2024/12/30 15:30 | 回顧と展望 | コメント(0)
2024年の回顧
まずこちらは私が年始に書いた2024年の展望です。
・「2024年の展望(1)/(2)」(1/7、8)
本年に予定されていた主要イベントを整理した上で、米大統領選を中心テーマとしつつ、中国、アジア、中東、ロシア・ウクライナ、欧州の地域情勢の展望を解説していました。
実際に起こった主要イベントを確認しましょう。
1月
・バングラデシュ総選挙
・台湾総統選
・米大統領選・共和党予備選開始
2月
・パキスタン総選挙
・ナワリヌイの死去
・インドネシア大統領選
3月
・イラン議会選挙
・スーパーチューズデー
・ロシア大統領選
4月
・韓国総選挙
・イランのイスラエル攻撃
・イスラエルのイラン攻撃
・米大学でイスラエル抗議デモ
5月
・イランのライーシ大統領の墜落死
・トランプ前大統領の有罪評決
6月
・インド総選挙(開票)
・メキシコ大統領選
・欧州議会選
・G7サミット(プーリア)
7月
・英国総選挙
・イラン大統領選
・フランス下院選
・トランプ前大統領銃撃事件
・米共和党全国大会(ミルウォーキー)
・上海協力機構(SCO)首脳会議(アスタナ)
・バイデン大統領の大統領選撤退
・パリ五輪
8月
・バングラデシュのハシナ政権崩壊
・ウクライナのクルスク侵攻
・米民主党全国大会(シカゴ)
9月
・自民党総裁選
・イスラエルのヒズボラ指導者殺害
10月
・石破首相の就任
・イランのイスラエル攻撃
・ASEAN首脳会議(ビエンチャン)
・イスラエルのハマス政治局長殺害
・BRICS首脳会議(カザン)
・イスラエルのイラン攻撃
11月
・米大統領選
・APEC首脳会議(リマ)
・G20サミット(リオ)
・COP29(バクー)
12月
・韓国の非常厳戒
・シリアのアサド政権崩壊
今年は「選挙イヤー」と言われたとおり、米大統領選をはじめとする大型選挙が相次いだ年でした。また中東とロシア・ウクライナにおける「2つの戦争」が世界を揺さぶり続けました。
大まかなポイントは「2024年の展望」で示したとおりでしたが、中東のパワーバランスは予想以上に変化し、さらに最後には韓国とシリアで大きなサプライズがありました。ということで、世界情勢ブリーフィングの1年の振り返りをお伝えします。
※ここから先はメルマガで解説します。目次は以下のとおりです。
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2024年の回顧
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●米大統領選
●中東の戦争
●ロシアとウクライナの戦争
●中国経済
●欧州の選挙
●朝鮮半島
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あとがき
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本年もありがとうございました。今年も色々なことがありました。本メルマガがスタートして7年半になりますが(ブログから数えれば約9年)、世界情勢の激動は年を追うごとにますます深まっているように感じられます。
こうした状況を反映してか、最近は企業経営においても、世界情勢や地政学をどのように考慮すべきかが重要な論点になっており、私もそうしたテーマで講演などを行う機会が増えています。年末のオンラインセミナーでもお話しましたが、こうした世界情勢とビジネスについてもこれからもっと意識して発信したいと考えています。
地政学といえば、奥山真司さんという心強い味方が加わりました。新メルマガ「戦略論から見た世界」はグッチーポストの発信にさらなる厚みを加えてくれました。私も大いに刺激を受けています。
ということで、今年も皆様に支えられながら、充実した1年を過ごすことができました。あらためて御礼申し上げます。次号は来年1月6日(月)の配信を予定しています。良いお年をお迎えください!
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