2021/02/24 05:00 | 南アジア | コメント(0)
インド現代史(2):植民地時代の遺産
「インド現代史(1):インドの世界」(2/18)の続きです。
前回は、前近代から現代の国民国家「インド」につながる文明的要素を説明しました。
今回から、本格的なインドの現代史に入ります。まず近代インドの原型を作り上げた植民地時代について解説します。
※ここから先はメルマガで解説します。目次は以下のとおりです。
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インド現代史(2):植民地時代の遺産
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●イギリス東インド会社
●英領インド帝国
●国民会議とムスリム連盟
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あとがき
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■ 丸山大使「ミャンマー国民の声無視しない」(2月21日付日テレNews24)
丸山在ミャンマー大使が大使館の前で市民から要望書を受け取り、ミャンマー語で「日本政府はミャンマー国民の声を無視しない」と語りました。
丸山大使はミャンマー語専門職から初めて大使に抜擢された方です。就任前から長年にわたりミャンマーに駐在し、アウンサン・スーチー国家顧問と国軍の両方と信頼関係を築いてきました。世界に比類ないミャンマー専門家の外交官です。
一般的に専門職の方が大使に就任するのは、アフリカの小国などを除けば極めて異例です。マイナー言語の場合、職員の数が少なく、語学以外の資質も考慮すると選びにくいという事情もあると思います。
そうした中で、丸山大使は2011年から次席として大使館に勤務しながら、定年まで延長して、そのまま大使に昇格しました。まさに余人を持って代えがたいと判断されたのでしょう。ミャンマーは激動の時期を迎え、日本にもかつてなく大きな期待が寄せられることになりましたが、最高の人材を現地に置いていたことは幸運だったと思います。
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