2018/10/12 05:00 | 南アジア | コメント(5)
パキスタン現代史(4):中国・中東・核開発
■ パキスタン、中パ経済回廊計画にサウジの参加を要請(9月21日付ロイター)
■ 中国とパキスタンの関係を妨害する動きは失敗する=王毅外相(9月26日付ロイター)
「パキスタン現代史(3):イムラン・カーン新政権の展望」(9/28)の続きです。
「パキスタン現代史」は3回で終わる予定でしたが、思いのほか長くなってしまい(苦笑)、また読者の方から多くの質問が寄せられたので、その回答を含めあと2回追加することにしました。
まだ続くのか・・と思うかもしれませんが(笑)、興味をもっていただけるような話になると思いますので、もう少しお付き合いください。
今回は、中国・中東との関係について解説します。その中で、核開発についても説明します。
※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。
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パキスタン現代史(4):中国・中東・核開発
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●中国への依存
●核開発と中東外交
●イランとサウジ
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あとがき
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■ ブラジル大統領選、ロナウジーニョ氏が極右候補への支持表明(10月8日付AFP)
前回の記事ではテイラー・スウィフトの民主党支持を紹介しましたが、今度はブラジル。
かねてより政界進出が噂されていたロナウジーニョですが、まさかボルソナロに秋波を送るとは・・とはいえ、来週詳しく書きますが、今のボルソナロの勢いは圧倒的で、最終的に勝利する可能性は大いにあります。ボルソナロ政権が発足したら要職に就いたりして・・。
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5 comments on “パキスタン現代史(4):中国・中東・核開発”
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ご了承のうえ、ご利用ください。
JDさんは昨年の11月の特別レポートでも、とても興味深い、パキスタンの内情、国民性を、実体験や抱腹絶倒のエピソード(笑)とともに配信してくださっていましたよね!
まさに、今回も、豊富な実体験、長年の研究により蓄積された幅広い知見、有益なソースからの最新情報…色々な要素がぎっしり詰まっている記事でした。
今までは、難しくて分からないし、、と嫌厭していましたが、読むから分かる、分かるからさらに知りたい、読みたい、、、という風に、読んでいるうちに変わってきました!!
そして、5連載にになるのもわかります(笑)
JDさんおはようございます。
朝からレベルの低い質問で申し訳ありません。
もし過去に触れておいでの内容でしたらバックナンバーを遡ってみますので
教えて頂けるとうれしいです。
1.アフリカのような国々を表現する場合は、どのように言うのがベストなのでしょう? 先進国の場合は先進国でOKでしょうか。日本語、英語でお願い出来ますとうれしいです。
2.人種を肌色で分類する場合、白人=コーケージョンという言い方でごまかしているのですがこれはOKでしょうか。黒人の場合は黒人と言ってしまうと差別になりますか?
2に関しては、バイレイシャルな患者さんも含め、肌色の濃淡が治療上問題になる旨を伝える際に、私の表現が悪かったのか過去にムッとされたことがあり、肌色関連の患者さんはつい身構えてしまいます。
ご質問ありがとうございます。
興味深いですね。
メルマガの方でお答えしますので、少しお待ち下さい。
そう言えば、昔、近所に住んでいたNHK記者の女の子の出身校が東京外国語大学でパキスタンの専攻でした。女の子が仕事で駐在できるようなところだったのかなあ。
もしかしたら、女の子が選択しても活躍の場が狭まるだけだったのかもしれませんね。
日本人は宗教の問題もあり難しいかもしれませんね。
ただパキスタン人女性は、実は国内で結構活躍しています。以前メルマガに書いたのですが、私の友人もその一人です。
彼女たちはたくましく、「日本の方が女性の社会進出は進んでいないのでは?首相もまだいないのでしょう?」と言われたこともあります(笑)。