2020/05/25 06:30 | メルマガ | コメント(2)
第26号
本日、やっと全面的に「緊急事態宣言」が解除される見通しです。
これからは「第2波の防止」「本格的な経済活動再開」との戦いで、実はこちらの方がよほど大変な戦いになるのではないかと想像します。
通常よりも落ちてしまっている生産性を上げながら、クラスターの発生を防ぐ。日本であれば実現可能と思うのですが、諸外国に目をやると、宗教施設やナイトクラブ等、人が密集する場所から感染を確認するニュースも入っており、適切に注意する必要がありそうです。
良くも悪くも、様々な生活様態が変化しているなかで、公共施設、飲食店、学校教育等様々な現場で新しいスタイルを模索し続けていくことになりそうです。
※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。
●先週のマーケット
・相場雑感
●先週の米国経済統計(結果)
●今週の米国経済統計(予想)
●経済統計分析
・新規失業保険申請件数
・住宅着工 4月
・中古住宅販売 4月
・フィラデルフィア連銀製造業インデックス 5月
・州別失業率 4月
・FOMC議事録(2020年4月28日、29日開催分)
●あとがき
・米国の友人との立ち話から
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2 comments on “第26号”
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ぐっちーさんがかねてから「原文に当たれ」「オリジナルのデータに当たれ」と仰っておられましたが、特に今日の「新規失業保険申請件数」その中の「継続受給者数」「PUA新規申請者数」「PUA継続受給者数」、これは普通に過ごしているとあまり目に入ってこない数字なのでは?と思います。
世間が騒ぎ出した時には既に時遅し、とならないよう、このメルマガではフォローを引き続きよろしくお願いします!
それに、住宅関連指標もあまりよくなかった割に、ワクチンの陰に隠れたのか、騒がれていませんよね。冷静な分析に感謝します。
昭和前期において、何が肝心だったかを今思うと、それはアメリカの動向を正確に把握することだった。またアメリカの国内の状況を把握することだった。それには諜報が必要だった。
現代は公開の情報を分析することで十分でしょう。
事は簡単で失業者が2500万人出ており、今後それが増えるか減るか?
失業者が出ることは需要が落ちることですから、アメリカに依存しているものは縮小する。
例を挙げて考えると自動車です。これの生産がどのくらい落ちるか?
わからないから、仮の数値を揚げて考えればいい。
よろしくないですね・明日を見通すという事はできない。
今まで、知れた困難にあって、じたばたしたが、その時考えたことはすべて無駄だった。まったく考えも及ばないことによって、進んでいった。
ただ言えることはその時、モノ、人、組織の姿が現れることです。
これからですね。なんといったってアメリカ様の日本ですから
負債経済における不況は負債を抱えている所から、資本主義の生理で、倒産をしていく。
いくら優良企業でも負債があればそれで進む。これに尽きる。
負債経済の終焉かもしれない。