2018/03/20 05:00 | 米国 | コメント(2)
トランプ政権の人事刷新の動き
■ トランプ米大統領、マクマスター大統領補佐官の解任決定=米紙(3月15日付ロイター)
■ ケリー米大統領補佐官、「人事刷新の計画ない」 懸念払しょくに努める(3月16日付ロイター)
ティラーソン国務長官の解任に続き、今度はマクマスター大統領補佐官の解任が決定したとの報道。
まだ報道が出ているだけで、その後ケリー首席補佐官が否定しているので確定ではありませんが、以前から近いうちに解任される可能性が高いと言われていたことは以下の記事で指摘したとおりです。
・「トランプ政権の新たなる混沌と貿易戦争(2)」(3/7)
一方、ゲーリー・コーン大統領補佐官(NEC委員長)の後任に経済評論家のラリー・クドローが指名されました。
■ トランプ氏、国家経済会議議長にカドロー氏起用へ 保守評論家(3月15日付CNN)
以下の記事でお伝えしたとおり、レーガン政権で働いたこともある保守派の著名な論客であり、自由貿易主義者(TPPも支持)で議会とのパイプもあることから、マーケットは好意的に受け止めています。
・「ゲーリー・コーン大統領補佐官の辞任」(3/9)
今週は、こうしたトランプ政権の外交・通商チームの刷新の動きとそれが米朝首脳会談と中国との関係に与える影響について解説します。その中でクアルコム買収阻止や台湾旅行法も取り上げます。
※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。
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トランプ政権の人事刷新の動き
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●マクマスター大統領補佐官の解任報道
●米朝首脳会談
●クドローのNEC委員長指名
●中国への圧力
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あとがき
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トランプ政権の動きは速いので、記事を書いているうちにまた新しいニュースが飛び込んできます。気が休まる感じがしません(笑)。
部外者の私ですらそうなのですから、中で働いている人は気が気でないでしょう。こういう体制ではまともな仕事ができないのでは・・と思います。
今週は明日が春分の日でお休みですね。連休をとる方もいるかと思います。良い休日を!
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2 comments on “トランプ政権の人事刷新の動き”
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その代わり・・
頭が回転し・・
認知症来ませんよ・・・
( ^ω^)・・(笑
なるほど、リアルですね。
米国政治の中枢にいらしたJDさんの生の声!
JDさんの各国政治におけるキーマンの読み、いつも面白く拝読しております。
それから、トランプにとっての”心地いい成果”とか、それぞれの思惑や落としどころなどを示唆している点も、とても興味深い考察ですよね。
それにしても、しばらく、気が休まりそうにありませんね(笑)