2005/03/01 15:18 | 金融全般 | コメント(0)
三井住友銀行 赤字決算
よくも悪くもこれもひとつの時代の終焉を示す出来事だ。2期連続は無いわけでこれで一応土俵際に追い込まれて、次はUFJになっちまうぞ、という当局の脅しのようにも受け止められる。もともと最後の「伏魔殿」と言われたくらい、関係会社に不良債権を飛ばしまくった経緯があり(住友の支店の大多数が妙な名前のビル会社のビルに入っている事実でも判るとおり)若い世代の方はなんだそれ? と思われるかもしれませんが、平和相互銀行合併時点での数々のスキャンダルと共に永遠に表面化しないと(少なくとも我々金融関係者は)思っていたのですが、もしかしたら表沙汰になるかもしれないと、内心びっくりもしております。(歯切れ悪いっすね、すみません)何れにせよ、金融株は今年は買いに間違いなかったのですが、ちょっと慎重にならざるを得ないです。一方一歩先にやられてしまったみずほさん、UFJさん(三菱さん)は着々と足場を固めているようで自社株買戻しの波に乗って今年はおおばけするかもしれません。複数の外人は今年は日本の金融元年といっておりますが・・・しかし・・・ここでも福井さんの影が・・・・ゼロ金利、本当にやめないでしょうね!?
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