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週足では、NYダウが8週連続で下落し、1932年の世界大恐慌以来、最長記録を更新したとのこと。S&P500とナスダックも7週連続での下落となり、ドットコム・バブルがはじけた2001年以来最長です。こうした中、リセッションを懸念する声も高まっています。 足元の経済の実態を統計から探りつつ、先週発表された企業決算や、過去のリセッションの実態、さらにFRBの決意を併せて見ていきましょう。 それでは、今週のアウトラインです。 ●先週のマーケット ・日本物価2% ●先週の米国経済統計(結果) ●経済統計分析 1. 連銀製造業 ・NY Fed製造業 5月 ・Philly Fed製…
[ 2022/05/23 06:30 ] コメント(0)
先週の米国株式市場では、インフレやFRBによる金融引き締め姿勢から景気減速が懸念される中、NYダウは年初から11%強、ハイテク企業が多いナスダック総合株価指数は約25%、それぞれ低下しました。経済統計や指標が発表されるたびに、その内容が「利上げペース」にどの程度影響を与えるのか、市場関係者は大変神経質になっています。 今回も、インフレを引き起こす可能性のある事象をデータから読み解き、今後の米国経済、ひいてはマーケットに与える影響を考えていきたいと思います。 それでは、今週のアウトラインです。 ●先週のマーケット ・経済・物価見通し ●先週の米国経済統計(結果) ●経済統計分析 1. …
[ 2022/05/16 06:30 ] コメント(0)
話題盛りだくさんの1週間が終わりました。何と言っても、FOMCに注目が集まりましたが、通過後のマーケットの動きは楽観と悲観が入り混じりボラティリティが大きくなりました。 今後のFEDの利上げ、QTに対するスタンス、また週末に発表された雇用統計等もあわせて分析していきましょう。 それでは、今週のアウトラインです。 ●先週のマーケット ・キシダノミクス? ●先週の米国経済統計(結果) ●経済統計分析 1. ISM製造業景況指数 4月 2. ISMサービス業景況指数 4月 3. JOLTS 3月 4. 新規失業保険申請者数 5. 雇用統計4月 ・雇用統計総論 6. 5月FOM…
[ 2022/05/09 06:30 ] コメント(0)
4月のバックナンバーです。 過去の記事も読んでみたい、と思われた方はぜひご覧ください。 記事の構成は以下の通りです。 ●今週のマーケット ●先週の米国経済統計(結果) ●経済統計分析 ●今週の米国経済統計(予想) ●あとがき 各週のテーマと経済統計分析の主なテーマはこちらです。 4/4 第125号 強い雇用統計で日米金融政策のギャップは拡大 1. 個人所得・消費支出 2月 2. ISM製造業景況指数 3月 3. 米住宅ローン金利急上昇 4. JOLTS 2月 5. 新規失業保険申請者数 6. 雇用統計3月 ・雇用統計総論 7. 金利抑制を明確にした日銀 8. 波乱の…
[ 2022/05/05 12:00 ] コメント(0)
先週は、17年ぶりに「ダウ平均4月は高い」というアノマリーが覆りました。ダウは前月末比-4.9%、ナスダックに至っては-13.2%と2008年の金融危機以来最大の下げとなりました。また、S&P500が年初来で-13.31%と下げているのも、1939年以来、83年ぶりの大きさで、とにもかくにもボラティリティの大きい1カ月の締めくくり週となりました。 マーケットがボラティリティを高めた理由のひとつには、今週開催される5月のFOMCがあります。今回はプレビューとして見どころをまとめましたので、こちらも併せてご覧ください。 それでは、今週のアウトラインです。 ●先週のマーケット ・日銀…
[ 2022/05/02 06:30 ] コメント(0)
先週は為替について様々な動きやニュースが飛び交いました。加えて、米国では5月FOMCのブラックアウト期間最後のタイミングということで、IMFでのパウエル発言などにも注目が集まり、結果的にマーケットは神経質な動きを見せました。このあたりのマーケットへの影響や、今後の金融政策の展開見通しなども踏まえた今週のメルマガ、ぜひご覧ください。 それでは、今週のアウトラインです。 ●先週のマーケット ・謎の協調介入観測 ●先週の米国経済統計(結果) ●経済統計分析 1. 住宅着工件数 3月 ・住宅建設業者の景況感 2. 中古住宅販売件数 3月 ・ベージュブックから見た不動産市場 3. 新…
[ 2022/04/25 06:30 ] コメント(0)
株価、商品価格、債券価格(金利)に加えて、先週は急激な円安が進行し、荒れ模様のマーケットです。我々日本人の懐事情にもこうした状況は大きく影響を与えますが、それは米国でも同様で、特に住宅市場に与える影響については、ローン金利や価格そのものが大きく影響を与えるので、今後少し丁寧に見ておく必要がありそうです。 足元の動向や動きは、統計や指標でウォッチできますが、中長期の金融政策とそれによって方向づけられるマーケットのトレンドについては中央銀行の動きを抑えることが重要です。というわけで、今回はFRBだけでなく、ECBの動き・スタンスにも目を配っています。ぜひ、今週もお付き合いください。 それでは、…
[ 2022/04/18 06:30 ] コメント(0)
先週は統計関連で動きが比較的少ない予定でしたが、ブレイナード発言があり、債券市場が大きく動き、ロシア制裁に絡んだ原油の協調放出に進展があり・・・と、落ち着くわけもなく、1週間が過ぎました。 今週には、3月のCPIが発表になりますが、インフレの実態は如何に?今回はこうした今後のインフレ動向に対してFRBがどういうスタンスをとるのかも検証しています。 それでは、今週のアウトラインです。 ●先週のマーケット ・総裁任期はあと1年 ●先週の米国経済統計(結果) ●経済統計分析 1. ISMサービス業景況指数 3月 2. 新規失業保険申請者数 3. 上昇止まらぬローン金利 4. 先週の原…
[ 2022/04/11 06:30 ] コメント(1)
3月のバックナンバーです。 過去の記事も読んでみたい、と思われた方はぜひご覧ください。 記事の構成は以下の通りです。 ●今週のマーケット ●先週の米国経済統計(結果) ●経済統計分析 ●今週の米国経済統計(予想) ●あとがき 各週のテーマと経済統計分析の主なテーマはこちらです。 3/7 第121号 制裁の代償はインフレ加速、金融正常化は待ったなし 1. ISM製造業景況指数 2月 2. ISMサービス業景況指数 2月 3. 新規失業保険申請者数 4. 雇用統計 2月 5. 雇用統計総論 6. ロシア制裁が導く分断 7. 安いロシア原油 8. 異例のパウエル発言 3/1…
[ 2022/04/06 07:00 ] コメント(0)
新年度が始まりました。新しい環境で生活を始められた方、今までと環境は変わらない方など様々と思いますが、皆さま引き続きよろしくお願いいたします。 さて、金融市場は引き続きインフレがメインテーマですが、やはりウクライナ情勢が原因の資源高がじわじわと個別の経済統計に表れ始めています。原油については協調放出で、供給のスピードアップを計っていますが、なかなかすぐに効果は表れません。そして、週末の3月雇用統計はしっかりでしたが、今後の金融政策にどう反映されるのか? 加えて金利上昇も顕著で、さらに長短金利の逆転も見られるなど、先行きの見通しに懸念を覚える事象も散見されます。こういった部分も含めて分析をし…
[ 2022/04/04 06:30 ] コメント(1)
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証券業界から、メガバンク、米銀、英銀を経て、現在は投資助言会社を設立し独立。クライアントの資産管理をする傍ら、金融情報を発信。 本メルマガでは、米国経済を中心にマクロ経済分析やFEDの動向、財務分析などによってマーケット判断や投資アクションに役立つ情報を配信します(定期配信1回/週+不定期配信)。 猫アレルギーなのに、これまで総勢9匹の保護猫と暮らしている猫好き。グルメ・ワインも好き。 メルマガのご紹介 バックナンバー メルマガ配信登録
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