さて、先週は日銀の政策決定会合と総裁会見に注目が集まりました。米国市場は実質お休みのような空気が漂っていますので、今回も米国だけでなく、日銀もフォローします。

それでは、さっそく今週のアウトラインです。

●先週のマーケット
・国内物価の行方
●今週の米国経済統計（予想）
●先週の米国経済統計（結果）
●経済統計分析
１. 米住宅市場の検証
　・住宅着工 11月
　・住宅建設業者の景況感
　・中古住宅販売件数 11月
　・新築住宅販売件数 11月
２. 新規失業保険申請件数
３. 個人所得・消費支出 11月
４. 今年の締めくくりは日銀
●あとがき

それでは、さっそくまいりましょう。

今週もここまでお付き合いくださいましてありがとうございました。これで、今年最後の月曜日のメルマガになります。1年間お付き合いくださった読者の皆様に、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

そして、今年もいよいよ1週間となりました。マーケットに関していうと、日本は12月29日（金曜日）が大納会で1年の取引納め、1月4日（木曜日）が大発会で2024年の取引がスタートします。米国は、2023年の最終日は29日ですが、年始は1月2日（火曜日）です。その東証で行う29日の大納会では、今年は大谷翔平選手の生みの親でもある、2023年WBC日本代表監督の栗山英樹さんが来賓として打鐘される予定です。

さて、その東京市場といえば、来年から新たなNISA制度が始まります。ネット証券大手5社に調査をしたところ、積み立て設定の事前予約が5社合計で月額2300億円というから驚きです。というのも、2018年に現行のつみたてNISAが開始し、その年1年間の買付額累計が僅か563億円でしたから、いかに個人投資家の投資熱が高まっているかが分かります。それだけ、積み立てが増えるということで、日本株への資金流入期待が高まりますが、現時点で購入予約されている投信の組み入れのうち約6割は米国市場への投資だそうで、これは来年以降のしぶとい円安要因になりそうです。

Salt的には、そもそも日本株へのポジションは大きくありませんが、来年は日本株も無視できない存在になりそうだなとちょっとだけ考えています。ただし、先日、米銀の友人と話していたら、妙に日本株に強気でちょっと引いてしまいました。彼のいる米銀は今年、株式マーケットをとんでもなくハズシまくっているので・・・。

先週は、日本海側を中心に、天気が大荒れになり、大変な積雪に見舞われた地域もありました。お住まいの方、またお休みでお出かけになる方もくれぐれもお気をつけてお過ごしください。また、報道によると、空の便の28日から年明け3日までの国内線の予約は昨年と同水準だそうですが、国際線は1.1倍～1.4倍と伸びていて、海外旅行の需要も回復しているそうです。Saltは、猫もおりますし、年末年始は東京で静かに過ごす予定です。とはいえ、年末ギリギリまでやることに追われそうです・・・。

そして、最後に、先日お伝えしていた真鯛の炊き込みご飯、お召し上がりになりましたか？

■ 【期間限定】秋の天然真鯛の炊き込みご飯
　
これからの季節、お節料理などに飽きた時に、冷凍庫に忍ばせておけば、縁起物の「鯛」をいただきながら気分転換にもなるかもしれません。私は、贈答用にも購入しており好評なので、まだの方はぜひお試しください。ご注文締め切りは、明日26日（火曜日）23:59までです。

それでは、お休みの方も、まだまだお仕事の方も、よい1週間をお過ごしください！

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