2018/02/08 05:00 | 韓国・北朝鮮 | コメント(4)
平昌五輪と北朝鮮
■ 「何か良いこと」が起きる可能性も、北朝鮮の五輪参加でトランプ米大統領(2月2日付ロイター)
■ ペンス米副大統領、五輪で北朝鮮の「ごまかし」を指摘へ(2月5日付CNN)
■ 平昌五輪での米朝対話の可能性、状況見極める必要=米国務長官(2月6日付ロイター)
■ 金正恩委員長が絶妙な人選か-五輪の北朝鮮代表団長に90歳の金永南氏(2月5日付ブルームバーグ)
明日から平昌五輪が開催。
ここではスポーツの話題は扱いませんが(「あとがき」ではともかく・・笑)、今回の冬期五輪は朝鮮半島の政治情勢に深く関わっています。
1月4日の米韓首脳電話会談で五輪開催中の米韓合同軍事演習の中止、1月9日の南北閣僚級会談で北朝鮮の五輪参加が決定されました。
米国からはペンス副大統領が出席。その前に東京に立ち寄って昨日、安倍首相と会談。
安倍首相も、訪韓するかどうか悩みどころでしたが、結局は訪韓し、文在寅大統領との首脳会談に臨むことを決断しました。
ということで、ここで久しぶりに北朝鮮問題の現状と展望について整理したいと思います。
先週のトーマス・シャノン国務次官の辞任とヴィクター・チャの駐韓大使指名取り止めにも触れます。
※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。
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平昌五輪と北朝鮮
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●制裁の重要性
●トランプ政権の功績
●軍事オプション
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あとがき
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ヴィクター・チャは個人的によく知っているので、大使就任が流れたのは残念なことでした。
今ソウルの米国大使館の臨時代理大使をしているのは筆頭公使のマーク・ナッパー。国務省きっての日本通で、古くからの友人です。まだまだ重責を担う時期が続きそうです。
マーケットは荒れましたが、米国株が史上最大の下げ幅というのはむしろ意外な印象でしたね。それでもこのレベルか、という。下落の背景は色々言われていますが、株価の高さを自慢するトランプを黙らせたいという気持ちが働いたのではないか・・という噂もあります(笑)。
眞子様は衝撃の事態でちょっと心配ですが、お相手の小室さんが勤めているという法律事務所は私の先輩がパートナーをしていたところで、よく知っています。だから何なんだ、という話ですが(笑)・・最後は「あとがき」らしい雑感です。
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4 comments on “平昌五輪と北朝鮮”
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軍事オプションの話、面白いですね。インテリジェンスを感じます!
1つ質問です。
ペンス副大統領が、日本に立ち寄りました。
安倍首相が訪韓できないのであればその日程もわかるのですが、お二人とも韓国に行くので、向こうで会ってもよかったのでは?と思うのですが。。。
ここには、何か意味はあるのでしょうか?それとも、深読みしすぎでしょうか?(笑)
以前、米大統領の訪問国の順序のお話をされていましたが、メッセージを感じたほうがいいのかご教示ください。
こんな酷寒の地に・・
ペンス副大統領に手を引かれ・・
関白殿も・・水洟啜って・・訪韓・・お気の毒・・
腹いせに奥方連れて行けば・・?!
北をどうするか・・
トランプと中国は決めているでしょう・・
後はタイミングだけ・・
あれだけ軍事予行を繰り返したのだから・・
goサインだけ・・
その前に・・問題児蝋燭大統領をどうするか・・
それはトランプに任されているのでしょう・・
韓国軍は北の皇帝を狙う・・首狩り族を新設・・
千人では・・お話にならない・・お話になるのは・・千人居れば・・
蝋燭大統領を始末するのには十分・・
蝋燭大統領も・・無邪気に喜んでいる場合ではない・・
自分に向けた首狩り族との認識があるのか・・ないのか・・
アグレマン取った人物を・・首・・
誤解を招く・・妙な腰を使われては・・齟齬をきたす・・
煮詰まっていると考えておいた方がいい・・
在韓米人や法人の退避も・・飛行機や艦船を使えば・・立ちどころに済む・・
対馬を使えば時間は短縮出来る・・
習近平陛下は・・
復活させる切り札を・・何処に充てるのか・・それで狙いが分かる・・・
関白殿・・韓国で悪い風邪もらってこなければいいが・・・
( ^ω^)・・・(笑
昨日も、アメリカのユン北朝鮮特別代表が辞任したとか。
対話路線を提唱されていたとのことで、やはり「先制攻撃があり得る」というメッセージを読み取るべきなのでしょうか?
ここからさらに圧力は強まるのか、気になります。
これを書き込んでいるのは、この記事が出て約1か月なのですが。
1か月前この記事を読んで、「制裁を続けることの重要性」「トランプ政権の功績」を論じられているのを見たときには、正直、にわかには「重要性」「功績」が信じられませんでした。。
人道的にも、また北朝鮮のような国に対してそのようなことをしたら「何をしでかすか分からない」という漠然とした考えからでしたが、、。
ただ、この記事の中の議論を読み、納得し、状況を見守ってみようと、情勢を見ていたら、、、、すでに1か月後にはこれまでとは違う景色が見えていますよね。
まさに、今の米朝関係に繋がっている、この”すごさ”!真実を突いています。