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2020/12/10 05:00  | 東南アジア |  コメント(1)

ミャンマー現代史(3):NLD政権の継続と新たなる挑戦


「ミャンマー現代史(2):民主化と経済発展」(12/3)の続きです。

前回は、テイン・セイン政権が進めた政治改革と民政移管、そしてアウンサン・スーチー政権の実現までを概観しました。

今回は、先月初めに行われた選挙の意義と今後の展望について解説します。

※ここから先はメルマガで解説します。目次は以下のとおりです。

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ミャンマー現代史(3):NLD政権の継続と新たなる挑戦
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●NLD政権の統治
●NLDの圧勝再び
●政権2期目の課題

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あとがき
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ジュリアーニ顧問弁護士も新型ウイルス陽性 トランプ氏がツイート(12月7日付BBC)

ジュリアーニの息子がドナルド・トランプ・ジュニアと同じタイミングでコロナ感染しましたが(こちらの記事の「あとがき」参照)、本人も感染してしまいました。

お気の毒ではありますが、トランプ大統領周辺ではクラスター感染が起こっていましたから、意外感はないですね。ジュリアーニも、マスクをしている姿は極めて稀でした。

ジュリアーニは、トランプ陣営の選挙不正の訴訟における弁護団のリーダーとして奮闘していますが、出てくるたびに「ジュリアーニ劇場」ともいえるようなネタを提供するような状態になっています。特に最近、強い印象を残したのは以下の場面です。

記者会見の場所をアダルトショップと火葬場の間にある造園業者の駐車場に設定(おそらく「Four Seasons Hotel」と間違えた)。 
・記者会見で髪染めが垂れてきて流血しているような姿を見せる。
・「誰かの首を切らなければならない」といって打ち首のジェスチャーを見せる。
・公聴会でおならをする(隣にいた弁護士ジェナ・エリスがコロナ感染したとの報道も)。
・隣にいる証人に対して話すときにマスクを外すよう求める
とんでもない女性の証人を連れてきて、その証言を制止する。

かつてはNY市長としてNY市の治安を改善させ、9・11のときは市民を鼓舞し、英雄のように称えられ、08年大統領選にも出馬。共和党を代表する中道政治家でしたが、トランプ大統領の顧問弁護士になってから、異様な行動が相次ぐようになりました。最近では、トランプ大統領の予防的恩赦の対象になっているとも言われています(容疑は不明)。

トランプに忠誠を尽くすのは、おそらく金が理由なのだろうと思いますが、それにしてもなぜここまで異様になってしまったのか。トランプの信頼を得るためには仕方ないのか、それとも実は元からこういうタイプだったのか・・大統領選前には映画『ボラット2』にも(ドッキリで)出演していましたが、その波乱万丈な生き様も、そのうち映画化されてもおかしくない気がします。

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One comment on “ミャンマー現代史(3):NLD政権の継続と新たなる挑戦
  1. KB より
    リーダーの存在感

    スーチー女史、あまり外見が変わらないので気づきませんでしたが、お歳を重ねているのですね。中国等と同じく、「次」が想像できません。
    また、対中のスタンスも大変興味深く読みました。さらに、ミャンマーに対する日本の向き合い方も、難しいですね。
    ただ、今回体系的にミャンマーを学べてとても有意義でした。

    それにしても、ジュリアーニの復活も、早いですね・・・。

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