うみたいです。
10年程前2/14、黄昏時家に四、五人の女の子が子供(小学生)にチョコを持ってきまして学校でも貰い全部で10個ほど、兄貴(中学生)が「チョコ全部見たるから持って来い」仲が悪いからふくれっ面して兄貴に見せると「本命や、これも本命や、これもや、んー、お前これ全部本命やんけ。お母さん大変やこれ全部ホワイトデーで返さないかんわ。まあ心配せんでも俺やったるわ。」家内「お前人のことばっかり心配せんと、ひとつぐらいもらってこんかい。お前も返さなあかんようなもの貰ってくるな。」翌日学校で女の子に弟が「お母さんが返さなあかんような物貰ってくるなって言うんで、返すわ。」女の子「返さんでいいから貰っといて。」学校から帰って来た弟「お母さん、心配せんでええで、返さんでいいっていってたわ。」家内「お前そんなこと言うたんか。あほか。」弟「返せって言うたやんけ。」家内「・・・・・」
つまらない事思い出して長々とすいません。
さすが「良質な情報源」たるぐっちーさんのブログです。とてもためになりました。
このテーマをもっと掘り下げて一冊本書けるんじゃないですか?
入社した途端にバブルが崩壊した世代だし、理系の非モテだったので、そういう豪勢なバレンタインには縁がありませんでしたね。
日銀に徹底的に金融を緩和させて、もう一度バブルの宴をやるのも良いかもしれませんね。w
いやぁ、ぐっちーさんのブログを読むまでバレンタインデーであったことにすっかり忘れていました。いや、もうじきであるな、とは認識していたんですよ。先週末、新宿高島屋の大賑わいを見たので。でも、実感として湧かないというか、なぁんか遠い世界のような気がして。だめですねぇ、そんな心がけだから今年はチョコの数去年より「大幅減」でした。JALのロードファクターみたい。
ぐっちーさんの青春の頃、私は小学生でした。
ですから、この時代のバレンタインデーは初恋の味です、文字通り。
仰るように、時代が変わるにつれ、バレンタインデーの位置づけも変わってくるんですよね・・・。
当然と思う反面、寂しいと思う私はやはり「昭和の人」、なんでしょうか
いやいや、たくさんの反響を頂きまして有難う御座います。みなさま、やはりそれぞれに思い出がおありになるようですね。青春でした・・・
hakuさん
そうですか。どうも家でだんながもらってくるチョコを楽しみにしているという奥様は結構多いらしいですね、実は。へ?、っと思ってしまいました。戦果は如何でしたか?
ビーサンさん
お褒めに預かり光栄です。それぞれ世代共通の思い出みたいなもんがありますものね。
通りすがりですが…さん
有難う御座います。
DFGさん
いやいや、私が特別、というよりそういう時代だったんでしょうね。
SALさん
そう、懐かしい・・・方もおられるでしょう。ホイチョイですか、いや、ありましたね?・・
mmさん
ありがとうございます。スーツを着ると区別がつかない、には全くもって賛成です。完全に騙されます(笑)
響子♪さん
そう、それもありましたよね?、私たちもまさにそれでした。こんないい女がごろごろいるんだと思って入ってみたら・・・まあ、いましたけど(笑)、確率は低かった(爆)
SAKAKIさん
それは大変失礼いたしました(笑)。まあ、苦いなりに良い思いでということで・・・♪
TORさん
いやいや、派手という訳ではなく、いい年してうわっついてるとよく怒られます。それにしてもそのヒストリーで何か一冊書けそうですな。
副会長さん
は?、もしかしてあのテレビ番組ですね。同じご指摘がたくさんありましたわ(笑)。曲がり角・・は事実でしょう、やはり。
波導さん
お嬢様からもらうってのが今一番ウォームでしょうね。そりゃー、うらやましいですわね。
一匙さん
アグリー、チョコレートは日本製の方が断然うまい、と私も思います。不況って悪い事ばかりではなく、そういった「あほばか消費者」が賢くなったというのは良いことではないかな?、と私も思います。
Hacheさん
マラソン、いいですけど、脳内エンドルフィンというやつが発生し、これが麻薬を吸ったときと同じ成分らしく、ほんとにランニングハイでやめられなくなりますよ。ご注意を(笑)。
かんべえ先生
いや、すんません、つまらん話題に巻き込んでしまいまして。そうですか、つまりましたか、それはすごい(笑)。義理チョコも遠くなりにけり・・・ですか。年をとる訳ですな?・・・
ヘタレさん
お褒めに預かり光栄であります。関西人ではないのですが、よくそういわれますね?、何かあるのかもしれません。リンク頂いたようで感謝!
ごめんね二郎さん
多分あります。来客用になっていると思いますけど。
名無之直人さん
あちらはあちらでバレンタインディナーに誘って二股三股かけたりして大変ですけどね(笑)。投信の解約が重いです・・・
名無しSUNさん
あはは、確かにいいますね?、現引き。笑える!!
彦右衛門尉さん
それ、ほんとなんですか!!私はチョコレート会社の策略かと思ってました。すごいっすね、それ。
雪斎殿
楽しんで頂いたようでうれしいです・・おおみやさんに冷やかされてますが(笑)手作りはわたしもしばらくもらってませんよ!!
おおみや%バイト君さん
ひやかしちゃー、いけませんよ(笑)。こういうあほばかコラムはいくらでも書けるんですが、肝心のものがなかなかそうもいきませんもので・・・
さやかさん
あはは、そうですか。時々感じるんですがさやかさんはなにかバブル時代に対する憧れ、見たいなのがおありになるようですね。いや?、それはそれでひでー時代だったんですよ。でも女の子にはいい時代だったかもね。デメルの猫、猫の舌になったやつですか? あれ大好物なんです、関係ないけど!
stさん
楽しい書き込み有難う御座います。奥様(ですよね)いい味だしてますね?、男の子二人のお母様になるとまあ、こんな感じなんでしょうか。気合が入ってていい感じです。
アラヤダさん
恐縮です。あまり褒められるとクセになりますんで(笑)
Baatarismさん
いや、バブルアゲイン、の声はあちこちで出ていますがね?、金融政策だけではいかんとも・・・その世代はいろいろな意味で大変でしたね・・・頑張りましょうや。
baby blueさん
それは大分お若い訳ですな(笑)。昭和の人、という意味ではそうかもしれませんね。まあ、時の移り変わりは本当に早いですから。40過ぎるとすごいですよ!
一目で義理と分かる生チョコの小袋と、
なぜか、果物を貰ったようです。
許可を得てから、おいしくいただきました。
マラソンはまじめにやばいです。私はハーフしかありませんが、タイトルの通りです。伏字に入るのかは、人生いろいろなのであえてコメントを控えます。
ここ数日、ぐっちーさんのブログ依存症になってしまいました。影の総帥、女子アナフリーク、アメリカオタク×2の方々のサイトも毎日、拝見しているのですが・・・。かたぎに戻れるのか、不安です(やじゅんさん以外、かたぎの人がいなかったりして。ああ、これでアク禁かも)。
職場で最近、表情の暗い若い女の子に「バレンタインデー狂想曲」を読ませたら、ニンニク注射並みに効いた様子ですっかり元気になってしまいました。恐るべし、中年金融マンパワー炸裂(非礼な表現ですが、なにとぞ平に御容赦ください)。
はじめまして。とても面白いブログをありがとうございます。知り合いのママ友には幼稚園児のお子さんがいるのですが、幼稚園ではバレンタインデーになると、おませな女の子達が積極的になって、もらえる男の子ともらえない男の子の格差が露骨に生じてしまい、もてない幼稚園児を持つ母親としては悩みどころなんだそうです。もらったらもらったで後々大変でしょうけどね。我が息子はどうなることやら、まだ0歳ですがw
株はまだやりませんが、これからも拝見させて頂きます。
頑張って下さい。