プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2021/05/13 05:00  | 米国 |  コメント(0)

次期駐日米国大使、韓国の海外での存在感、韓国と台湾


本日は読者の方から寄せられた質問にお答えします。いつもよりも軽めの話題なので、肩の力を抜いて気楽な気分でご覧下さい。

ご質問には、メールやツイッターでお答えしたり、このように記事のテーマとして取り上げさせていただくことがあります。すべてにお答えできるとは限りませんが(オンラインサロンではどのような質問にもお答えしていますが)、何かあれば、ぜひご遠慮なくご連絡下さい。

***********
次期駐日米国大使
***********

バイデン政権の大使人事は、相変わらずペースが遅いですが(こちらで指名・承認状況が確認できます)、以下の記事で述べたとおり、駐中国大使はニック・バーンズ元国務次官が就任することがほぼ確実といわれています。

「米国の中国対抗法案」(4/29)
 
先日、サリバン大統領補佐官がオンラインセミナーに登場したときも、バーンズに対し、「どこかであなたが私たちの問題に責任をもって取り組むことを願っている」と述べていました。近いうちに政権入りすることを示唆する発言です。

そして駐日大使は、ラーム・エマニュエル前シカゴ市長・元大統領首席補佐官が以前から有力視されていましたが、今週、FTがエマニュエルで決まったと報じました

では次期駐日大使はどのような人物なのか。読者の方から、日本との相性はどうなのか、日本政府関係者はどのように見ているか、とのご質問がありました。私からの回答を述べます(※メルマガに限定)。

***********
韓国の海外での存在感
***********

読者の方からメールで以下の質問をいただきました。

>このところ米国では韓国のカルチャー、スマホ、車が存在感を増しており、日本のお店が韓国系のものに変わったりすることが多いようです。
>存在感を増す韓国に対し、衰退する日本という構図が顕著と思われますが、何か考察があれば、メルマガ等でお教え下さい。

私からの回答を述べます(※メルマガに限定)。

***********
台湾と韓国
***********

読者の方からメールで以下の質問をいただきました。

>今回のメールで質問をしてみたいと思ったことなのですが、それは「台湾と韓国」の関係についてです。
>基本は英語、たまに日本語やその他言語でツィートすることはあっても、
蔡総統のツィートで韓国語でのツィートを見たことがない(見落としている可能性はあり)のですが、その(韓国向けに発信しない)理由はなぜだろうか? ということです。
>蔡総統というよりは、蔡政権(台湾政府?)はしないのか、と。
>日本のメディアでも・・「台湾と韓国」という組み合わせの記事を見ることがありません。
>半導体製造に関して、TSMCとサムスンという世界1位と2位の企業についての記述はあっても、国同士の交流や問題についてはどうなっているのでしょうか?
>大使館を置けない中で、日本台湾交流協会の人事など外務省がらみのネタも興味があります。

私からの回答を述べます(※メルマガに限定)。

***********
あとがき
***********

「ドラキュラの居城」、勇気ある訪問者にワクチン無償提供 ルーマニア(5月11日付CNN)

ルーマニアのドラキュラ城がワクチン接種センターになっているとのこと。こちらがその広告ですが、吸血鬼の牙をワクチン注射に見立てたところがクールですね(怖い?(笑))。

どこの城なのか?とツイッターで質問されましたが、ツイートの広告にはトランシルヴァニア地方のブラショヴ県にあるブラン城と書かれています。アイルランドの作家ブラム・ストーカーの小説『ドラキュラ』に登場する城のモデルといわれているところです。

もっとも、「ドラキュラ公」といわれたワラキア公ヴラド3世「杭刺し公」は、実際にはこの城には住んでいなかったそうです。そもそも吸血鬼ドラキュラ伝説は、ブラム・ストーカーの創作で、ヴラド3世が吸血鬼だったというエピソードはなく、トランシルヴァニアに吸血鬼の伝承もないとのことです。

しかし、地元では、ドラキュラ伝説の人気に便乗し、観光地として積極的にアピールする姿勢があります。今回のワクチン接種センターの広告も観光名所仕様ですね(笑)。

ルーマニアには90年代に行ったことがあります。まだ旧共産圏独特の雰囲気が残っていました。ブカレストチャウシェスクの巨大宮殿やシギショアラの中世のような町並みが強く印象に残っています。あと食事、特にデザートのおいしさですね。早くコロナワクチンを接種して、また行きたいものです。

メルマガ「世界情勢ブリーフィング」を購読するためにはご登録のお手続きが必要です。

当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。

コメントを書く

* が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。