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2017/08/30 05:00  | 韓国・北朝鮮 |  コメント(4)

北朝鮮の弾道ミサイルの日本上空通過と日本政府の対応


北朝鮮のミサイル、日本上空を通過 日米首脳「圧力強化で一致」(8月29日付ロイター)

北朝鮮のミサイルが日本本土の上空を通過するのは09年以来。沖縄上空も含めれば16年2月以来で、今回は5回目になります。

北朝鮮の意図については、米韓合同軍事演習への反発があり、タイミングについては、トランプ政権がハリケーン・ハービーへの対応に追われている隙を狙ったとの見方があります。

北朝鮮問題の考え方については、「トランプ政権の北朝鮮外交」で解説しましたが、基本的な枠組みはここから変わっていません。

そこで、今回は、この枠組みに新しい情報を加えつつ、特に日本政府の対応に焦点をあてて説明します。

※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。

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北朝鮮の弾道ミサイルの日本上空通過と日本政府の対応
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●日本の危機管理体制
●事前の情報収集
●今後の展望

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あとがき
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本日は、中国とインドの関係を取り上げる予定でしたが、突然の事態によりこちらを優先しました。

「トランプ政権の北朝鮮外交」で述べたとおり、北朝鮮問題は、解決の筋道が立っておらず、歯切れの良い話をすることが難しいテーマです。

日本としては、米国と連携して、中国を巻き込む形で圧力を高めるとともに、政府も我々も、できる限りの防衛措置をとるしかありません。

状況は厳しいですが、官邸の情報提供も、十分とは言えないまでも、格段に進歩していることは確かです。

それにしても、こういう状況になると、何とか学園とか、つまらない問題で消耗しているヒマはないだろう・・とあらためて思いますね。

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4 comments on “北朝鮮の弾道ミサイルの日本上空通過と日本政府の対応
  1. ペルドン より
    日本越えミサイル

    五回も飛び越えていましたか・・
    蒸気船を五杯も飲んでいれば・・
    官邸は眠れなくなる・・

    トランプは平城を火の海にしてやる・・
    なんて・・言わなくなった・・
    常識が無さすぎる・・近所迷惑だと・・呟いただけだ・・
    これは・・
    北との交渉がデリケートな処にかかっている事を意味するのでしょうし・・
    習近平に北を任せたという意味もあるのでしょう・・あんたが大将・!
    北戦区を本当に掌握出来るのか出来たのか・?
    北の陛下は・・中国全土は我がミサイル下にある・・と勇ましい・・

    秘密交渉の密度が濃くなるに比例して・・北はミサイルを次々ぶっ放す・・
    休戦直前の陣取り合戦が・・激しくなるのは世の常識・・

    いつの間にか・・北とロシアのパイプが太くなっている・・
    世智辛いプーチン戦略・・

    そして・・
    隣家の文さんは・・念仏三昧・・夢心地の世界・・日本を激怒させて遊離させる戦略・・けったいな像は原価の割に効果はあった・・北の陛下が白馬の騎士として・・混乱の南を朝鮮統一・・
    そして・・
    御近所さんは打つ手がない・・鋏と何とかは使い方次第で選ばれた関白殿・・
    北ミサイルを奇禍・援護射撃として憲法改正・・出来れば占領下からやっとこさ・・解放されるが・??

    シン・ゴジラは・・北ミサイルと化けて登場・・続編は人気が出るか・・
    頑張れ・!! 日本・!!!

  2. JD より
    ぺルドンさん

    続編は、北朝鮮のゴジラ、プルサガリですね。

  3. JFKD より
    ぺルドンさん 他にいませんよ

    鋏と何とかは使いようとのことですが、まあ他には使おうにも使えない政治家ばかりですから関白殿でいくしかありません。米国べったりの小泉首相よりはるかにまともでしょうが、その時代でさえ、中韓に米国は反日させていた。

    米国の軛のなかで、演技しなくてもバカにみえた首相ではもう務まる時代ではないのでは。軛の中で堂々と米国に叩かれるくらいの関白殿でいいのでは。米国も使う気にはなる。まず使ってもらうことが重要だ。単独戦争はさせられないよう注意しなければならないが。

    チェイニーにもオバマにもトランプにもひどい目にあわされるが、ほんのわずかでも展望が開けるのでは。特にトランプ政権では。日本は平和でない時しか重視されない。今が関白殿で良かった。本当はトランプが言ってくれた核武装まで行きたいところだ。笑 時代は変わって皮肉にも核による平和という時代になった。他の政治家ではできない。それに怪我の功名で日欧EPAまで転がり込んだ。英国も擦り寄って来た。中韓とも外交ができる。中韓には嫌われるくらいでなければ意味がない。やはり叩かれながらの長期安倍政権が望ましい。

    ぺルドンさんも言っていたが、敗戦国は戦勝国に従って、戦争に駆り出されるのが世の習い。それすら認められない国家だった。国家主権の制限。国際法違反なのでは。関白殿の改正案も圧力をかけられて、見る影もないものになってしまった。それでも今までよりは前進だが。はやく世の習いレベル(ドイツ)まで戻りたいものだ(ドイツには原爆は落とされなかった)。たしかにやっとこさ占領下から解放だろう。

    だが条文と前文が問題だ。安保法制をも乗り越えたい。圧力を跳ね返すだけの主体的行動が必要だ。平和でないときこそ行動が可能だ。それが米国の意向と一致できればいいのだが。米中露密約の圧力もある。とんでもなく困難だが関白殿で良かったのでは。他の宰相は考えられない。国民が愚かだから無理かもしれないが。

  4. KB より
    ロシア

    JDさんならではのお話ですね。有事の際に読むと、特にリアルで面白い記事でした。

    プーチン露大統領が、北朝鮮サイドに立った発言をし、大規模紛争勃発を示唆しています。
    経済制裁を含めて、北朝鮮に圧力をかけている米国と、北朝鮮を擁護しているかのように見えるロシアは、今後ぶつかっていくのでしょうか?
    見方を教えてください。

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