2022/01/05 07:30 | 今週の動き | コメント(0)
今週の動き(1/2~8)米ロ首脳電話会談、国防授権法、朴槿恵恩赦
新年あけましておめでとうございます。今年も年末年始は素晴らしい天気でしたね。私は海からの初日の出を見ました。
仕事がずっと立て込んでいましたが、大晦日と元旦は少しゆっくりできました。しかし、それからはまた多忙を極めています・・本号も本来は4日に配信する予定でしたが、遅れてしまいました。
年始ということで、少しゆっくりのペースでご容赦下さい。徐々にギアを上げていきます。
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先週の動き
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2021年
12/19(日)
・マンチン上院議員がBBB法案への反対を表明
・彭帥選手が聯合早報の取材で性的暴行を否定
・香港立法会選挙
・英国のトラス外相がEU交渉責任者に就任
・チリ大統領選挙決選投票(左派のガブリエル・ボリッチ下院議員が勝利)
12/20(月)
・バイデン政権が自動車の新しい燃費規制を発表
・マンチン上院議員がBBB法案について自身が望む変更内容を説明
・全人代常務委員会(北京、~24日)
・中国人民銀行が1年物の最優遇貸出金利(LPR)を引き下げ(3.85→3.8%)
・韓国の第4次産業革命委員会が12月16日に開催した会合で台湾の唐鳳(オードリー・タン)政務委員の講演が突然キャンセルされたことについて台湾が韓国に抗議したと発表
・トルコがリラ建ての預金を外貨換算の価値で保証する新たな預金保護策を発表
12/21(火)
・バイデン大統領が新型コロナウイルスのオミクロン株対策として検査場・ワクチン接種会場の増設、検査キット5億個の無償配布を発表
・武漢理工大との契約の虚偽報告や脱税で起訴されたハーバード大学のチャールズ・リーバー教授の裁判で陪審が有罪評決
・中国が米政府系機関、米国際宗教自由委員会(USCIRF)の幹部ら4人に制裁を科したと発表
・ロシアから欧州へのガスパイプライン「ヤマル・ヨーロッパ」のガス供給が中断
12/22(水)
・サリバン大統領補佐官とイスラエルのベネット首相が会談(エルサレム)
・米FDAがファイザー開発の新型コロナウイルスの飲み薬の緊急使用を承認
・習近平国家主席が香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官と会談(北京)
12/23(木)
・米国でウイグル強制労働防止法が成立
・米FDAがメルク開発の新型コロナウイルスの飲み薬の緊急使用を承認
・トランプ前大統領が連邦議事堂襲撃事件を調査する下院特別委員会への前政権時代の記録の提出の差止めを求めて連邦最高裁に上訴
・ミネソタ州ブルックリンセンターの白人警官による黒人男性射殺事件の裁判で陪審がキム・ポッター被告に有罪評決
・中国が国有のレアアース専業会社「中国稀土集団」の設立を発表
・ロシアのプーチン大統領の年次記者会見
12/24(金)
・韓国法務省が12月31日に朴槿恵前大統領に恩赦が与えられると発表
・リビア大統領選挙の延期
・松野官房長官が北京五輪への政府代表団の派遣見送り(橋本東京五輪組織委員会会長の派遣)を発表
12/25(土)
・中国共産党が新疆ウイグル自治区のトップである陳全国党委員会書記を退任させ、後任に馬興瑞広東省党委副書記とする人事を発表
・ロシア国防省がウクライナとの国境地帯で1万人超の部隊による1か月の軍事演習の終了を発表
12/26(日)
・南アのデズモンド・ツツ元大主教が死去
12/27(月)
・米国で22会計年度の国防授権法が成立
・北朝鮮の朝鮮労働党中央委員会第8期第4回総会(~31日)
12/28(火)
・香港の司法当局が香港紙・蘋果日報(アップル・デイリー)創業者の黎智英(ジミー・ライ)氏ら7人と関連会社を扇動出版物発行の共謀罪で追起訴
・CIS首脳会議(サンクトペテルブルク)
・ロシア最高裁が人権団体「メモリアル」の解散を命じる判決
・イスラエルのガンツ国防相とパレスチナ自治政府のアッバス議長が会談(イスラエル・ロシュハアイン)
12/29(水)
・香港警察が民主派ネットメディア「立場新聞」の幹部ら7人を扇動出版物発行の共謀容疑で逮捕
・ロシア・ベラルーシ首脳会談(サンクトペテルブルク)
12/30(木)
・米ロ首脳電話会談
・韓国の大邱地裁浦項支部が日本製鉄への元徴用工訴訟の原告が差し押さえた資産の売却を命令
12/31(金)
・米国が新型コロナウイルスのオミクロン株対策として11月下旬から実施していた南ア、ボツワナ、ジンバブエ、ナミビア、レソト、エスワティニ、モザンビーク、マラウイからの入国制限を解除
・北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が演説(平壌)
2022年
1/1(土)
・RCEPが10か国(日本、中国、タイ、ベトナム、シンガポール、カンボジア、ラオス、ブルネイ、豪州、NZ)で発効
・台湾の蔡英文総統が新年の談話を発表
・ロシアのプーチン大統領が新年の国民向けメッセージを発表
1/2(日)
・米・ウクライナ首脳電話会談
・オースティン国防長官が新型コロナウイルス感染を発表
・ツイッターが新型コロナウイルスの誤情報の拡散を理由にマージョリー・テイラー・グリーン下院議員のアカウントを永久停止
・スーダンのハムドク首相が辞任
1/3(月)
・米英仏ロ中が核軍縮の推進に向けた共同声明を発表
・香港取引所が中国恒大集団の要請で同社株式の取引を停止
●米ロ、米・ウクライナ首脳電話会談
ウクライナ国境での軍事的緊張が続く中、昨年12月7日にバイデン大統領とプーチン大統領が電話会談を行いましたが、プーチンの要請により、両首脳は30日に再び電話会談に臨みました。バイデンはプーチンに対し、ロシア軍がウクライナに侵攻すれば、経済制裁を含めて断固たる措置をとると警告。これに対しロシアは、米国が制裁措置をとれば、ロシアと欧米の関係は完全に断絶すると表明しました。
さらにその3日後の1月2日、バイデンはウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談を行いました。バイデンはウクライナの主権と領土保全に対する支持をあらためて表明し、ロシアのウクライナ侵攻には欧州の同盟国とともに断固たる措置をとることを述べ、両首脳はロシアと外交的な解決を追求する方針を確認しました。
ウクライナとロシアをめぐる情勢については以下の記事で解説しましたが、最新の状況に基づいてあらためてコメントします(※メルマガで解説)。
・「ロシアの米・NATOへの要求」(21/12/20)
●米国防授権法の成立
昨年末に22会計年度(21年10月~22年9月)の国防授権法が成立しました。予算総額は7780億ドルで、21会計年度比+5%となり、伸び率は前会計年度の+0.3%を大きく上回りました。
今回の国防授権法についてコメントします(※メルマガで解説)。なお、国防授権法の意義については以下の記事で詳しく解説していますので、ご参照下さい。
・「政府閉鎖の長期化(米国の予算制度)」(19/1/22)
●朴槿恵への恩赦
クリスマスイブに韓国法務省が朴槿恵前大統領への恩赦を発表しました。その意味についてコメントします(※メルマガで解説)。
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今週の動き
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(※メルマガで解説。)
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あとがき
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2022年が始まりました。年末年始は幸いにして静かでしたが、今年はなかなかに激動の年になると思います。詳しくは来週、「2022年の展望」で述べます。
本メルマガも17年8月に開始してから4年半になりました。ツイッターも始めてから2年ほどになります。フォロワー数は3600人ほどになりました。まだまだ物足りないですが、これからもマイペースで続けます。
グッチーポストも私も、今年は色々なことにチャレンジして、さらなる飛躍を遂げたいと思っています。編集部も張り切っており、新年早々に早速「お年玉企画」を発表しました。
・「新年お年玉企画:メルマガ1か月無料キャンペーン!」(1/4)
今月いっぱいのキャンペーンになりますので、本メルマガの無料版に登録している方、経済ZAP!!と永田町ディープスロートをご覧になったことがない方は、ぜひご覧下さい。
本年が皆様にとって素晴らしい1年になりますように。令和4年も世界情勢ブリーフィングとグッチーポストをよろしくお願いいたします。
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