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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2021/08/30 00:00  | 今週の動き |  コメント(0)

今週の動き(8/29~9/4)アフガンでのテロ攻撃、コロナ発生源の調査報告書、イラク主催の地域サミット


今週からもう9月ですね。あっという間に夏が終わりそうです。旅行など外に遊びに行くこともないので、何とも印象に残りにくい夏でしたね・・東京五輪ぐらいでしょうか。

まあ、私は家でやることが沢山あるので、どちらにしてもあまり外出はしなかったかもしれませんが・・出張や旅行ができるようになったとき存分にできるように、今は雌伏(?)の気持ちでがんばります。

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先週の動き
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8/22(日)
・ハリス副大統領がシンガポールとベトナムを訪問(~26日)
・独・ウクライナ首脳会談(キエフ)
・茂木外相とイランのライーシ大統領が会談(テヘラン)

8/23(月)
・米食品医薬品局(FDA)がファイザーとビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンを正式承認
・ハリス副大統領とシンガポールのリー・シェンロン首相が会談(シンガポール)
・キム北朝鮮担当特使と韓国外交部の魯圭悳朝鮮半島平和交渉本部長が会談(ソウル)
・米下院の審議再開
・「クリミア・プラットフォーム」第1回首脳会議(キエフ)
・日本がアフガンにいる日本人の退避のため自衛隊の輸送機を派遣

8/24(火)
・バイデン大統領がアフガン退避と下院の予算決議案の可決に関する演説
・G7緊急サミット(アフガンに関する協議)(オンライン)
・バーンズCIA長官がタリバンのバラダル副指導者とカブールで秘密裏に会談したとワシントン・ポストが報道
・米共和党のモールトン下院議員とマイヤー下院議員がアフガン訪問
・ハリス副大統領がインド太平洋に関する演説(シンガポール)
・米下院が22会計年度の予算決議案を可決
・米下院がジョン・ルイス投票権法を可決
・NY州のキャシー・ホークル副知事が州知事に就任
・中韓国交樹立29周年
・東京パラリンピック開会式(東京)

8/25(水)
・バイデン大統領がサイバーセキュリティに関する民間企業との会議を開催(ワシントンDC)
・中ロ首脳電話会談
・中国の在ジュネーブ代表部がWHOのテドロス事務局長に対し新型コロナウイルスの起源を明らかにするため米メリーランド州の陸軍医学研究施設と米ノースカロライナ大を調査するよう求める書簡を送ったと発表
・中国の駐アフガン大使がタリバンと接触したと中国外交部が発表
・トルコ軍がアフガンからの撤退を開始したと発表
・ロシア・パキスタン首脳電話会談
・北朝鮮の先軍節
・イランの議会がライーシ大統領が提案した閣僚候補者を承認

8/26(木)
・アフガンのカブールの国際空港の周辺で2回爆発(米兵13人が死亡)(「イスラム国」が犯行声明、バイデン大統領が演説、「イスラム国ホラサン州(IS-K)」を追い詰め代償を払わせると発言)
・米連邦最高裁が家賃滞納者への立ち退き猶予措置は無効と判断
・香港の李家超政務官が行政長官を選ぶ選挙委員会の委員に立候補した民主派の鄭松泰氏ら2人を失格にしたと発表

8/27(金)
・米中央軍が「イスラム国ホラサン州(IS-K)」に対し空爆を実施したと発表
・アフガンのカブールで爆発(タリバンのムジャヒド報道官は爆発は米軍が装備を爆破処理した際のものとツイート)
・米国務省がタリバンは米国に対し米大使館の存続を求めていると表明
・米・イスラエル首脳会談(ワシントンDC)
・米国家情報長官室が新型コロナウイルスの発生源に関する調査報告書の要旨を公表
・マイケル・チェイス国防副次官補(中国担当)と中国共産党中央軍事委員会の黄雪平・国際軍事協力弁公室副主任がオンラインで会談していたとロイターが報道
・ジャクソンホール会議(パウエルFRB議長が量的緩和の縮小を年内に始める意向を表明)(オンライン)
・日台与党の外務・防衛担当閣僚協議(2+2)

8/28(土)
・バイデン大統領がアフガンの退避ミッションに関する声明を発表(今後24~36時間にテロ攻撃が起こる可能性が高いと指摘)
・イラク主催の地域首脳会議(バグダッド)

●アフガンでのテロ攻撃

アフガンのカブールの国際空港の周辺でテロ攻撃が発生。空港のアビー・ゲートとバロンホテルの近くで自爆テロが起き、アビー・ゲートでは銃撃戦が発生しました。その後、「イスラム国」が犯行声明。国防総省は米兵13人が死亡したと発表しましたが、死者は170人、負傷者は200人以上に上ると報じられています。

バイデン大統領は演説を行い、テロを実行した「イスラム国ホラサン州(IS-K)」を追い詰め代償を払わせると表明。翌日、ナンガルハル州でドローンによる空爆を行い、IS-Kの幹部2人を殺害、1人を負傷させたと発表しました。

その後、バイデンは声明を出し、極めて危険な状況が続いている、24~36時間以内に攻撃が起こる可能性が非常に高いと述べました。

以下の記事で、今後数週間かけて行われるであろう退避オペレーションはバイデン政権にとって正念場になる、その間に死者が出れば最悪のシナリオに傾くと指摘しましたが、そうした事態が現実化しつつあります。現時点でのコメントを述べます(※メルマガで解説)。

「タリバンのアフガン制圧」(8/24)

●コロナ発生源の調査報告書

米国家情報長官室が新型コロナウイルスの発生源に関する調査報告書の要旨を公表しました。バイデン政権が発生源の追加調査を情報機関に指示したのは5月26日で、90日以内の報告が求められていました。ちょうど期限が到来したタイミングで発表されたことになります。

報告書は、(1)動物感染説と(2)武漢ウイルス研究所からの流出説のどちらかが正しいか判断するための決定的な証拠は得られなかったとして、判断を留保。さらなる調査が必要であり、中国の協力が求められると指摘しました。

報告書の提出を受け、バイデン大統領は声明で、中国は協力を拒否している、完全に情報共有するよう各国とともに圧力をかけると述べました。米中関係は最近、比較的平穏に見えますが、この件に加え、水面下では様々な動きが見えます。明日、米中関係の現状と展望について解説します。

●イラク主催の地域サミット

イラクのカディミ首相がバグダッドで地域首脳会議を主催しました。フランス、エジプト、ヨルダン、カタール、クウェートからは首脳が参加(マクロン大統領、シシ大統領、アブドラ国王、タミーム首長、サバーハ首相)。イラン、サウジ、トルコは外相が参加しました(アブドラヒアン外相、ファイサル外相、チャブシオール外相)。UAEやGCC事務局なども参加しています。

サウジとイランという宿敵同士を含め、中東地域の錚々たるハイレベルの面々が集結する一大イベントになりました。まだ会議の結果のすべてを確認できていませんが、ポイントを述べます(※メルマガで解説)。

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今週の動き
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(※メルマガで解説。)

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あとがき
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「ネヴァーマインド」の赤ちゃん、性的搾取でニルヴァーナを提訴(8月26日付BBC)

これはビックリですね。たしかに私も、子どもの芸能活動は難しいというか、成長したときに意に沿わないと感じられることや、その後の精神的成長に影響を与えるようなことをさせられたらどうなのかと思ったことはありますが・・。

しかしこの人は成長した後も何度も同じ格好で撮影していて、特に意に沿わないことやトラウマはなかったようですが。どちらかというと喜んでやっているような・・?

上記BBCの記事には成長するにつれて自分のやっていることの影響に気づいたとありますね。動いている金額を聞いて動揺したと。ということは、性的搾取の被害というよりも、自分の活動によって生じた利益の分配を正当に受けていないことに不満をもっているように聞こえますね。

そういうことならそれで整合しますが。紙幣を追いかけるアルバムの写真の姿が、皮肉にもそうした姿勢を象徴しているようにも見えてしまいます。

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