2016/07/25 00:00 | 今週の動き | コメント(5)
今週の動き(7/25~31)
先週は講演などが立て込み、更新が滞りましたが、取り上げるべきニュースが沢山あるので、今週は頑張りたいと思っています。
さて、先週の動きです。
7/18(月)
・共和党全国党大会(クリーブランド、~21日)
→ドナルド・トランプを大統領候補に指名
7/20(水)
・エルドアン大統領が非常事態宣言
・英独首脳会談(ベルリン)
→年内は離脱通告なし
7/22(金)
・ミュンヘンで銃乱射事件
7/23(土)
・ヒラリー・クリントンが副大統領候補にティム・ケイン・バージニア州上院議員を指名
・カブールで爆発テロ
→「イスラム国」が犯行声明
・G20財務相・中銀総裁会議(成都、〜24日)
7/24日(日)
・ASEAN外相会合(AMM)(ビエンチャン)
相変わらずイベントが多いです。慌てずに根底に流れる重要部分を見極めることが大事です。その点を意識してエッセンスをお伝えしたいと思っています。
●共和党全国大会
ブッシュ、マッケイン、ロムニーら重鎮議員やルビオ、ケーシックらの欠席、クルーズのトランプ不支持、トランプ一族や芸能人の派手な振る舞いなど、予想どおり見苦しい党大会になりました。
かろうじて良かった点を挙げれば副大統領候補のマイク・ペンスの穏健で安定感のあるキャラクター。ある意味でトランプを補完する役割を果たすといえます。
しかし、党大会ではペンスがお披露目の演説をする前にトランプが30分にもわたる大演説。その後のペンスの演説はわずか12分。あらためて今回の選挙が「トランプ劇場」であって、それ以上でもそれ以下でもないことを実感させました。
●トルコの非常事態宣言
トルコ情勢については今週取り上げます。
●英独首脳会談(BREXIT)
メイ内閣が発足し、メルケル首相との会談が実現するなど当初の想定より迅速に物事が動いていますが、離脱通告は来年ということで、英国が主導権を握る状況が続きます。
これもそのうち整理しますが、現状、英国は離脱によりダメージのみならず恩恵を受けるチャンスもある一方、EUは一方的にダメージを受け、しかも政治的には各国での反EU機運の高まり、それを受けての内部瓦解のリスクが高まっています。
英国が実利を取るという意味では、実は英国人のしたたかな英知が健在だった・・・といえなくもないような雰囲気も出てきましたが、それにしても他国を犠牲にした上でのエゴイズム、反グローバリズムの帰結であることは否定できません。世界の見通しを暗くさせるという意味で、「英知」ある決断だったとはやはり到底言えないでしょう。
今週の動きです。
7/25(月)
・民主党全国党大会(フィラデルフィア、~28日)
・日・ASEAN外相会議(ビエンチャン)
・米・ASEAN外相会議(ビエンチャン)
・中・ASEAN外相会議(ビエンチャン)
7/26(火)
・東アジアサミット外相会議(ビエンチャン)
・ASEAN+3外相会議(ビエンチャン)
・ASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会議(ビエンチャン)
●民主党全国大会
いよいよ民主党も党大会。ティム・ケインが副大統領候補に指名されましたが、これは「副大統領候補(民主党)」でお伝えしていた展開。
最終的にケイン、ジェームズ・スタブリディス、コーリー・ブッカーの3人に絞られていたとの由ですが、ケインは、「選挙戦略」などでお伝えしていたとおり、激戦州であるバージニアで強みを発揮できる人物。しかも、共和党の副大統領候補のマイク・ペンス同様、実績があり、穏健で人格に優れ、極めて安定感があります。キャラクター面でヒラリーをカバーすることも期待できるでしょう。
トランプはまったく冴えませんが、ニース、ミュンヘンと相次ぐ欧州でのテロ事件は、グローバリズム対ナショナリズムという文脈においてヒラリーに不利に働きます。
●ASEAN関係会合
ビエンチャンで定例の多国間会議が数多く開催されますが、ここで問題となるのは南シナ海問題。これも今週取り上げたいと思っています。
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5 comments on “今週の動き(7/25~31)”
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まったく理解していません。もう年寄りです…(苦笑)
なんだかよく分からないが、自宅に美女が押し寄せてくるとかないんですかね?…こういう妄想だけは若いを通り越して幼稚です…。
アメリカの告発サイトは凄いの発表しましたね
ベルドンさんの予想の方向ですが、理由は本人でなくて 委員長はじめ
民主党幹部がサンダース追い落としを図っていたとか
ウィキーリスクって、経済的な基盤はどこにあるのかわかりませんが
既存メディアより影響力が大。 アメリカの文春か(笑)
理想の追求には余裕代が必要。
トランプが人気を得るアメリカに余裕は無い。
従って、紅白ならぬ黒白和解、どころか時代に逆行警察官。
翻って、某国都知事選挙。
野党幹部は自政党が推してなければ投票しないと思うが。
要は、都民の事は考えず、自政党のことを考える余裕があるわけ。
別に当選させるなんて、最初から本気で考えてない。
ひょっとすると、投票する奴の顔を見たい、毎朝洗面時、自分で見てるやろ!
なんの話やったか、そうそう、まだまだ日本には余裕があるんでしょうね…。
最後にジョーカーを引かされるのだけは御免やな…。
知的持久力を維持するには本物の体力が不可欠なんだろうなあ。
しかし、王毅外相の体力凄いですね。外交交渉、ひいては外交官も最後は知的体力勝負なんでしょうね。
JDさんもふくらはぎや腕の筋肉立派ですね。お顔も締まっていそうですし、きちんと続けているところ、相当ストイックな性格ですね。
今のガラケーが廃止にならない限りスマホには縁がないけど、グーグルグラスみたいなのでポケモンGOできたら面白いだろうなあ。
共和党大会、主流派?正統派?の非協力が顕になって、まとまらないことは明確になったけど、トランプさんとケインさんは意外に良かったような気がします。トランプさんは、鍛えられた上に角も相当取れた感じでしたし、ケインさん、ぱっと見にはデスラー総統や戦争映画に出てくるドイツ軍人みたいだけども、演説内容が簡潔だけど、とても常識的で、トランプさんもきちんと立てている練られたものに感じました。
お顔が一番似ているのはカーク・ダグラスですね。ということはアイルランドとかギリシャとかの移民系なんだろうなあ。
トランプさんの「メキシコ国境に壁を作るぞ」をどういう気分で聴いていたんだろう?
民主党や共和党の全国委員長って、一番偉いんだか大したことないんだかイマイチよくわからない役職ですね。例えるなら(上に理事長が存在する)学会の学会長みたいなもんなのかなあ。
ヨーロッパでの銃の乱射事件やバスの暴走テロのニュースを見るたび、青森の血を引くものとしては、秋葉原通り魔事件をどうしても連想します。
宗教とか別として、若くてもとが優秀であればあるほど、不遇感が相当強くなってるんじゃないでしょうか。
難民系の移民の人たちにはきちんとした追跡調査と個別ケアのシステムが必要なんだと思います。
だけど、メルケルさん、いまの世界の首脳のなかで一番倫理的にまともだと思うけど、一番気の毒。せめて、ノーベル平和賞くらいあげていればよかったのに。今の平和賞の選考委員の人たち、間違いなく臆病。
せめて・・
シャツを脱ぎ・・
胸毛か・・
ハートの入れ墨・・見せれば・・
もっと多くの・・
知的な女性ファン・・誕生すると思うけれどな・・・(笑