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2021/08/16 00:00  | 今週の動き |  コメント(0)

今週の動き(8/15~21)タリバン進撃、中国のカナダ人判決、民主主義サミット、米インフラ法案と予算決議案


東京五輪が終わりましたが、コロナは終わりませんね・・私は先日、2回目のワクチン接種を終えました。副反応で発熱しましたが、幸い1日で終りました。

ブレイクスルー感染のリスクが話題になっていますが、現時点ではどれほど深刻なリスクなのかはわかりません。2回接種すれば感染する可能性は0.08%というデータもあります。警戒は必要ですが、そこまで悲観的になるべき段階ではないように思います(いずれにしても3回目の接種には向かうのでしょうが)。

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先週の動き
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8/8(日)
・米上院が超党派の1.2兆ドル規模のインフラ投資法案の審議を進める動議を可決
・タリバンがアフガンのクンドゥズ、サリプル、タロカーンを制圧したとの声明を発表
・東京五輪最終日

8/9(月)
・ハリス副大統領とメキシコのロペスオブラドール大統領が電話会談
・ブリンケン国務長官がメリーランド大学で外交政策に関する演説
・米・サウジ外相会談(ワシントンDC)
・米国がベラルーシのルカシェンコ政権による人権侵害を理由に44個人・団体を制裁対象に指定したと発表(英国とカナダも追加制裁を発表)
・秋葉NSS局長とブリンケン国務長官が会談(ワシントンDC)
・米国防総省が米兵に対して新型コロナウイルスのワクチン接種を義務づける手続きを9月中旬までに行うと発表
・タリバンがアフガンのアイバクを制圧したとの声明を発表

8/10(火)
・バイデン大統領がUSTR次席代表(WTO大使)にUSTRのマリア・ルイサ・ペイガン次席法律顧問、財務次官補(金融市場担当)にNY連銀のジョシュア・フロストを指名
・日米首脳電話会談
・秋葉NSS局長とオースティン国防長官が会談(ワシントンDC)
・米上院が超党派の1.2兆ドル規模のインフラ投資法案を可決
・NY州のクオモ知事が辞任を表明(キャシー・ホークル副知事が後任知事に就任)
・中国外交部がリトアニアによる台湾代表機関の設置承認を理由に駐リトアニア中国大使を召還すると発表
・中国の遼寧省高級人民法院が大連市中級人民法院の麻薬密輸罪により死刑判決を受けたカナダ人のロバート・シェレンバーグの上訴を棄却
・北朝鮮が7月下旬に復旧された韓国との定期連絡に応答しなかったと韓国国防省が発表
・タリバンがアフガンのファラーとプリフムリを制圧したとの声明を発表

8/11(水)
・バイデン大統領が12月9~10日に民主主義サミットをオンライン形式で開催すると発表
・米ロ国防相電話会談
・サリバン大統領補佐官がOPECプラスに原油の増産を求める声明を発表
・米上院が22会計年度の予算決議案を可決
・中国共産党中央委員会と国務院が「法治政府建設実施要綱(21~25年)」を発表
・中国遼寧省丹東市の中級人民法院がスパイ罪で起訴されたカナダ人のマイケル・スペーバーに懲役11年の判決
・ベラルーシが在ミンスク米国大使館員を9月1日までに5人に減らすよう要求

8/12(木)
・バイデン大統領が医薬品の価格を引き下げるための法改正を議会に要請
・タリバンがアフガンのカンダハルとヘラートを制圧したとの声明を発表
・英国の21年4~6月期の実質GDP成長率の発表(前期比+4.8%)
・日米豪印の局長級協議(オンライン)

8/13(金)
・米財務省がイラン産原油の取引に関与したとしてオマーン国籍の石油ブローカーと関連企業に制裁を科したと発表

8/14(土)
・バイデン大統領がアフガンに関する声明を発表
・タリバンがアフガンのマザリシャリフを制圧したとの声明を発表
・韓国の慰安婦記念日

●タリバンの進撃

米軍のアフガン撤退開始を受け、タリバンが進撃を開始。わずか1週間で34州都のうち24を制圧する猛攻を見せました。南部のカンダハル、西部のヘラート、北部のマザリシャリフ、東部のジャララバードという要衝を落とし、あとはカブールを残すという状況です(注:この記事を書いた後にカブールに侵攻したとの報道が出ました)。

以下の記事で述べたとおり、タリバンの進撃が予想されていたましたが、それにしても圧倒的なスピードでした。この様子では、米軍が完全撤退する9月11日までにカブールも陥落するといわれています。

「米軍のアフガン撤退」(7/12)
 
バイデン大統領は、アフガンに関する声明を発表。米国や同盟国の撤退の安全を確保するために5,000人を増派するが、アフガンの治安はアフガン政府の問題であり、米軍が撤退を数年間遅らせたところで状況は変わらなかった、撤退の方針に変わりはないと述べました。

今後の展望について、米国内政と国際関係に与える影響を含めて解説します(※メルマガで解説)。

●中国のカナダ人への懲役判決

中国遼寧省丹東市の中級人民法院がスパイ罪で起訴されたカナダ人のマイケル・スペーバーに懲役11年の判決を言い渡しました。またその前日には、遼寧省高級人民法院が大連市中級人民法院の麻薬密輸罪によって死刑判決を受けたカナダ人のロバート・シェレンバーグの上訴を棄却しました。

今回の動きは、中国とカナダの関係はもとより、米国の外交や北京五輪にも影響を与える可能性があります。ポイントを解説します(※メルマガで解説)。

●米国の民主主義サミット

バイデン大統領が12月9~10日に民主主義サミットをオンライン形式で開催すると発表しました。本件構想については以下の記事で解説しましたが、あらためてコメントします(※メルマガで解説)。

「クアッドとインド太平洋」(3/19)
 
●米国のインフラ法案と予算決議案

米上院が超党派の1.2兆ドル規模のインフラ投資法案を可決しました(69対30)。その翌日、22会計年度の予算決議案(3.5兆ドル規模)も可決しています(50対49)。以下の記事で述べたとおりの展開でした。

「米国の超党派のインフラ法案と債務上限の復活」(8/9)
 
今後の展望含め、ポイントはこれまで述べてきたとおりですが、あらためてコメントします(※メルマガで解説)。

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今週の動き
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(※メルマガで解説。)

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あとがき
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『フィールド・オブ・ドリームス』での一戦 映画のような幕切れに(8月13日付AFP)

映画『フィールド・オブ・ドリームス』、なつかしいですね。1989年の作品なので、もう32年ですか。私もリアルタイムで見ました・・というと年がバレそうですが(笑)。

トウモロコシ畑の中から選手が現れる場面はまさに映画そのもの(ケヴィン・コスナーも畑の中から出てきました)。試合も8本塁打が飛び出し、ホワイトソックスが逆転サヨナラホームランで9対8で勝利するという白熱の一戦になったということです。

それにしてもケヴィン・コスナー、久しぶりに見ましたが、思ったより若いですね。最後に見た映画(何だったかも思い出せない・・低迷期だったと思いますが)ではかなりお腹が出ていたような気がしますが、引き締めていたのですね。

ただ、正直なところ、『フィールド・オブ・ドリームス』は、当時の私にはよく分からない作品でした。しかしとにかく米国人は絶賛していて、実際、米国での評価は非常に高かったと記憶しています。ある意味で私には「文化の違い」を感じた作品でもありました。

そういう作品は、それはそれで知的刺激があって良いのですが、映画を見ている間は戸惑いばかりでつらいものがあります(苦笑)。今見ればもっと自然体で楽しめるのでしょうか。あの頃はやたらにケヴィン・コスナーの映画を見ていたような気がするので(好きとかではなく、単にヒット作が多かった)、見返すのも面白いかなという気分になりました。

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