2011/11/25 10:51 | マーケット | コメント(31)
ドイツの衝撃
シチメンチョウを調達したのもつかの間、ドイツが国債入札で札割れ・・・・
あれま、ということですが、一応10年債のグラフはこちらが便利でしょうかね。
http://www.bloomberg.com/apps/quote?ticker=GDBR10:IND
一応当日の動きを添付しましたが、まあ、10年債券で一日で15BPと言った所。
まあ、一日で1円程度落ちた訳ですよ。あらまではありますが、問題の本質は別の所にあります。
それからドイツ自体は実は日本のようにまじめに国債入札をやっていませんので、札割れなんてのは今回初めてではなく、実はしょっちゅう起きています。このあたり、日本やアメリカの国債に慣れている方から見るとなんていい加減な!! という事になりますが、たとえば買ったドイツ国債がフェールしまくって、自分の手元に来るのに6カ月かかったなんで、実は普通に起きています。
日本だったら大騒ぎになります。日本はノーフェールルールを貫徹しており、国債をデリバリーしそこなうともう金融機関として存立を危うくするぐらいの事態になりますもので、実はこんなにきちんと管理しているのは日本だけなんです。
いやね、だから言うんですよ。こんなに金融システムがきちんとしている国なんてないんですよ、世界中に。
ドイツでさえそんなもんなんです。
ですから、札割れとか言ってもまあ、当たり前すぎて、そんなに騒ぐことはないんですが、ただ、そういう相当いい加減なシステムの上に成り立っている、ということはご存知であるべきでしょう。
そりゃ、円高になりますって、外国人からみたらこんなにちゃんとしている国なんてないんだから(笑)。
いまや世界で金融がそれらしく機能しているには日本だけですよ。
報道の人たちはもう少しちゃんと世界を見た方がいいね。
ただ、問題があるとするとやはりユーロの機能の問題なんですね。
アメリカと日本でもしこのようなこ事態がこのまま推移すれば「最後の貸し手」としてFRBなり日銀が出てきて収拾できます。
その気になればお金を印刷すればいいんですよ、いや、ほんと。
でもね、ユーロはドイツでさえ、ECBで勝手にお金をすれないわけ。
そりゃ、クレジットはいいって皆さん思ってますけどね、この最後の「資金の貸し手」 Lender of Last Resort (LOLR)と呼ぶんですが、その機能がECBにはない。そしてそのこと自体、つまりECBが最後の資金の貸し手になること自体をドイツ自身がずーっと反対している訳です。
ですから最後の切り札になるべき人がいない・・・・・っていう金融システムって大丈夫なの?
という疑問を2000年以来我々はずーっと指摘してきたんだけど、誰も聞いてくれなかった(笑)。
メルケル自身はこんな表現を使ってます。WSJです。
Even suggestions that the ECB could extend longer loans to countries over a period of up to three years appeared to be ruled out.
Ms Merkel said: “The ECB is independent, the modification of the treaty does not concern the ECB, which is dealing with monetary policy and financial stability. We are worried about a fiscal policy. It’s a very different chapter. It has nothing to do with the European bank.”
要するにECBとしては各国金融機関に対する貸付期間を長期化するとかさまざまなアイデアがあっても現状ではその適用は難しいでしょうと。
で、メルケルが言っているのはECBはあくまでも独立した機関であって金融政策と金融の安定に関する責務を果たすことに関してはさまざまなモディフィケーションは適応しうると思うけど、我々が問題にしているのは金融ではなく、財政政策なのであって、財政とは世界各国の独自の問題であり、欧州の金融機関の金融政策とは切り離して考えるべきでまして、ECBにはそれは関係がないことだ、と言う訳ですね。
これは正論ですよ。
日本でもばかな政治家やジャーナリストがしょっちゅうこれを混同してますよね。
景気が悪いのは日銀(中央銀行)が金融緩和をしないからだ・・・・・
となる訳です。あのね、日銀はここで言うマネタリーポリシーとファイナンシャルスタビリティー(金融の安定化)に責務を負っている。しかしそれ以上でもそれ以下でもない、ということをメルケルははっきり言っている訳ですよ。
財政を使って景気対策を実行できる実態は政府、つまり政治家のみなさんと財務省しかできないお仕事ですよ!!!
といことです。まあ、メルケルはさすがですね。
そして所謂欧州共同買い入れ債券発行のアイデアについても明確に否定。
German Chancellor Angela Merkel again ruled out joint euro-area borrowing and an expanded role for the European Central Bank in fighting the debt crisis. … Euro bonds are “not needed and not appropriate,” Merkel said today at a press conference
ECBを各国の財政の問題に巻き込むべきではない、ということです。
もちろんドイツはそれでいい、ということです。
と、こうしてみてくるとやっぱりドイツは一度ユーロを出るしかないんじゃないでしょうかね〜、と思うんですよ。今2025年とか2030年までにイタリアの財政を・・・・・なんて言ってる訳ですが、だったら逆に2030年までドイツは一度ユーロを離脱しますよ、その間にみんなできれいにしてくださいね、と宣言した方がよっぽど危機の収束は早いと思います。
実際に金融をやったことのないジャーナリストとかにはわからないとは思いますが、そうすれば危機の拡大だけは防げるわけです。ECBではなく、ドイツが国としてラストリゾートになるのかどうか決めればいい。
日本が韓国やその他アジアの国の防波堤になっているように・・・・・・ということです。
そうしないとこの事態は永遠に続きますよ、と言いたい訳ですね。
では!
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31 comments on “ドイツの衝撃”
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ECB総裁・・
独逸人よりドイツ人らしい伊太利亜人・・
定評・・
既に・・メッケルと同言・・
だが・・
独逸がEU・・ユーロ圏で・・覇権を握り続けるには・・ユーロの裏書・・
裏書出来ないなら・・出ていくか・・ユーロの家から・・
同じ女性だし・・ノラより・・遥かに強いのだから・・
しかし・・
新生マルクは・・強力過ぎて・・製品が売れなくなるか・・
独逸というより・・
メッケルの問題・・
彼女の退陣は・・早いか・・・
事態が永遠に続くのは最悪です、デフォルトして一からやり直すのが一番公正公平じゃないんでしょうか、でないとそんなだらしない国誰も助けようとはしないのでは。
国債を大量に持っている銀行は潰さないと、安い金利でも買うとなれば、だらしない政治家や官僚は国債を簡単に発行してしまうのが現実ですからねえ。
最近は下げるときは一気に下げますネ
上げ過ぎていた感があったので一気に利食いかな?
よく分からないのですが、月曜から国債先物の売買システムも
大証のように最速システムになったとか?
この影響でも出ているのか???
仕掛けやすくなったとか言っている人もいるようです。
(証券界の人ですが・・・)
売ったことも買ったこともないので全く分かりませんが、影響はあるのでしょうか?
ドイツはユーロの恩恵を受けてきました。マルクを使用していれば、日本の様に空洞化から国債経済は停滞していたでしょう。
日本は統一通貨である円の恩恵を最も受ける東京は、税金によってその富を地方に分配します。ヨーロッパにおいたは国債の持ち合いがその役目をはたしてきました。ドイツ→フランス→イタリア→スペイン→ポルトガルといった流れで利益は国債の持ち合いによって還流されていました。
ところがソブリンリスクの高まりで。この流れが断たれたので、末端から機能不全を起こしたのが、今回のユーロ危機です。
ドイツの銀行は十分な量のユーロ建ての国債を所有していますから、南欧のデフォルトはドイツの銀行の破綻を引き起こします。ドイツがユーロを離脱すれば、確実にドイツも道連れです。
ユーロ危機とは、ドイツの首筋に付きつけられた匕首で、「テメーだけ良い思いしてトンずらこくんじゃネーヨ」と脅してるのは、実は南欧諸国だったりする所が面白い所。
日本とアメリカも様な関係ですね。借金は意外と借りている方が強いものなのです。
ドイツ国債の仕組みがいまいちわからないのですが、「札割れで残ったものは全てドイツ連銀が買い取っている」という情報も見かけました。
連銀が国債を買い取っているのでしょうか?
それともこれはあくまで一時的な買い取り?
話は変わって、また清武さんが記者会見でゴネてはりますね…
貴重な電波を使って、内部問題をネチネチネチネチ…
ガキっぽすぎて見てられません。
それから東証と大証が合併して世界第二位の取引所になるらしいですね。
そこまで大きな規模とは知りませんでした…
まぁそれでもニューヨークに比べたら全然なんでしょうけど。
しかし規模だけ大きくなってもねぇ…
サービスを高めてくれるんだろうか…
せめて忙しいサラリーマンのために、24時間営業してくれないだろうか。
流動性が乏しすぎて無理なんだろうか。
でも平日昼間なんかに取引できるわけないしなぁ…
ドイツの入札の件、メルケル首相の件、非の打ち所がないスマッシュヒットな記事ですね!!
そろそろEU系も飽きてきたのでアメリカのMBS関連の毀損状況や金融機関の危険度もお願いしますよ☆^^
ビッグバン、ソ連崩壊、サブプライム債暴落いずれも結局、中産階級が煽りをくって階層分化に。階層分化すると犬が服着て、ダイエットフーズ食べて、人が牛丼食べるけど、新技術製品は売れなくなり、開発されなくなり、国力が衰えます。消費税は階層の連続が壊れて現金収入のなくなった人を下層へ追いやります。規制緩和も改革もプラン・ドゥ・シーで結果をみながら少しずつ少しずつ
うーん、今回のコメントは素晴らしい!!
グッチー殿の実力を見せつけられるような内容ですな、脱帽です。いつも頓珍漢な日経新聞の記者は、どう転んでも、こういう内容の濃い記事を書けないでしょう。
ドイツの国債がそんなもんだとは、知らなかったぞー。日本は真面目過ぎるということか。よくわかったよ。
今回のコメントは、サービスしすぎだな。これでメルマガ会員が、わんさかと増えるだろうぜ。
バーナンキもメルケルと同じ事を言ってましたね。景気対策は中央銀行ではなく政府の仕事だと。
こういうのって正論を通り越して常識レベルの話だと思うのですが、何故かTVやネットで経済の話となるとこの正論の方が異端扱いされてるのが現状で笑うしか無いと言うか。
何時になったら当たり前の事を当たり前に言える時代が来るんでしょうか。
最近物忘れがひどくて、買うたマインさん
の小説では札割れ後どうなったのか思い出
せない。
クーリエジャポンという雑誌で見かけたんですが、エリザベス・ウォーレン女史はマサチューセッツ州の上院議員選挙に立候補したそうですね!。ぜひ議員になってウォール街の連中と闘ってほしいものです。
清家篤・慶応義塾大学教授(塾長)がロイターとのインタビューで消費税を20%にしないと
日本の財政は破綻するんだと...
この人は本当に大学の先生なのか?財務省も御用学者を雇うなら,もう少しまともな人にしてくれないかな...
そろそろQE3,QE4,QE5と世界中ジャブジャブの金融緩和をしそうな予感がしますがどうでしょう?
大前さんが・・
来日中・・IMFラガルド女史に・・御注意・・とメルマガ・・
彼女の一言で・・日本は窮地・・とか・・
あちらのニュース・・
彼女は他の理事に・・相手にされていない・・とか・・
水面から・・突き出された足に・・眩暈を感じさせる・・歳が過ぎたのか・・彼女のハイヒールで・・シャンペンを飲みたい御仁は・・もぅ居ないのか・・?
あちらでも・・有名ファウンドが・・日本国債が・・危ないと・・BBC・・
どうやら・・
ドイツ国債と・・日本国債で・・荒稼ぎしたい・・紳士方が多いのだろう・・・(笑)
ドイツの未達、しょっちゅう、と言っても、ギリシャ危機、イタリア危機、ユーロ危機の前と今では、意味が違いませんでしょうか。男の中身は変らなくても、浮気がばれた後と前とでは、誰かさんも、家にはあまり帰りたく無いのでは。
その七面鳥は、ボインですか?
話は変わりますが、洪水被害復興目的のタイ発行のサムライ債を国際協力銀行が支援するとのこと。支援を超えて保障ともなれば(日本とタイの経済的結びつき考えれば大いに有り)、ほぼ日本国政府の保証と同義と思います。
こういうのいいですね。
日本も国債の札割れが確か平成十年代
にあったと思いますが。
「札割れ」と「未達」
違うんですよね
GUCCIさの言う通り騒ぐ事も無い。
いつも参考にしております。しがない証券マンです。
流石と言わざる負えませんね。うちの会社のアナリストもこれくらいのレポートを出してくれると・・・、と思います。
まあ、日本の証券会社に『売り』の文化は無しですから、実際にEUの問題などのシュミレーションはしているのでしょうが、個人投資家に与える情報は10あるうちの半分くらいですからね。グッチーさんのような方からの情報は本当に、個人投資家の方には貴重だと思います。
今月も明らかに下がるとわかっている商品をいくつも販売しましたが、最近の証券各社のリテール戦略は、完全に個人投資家をないがしろにする方向に動いているように感じます。特にIPO関連はひどいの一言。
金融商品専門の訴訟会社でお起こしたらすごいニーズがあるのでは?と思ってしまいます。まあ、私自身そんなことをいいながら、この仕事をしているので、結局同じ穴のムジナですが・・・。
父は知っていたが、全容は知らなかった。
うーん。
代替わりすると、この会社は子のものだったんですな。
父に伝える伝達網は無かったか…。
そういう点では、子は会社を掌握していた。
物語が書けそうだ…。
あ、O社も。こっちはあまり面白くないな、単なるバカサラリーマンの物語で…。
あえて読みたいのは、わけ分らん3社の件、HPにO社関連と書いてるのもあるが、どう処理していくんだ…?
部下「それはコンプライアンス違反ではないでしょうか?」
上司「君、それはコンプライアンスに該当しないよ。ということで、君がコンプライアンス違反、クビ!」
私が金融当局者なら、命を懸けてでも実現したいことがひとつだけあります。「お札に磁気ICタグを埋め込むことと、バーチャルマネーであっても日本円には、金額単位ごとに固有IDを紐付ける事の義務化です。(バーチャルなマネーの方は、実際のお札よりも高額なバーチャル紙幣を発行できるようにする)」
不法、不正で得たお金のIDは直ちに市場から駆逐して、ATMに入金した所で金融当局に通報がいくようにする。
これでマネーロンダリングも、犯罪金融も、金融強盗も、脱税もずいぶん少なくなると思うのですが。もちろん愛人につぎ込むお金を用意するのも一苦労という反対意見も分からないではありませんが、国民にIDをつけるよりよっぽど健全だと思うのですよ。バーチャルマネーであっても、金融当局が発行したID付きの円でない限り、偽札行使として取り締まるということで、中央銀行がバーチャルな円についても発行主体として流通を管理するということで紛糾必至でありますが。ただずっと考えていますが、IDと、個人・企業のID番号を紐付けて記録するのがよいかどうかはどうかは結論が出ません。落としたお金や、振込み詐欺にあったお金を取り戻すためには紐付けたほうが良いのでしょうが。
さあジャパンカップです。
凱旋門賞馬のデインドリーム、天皇賞馬のトーセンジョーダン、それとブエナビスタあたりでしょうか。
押さえとしてトゥザグローリーとウインバリアシオンを上げときましょう。意外と簡単かもね。
ぐっさんの予想はどうでしょうか?楽しみだなあ。
清武氏の記者会見は、期待外れに終わったようです。訴訟になってもせいぜい名誉棄損くらいだろう。
そうなれば、ドンのほか原監督も法廷に引き出される可能性があるので、」意外と面白いかもな。
しかし、読売のドンの横暴ぶりはよく分かったよ。老人がいつまでも居座って、あれこれ口を挟み、独裁を続けるようなことは、日本社会にとって良いことはないと思う次第である。
今朝のホードー××で、ぞーぜーしたい政府のプロパガンダを垂れ流したいのか
タテホショックを持ち出してきて国債が暴落するから財政再建!!
ぞーぜーを正当化したいようです。
大蔵出身の副大臣が宣伝に来ていました。
JGB先物は出来高が急増しました。
下髭を伸ばした陰線でした。
ちょうど雲を下抜けたところ。
昨年の12月も138.16円を長めの下髭で付けていました。
アノマリーなのか???
しばらく下向きトレンド?
マネーは何処へ〜
民主党というのは、なんとバラバラで無責任な政党なのだろうか。みんなが好き勝手にバラバラ発言を繰り返し、全くまとまりがない。
政党としての軸は何処にあるのだろうか?挙句に選挙が怖くて問題は先送り、棚上げ、有耶無耶だらけにしている。
そして、関係者だけが喜ぶバラマキ政策はせっせと続けて歳出を拡大し、痛みを伴う改革は口先だけで、本気でやろうという姿勢が見られない。信念の欠片も見えない政党である。
世界経済危機が迫る中、こんな体をなさない政権ごっこが、このまま続いたら、日本は一体どうなるのだ、嘆かわしい限りである。こんな民主党は、さっさと解体すべしである。
ジャパンカップは、ブエナビスタの快勝でした。岩田騎手がうまく乗りましたね。
それにしても、凱旋門賞馬はまたしても破れてしまいました。歴代で3着が最高では、どうも日本の馬場と合わないのかなあ。輸送の疲れもあるのだろう。
トーセンジョーダンも頑張って、ワンツーフィニッシュで、いい勝負でしたね。
これで有馬記念が楽しみになりました。
【巨人が清武氏を提訴へ 不法行為で賠償請求】(産経)
まったく大人気ないというか、読売新聞の肝玉の小ささが見え見えになってきたようである。
どちらが正しいかというよりも、独裁者に牛耳られる新聞グループが、日本のマスコミにいること自体が恥ずかしくて仕方ない。どうせ取り巻きの茶坊主どものから騒ぎであろうがな・・・。
読者からは、「ナベツネよ、いい加減にしろ!恥を知れ」と言いたい。
大阪選挙、投票所。ファッショナブルな若夫婦、それも赤ん坊〜1,2才か、子供を連れて、3組も。こりゃあ、今までとは違う。杖ついて、必死にやってきたお年よりもいた。で、その時思った。残り時間が違うんやな、と。30才なら、80才まで50年もある。
80才まら、後はロスタイム。50年もあれば、少々混乱したって、どってことないわけだ。ロスタイムで点取られりゃ、終わりなわけで。
橋下君、頑張ってや、こうなりゃアンタに期待するしかないんでな。
ユーロ諸国・・独仏は・・
最初から・・ECBではなく・・INF狙い・・懐に手を突っ込まれては・・お高いINFも・・貞操が危ない・・
米国は・・
イラク戦争に・・反対した独仏を・・忘れてはいない・・
オバマが・・Yes・・We can・・と言わない限り・・専務理事が来日しても・・ピンクの背広に身を固めた・・泥鰌宰相は・・オバマの視線に釘付け・・浮気するはずがない・・
メッケルは・・
生命線の天然ガスを・・プーチンに握られ・・電気はサルコジ・・自由なのは・・辞任のサインぐらい・・
大博奕で・・プーチンを・・ユーロ圏に・・ロシアも上ずった・・呼吸が聞こえてくる・・
BBC・・オランダの約六割が・・ユーロ乱交パーティに・・否定的・・ユーロ離脱を・・
・
既存政党(一部除く)、公務員、教育委員会、全て敵に回したけど橋下氏が勝利しましたね。
政策は置いておいて、あのくらいの発信力がなければ、「既得権益者(変えたくない人達)」って壁をぶち破る事はできないんだろうな。
知事選でも維新が勝利しましたが、完全に橋下氏の人気によるもの。
松井一郎って誰?って感じでしたしね…
これから改革を始めるんでしょうけど、
難しいところが「あまりにも橋下氏一人の力に頼りすぎてる」って所な気がします。
果たして維新の会の他の議員に能力はあるのか?全くの不透明です。
(しょせん元自民党議員ですし…)
彼がいなくなった瞬間、一気に時代が逆戻りしてしまわないのか…という心配も出てきます。
長い視点で改革を継続する場合、一人の力に頼った改革では長期プランが頓挫しないか心配です。
「4年だけ良かった」では意味がありませんし…
国政もいっしょで、抜本的に変わろうと思えば、議席どうこうよりも政治家そのものの過半数を入れ換える、ぐらいしないと何も変わらないんだろうな。
一人の力に頼る改革なんて脆いもの。
(良し悪し別にして)小泉改革だって、小泉総理が辞めた瞬間、逆行しだしたし。
結局は政治家一人一人、能力のある人を送り続けるって事が大事なんだろうな。
ユーロ圏各国、アメリカなど見てて思うけど、
民主主義で国を運営するのってほんと難しいんですねぇ。。。
今回は、嫌いな奴(平松)VS大嫌いな奴(橋下)の戦い、こちらも高揚感は無く、不安だけだった。腹立てるのは筋違いだろうが、平松の敗戦の弁、その表情見て、なんだ、こいつは、と思った。命賭けて無かったんやな、と。4年前にこんなん担いだのが間違いというか、まさしく「神輿は軽いが良い」の見本。
しかし、後戻りは無い。前へ、前へ、進め!(敬称略)