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先週は、パウエルFRB議長を始め、多くの連銀関係者からコメントが発表されました。もちろん話題の中心は「今後の利上げ速度」について。大手米国金融機関も今後の見通しについて様々予測しています。いずれのコメントからもインフレ懸念が滲み出ていました。 今回は、こうした見通しをふまえつつ、世界的な原油や資源高が今後世界経済に与える影響から、日本については円安が今後の経済にどう作用するのかといった内容まで、網羅してみました。ぜひご覧ください。 それでは、今週のアウトラインです。 ●先週のマーケット ・金融政策がもたらす困難 ●先週の米国経済統計(結果) ●経済統計分析 1. 新築住宅販売件数 2…
[ 2022/03/28 06:30 ] コメント(2)
ロシアのウクライナ侵攻から、1カ月が経とうとしています。おかげで、マーケットは株式市場も商品市場も、そして債券市場もボラティリティが高まっており、先行きが見通しにくい環境です。 とはいえぼやいても始まらないので、いつもの通り、客観的データや統計をしっかり押さえたうえで、現在の固有の環境を読み解いていきましょう。今週も、原油については少し重点的に取り上げています。 それでは、今週のアウトラインです。 ●先週のマーケット ・予定と違う物価上昇 ●先週の米国経済統計(結果) ●経済統計分析 1. 連銀サーベイ 2. 生産者物価指数(PPI)2月 3. 小売売上高 2月 4. 新規失業…
[ 2022/03/21 06:30 ] コメント(2)
米国は昨日から夏時間になっています。そのため、米国株式市場の開始時間は、日本時間22時30分となります。そんな米国市場も非常に大きく揺れ動いており、特に今週は日米欧英など主要国で金融政策発表などが予定されているので、より神経質な動きになりそうです。 マーケットのリスク要因になっているインフレや資源高、さらにはロシア国債のデフォルトリスク、こうした変動要因についても検証していますので、是非ご覧ください。 それでは、今週のアウトラインです。 ●先週のマーケット ・日本にもインフレの波 ●先週の米国経済統計(結果) ●経済統計分析 1. JOLTS 1月 2. 新規失業保険申請者数 3…
[ 2022/03/14 06:30 ] コメント(0)
FOMCのブラックアウト期間前ということもあり、先週はFED高官の重要発言、さらにウクライナ情勢は時々刻々と変化し、原油価格は高騰を続ける・・。前週に続き、せわしない1週間でした。いよいよ、来週に控えたFOMCではどういった展開が想定されるか。ここまでの発言や統計データから分析をしておきましょう。 また、いよいよ緊迫の度合いを増しているウクライナ情勢ですが、ロシアに対して行われた金融制裁の影響などを改めて確認します。 それでは、今週のアウトラインです。 ●先週のマーケット ・官邸が望む日銀人事 ●先週の米国経済統計(結果) ●経済統計分析 1. ISM製造業景況指数 2月 2. I…
[ 2022/03/07 06:30 ] コメント(1)
2月のバックナンバーです。 過去の記事も読んでみたい、と思われた方はぜひご覧ください。 記事の構成は以下の通りです。 ●今週のマーケット ●先週の米国経済統計(結果) ●経済統計分析 ●今週の米国経済統計(予想) ●あとがき 各週のテーマと経済統計分析の主なテーマはこちらです。 2/7 第117号 米雇用統計は予想に反し上振れ、脱緩和は加速へ 1. ISM製造業景況指数 1月 2. ISMサービス業景況指数 1月 3. JOLTS 12月 4. 新規失業保険申請者数 5. 雇用統計 1月 6. 雇用統計総論 7. OPEC+現行計画維持 8. 避けられない銀行の変革 …
[ 2022/03/04 17:00 ] コメント(0)
ウクライナ情勢に始まりウクライナ情勢に終わった感じのある1週間。今は、SNSで瞬時に現地の状況が分かるので、いいような悪いような・・・。しかし、非常に疲労感の残る1週間でした。とはいっても、マーケットと向かい合う、あるいは経済の見通しを捉える上では、こうした外交や社会情勢の枝葉末節に捕らわれるのではなく、大きな流れをつかむことが必要です。 そして1にも2にもデータを正しく読んでいく。こういう時こそ、忘れてはいけません。何となく気ぜわしい時だからこそ、落ち着いて状況を分析していきたいと思います。ただし、もちろんウクライナ情勢がマーケットに与える影響についても忘れてはいません。 それでは、今週…
[ 2022/02/28 06:30 ] コメント(2)
ウクライナ情勢にかき消されがちな感がありましたが、インフレを示す統計も相次ぎ、地政学リスクとインフレリスクの間を行ったり来たりするマーケットが続きました。 そのウクライナ情勢は、先週も様々な情報が飛び交い、マーケットも一喜一憂で、何とも落ち着かない1週間となりました。本メルマガでは、ウクライナ情勢から波及する、原油をはじめとした資源・エネルギー、農産物の需給について詳しく取り上げました。米国のインフレを大きく左右する要素でもありますので、是非ご覧ください。 それでは、今週のアウトラインです。 ●先週のマーケット ・見直し賛成ゼロ ●先週の米国経済統計(結果) ●経済統計分析 1. 生…
[ 2022/02/21 06:30 ] コメント(0)
以下は、メルマガ第119号「5. 住宅着工件数 1月」の補足資料です。本文と合わせてご覧ください。…
[ 2022/02/21 00:00 ] コメント(0)
引き続きインフレ懸念がマーケットの重しとなるような統計結果が相次ぎましたが、加えて先週はロシア・ウクライナ情勢が緊迫の度合いを増しマーケットのリスク要因となっています。 週の後半には、主要国のウクライナ大使館が職員に対して退避勧告を相次いで出したり、サリバン米大統領補佐官の会見のトーンが明らかに先鋭化したり・・さらに週末には米露高官と首脳による会談が相次ぎましたが、話し合いは平行線で落ち着きません。 今回は、統計だけでなくこうした外部要因についても触れています。マーケットを見る上では、これまで通りデータや金利動向などが重要であることに変わりがありませんが、地政学リスクの分析のひとつとしてご…
[ 2022/02/14 06:30 ] コメント(0)
以下の2つのチャートは、メルマガ第118号の補足資料です。本文と合わせてご覧ください。…
[ 2022/02/14 00:00 ] コメント(0)
Salt経済 ZAP !!
証券業界から、メガバンク、米銀、英銀を経て、現在は投資助言会社を設立し独立。クライアントの資産管理をする傍ら、金融情報を発信。 本メルマガでは、米国経済を中心にマクロ経済分析やFEDの動向、財務分析などによってマーケット判断や投資アクションに役立つ情報を配信します(定期配信1回/週+不定期配信)。 猫アレルギーなのに、これまで総勢9匹の保護猫と暮らしている猫好き。グルメ・ワインも好き。 メルマガのご紹介 バックナンバー メルマガ配信登録
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