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The Gucci Post [ぐっちー編集長の金融・経済を中心としたオピニオンブログ News Paper]

2020/02/18 05:00  | 米国 |  コメント(2)

米大統領予備選挙(ニューハンプシャー、ネバダ)

2020 New Hampshire primary results(Politico)
サンダース氏勝利のニューハンプシャー州予備選、5つのポイント(2月12日付CNN)

アイオワ党員集会に続いてニューハンプシャー予備選が行われました。結果(得票率と代議員数)は以下のとおりでした。

1位 サンダース   25.7% 9
2位 ブティジェッジ 24.4% 9
3位 クロブシャー  19.8% 6
4位 ウォーレン    9.2%  0
5位 バイデン     8.4%  0

サンダースの勝利は予想どおりでした。ブティジェッジはアイオワでの勝利の余勢をかって僅差で2位につけました。

クロブシャーは予想を覆す大善戦で3位。一方、ウォーレンバイデンは代議員数ゼロに沈みました。

次の予備選は、今週土曜にネバダで開かれる党員集会です。主要候補者の同州での支持率(Real Clear Politicsが算定したネバダと全米の平均支持率)は以下のとおりです。

・サンダース   21.5%(23.6%)
・バイデン    18.5%(19.2%)
・ウォーレン   12%(12.4%)
・ステイヤー    9.5%(1.8%)
・ブティジェッジ  9%(10.6%)
・クロブシャー   7%(4.6%)

本日は、ニューハンプシャー予備選の評価とネバダ党員集会の展望について解説します。

※ここから先はメルマガで解説します。目次は以下のとおりです。

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米大統領予備選挙(ニューハンプシャー、ネバダ)
***********

●サンダースの勝利
●ブティジェッジとクロブシャーの善戦
●ウォーレンとバイデンの苦闘
●ブルームバーグの存在感
●ニューハンプシャーの投票数
●ネバダの展望

***********
あとがき
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「ピート市長」? ブティジェッジ氏のあだ名考案にあがくトランプ氏(2月13日付AFP)

トランプ大統領が「Bootedgeedge (Buttigieg)」とツイートしたことは私も気になっていたのですが、なるほど、どんなあだ名をつけるのか悩んでいたのですかね・・(笑)。

「Boot-Edge-Edge」はブティジェッジ陣営がアピールしているブティジェッジの呼び方です。「Buttigieg」では何と読めば良いのか分からないので、音が近い言葉を組み合わせているわけです。

ブティジェッジという名前が米国でも極めて珍しく、多くの米国人にとって馴染みがないことを示すエピソードです。ブティジェッジはマルタ系で(父親がマルタからの移民)で、マルタにはよくある名字のようです。

マルタ語はアラビア語の方言のような言語で、「Buttigieg」はアラビア語の「Abu Djej」(「鶏の父」という意味)に由来するとのこと。ブティジェッジはアラビア語も話せますが(8か国語に通じている)、マルタ系なら不思議ないのかもしれません。

なお、ブティジェッジは、読みにくく覚えられにくい名前なので「自分のことはピート市長と呼んで!」と言うのを常にしていました。このことは彼が出馬して間もない頃に以下の記事で書いていました。

「大統領選に向けた民主党の動き(バイデン、ブティジェッジ)」(19/4/15)

だいぶ脱線しましたが、トランプの「Bootedgeedge」ツイートに戻ると、これはブティジェッジ陣営の呼び方にならったものだったわけです。面白がっているようですが、いつもの有吉のような毒舌めいたあだ名ではありません。良いアイデアが浮かんでいないのですかね。

しかし、あだ名については、以前に「アルフレッド・E・ニューマン」と呼んでいたけど・・?と思ったら、これはジェネレーション・ギャップで不発に終わったということらしいです(アルフレッド・E・ニューマンは50年代創刊の雑誌『MAD』のキャラクター)。

もっとも、私が2000年代に米国に住んでいたときやっていたコメディ番組『Mad TV』ではアルフレッド・E・ニューマンの絵がよく出てきました。若い人も知っていると思うのですが・・。

ただ、今回の機会に知ったのですが、『Mad TV』は09年に放送終了していました。大好きな番組で、当時は夜に家にいたら必ず見ていたんですが・・私もトランプ同様、オールダー・ジェネレーションだったということでしょうか(笑)。

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2 comments on “米大統領予備選挙(ニューハンプシャー、ネバダ)
  1. KB より:
    ニワカでも…

    今回のテレビ討論会、JDさんも驚かれるほど影響大だったとは。これまで、丁寧に毎回のTV討論会についてお伝えいただいていた身としては、感慨深いものがあります。
    そうなると「視聴率」「スポンサー」がどんな感じなのか気になってきますが…
    とにかく日本の「政見放送」とは全然違うので(笑)、選挙に関係ない人間でもエキサイトします。(完全にニワカですけども)
    新キャラ登場で、ますます目が離せなくなっています。

  2. china より:
    ネバダ・コーカス

    ネバダではコーカス形式が採用されていますが、実はあまり有権者から好まれていない、という記事や調査結果を目にしました。
    プライマリー形式を望んでいる人は、やはり期日前投票へ行くのでしょうし、その分同じコーカス形式とはいえ、アイオワと全く同じような感じにはならないのかなと思いました。なのでサプライズが起こるというより、事前の世論調査通りの順当な結果が出やすいのかなとも思います。

    飲食業協会の件は、サンダースを忌避する理由を考えると、トランプの前にサンダースを倒さなきゃ、誰ならそれが出来る?という思考に傾いたりしないのかなと思いました。それが予備選が始まる前まではきっとバイデンだったのでしょうけれど、序盤2州での惨敗を受け、彼ではそれが叶いそうにないとの思いからの決断のようにも感じます。もし仮にそうであれば、サンダースへの警戒感と合わせて、ニューハンプシャーで見られた様なブディジェッジやクロブシャーへの票流れが起きそうな予感もします。

    バイデンからの票流れの可能性を考えたとき、序盤4州を捨てる作戦に打って出たブルームバーグの決断が、アイオワに続きドラマを引き起こす要素になり得そうな気もします。というのも、ネバダ、サウスカロライナ、ここにブルームバーグがいたら、完璧な受け皿になり得ただろうにと思うからです。でも居ないからこそ中道2候補にチャンスが生まれますし、場合によってはそれがサプライズを生み出すことに繋がる可能性もあるのかなと。

    いずれにせよ、ネバダ、サウスカロライナ、スーパー・チューズデーまで目が離せませんね。楽しみです。

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