2010/10/08 16:54 | マーケット | コメント(11)
アメリカにて・・・中国人の影
中国政府がいま真剣にやっていることはアメリカの若い学生たちに中国語を学んでもらって中国のファンになってもらおうという企画であります。
そのために手っ取り早く、まずは高校や中学の先生を完全に政府のコストで中国に呼び接待漬けにする。
そのうえで中国語の講座の経費は全部中国が持つ、と持ちかける。
結果的にこのアメリカで第二外国語としてスペイン語はまずマストですが、その次に中国語を選択する学校が極めて多い、という現実があります。第二外国語が中国語ですよ。日本語なんて影も形もありません。
その結果、中国語を学んで中国にシンパシーを感じる若者がどんどん増えてくる。
当り前ですわね。彼らの戦略通り。
日本が唯一がんばっているのがJETと言われる文部科学省のプログラム。
これはアメリカの若者(主に教師)で日本に行きたい者を選抜して、家の提供から給料も日本政府持ちで英語の先生をしてもらう、というプログラム。
現在これが唯一の対抗手段で、中国の接待漬けには対抗すべくもないのですが、実際これがまさに最後の砦、防波堤となっているのです。
草の根で日本のファンを増やしていくことにこのプログラムはものすごく約に立っています。このプログラムで日本に行って来た先生方はみなさん、例外なく日本の大ファンになって、それをまたアメリカの若者に伝えていくのです。
中国のような物量作戦は望むべくもないのでしょうが(いや、今までそのチャンスは何回もあったのだよ。。。。。。)今やこのJETがまさに最後の砦です。
これまで仕分けなんてしたら本当に日本は終わると思いますよ。
是非アメリカの現状を良く見て頂きたい、と思います。
こういうのは昔日本は上手だったんですけどね〜、いやはや・・・
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11 comments on “アメリカにて・・・中国人の影”
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日本国民が今求めているのは「サムライ政権」。
サムライジャパンのような、私欲を捨て、日本人のプライドを賭けて、世界と勝負する強い意志と行動力。
給与が半減しようが、増税になろうが、毎月1日無料で公共事業に従事しようが、我々は覚悟ができている。
先人達の血と汗と涙と知恵で築き上げた、素晴らしい日本、「日本人の心の拠り所」が消滅してしまう。
国益のため、日本の将来のため、命を捨てる覚悟のあるサムライリーダーは何処にいるのか。
少なくとも市民運動家や政治屋の中には居ないだろう。
ど素人民主党らしくていいのではない
でしょうかww
>本当に日本は終わると思いますよ。
私は毎日感じておりますよww
我々が選んだ政党ですからねww
民主党にかかれば、アメリカ、ユダヤ
自民党、官僚は悪の根源くらいにしか
思っていないでしょうから、嫌日で
結構ってことでしょうww
さっさと日本自治区、東海省になって
中国を支えればいいんじゃないでしょう
かww
今の内閣は中国の出先機関ですから,仕分けするでしょうね。w
なんせ,日本国民よりも中国第一で政権を運用してますから。
ぐっちーさんの米国の生の声レポート楽しみにしています。
お身体に気をつけて下さいね。
言語は相互理解、文化交流の要!
日本の学生は受験英語を必死にマスターし、
米国の学生は中国語を選択する。。。
何ゆえ選択するのか目的は分かりませんが、
ひと昔前、ピックアップといえばダッツン、
テレビといえばトリニトロンでしたのに。
やはり日本(語)に魅力が無くなったという事でしょうか?
なんか、ちょっと寂しいですね。
流石の中国・・
流石の日本・・
意味は異なるが・・
派手好きの女大臣・・サラ・ペーン・・になるお心算か・・
かなり以前から・・手抜きの状態・・
懐・・涼しければ・・策も涼し・・
ぐっちーポスト奨学金で・・一矢を・・・
ほー、アメリカではそう言う事になっていますか。
何しろアータ、国会で150万円もする服を着込んで、公私混同するような大臣が事業仕分けするってんだから、どだい無理というものでしょう。
何だか言い訳も、訳の分からない屁理屈のようで、ここまで人間は増長するものかと呆れてしまいます。
ノーベル平和賞が、中国人活動家に決まったようですが、体制批判の人物だからといって、喉から手が出るくらいノーベル賞を貰いたいくせに、テレビまで真っ黒にしてしまったとか。ノーベル賞の意義も分からない国なんですね。物笑いの種を世界中に発信しています。
教育、基礎研究など票に直接結びつかない事業は続々と仕分けされるような気がします。個人的には、中国語の勉強を始めました。将来、米軍の代わりに人民解放軍が駐留していることもあり得ると思うので。
日本ファンは増えると思います。経済などに関係なく。サッカーもアルゼンチンに勝ちましたし(試合中に¥81台突入とかって一々速報で知らせないでほしいです)。
ベストキッドって昔は日米だったんですけど。いまや中国対アメリカ。向こうも相当中国様を意識しているってことですね。
将来への投資ってまさにこのことですね。将来の米国の舵取りを担う若者たちを早々から親日派にしてしまおうという計画。議会外での各国のロビー活動戦争が着々と進んでるわけですね。中国はその点上手いですなあ。
移民一世とその次の世代くらいを除くとあまりに乏しいアメリカ人の外国語への関心を考えると、日本語と中国語で争う必要などないのではないでしょうか?漢字を使い、英語とは似ても似つかない東アジア言語を学んでくれるだけでも十分な気がします。無関心が一番問題なので。中国に接待されて中国シンパになるかというと、そうでもないように思います。日本に来て日本嫌いになって帰っていくアメリカ人も相当数いるといますし、一概に金をかけて制度を整えればいいものではないと思います。もちろんJETプログラムを廃止するのは別の意味で論外です。英語力強化をうたっているときに、その根幹をなす制度をなくしてどうするのか、と思います。
初級でギブアップした人を除く、アメリカの中国語学習者と日本語学習者の数はまだまだ知れています。中国語を学校で選択する学生の中にはかなりの数の中国・台湾系の学生がいます。もちろん比較的容易にいい成績を取れるからです。今のところは中国がそういうことにお金をかけているなら、むしろありがたいことかもしれません。アジア系言語への関心を促すという意味で。