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「ドゥテルテ外交②」のコメント欄で、ペルドンさんから、ドゥテルテ大統領のブレーンについて解説の依頼がありました。 トランプ新政権もそうですが、どのような人材が起用されるかは政権の方向性を読む上で極めて重要です。 トランプのニュースに隠れていますが、ドゥテルテも、APECの機会に習近平とプーチンに会うなど、相変わらず活発な動きを見せています。こうした動きを理解するベースとなる情報として、チーム・ドゥテルテの陣容を説明しましょう。 フィリピン閣僚リストを見ると、ドゥテルテ政権は、大きく、身内系(ダバオ人脈)、専門家系、リベラル系の三つのグループから成り立っていることが分かります。具体的には…
[ 2016/11/23 00:00 ] コメント(2)
ハノイです。よく言われることですが、ホーチミンとは大きく雰囲気が異なります。 良くも悪しくも、ホーチミンより落ち着いています。古い建物も多く、ホーチミンと比べるとまだ遅れているなと感じるところ。 多くの外国人はホーチミンの活気と洗練により惹きつけられるでしょう。とはいえ、それだけに歴史の香りを感じます。 週末にはホーチミン廟とタンロン(世界遺跡)に行きました。共産主義特有のモニュメント、独立戦争、ベトナム戦争の資料もあり、この国の個性を感じるところです。 23日(木)にここを出てデリーに向かいます。…
[ 2016/11/22 00:00 ] コメント(1)
先週の動きです。 11/14(月) ・オバマ大統領がギリシャ、ドイツ、ペルーを訪問(~21日) 11/17(木) ・安倍首相がトランプ次期大統領と会談(NY) ・習近平国家主席がエクアドル、ペルー、チリを訪問(~23日) ・APEC閣僚会合(リマ、~18日) 11/18(金) ・TPP閣僚会合(リマ) 11/19(土) ・APEC首脳会合(リマ、~20日) ・TPP首脳会合(リマ) ・日露首脳会談(リマ) ・日・コロンビア首脳会談(リマ) ・フィリピン・ドゥテルテ大統領が習近平国家主席と会談(リマ) ・フィリピン・ドゥテルテ大統領がプーチン大統領と会談(リマ) 1/20(日) ・日…
[ 2016/11/21 00:00 ] コメント(9)
ホーチミンです。 暑いです。風が吹くとちょうど良いですが。 ここはいつもながら明るいというか元気がありますね。 こちらでニュースを見ていても、安倍・トランプ会談が大きく取り上げられています。本当に会えるのだろうか…笑 20日(日)にハノイに向かいます。 そういえば、ホーチミン行きのフライトの機内で映画『君の名は。』を見ました。 感想は、うーん、私の理解が足りないのか、ここまで感動すると言われている理由はよく分かりませんでした。たしかに面白い作品でしたが。 男女の入れ替わりというと、大林宣彦監督の『転校生』ですね。当時の思い出もあり、思い返すだけで切なくなる作品でした。…
[ 2016/11/18 00:00 ] コメント(6)
■フィリピン大統領、トランプ氏勝利で米国との「けんかはやめる」(11月10日付ロイター) ドゥテルテの対米外交は米国の新政権発足により変化する可能性があると指摘していましたが(「ドゥテルテ外交④」)、トランプ勝利の直後、早速にこの発言。 さらに、いったんは中止を命令していた米国からの警察向けライフル購入計画についても、中止命令を撤回して、やっぱり計画を続行するとの指示を下したとのこと。 ドゥテルテの発言はブレるので、結論を下すのはまだ早いですが、これまでの路線をひっくり返すことなど彼には造作もない・・・ということは「ドゥテルテ外交③」で述べたとおりです。次のドゥテルテの一手に注目です…
[ 2016/11/16 00:00 ] コメント(5)
■安倍総理大臣とアウン・サン・スー・チー・ミャンマー国家最高顧問との会談等(11月2日付外務省) フィリピンのドゥテルテ大統領に続いて、もう一人の東南アジアの大物ニューリーダーの初訪日。 こちらはドゥテルテと違って、外交面での懸案や派手なイベントはありませんが、中国が取り込みをはかっているという意味ではフィリピンと状況が似ているところがあります。 アウンサン・スーチーは日本に先立ち8月に訪中していますが、このとき中国は、習近平国家主席、李克強首相が会談するなどの厚遇をみせ、しかも訪中の直前にコーカン族など少数民族武装勢力が停戦に応じるという事態も発生。中国が裏で手を回したのは明らかです。…
[ 2016/11/15 00:00 ] コメント(4)
これからの米国政治を考察するために、最後に少しだけ今回の結果の分析をしましょう。 ●紙一重だったトランプの勝利 まず指摘したいのはドナルド・トランプが制した重要激戦州の得票率(※ミシガンは本記事執筆時点では明らかになっておらず、後日追記しました)。 FL(29) トランプ49.1% クリントン47.8% PA(20) トランプ48.8% クリントン47.6% OH(18) トランプ52.1% クリントン43.5% MI(16) トランプ47.5% クリントン47.3% NC(15) トランプ50.5% クリントン46.7% WI(10) トランプ47.9% クリントン46.9% 私は選…
[ 2016/11/14 00:01 ] コメント(20)
先週の動きです。 11/7(月) ・COP22(マラケシュ、~22日) 11/8(火) ・米大統領選挙(一般投票、議会・州知事選挙) 11/10(木) ・インドのモディ首相が訪日(〜12日) 11/12(土) ・韓国で朴槿恵大統領の退任を求める大規模集会 ●米大統領選挙 すでに色々書きましたが、データがそろってきて、私も気分が落ち着いてきました(笑)。ということで、あらためて結果の分析をします。 今週の動きです。 11/14(月) ・オバマ大統領がギリシャ、ドイツ、ペルーを訪問(~21日) 11/17(木) ・安倍首相がトランプ次期大統領と会談(NY) ・習近平国家主席がエ…
[ 2016/11/14 00:00 ] コメント(4)
大統領選の結果を受けて大量に仕事が舞い込み、バタバタして昨日はうっかり記事のアップロードを忘れていました。 その間に、「米国大統領選:決着」にはたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。 一つ述べておくと、そもそも私は予想屋ではありません。米国大統領選シリーズを始めたときから書いていますが、私がしたかったのは、具体的なデータと過去の蓄積に基づいて判断枠組みを示し、皆さんの分析の土台を提供することでした。 この展開になればトランプが勝つ、という道筋まで示し、結果そのとおりになったので、それなりの意味はあったかと思います。それで皆さんの分析の役に立てば、私は満足です。 判…
[ 2016/11/11 01:02 ] コメント(3)
■「トランプ氏が劇的勝利:一日の動きを振り返る」(11月9日付ウォールストリートジャーナル) まさかの結果ですね。トランプはレッド・ステートをすべて押さえ、激戦州のほとんどを制した上に、元々はブルー・ステートだったはずのペンシルバニアとミシガンまで切り崩しました。 「米国大統領選:最後の注目ポイント」で「PAとMIがひっくり返れば、万が一の可能性は高まる」と書きましたが、それを証明する結果になってしまいました。 この誤算の大きな理由は、世論調査の誤差が大きかったことです。「隠れトランプ支持者」の影響が指摘されますが、BREXITをはじめ、昨年から事前の世論調査と真逆の結果になっている選挙…
[ 2016/11/09 00:00 ] コメント(10)
JD世界情勢ブリーフィング
国際政治・経済の分析を仕事にしています。 東京大学法学部卒、スタンフォード大学院修了、元外交官。米国、中国、英国に数年間在住。 趣味は現地調査(70か国以上渡航)と適度な筋トレ。 ここでは世界情勢の読み解き方を解説します。 メルマガのご紹介 バックナンバー 総集編 メルマガ配信登録
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